『ベター・コール・ソウル』シーズン4、キャスト・あらすじ・感想

ベター・コール・ソウルシーズン3にて、ようやくガス・フリングも登場し、『ブレイキング・バッド』の世界がどんどん近付いてきました。シーズン4では更に近付いていきます。

この記事を書くため、『ベター・コール・ソウル』シーズン4をもう一度見返してみました。配信日に週1で見てた時はかなり長く感じましたが、立て続けに見ているとあっと言う間に終わってしまいました。やっぱりそれだけ面白いと言うことだと思います。

これまでのシーズンの感想はこちらです。

※この記事にはネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。


source:IMDb

シーズン3のラストでの火災によ、りジミーの兄チャックは亡くなってしまいました。その話をジミーはHHM法律事務所のハワードより電話で聞くこととなります。

ランタンがひっくり返ったことによる事故によるものと見られていました。

その5日前にジミーが会った時には、チャックは照明も全部点け、ジャズのレコードも聞いていて、随分よくなっていたのですが、火災後の裏庭には家電製品全部放り出されており、チャックの病状がまた悪化したことが見てとれたのです。

ハワードはジミーにチャックは自殺だと告げ、その原因は自分がHHM法律事務所を追い出したせいだと伝えます。

またハワードとチャックの仲に溝ができたのは、弁護士保険がチャックの病気のため値上がりしたことが発端となったことでした。

実はその弁護士保険の値上がりは、ジミーが保険会社にそれとなくチクったからでした。しかしジミーは、そのことは全く気に掛けませんでした。

一方シーズン3のラストで心臓発作のために倒れたヘクターは、ガスの心臓マッサージにより一命を取り留め、救急車で病院へ運ばれましたが、ずっと意識のないままでした。

まだヘクターを死なせたくないガスは、最高の脳専門医を呼び寄せ、ヘクターの治療に当らせるのでした。

マイクは駐車場の管理人を辞め、ヘクターから盗んだお金の洗浄をするため、ガスに頼み込みマドリガル社の警備コンサルタントとして働くこととりました。

マドリガル社でマイクは倉庫に忍び込み、本格的にセキュリティチェックをするのですが、物流部門責任者のリディアは、なにもしなくてもお金は払われるし、関係がバレるとマズいので止めて欲しいとマイクに頼みますがマイクはやめません。

シーズン2で、チャックとのいざこざの結果、1年間の弁護士資格停止処分を受けていたジミーは、泥棒の斡旋をしたりしますが、後に携帯電話の販売を始め、自分名義で使い捨て携帯を買いそれをヤバい人たちに売って売り上げを上げていました。

やがてマイクは、直接ガスの元で働くこととなり、『ブレイキング・バッド』に出てきた、クリーニング工場の地下に、麻薬工場を作る監督管をすることとなります。

ジェームス(ジミー)・マッギル/ボブ・オデンカーク

この作品の主人公で、後のソウル・グッドマンです。兄チャックとの紛争後、1年間の弁護士活動停止処分を受けました。

マイク・エルマントラウト/ジョナサン・バンクス

元フィラデルフィアで警官をしていました。マドリガル社で警備コンサルタントとして働きますが、後にガスの元で直接仕事をするようになります。

チャーリー(チャック)・マッギル/マイケル・マッキーン

ジミーの兄で、自宅の火事により死亡しました。

ハワード・ハムリン/パトリック・ファビアン

ハワード、ハワード&マッギル弁護士事務所の代表パートナー弁護士です。弁護士保険のことでチャックと対立し追い出してしまったため、自分のせいでチャックが自殺したと思い後悔しますが、あまり気にしていないような感じも受けます。

キム・ウェクスラー/レイ・シーホーン

ジミーの友人で、常にジミー側に立ってくれてなにかとサポートしてくれます。ジミーがあまりチャックの事を気にしていない様子を気にかけ、カウンセリングを受けるように勧めます。

イグナチオ(ナチョ)・バルガ/マイケル・マンド

ヘクターのあとを受け、ドミンゴ(クレイジー・エイト)が麻薬の売上金を受け取っている後ろで脅しをかけています。サラマンカの配下でしたが、ガスの下で働かされます。

ヘクター・サラマンカ/マーク・マーゴリス

シーズン3で、心臓発作のため危篤状態となり、ガスが手配した脳専門医の手で治療を受け、やがてチンチンおじさんになります。

マルコ&レオネル兄弟/ルイス&ダニエル・モンカダ

ヘクターの甥で、ヘクターの看病のため病室にいますが、特に何もせずずっと見守っているだけです。

グスタボ(ガス)・フリング/ジャンカルロ・エスポジート

表の顔は、フライドチキンのチェーン店ロス・ポジョスのオーナーですが、裏では麻薬業者として大きな影響力を持っています。ようやくブレイキング・バッドでウォルターがメスを作る地下麻薬工場造りに乗り出します。

ヴィクター/ジェレミア・ビツイ

ブレイキング・バッドの登場人物で、ガスの部下です。

ヒューエル・バビノー/ラヴェル・クロフォード

ジミーに雇われ、ピニャータをします。

リディア・ロデルテ・クエール/ローラ・フレイザー

ドイツ・マドリガル社の物流部門責任者です。裏ではガスの元で違法な仕事をしています。マイクが言うことを聞かないのでウザがっています。

エドゥアルド(ラロ)・サラマンカ

ヘクター・サラマンカの甥で、ヘクターに代わって麻薬ビジネスを仕切るためやってきます。ガスやマイクがなにをやっているのかを独自で調査し始めます。

ヴェルナー・チーグラー/ライナー・ボック

ドイツ人の建築技師で、地下麻薬工場掘削及び施工の現場責任者です。

ゲイル・ベティカー/デヴィッド・コスタビル

科学者で、ガスが持ってきたサンプル品の純度をチェックしたりしています。ガスに自分にメスを作らせてほしいとお願いしますが、まだ早いと断られてしまいます。ブレイキング・バッドで後にウォルターの助手となる人物です。

ドミンゴ(クレイジー・エイト)/マックス・アルジニエガ

メスの卸売販売をしている男で、実はタンピコ家具店の息子です。本名はドミンゴ・ガヤルド・モリーナ。ブレイキング・バッドシーズン1に登場します。

シーズン3で、ついにジミーと兄チャックとの確執の決着がつきましたが、そのせいでジミーは1年間の弁護士資格停止となってしまいました。

シーズン4では弁護士ではないジミーがどんな風になっていくのかや、ガスやマイクがどんどんブレイキング・バッドの世界に近付いていくなど、たくさんの見どころがあります。

1,フラッシュフォワード・フラッシュバック

シーズン3のオープニングで、ブレイキング・バッド後のジミーがお昼を食べていると、DVDを万引きした男がやってきて、後に警官がやってきて万引き男が捕まりました。

警官に捕まった男に「弁護士を呼べ、弁護士が来るまでなにも話すなよ」とまだ弁護士魂が残っていたところを見せてくれましたが、その後店に戻ってシナモンロールを作っている時に、倒れてしまいました。そのまま1シーズン放っておかれて、随分気になってましたが、ようやくシーズン4に入ってからの冒頭で、その後が描かれております。

とりあえず、命に別状はありませんでしたが、あらためて逃亡犯だということを思い知らされました。

またブレイキング・バッドで描かれていなかった、人消し屋に連絡して逃げる準備をしているあたりのことも描かれていて、シーズン3の時とは違う、ブレイキング・バッドになってからの、キツくて強欲なフランチェスカが出演していて楽しめます。

2,登場人物の動向

シーズン4は、全編弁護士ではないジミーが描かれております。チャックが亡くなってから、ジミーは全く悲しみません。そのことをキムは気にし、ジミーにカウンセリングを勧めたりしますが、結局行きません。

そういったこともあり、ジミーとキムの関係が少しずつではありますが変わり始めます。その辺の心理描写なども、上手く映像で見せてくれて思わず唸ってしまいました。

シーズン3あたりからマイクが徐々にブレイキング・バッドの世界に染まっていく様が見られますが、シーズン4に入ってから、ますますブレイキング・バッド化していきます。

また、シーズン4では、直接ガスの仕事を受けるようになります。その仕事ぶりや、トラブル対処法などが見事で、マイクに惚れる人が続出することになると思います。

さすがにシーズン4までくると、ブレイキング・バッドの世界にどっぷりと浸かり始めます。これまでは単独でベター・コール・ソウルだけ見ても、それなりに楽しめたと思いますが、もうそろそろブレイキング・バッドと被る部分が出てきますので、ブレイキング・バッドを見ている人の方が楽しめると思います。

またシーズン4では、まだキムもナチョも出演しておりましたが、ブレイキング・バッド本編には二人とも出ておりませんので、もうそろそろ離れていくのだと思うと少々寂しいものがあります。

特にキムとジミーの仲は、作中で既にすれ違いが描かれていますし、10話のキムの表情が、ヤバそうな感じでした。

おそらく次のシーズン5で最後になりそうなので、今の登場人物がこれからどのようにブレイキング・バッドへとつながっていくのか、またキムとナチョがどのようにフェイドアウトしていくのか、シーズン4で出てきたラロがどのようになっていくのか非常に興味深いです。

『ベター・コール・ソウル』シーズン4の動画は2019年2月5日現在、Netflixで見放題にて配信されています。