マーベルの黒人ヒーロー。ドラマ『ルーク・ケイジ』シーズン2 あらすじ・感想

シーズン2は、2018年6月22日からNetflixにて配信となりました。

この作品は『ザ・ディフェンダーズ』の戦いの後からストーリーが始まります。


source:IMDb

ザ・ディフェンダーズの戦いの後、ルーク・ケイジはすっかり有名人になっており、街でお茶を飲んでても写真をせがまれたり、なんとルーク・ケイジ追跡アプリまで配布されておりました。

一方ミスティ・ナイト刑事は、ザ・ディフェンダーズの時に、ミッドランドサークル地下の戦いで右腕を失いましたが、やがて警察に復職します。しかし上司たちとは上手くいきません

ハーレムにはジャマイカ系の「ブッシュマスター」が入り込んできました。ブッシュマスターはルークのように、銃の弾丸が効きません。それどころか、ルークより俊敏で格闘技に長けています。

マライア・ディラードはシェイズと良い仲となり、ピラニアに資金を預けインサイダー取引で大儲けしようとします。

1、今回の悪い人たち

証人が死亡したため、前回犯罪を立件されなかったマライア・ディラードの悪人ぶりは健在です。あいかわらず自己中心的で、ヒステリー全開です。

シェイズは、マライアのために懸命に走り回り、銃ビジネスの買い手を探していました。ただ、マライアが侮辱されたりすると、侮辱した相手を殺害してしまうなど、ちょっと入れ込み過ぎのような気がします。結構本気なんでしょうか。

悪人と言い切れるかどうかは別として、今シーズン最大の強敵となるのが、ブッシュマスターです。
あらすじでも紹介しましたが、彼は非常に俊敏で強いうえ、銃で撃たれても平気です。ただしルークのように弾をはじくのではなく、皮膚で止まり内臓まで届かないというような感じで出血はしています。

こういった人々と今回ルーク・ケイジがどのように戦っていくのか、また弾丸を弾き返しながら、怪力で相手を倒していくのかどうかも、みどころ・おすすめポイントの一つだと思います。

2、新たな周辺の人たち

今シーズンは、マライアの娘ティルダが出てきます。ティルダが今まで家を出ていた理由、二人の関係や彼女の父親の件などが描かれていきます。そういう経緯もあって、結末へと進んで行くのですが、このストーリーの進行がまた、非常に面白く興味深い内容となっております。

もう一つの親子物語として、ルークの元に彼の父親がやってきて、ルークと親子関係を取り戻そうとします。しかし、ルークは父親を許すことができません。この二人が仲直りできるのかどうかも、この作品を見る上で興味深い点だと思います。

3、その他の人々

今回も看護師のクレア・テンプルが出演しております。もうすっかりルークの彼女となっておりますが、ルークが無茶ばかりしているので、常に心配ばかりしています。ルークが全然話を聞いてくれないのでケンカをしてしまいます。

ミスティ刑事のリハビリ件トレーニングパートナーとして、アイアン・フィストのコリーンが出演し、酒場で二人で飲んでいる時にナンパされたりしていました。
やはり、マーベル・シネマティック・ユニバース作品ですので、他ドラマのキャラクターが出演してくれるのは嬉しいです。

その後ミスティ刑事は、おそらくダニー(=アイアン・フィスト)の援助があったと思いますが(ミスティ刑事本人が、ダニーとコリーンのおかげと言ってましたので、そうなんでしょう。)、ランド社製の高性能義手を着けて活躍することとなります。

また、ミスティ刑事のバスケット部の先輩という女性刑事が登場し、なにかとミスティ刑事を目の敵にします。挙句の果てに裏切ったりします。

ルーク側では、ルークが訴えられた際に、フォギーがルークの弁護士として出演していました。ザ・ディフェンダーズでもルークの身元引受人となっておりましので、ルーク専属にでもなったのでしょうか。

そして極めつけは、シーズン後半にダニーが登場し、ルークと一緒に安定のバトルシーンを見せてくれました。これもファンにとっては必見だと思いますし、この作品を見る上でのおすすめポイントです。

今回のストーリーも、ヒーロー物というより、ヒューマンドラマという感じになっております。もちろん格闘シーンもあり、あいかわらず銃で撃たれていましたが、シーズン後半にかけては特に人間の愛憎劇が描かれているように思います。

今回、特に印象に残ったのが、ハーレムパラダイスでの演奏シーンです。前回に比べ演奏シーンがそのままBGMになっていくというのが多かったように思います。前半はブルースが主体でしたが、ブッシュマスターが台頭してきてからは、レゲエ主体となっていったということも非常に面白く興味深かったです。
個人的なことですが、巨漢のブルースボーカル・ギタリストが非常に好みのギターソロを奏でていました。

それとこれも個人的に感じたことですが、このシーズンは無理やり13話まで引っ張ったように感じます。おそらくマライアをラスボスにしてエンディングへ持っていくためそうなったんだとは思いますが、全体的にもう少しテンポのいいストーリーの方が好みだったりします。

『ルーク・ケイジ』シーズン2は、現在Netflixで見放題にて配信されております。