ドラマ『ブレイキング・バッド』あらすじ・キャスト・ネタバレ感想

この『ブレイキング・バッド』は、海外ドラマでも1・2を争うほど面白く、様々な批評家たちの賞賛を受け、数多くの賞も受賞しています。

また、ストーリーなどのの面白さから、自身の別記事人気の海外ドラマ、おすすめ10選2018~2019で1位に選びました。

これまでも多くのブログなどで、あらすじ・感想などの紹介記事を見てきましたが、やはり凄く面白い作品なので、自分なりに違った切り口で紹介していきたいと思います。

2019年9月24日追記—–
10月11日より、Netflixでブレイキングバッドの映画版「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」が独占配信されます。


source:IMDb

※この記事にはネタバレがふくまれています。

アメリカはニューメキシコ州のアルバカーキで、主人公のウォルター・ホワイトは、高校の化学教師のほか、放課後は洗車場のアルバイトで生活費を稼ぐという、裕福ではないなりに平凡で幸せな生活を送っていました。

ところがある日洗車場で倒れたウォルターは病院へと運ばれ、そこでの検査の結果肺癌が見つかったのです。

さらに余命2年と告げられ、自分が死んでしまうことや、死んだ後の家族の生活に想いを馳せるのです。

そんなある日、DEA(全米麻薬取締局)で働く義妹の旦那ハンクから、覚醒剤が儲かると聞いたウォルターは、自分が亡くなった後に家族が苦労しないよう財産を残そうと、覚醒剤「メタンフェタミン」(通称メス)の密造を決意しました。

卓越した科学的知識を持つウォルターは、メスを作ることはできても、裏社会の知識が全くありませんでした。

そこで、かつての教え子ジェシーが、メスの製造にかかわっていることを知り、相棒に選ぶことにしました。

その後メス造りを本格化させウォルターの知識の全てを使って作ったところ、なんと純度99.1%という、ウォルターにしか作れないクリスタルメスの開発に成功するのです。

さらに風邪薬からだと少ししか作れないため、メタンフェタミンを使って精製することにし、薄いブルーの色になる「ブルーメス」を作り出しました。

そんな質の高いメスを作り出したことにより、彼らは裏社会で数々のトラブルに巻き込まれることとなるのでした。

またこれまでにない、純度の高いメスが市場に流通したことにより、義弟のハンクはそのメスを精製している調理人を追うことになったのでした。

放送終了後5年以上過ぎても色あせない名作海外ドラマというのはそれほど多くはないと思います。そんな名作の一つに間違いなくブレイキング・バッドが含まれるると思います。 そんな名作「ブレイキングバッド」をシーズン1から振り返ってみたいと思います。
新しい製法でブルーメスを作り出したウォルターはトゥコ・サラマンカとの取り引きを再開し、廃車置き場でメスとお金の受け渡しをします。その際自分の部下ノー・ドーズのちょっとした言葉使いが気に入らなかったトゥコは、ノー・ドーズをひたすら意識がなくなるまで殴り続けたあと連れて去っていきます。
死者167名を出した飛行機の衝突事故は、娘を失ったばかりのドナルド・マーゴリスが傷心のために誘導ミスをしたという報道がされているのでした。あらゆる嘘がバレたウォルターはスカイラーに家を追い出されてしまいました。のちにスカイラーに離婚届を突き付けられ、ウォルターはメスを作っているということを告白するのでした。そんな中、息子のフリンは父親を家に帰すようスカイラーに強く進言するのでした。
ゲイルを撃ち殺したジェシーは車の中で呆然としていました。そこへゲイルの死を確認したヴィクターがやってきて、ジェシーをラボへと連れ帰ります。ウォルターは困り顔のマイクに、ガスの希望だろうからメスを作ると話すのですが、ヴィクターが勝手に作りはじめます。
「ブレイキング・バッド」シーズン4で、マイクの留守中にガスを殺害してしまったウォルターですが、マイクの怒りはかなり大きいと思われます。 ...
「ブレイキング・バッド」シーズン5 Part1でハンクらに、まんまと金の隠し場所へ誘き出され、観念してハンクに逮捕されたウォルターでしたが、...

主人公

ウォルター・ホワイト/ブライアン・クランストン

本作の主人公です。当初は温厚な性格で非常に家族思いでした。また非常に真面目で合理主義でもあり、慎重さも持ち合わせています。

ある日末期癌を宣告されたため、家族に遺産を残すため「メス」の精製を始めますが、その質の高さからどんどん人気が高まっていきます。

当初は製造するだけのつもりでしたが、やがてメスビジネス全体にかかわっていき、後に麻薬の世界でのし上がって行くと共に、人間性もどんどん尊大になっていきます。

家族にお金を残すために始めたメスビジネスですが、何かとトラブルに巻き込まれ、そのたびにお金で解決することが多いため、中々お金が貯まりません。

挙句の果てにはスカイラーまで大金をはたいてトラブルを解決してしまいます。

実にシーズン4位まではお金が足りなくなることもあったりしました。

ジェシー・ピンクマン/アーロン・ポール

ウォルターの元教え子で、「メス」製造の相棒となります。

ウォルターと出会う前は「キャプテン・クック」と名乗り、チリパウダー入りのメスなどを作っていました。

科学的知識はそれほど持ち合わせていないため、薬品で2階のバスタブを溶かしてしまうなどやらかしてしまうこともありますが、シーズンが進むにつれ、ウォルターと深く繋がっていきます。

当初は自分一人だと粗悪なメスしか作れませんでしたが、ウォルターと一緒にメスを作っているうちに、ウォルターに次いで純度の高いメスを作れるようになりました。

ウォルターの家族・親戚関係

スカイラー・ホワイト/アンナ・ガン

ウォルターの奥さんで、登場時は2人目の子供を妊娠していてかなりお腹も大きかったのですが、やがて女の子を出産します。

ウォルターが「メス」を製造していたことは、ずっと知りませんでした。知った後すぐは不倫をするなど抵抗をしていましたが、やがてやむを得ず資金洗浄などをするようになります。

ウォルター・ホワイト・Jr(フリン)/RJ・ミッテ

ウォルターとスカイラーの息子で、脳性麻痺があり軽度の言語障害と、脚の運動障害があり、松葉杖を必要としています。

当初はジュニアと呼ばれることを嫌がり、フリンと呼ばれたがっていましたが、スカイラーがウォルターを追い出しにかかると、一変してウォルター・ジュニアと呼ばれたがります。

基本的には両親想いで、良い子です。叔父のハンクを慕っています。

ハンク・シュレイダー/ディーン・ノリス

スカイラーの妹の夫で、ウォルターの義理の弟です。

DEA(全米麻薬取締局)で働いている関係上、ウォルターの別名「ハイゼンベルク」を追うこととなります。

一時出世してメキシコとの国境近くの街エルパソで働きますが、そこで悲惨な体験に会い、心を病みます。

そのこともあり、一層「ハイゼンベルク」を追いかけ、出世をゴメスに譲ったりもします。

マリー・シュレイダー/ベッツィ・ブラント

スカイラーの妹で、ハンクの奥さんです。

強いストレスにより、窃盗を繰り返してしまいます。

家族思いで、ハンクやホワイト家には献身的に愛情を注ぎます。

姉スカイラーとの仲は良好で、お互い相談に乗り合う仲です。

重要人物

ソウル・グッドマン/ボブ・オデンカーク

お調子者にも見えますが、れっきとした弁護士です。

お金のためでしたら、犯罪者相手の仕事もするため、ウォルターたちの弁護活動をすることとなります。

テレビで「Better Call Saul」というキャッチフレーズでCMを放送しているため、アルバカーキでは有名で、彼の事務所の待合室には相談待ちの人がいつも大勢います。

マイクとの付き合いもそれなりに長いため、ウォルターやジェシーのトラブルにマイクを駆り出すこともあります。

ガス・フリング/ジャンカルロ・エスポジート

ニューメキシコを拠点に、ドラッグビジネスを牛耳るマフィアですが、表の顔はフライドチキンチェーン店「ロス・ポジョス・エルマノス」を14店舗とクリーニング工場を経営するビジネスマンです。

地域やDEAのチャリティイベントなどにも寄付をしたりしており、周囲には非常に尊敬されています。

当初はメキシコのカルテルからの薬を販売していましたが、やがてカルテルと手を切り、独自でメス精製と販売を始めます。

そのためウォルターの技術が必要となり、接触してきます。

マイク・エルマントラウト/ジョナサン・バンクス

ガスの右腕的な存在で、ボディガードやら死亡事故の後処理やら諜報活動やら暗殺やら、なんでもこなす凄いオジサンです。

かつてはフィラデルフィアで警察官をしていましたが、この物語では、なぜアルバカーキに流れてきたのかは描かれていません(スピンオフドラマの、ベター・コール・ソウルでその理由が描かれています。)

孫娘がアルバカーキに住んでおり、彼女のことを溺愛しており将来のため大金を残そうとしていました。

ヘクター・サラマンカ/マーク・マーゴリス

元麻薬カルテルの幹部でしたが、ある事件(この物語にはでてきません。マイク同様ベター・コール・ソウルで描かれています。)により、車椅子生活を余儀なくされたために引退しました。

また声も出すことができないので、車椅子に付けてあるベルで意思の疎通を図ります。

ガスの過去に大きく関係しているため、何度もガスが施設へと面会に来ます。

リディア・ロダルテ・クエール/ローラ・フレイザー

巨大企業マドリガル者の物流部門責任者です。

元々ガスと取引をしていたのですが、ガス死亡後、自分につながる関係者全員を殺害しようとするほど、猜疑心が強く神経質です。

トッド・アルキスト/ジェシー・プレモンス

元々害虫駆除の仕事をしており、ウォルターたちがその会社を買ったためウォルターたちと関わることになります。

叔父がギャングのリーダーで、本人も子供を殺害することでさえ一切のためらいを持たないほどのサイコパス気質ですが、なぜかウォルターには懐いている様子です。

やがてリディアに好意を寄せていきます。

ウォルターの関係者

エリオット・シュワルツ/アダム・ゴドリー

かつてのウォルターの同窓生で、大学時代ウォルターと共に起業した会社の社長で、会社を成功させ大金持ちになりました。

肺癌を患ったウォルターに支援をしようとしますが、ウォルターは自分のプライドから断ってしまいました。

グレッチェン・シュワルツ/ジェシカ・ヘクト

ウォルターのかつての恋人でしたが、現在はエリオットの妻で会社の共同経営者です。

ウォルターにはお金の支援をしていないにも関わらず、スカイラーに感謝されたため戸惑い、その後スカイラーに会いに行きます。

テッド・ベネキー/クリストファー・カズンズ

スカイラーが働いている会社の社長で、スカイラーは以前もこの会社で働いていました。

復職する際に前と同じ会計係で採用してくれましたが、会計処理がずさんなためスカイラーは手を焼くことになります。

ウォルターと関係が悪くなったスカイラーと不倫関係になります。

ジェシーの関係者

ジェーン・マーゴリス/クリステン・リッター

ジェシーが住んでいた家を、両親に追い出された際に引っ越した先の大家さんで、ジェシーと出会った頃は薬断ちを続けていました。

のちにジェシーと深い仲になりヘロインの使用を再開してしまいます。

ジェシーのお金をウォルターが預かったままジェシーに渡さないため、ウォルターを恐喝しお金を無理やり取り返します。

アンドレア・カンティージョ/エミリー・リオス

男の子を持つ女性で、ジェーンの死後にジェシーが参加した断薬ミーティングで知り合います。

ジェシーは彼女の幼い弟のことでトラブルに巻き込まれます。

当初ジェシーはメスを売りつけようと彼女に近付いたのですが、子供がいることを知ってからは薬には手を出させず、やがて生活の面倒まで見るようになります。

バッジャー/マッド・L・ジョーンズ

ジェシーの悪友で大柄な白人です。

当初はウォルターとジェシーが作ったメスの売り子をしていました。

スキニー・ピート/チャールズ・ベイカー

ジェシーの悪友の一人で、やせ細った体型をしています。

かつて刑務所に収監されていた時にトゥコ・サラマンカと同房だったことにより、ジェシーにトゥコを紹介しました。

後にバッジャーたちと共にメスの売り子をします。

コンボ/ロドニー・ラッシュ

ジェシーの悪友の一人で、体型は太っていてモヒカンです。

バッジャーやスキニー・ピートと共にメスの売り子をしていましたが、ある日メスの縄張り争いで子供に射殺されてしまいます。

ガス・フリングの関係者

ゲイル・ベティカー/デヴィッド・コスタビル

ガスが面倒を見ている優秀な科学者です。

ガスのラボ立ち上げに関わり機材などの選定も行っております。

やがてウォルターの元で助手として働くこととなります。ウォルター非常に尊敬し、もう一人のW.Wへとサインを残したホイットマンの草の葉という詩集をプレゼントします。

ヴィクター/ジェレミア・ビツイ

ガスの部下で、ガスに対しては非常に忠実です。ウォルターたちの見張りなどをしています。

タイラス・キット/レイ・キャンベル

ガスの部下で、ヴィクターの後釜としてウォルターたちと関わることになります。

麻薬カルテル関係者

トゥコ・サラマンカ/レイモンド・クルツ

サラマンカ一族で、ヘクターの甥っ子です。

アルバカーキでの麻薬売人の元締めをしていて、ウォルターが精製した「メス」の純度の高さに驚き取引することとなります。

自分も薬をやっているため、ちょっとしたことでキレやすく、一旦キレたら手がつけられなくなり、仲間でも殴り殺してしまうこともあります。

マルコ&レオネル兄弟/ルイス&ダニエル・モンカダ

トゥコ・サラマンカのいとこで双子の兄弟です。

幼いころよりヘクターに厳しく冷酷に育てられ、殺人マシンのようになりました。

ドン・エラディオ/スティーヴン・バウアー

サラマンカ一族、グスタボ・フリング、ホアン・ボルサを率いる麻薬カルテルのボスで、ガスがニューメキシコでの勢力を強め、カルテルをないがしろにし始めたため、ガスの流通トラックを襲わせます。

ガスにスナイパーを差し向けたりしたため、ガスに一旦は条件を飲むと言わせました。

ホアン・ボルサ/ハビエル・グラヘダ

麻薬カルテルの大物幹部の一人で、トゥコを殺した犯人だと思い、ウォルター殺害のためマルコ&レオネル兄弟を差し向けますが、ガスの仲介により、一旦は諦めます。

トルトゥーガ/ダニー・トレホ

麻薬カルテルの幹部で、DEAの内通者です。

やがて内通者であることがボルサに知られ、首を切られ亀の甲羅の上に置いて、DEAが張り込みをしているところを歩かせます。

ちなみに名前のトルトゥーガはスペイン語で亀を意味しているとのことです。

クレイジー・エイト/マックス・アルジニエガ

トゥコの下でメスの卸売販売をしている男です。

本名はドミンゴ・ガヤルド・モリーナで、アルバカーキにあるタンピコ家具店の息子です。

ウォルターはかつてそこの家具店でベビーベッドを買ったことがありました。

エミリオ・コヤマ/ジョン・コヤマ

ジェシーの元相棒で、クレイジー・エイトのいとこです。

ハンク達が突入した時に逮捕されましたがすぐ保釈されました。保釈されたのちクレイジー・エイトと共にウォルターを脅しますが、返り討ちにあいます。

ソウル・グッドマン関係者

ヒューエル・バビノー/ラヴェル・クロフォード

巨漢の黒人で、ソウル・グッドマンのボディーガードです。

巨漢なので力も強く、相手を脅すこともしますが、その身体に似合わず手先が器用で、ちょっとした隙に相手のポケットからなにかしらスリ取ったりすることも得意です。

パトリック・クービー/ビル・バー

ソウル・グッドマンの元で働き、ヒューエルの相棒でもあります。

相手の依頼に応じて、偽の職員や恐喝、トラックの運転手役などなんでもこなします。

フランチェスカ・リディ/ティナ・パーカー

ソウル・グッドマン法律事務所の受付をしている女性で、常に非常に横柄な態度をとっています。

非常に人気や評価が高く、シーズン5まで放送された作品ですので、ざっくりとしたあらすじだけではわからない、この作品の見どころを紹介いたします。

1、ウォルターの変貌

シーズンの始まりは、ウォルターはただの冴えないおじさんでした。

特に登場時は、上の画像にもあるような、ブリーフ一丁(この服装にはわけがありますが。)などという服装にもなってしまうような、ビビりで情けなくもある、悪いことなんかしそうもないおじさんでした。

それがシーズンの途中からスキンヘッドとなり(抗癌剤の影響もありますが。)見た目から、かなりの悪人面になってきます。

また、登場時は家族想いの、どこにでもいるような普通のおじさんでしたが、シーズンが進むにつれ、どんどん自我が強くなってきて、目的のためにはいかなる手段をも選ばなくなってきます。

特にブルーメス造りには、人並み以上の執着を見せます。

2、ストーリー

この物語は、言葉だけでは表現できない、物語のスケールの大きさと、めまぐるしく変わっていくストーリー展開が、見ているこちらをどんどん引きつけていって、ハラハラドキドキの連続です。

ストーリーは、非常によく練られており、結果ありきのご都合主義な展開ではなく、1話1話、1画面1画面ごとに、しっかりと作りこまれており、見ているこちらは物語の世界にすっかり取り込まれてしまいます。

また、ストーリー進行だけではなく、画面の見せ方や場面の切り替え方、またそれぞれの人物キャラクターの見せ方も非常に上手く、見ている者を引き付けて放しません。

好き嫌いは誰にでもあるでしょうが、きっと多くの方が物語の世界に取り込まれてしまうことになるでしょう。

3、他の登場人物

ウォルターを中心と捉えると、サイドストーリーとなるのかもしれませんが、相棒ジェシーと、その彼女とのラブストーリーと彼女との悲しい結末や、周りの人々が犯罪に巻き込まれていく姿なども非常に興味深く描かれております。

また、ドラッグビジネスのボス、グスタボ・”ガス”・フリングの過去や、ガスとヘクター・サラマンカとの因縁関係、ウォルターとガス、ガスとジェシー、ウォルターとジェシーとの人間関係の移り変わりなども見事に描かれており、非常に興味深い内容となっています。

さらに、そのほかのキャラクターにも魅力的な人たちが大勢います。(のちに、ウォルターの弁護士となるソウル・グッドマン主演で、ガスの部下マイク・エルマントラウトや、グスタボ・”ガス”・フリングなど多くの周辺キャラクターが出てくるスピンオフドラマ、「ベター・コール・ソウル」が作られ、人気となったことからも伺えます。)

最初は家族にお金を残すことだけに一生懸命だったウォルターが、純度99.1%という、だれにも作ることができない「ブルーメス」を作り出してしまったことにより、メス造りに自信と執着を持ってしまったということが、このドラマの中心にあることだと思います。

麻薬ビジネスのボス「ガス・フリング」を殺害したのも、その時は確かに自分の身を守るためというのが大きかったのでしょうが、最終的にはそれ以上に99.1%のブルーメスを造れるのは自分だけだし、自分だったらこの世界で更にのし上がっていくことができると思っていたのと、この先もブルーメスを造っていきたいという自己顕示欲からだったと思います。

特にブルーメスを造るのが、自己を表現する最大の方法だったからに違いないと思います。

そのことは、捜査の手がのびて、メス造りが困難になってきた際、他の仲間たちは原料を売って、その大金で悠々自適に暮らそうと提案していたのに、ウォルターだけは頑なに反対し、メスを造り続けることを選択したことからも伺えます。

ともかく、間違いなくこの作品は、21世紀を代表する面白い海外ドラマの一つだと断言できます。

2019年1月7日現在ドラマ『ブレイキング・バッド』の動画はNetflixで、見放題にて配信されております。

また同じく2019年1月7日現在、U-NEXTではポイントで、amazonプライムビデオdTVでは有料にて配信されております。
※配信状況、内容については各サイトにてご確認ください。