歌って踊る学園ドラマ『glee/グリー』あらすじ・感想

全米で一大ブームを起こしたドラマで、作品中でパフォーマンスされた曲も素晴らしく、作品のサウンドトラックが、3作品連続で全米アルバム・チャートの1位を記録するなど、全米で社会現象を起こしたほどのドラマで、日本でも多くの人たちに楽しまれました。

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アメリカ、オハイオ州にあるウィリアム・マッキンリー高校の合唱部(グリークラブ)は、かつては大会優勝するなど、輝かしい過去を持っていましたが、ほとんど廃部状態でした。

マッキンリー高校の教師ウィル・シュースターは、かつて自分が在席していた当時の栄光を取り戻そうと、新生グリークラブ「ニュー・ディレクションズ」を立ち上げ、顧問となり部員集めをし、大会出場と優勝を目指すのでした。

1、グリークラブ部員

シュースター先生は部員集めに苦労し、当初集まったのは、自意識過剰で自信家の「レイチェル・ペリー」、ゴスペルをやっており歌が非常に上手い黒人女性で、パワー系ボーカルの「メルセデス・ジョーンズ」、人と深く関わりたくないため、吃音のふりをしていたアジア系女性「ティナ・コーエン=チャン」、父子家庭で育ちゲイをカミングアウトしており、ブランド服を身にまといオシャレな「カート・ハメル」、子供時代、事故で脊椎を損傷し、常に車椅子に乗っている「アーティ・エイブラムス」の5人しか集まらず、このままだと大会に出られないので、もっと人を集めないといけませんでした。

彼らは学校カースト上位のアメフト部やチア・リーダー部に虐められることが多く、学校のカーストは最下位という、非常に悲しいものでした。

シュースター先生は、たまたまシャワールームで聞いたアメフト部の、「フィン・ハドソン」の歌声を気に入り、弱みを握り脅してむりやり入部させました。フィンはカースト最下位のグリークラブに入ったせいで、アメフト部からイジメにあうという悲しい目にあったりもします。

その後チアリーダー部の「ブリトリー・S・ピアース」、「サンタナ・ロペス」と「クイン・ファブレー」達も入部します。(ちなみに、チアリーダー部の部員達は、顧問のスー先生の命により、当初スパイとして入部。)

こういった人たちが(まだ他もいますが)、大会優勝を目指して努力していく姿や、時には空回りしてしまう姿が、感動を呼んだり、または面白おかしかったりするという物語となっております。

2、歌とダンス

このドラマのメインと言えば、美しいコーラスを交えた歌と、部員たちの息の合ったダンスです。出演者全員がミュージカルの舞台で鍛えてきていたり、厳しいオーディションを勝ち抜いてきた人たち(グリーの出演権をかけたオーディション番組「Glee Project」が制作され、放映されたくらいです。)ばかりですので、歌とダンスを見るだけでも楽しめます。

3、その他見どころ

もちろん、ミュージカルシーンだけではなく、学園カーストの最下層にいたグリークラブのメンバーが、努力して大会を勝ち抜いて行き、他の学生に認められていく様や、メンバー同士の恋愛模様、個性的すぎるキャラクターのぶつかり合いなど、ストーリーも波瀾万丈に富んでいて非常に楽しめます。

この作品の面白さとしては、部員たちの頑張る姿もそうですが、グリークラブを廃部に追い込もうとする、ジェーン・リンチ演じるスー・シルベスター先生の、あくどい嫌がらせにもあると思います。

頑張るグリークラブ部員に対し、スー先生が罠をしかけるなど嫌がらせをし、廃部に追い込まれそうになったりもしますが、それに負けずに、嫌がらせを跳ね返す部員たちの姿に元気をもらえたりします。

このように、スー先生は悪役キャラクターなのですが、かと言って、「ジャマだからいなくなってしまえばいい」といったキャラクターではなく、どこか憎めなく、この作品には必要不可欠なキャラクターだと思います。

また恋愛関係も、それでいいのだろうか?というくらいクラブ内で付き合ったり別れたり、別のクラブ内の人と付き合ったりしますが、それのせいで部をやめたりとかもほぼほぼなく、みんな仲良く活動しています。また、同性愛者や途中から同性愛に目覚めた人など、割と多く出てきますが、そういったキャラクターたちも非常に魅力的で、このドラマに必要不可欠な存在となっていると思いますし、彼ら・彼女らの人間関係も非常に上手く描かれていると思います。

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