『ベター・コール・ソウル』シーズン3、キャスト・あらすじ・感想

ベター・コール・ソウル』もシーズン3に入り、ようやくブレイキング・バッドの「あの人」が出てきそうな気配がしてきました。
もうヘクターも出て来たので、残された大物はあの人しかいないと思います。

そのほかのシーズンの感想はこちらです。

※この記事にはネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。


source:IMDb

デイヴィス&メイン法律事務所を辞めたジミーと、HHM法律事務所を辞めたキムは、同じ建物内でそれぞれの個人事務所を立ち上げますが、ジミーが兄チャックの書類を改ざんした件で、チャックにジミーの性質をよく見抜いた上での、ある作戦を仕掛けられます。

その作戦にまんまと引っかかったジミーは、最終的に弁護士資格のはく奪までありうる事態にまで追い込まれてしまいました。

一方シーズン2のラストで、何者かにヘクター・サラマンカ襲撃を阻止されたマイクは、自分が監視されていることを悟り、相手の正体を追っていくこととなりました。

ジェームス(ジミー)・マッギル/ボブ・オデンカーク

この作品の主人公で、後のソウル・グッドマンです。大手事務所を辞めて独立しますが、兄チャックの書類を改ざんしたことを話してしまったために、兄との仲は険悪となってしまいます。

マイク・エルマントラウト/ジョナサン・バンクス

元フィラデルフィアで警官をしていました。ヘクターとの確執により徐々にブレイキング・バッドのマイクへと変わっていきます。

チャーリー(チャック)・マッギル/マイケル・マッキーン

ジミーの兄で、ジミーが書類を改ざんしたため、HHM法律事務所の顧客を失ってしまいました。そのことや長年のジミーに対する不信感から、ジミーに対し法的手段にでます。

ハワード・ハムリン/パトリック・ファビアン

ハワード、ハワード&マッギル弁護士事務所の代表パートナー弁護士です。チャックとジミーの争いに事務所ごと巻き込まれます。

キム・ウェクスラー/レイ・シーホーン

ジミーの友人で、ハワード、ハワード&マッギル法律事務所を辞め、個人事務所を開業しました。常にジミー側に立ってくれて、なにかとサポートしてくれます。

イグナチオ・バルガ(ナチョ)/マイケル・マンド

トゥコに代わって麻薬代金を売人から受け取る役割を担います。現在はヘクター・サラマンカ直下の実働部隊となっております。

ヘクター・サラマンカ/マーク・マーゴリス

メキシコ麻薬カルテルの幹部です。麻薬密輸と販売により多額の利益を得ていますが、裏でマイクが麻薬ビジネスの邪魔をしだします。

フランチェスカ・リディ/ティナ・パーカー

ジミーとキムの事務所に受付として採用されます。ブレイキング・バッドの登場人物です。

グスタボ(ガス)・フリング/ジャンカルロ・エスポジート

ブレイキング・バッドの登場人物で、表の顔は、フライドチキンのチェーン店ロス・ポジョスのオーナーですが、裏では麻薬業者として大きな影響力を持っています。

ヴィクター/ジェレミア・ビツイ

ブレイキング・バッドの登場人物で、ガスの部下です。

ヒューエル・バビノー/ラヴェル・クロフォード

ブレイキング・バッドの登場人物で、ジミーに雇われ、ある仕事をします。

リディア・ロデルテ・クエール/ローラ・フレイザー

ブレイキング・バッドの登場人物で、ドイツ・マドリガル社の物流部門責任者です。裏ではガスの元で違法な仕事をしています。

ドン・エラディオ/スティーヴン・バウアー

ブレイキング・バッドの登場人物で、メキシコの麻薬カルテルのボスです。

『ベター・コール・ソウル』もシーズン3に入り、ようやくブレイキング・バッドでの大物、グスタボ(ガス)・フリングが登場しました。それに伴って、ガス周辺の人物も登場し、ますます目が離せなくなってきました。

1,新たなブレイキング・バッドの登場人物

このシーズンに入り、ようやくガスが登場しますが、さすがは慎重派のガスだけあって、簡単にみんなの前には顔を出しません。それでも、ブレイキング・バッドファンでしたら、お馴染みのチキン店、ロス・ポジョス・エルマノスが出てきた時の感動は、他では味わえないものだと思います。

更に登場してからのガスのカリスマ性は、ブレイキング・バッドそのままで、ヘクターがチンピラに見えるくらい存在感があります。

またブレイキング・バッドではお馴染み、ソウル・グッドマン法律事務所の受付嬢フランチェスカが登場します。ブレイキング・バッドでは、無愛想でやる気がなさそうだったフランチェスカの、元気で初々しい姿も見ものだと思います。

そしてまだ少しだけの登場ですが、ソウル・グッドマンのボディガードだったヒューエルも、久しぶりに見ることができます。なんだかブレイキング・バッドの頃より随分痩せたような気がしますが、それがまた若く見えてちょうどいいのかもしれません。

2,ジミーとチャックの関係

シーズン2でチャックの書類をジミーが改ざんしたため、クライアントを失ったチャックは、自分の病気を使ってジミーの自白をとりました。そしてこのシーズンでは、その自白テープを利用し、チャックだからこそ知りうるジミーの性格を利用し、ジミーの弁護士資格はく奪のため罠を仕掛けます。そして、ジミーはその罠にまんまと掛ってしまいます。

そんなこともあり、ジミーとチャックの仲は、もう修復不可能なくらいにこじれてしまいますが、それでもジミーはまだ兄に対する思いやりが残っているようです。

二人の仲がこじれる中、どうにか関係を修復して欲しいと願うのですが、このシーズンでは二人の確執がメインに物語が進んでいくので、二人の愛憎や心情、悲哀の描き方などに注目して見ていくと楽しめると思います。

3,全体を通しての見どころ

シーズン2で、誰かにヘクターの襲撃を止められたマイクですが、そこで自分への監視に気付いてから、相手を見つけようとする過程で、マイクの用心深さ・根気・知識・技能など、全てにおいての能力の高さを、まざまざと見せつけられたような気がします。

またシーズン2で、マイクがヘクターの密輸トラックを襲った事件に端を発し、結果的にヘクターの悪の手が、ナチョの父親にまで及びます。それにナチョがどう対応していくのかも見どころです。

更に、これまでずっと努力してきたキムは、ようやく努力が報われ仕事も非常に好調となってきます。その分、チャックとのいざこざで、途中から仕事ができなくなったジミーの分まで、ほとんど寝ずに働いていました。結局それが災いして、最後にやらかしてしまいます。

シーズン3も、いろいろなストーリーが複雑に絡み合いながら進行して行きますが、複雑すぎず絡みすぎずと、丁度良い塩梅で進んで行きますので、ストーリーを見失うこともなく楽しめました。

これはネタバレにもなりますが、ジミーが作中で自分のことを

「作りあげるのは得意じゃないんだ。ぶっ壊すのはお手の物だがな」

と語っていました。それはジミーは大金を得るため、天才詐欺師的な手法と話術で、ある関係をぶっ壊して、お金を得ることに成功しました。

しかしその後、壊した関係に心を痛め、頑張って関係を修復させようとするのですが、作り上げるのが苦手なので、全て裏目にでてしまいました。

その時に話したセリフです。

結局お人好しのジミーは、得意な方のぶち壊しを使い、自分と大金との関係や、その周りとの関係を壊してしまうことにより、心を痛めていた関係を元通りにすることに成功しました。

この後ジミーは陰口を叩かれたり、悪態をつかれたりしますが、結局自分のことやお金より、他人のことを優先させるあたりにジミーの人柄がよく現れ、ジミーがより魅力的に見えるのだと思います。

また10話のオープニングで、チャックとジミーが子供の頃、テントでランタンの灯りの中、チャックがジミーに本を読み聞かせてあげているシーンから、ラストまでのエピソードが心を締め付けました。

また、マイクはどんどんブレイキング・バッドの世界に突き進んで行き、マイクの魅力が益々増してきました。

『ベター・コール・ソウル』シーズン3の動画は2019年1月30日現在、Netflixで見放題にて配信されています。
また同じく2019年1月30日現在、U-NEXTではポイントで、amazonプライムビデオTSUTAYA TVdTVでは有償にて配信されています。