ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』見どころ・感想

この作品は2013年に配信を開始した、政治モノのドラマです。

政治モノとは言っても、国の政治自体を描いたものではなく、タイトル通り政治の世界で階段を駆け登っていくストーリーです。

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物語の主人公フランシス(フランク)・アンダーウッドは、米民主党の下院議員で、ギャレット・ウォーカー議員を大統領とすべく、資金集め・票集めなどに日々奔走していました。

というのも、ウォーカー議員が大統領になった暁には、フランクには国務長官のイスが約束されていたからです。

ところが、ウォーカー氏が大統領となっても、フランクは政権内に入ることはなく、約束は反故にされ、彼は下院議員のままでした。

裏切られたフランクは、この怒りをバネに、彼の妻クレア・アンダーウッドと共に、どんな手段を使ってでも、政界の階段を上り詰めてやろうと心に誓うのでした。

1、フランシス・アンダーウッド(フランシス)

このドラマの見どころは、なんと言ってもフランシス・アンダーウッドの極悪非道ぶりだと思います。

ともかく、上に行くためには、どんな手を使ってでも目の前の政敵を蹴落としていきます。もちろん嘘や相手を嵌めるのは当たり前で、相手の弱みなども巧みに利用し、次々と人を利用し、蹴落としていきます。

2、妻クレア・フランシス

それを助ける、妻のクレアも野心家で、フランクを側面から支えていきます。そして、彼のことを唯一フランシスと呼ぶ人間です。また、二人には他の人とは違う、なにか不思議な愛のカタチがあります。

3、ダグラス・スタンパー(通称ダグ)

フランク自身は、野望のためには殺人もいとわないのですが、彼には議員スタッフのダグラス・スタンパー(通称ダグ)という実働部隊がおり、汚れ仕事は通常彼が行います。
ダグもなかなかの切れ者で、フランクのため、ある政治家のスキャンダルをにぎりつぶすこととなり、ダグが好意を抱き、匿っていたコールガールのレイチェル(マーベラス・ミセス・メイゼルの主役、レイチェル・ブロズナハン)を結局フランクのため、殺害することとなってしまいました。それでもダグはひたすらフランクに尽くし続けます。

4、その他見どころ

また、フランクは非常に頭も良く、人を操る術にもたけていますので、本性を知らない人たちからは敬われていたりします。

この作品は、演出やカメラワークも素晴らしく、特にフランクが誰かに表向きの話をしたあと、カメラ目線となり本音を漏らすシーンなども、中々面白いと思います。

この作品は、ともかく政治における陰謀や、駆け引き、騙し合いなどがメインとなり、アメリカ議会の話が割と坦々と進んでいきますので、完全に理解しきれない部分もありましたが、蒔いた種をどのように回収するのかが気になって、ついつい引き込まれて見入ってしまいました。

また、妻のクレアも当初はサポートに回っているとことが多々あったのですが、自分にも野望があり、後の方のシーズンになると、政治の中枢に入ってきて、時にはフランシスに対し強く出ることもあったりします。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は、シーズン6まで配信されたのですが、残念ながら大人の事情により、シーズン6では、フランクは死亡しております。詳しく知りたい方は、「ケヴィン・スペイシー 暴行」などでググってみてください。

ちなみにこの作品も、プライムタイム・エミー賞のドラマ・シリーズで監督賞、撮影賞、キャスティング賞を獲得している他、ゴールデングローブ賞では、主演女優賞と主演男優賞を受賞しているドラマですので、多くの人が楽しめる作品だと思います。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は現在Netflixで見放題にて配信されています。