ドラマ「インハンド」第1話あらすじ・ネタバレ感想、キャスト・ゲストなど

人気漫画を原作とし、山下智久さんが主役を務める4月期の中で期待を集めるドラマの一つ「インハンド」第1話がようやく放送されました。

そこで早速ですが、第1話のあらすじ、ネタバレ感想を書いて行きたいと思います。

全話あらすじ・ネタバレはこちらからどうぞ

ある日胸が苦しいと言う患者が、高家春馬の務める台田総合病院へ2人緊急搬送されてきました。

その中の1人は既に心肺停止状態で、やがてもう1人も心肺停止となりました。

その2人の患者はいずれも片方の目が大きく腫れており、高平はなんらかの感染症を疑い、院長の黒野秀之に訴えるのですが、院長は取り合ってくれません。

そんな中、外務省から転勤となった牧野巴は、未知の病気などに対処する内閣官房「サイエンス・メディカル対策室」への初出勤を迎え、彼女が想像していたモノとは違う、狭く少人数の部署にやや戸惑うのです。

そんな牧野巴に、室長の網野肇は都内で珍しい寄生虫が出た可能性があり、専門家に話を聞いてきて欲しいと言うのです。

そしてシャーガス病に関する告発資料を、対策室の熊谷奈緒より受け取るのですが、チームの1人・城田幸雄は、現在どこの大学病院の先生も捕まらず、話が聞けるのは変態との噂のある、紐倉哲しかいないと言うのでした。

早速箱根にある、紐倉の研究所へ向かった巴ですが、そこは植物園を改造した熱帯地域のようになった建物で、様々な動物がいる、だだっ広い研究室でした。

巴は紐倉に、シャーガス病に関する匿名の告発文書を見せ、協力を依頼するのですが、自分のやりたい研究だけをしていきたい紐倉は、面倒くさいと間髪入れず断ります。

そこで巴はある条件と引き換えに紐倉と取引し、また紐倉はシャーガス病を引き起こすトリパノソーマを見てみたいということもあり、調査を手伝うことにしたのでした。

早速病院へと乗り込んだ紐倉は、素早く白衣に着替え、病院関係者を装って内部に入り込み、高家のデスクでシャーガス病特有の目の腫れ「ロマーナサイン」の写真を発見するのです。

やがて医師の高家が戻ってきて、勝手に書類を見ていた紐倉に詰め寄るのですが、紐倉は意に介さず高家に握手を求めます。

すると高平の元に、またしてもシャーガス病と見られる患者が運ばれてきたと、連絡が入るのでした。

紐倉哲(ひもくら てつ)/山下智久

ある出来事により右腕を失い、ロボットの腕を着けている変人天才科学者です。

専門は寄生虫の研究で、本当はその研究しかやりたくないのですが、牧野巴にある条件を提示されたため、やむを得ず巴に協力します。

寄生虫の専門ではありますが、医学に留まらず様々な知識を持っており、一度興味を持つと常識にとらわれない行動をすることがあります。

莫大なお金を持っており、箱根にある巨大な植物園を改造した研究室が自宅となっております。

今のところ右腕を失った経緯は不明となっておりますが、ネメシスの杖では友達に持っていかれたとも話していました。また今の義手を使い始めてリハビリ中という様子も描かれていました。

牧野巴(まきの ともえ)/奈々緒

内閣官房サイエンス・メディカル対策室に所属する職員で、容姿端麗・頭脳明晰なエリート官僚です。

外務省からこのサイエンス・メディカル室に出向して来ており、本人は外務省へすぐに戻るつもりです。

そのため、ここで手柄を立て、自分の実力を周りに認めさせようと頑張ります。

高家春馬/濱田岳

救命救急の専門医で、生真面目で使命感あふれる医師です。

急患として運ばれてきた患者に対しシャーガス病を疑い、院長に掛け合うも相手にされなかったため、匿名で告発をします。

御子柴隼人/藤森慎吾

厚生労働省から経済産業省へ異動し、現在は内閣官房サイエンス・メディカル対策室へ出向となりました。

網野肇/光石研

内閣官房サイエンス・メディカル対策室の室長で、警察庁から出向で来ているようです。

現状維持派で平穏無事に過ごすことを心情としているため、長いものに巻かれようとし、物事を大げさにしないようにしようともします。

しかし人並みに正義感はあり、上に逆らうそぶりも見え隠れします。

熊谷美緒/高橋春織

内閣官房サイエンス・メディカル対策室の一員で、メガネをかけています。

依頼された仕事はキッチリこなしますが、マイペースで周りに流されない性格のようです。

城田幸雄/酒井貴浩

内閣官房サイエンス・メディカル対策室の一員ですが、1話時点では、まだそれほど存在感はありません。

山崎裕/田口トモロヲ

内閣官房の副長官補です。

大谷透/松尾貴史

内閣官房の危機管理官です。

瀬川幹夫/利重剛

厚生労働省の医政局長です。

第1話ゲスト

江里口新/風間杜夫

10年前に発生したトリパノゾーマ混入事件の被害者家族で、娘がシャーガス病に感染し、自らの命を絶ってしまいました。

倉井雄一/相馬一之

厚労省の事務次官で、10年前に発生したトリパノゾーマ混入事件に、厚生省担当として関わっていました。

黒野秀之/正名僕蔵

台田総合病院の院長で、高家が患者に感染症の疑いがあると伝えても取り合ってくれませんでした。厚労省の倉井と付き合いがあるようです。

物語のその後ですが、患者の元へ向かった2人は、患者の名前を聞いて驚きました。

10年前の真実

と言うのもその患者とは、10年前にトリパノソーマをばらまいた当の本人、「オケヤ食品」で当時の社長を務めていた桶矢登でした。

オケヤ食品の社長がシャーガス病に感染したのだとしたら、10年前の事件と今回の感染に何らかの因果関係がありそうだと感じられます。

その際紐倉は、桶矢たちの血液を入手していました。

その頃サイエンス・メディカル対策室では、10年前に問題となったチチクチオイルが、厚労省の特保案件だったため、室長たちは、今回の事件にも関わるのをやめようと言い出しました。

さすがは長いものには積極的に巻かれたがる網野室長だけあって、自分の保身のためだけの危機管理能力は優れたものを持ってます。

ただ牧野巴は、外務省畑だからなのか、手柄を立てたいというのが強いのか、特保案件だと言うのも意に介さず、調査を続けます。

過去の被害者

その後紐倉の研究室で調べたところ、3人のいずれの血液中にもトリパノゾーマが見られました。

さらに目が腫れるというロマーナサインがあることから感染は最近であり、日本でここまで感染が広がるというのは、ほぼありえないことから、トリパノゾーマが意図的にばらまかれた可能性もあるようです。

そうなってくると、10年前に起きた事件の関係者が怪しくなってきます。また感染者が、どうやら全員病院長の知り合いらしく、紐倉たちは事件の被害者親族に話を聞きに行きます。

その後チチクチオイルの被害者を娘に持つ、江里口新のもとを訪ね話しを聞くと、アトピーに悩む娘はチチクチオイルに救いを求め、結果シャーガス病となり自殺していたとのことでした。

しかも当時、オケヤ食品だけに責任を押し付け、その他の人たちはほぼ責任を取らずに逃げ延びたようですので、かなりタチが悪いですね。

告発or撤退

驚いたことに、長いものに巻かれたがる網野が、内閣官房定例幹事会の席上で事件の概要を説明しようとしていたのですが、厚労省の事務次官・倉井雄一に手を回され事件を握りつぶされてしまった上、高家もシャーガス病をでっち上げたとして病院を懲戒解雇されてしまいました。

そのことを受け、サイエンス・メディカル室の室長・網野は、この件から手を引かざるを得ないと話すのです。

今回ばかりは、大臣からも手を引くようにお達しがあったようですので、網野室長じゃなくても諦めるしかなさそうですね。

罪と罰

その頃厚労省の 悪代官 事務次官・倉井雄一は1台のタクシーを停め、乗り込みました。

そのタクシーは目的地へと向かう途中いきなり停車し、運転手がダッシュボードから水鉄砲を取り出し、倉井の顔めがけてなんらかの液体を発射しました。

驚いたことに、そのタクシーの運転手は江里口でした。

これまでもこんな風に事件関係者を待ち伏せていたように思われます。

自宅の秘密

一方、紐倉は江里口が自宅内の敷地でサシガメを飼育していることを疑い、江里口の家へ高家と共に忍び込みました。

しかも紐倉はピッキングの腕も中々のもので、あっという間に鍵を開けてしまいました。

やがて紐倉と高家は外にある倉庫の中で、飼育してあるサシガメを発見したのですが、そこには既に倉井を縛り上げた江里口がいて、2人はスタンガンで気絶させられてしまいました。

その後手を縛られたまま目覚めた紐倉と高家が目にしたのは、江里口がトリパノゾーマに感染したサシガメの糞を、水で溶いた溶液を、倉井へ掛けていた姿でした。

こうやってほかの人たちも、トリパノゾーマに感染させられていたのですね。

そこで紐倉は縛られていた義手を上手く取り外し抜け出すことに成功し、その後高家を救い、江里口を説得することに成功しました。

事件解決後

事件は解決をしたのですが、結局逮捕されたのは江里口だけで、倉井は自主退職後天下りし、6千万円の退職金を手に入れていましたし、厚労省は巴や紐倉たちの手柄を横取りし、自ら膿を出した風を装います。

紐倉からしたら、手柄が欲しい訳でもないから良いのかもしれませんが、牧野巴は大きな手柄を取り上げられてしまったので、相当腹立たしいことでしょう。

今回牧野巴が紐倉に出した条件とは、過去違法に動物を持ち込もうとした紐倉は、現在パスポート停止処分を受けており、海外でのフィールドワークをできずにいるのです。

牧野巴は外務省のコネで、それをなんとかしてあげるという約束をしていたのです。

その後紐倉は、約束通りに巴よりパスポートを入手したのですが、それは渡航回数1回限りのものでした。

調べたところ、現在一次旅券は例外的にしか運用されていないようですので、ある意味特別なパスポートだと思います。

その頃高家は次の仕事が見つからず、土手で横になっていると紐倉が現れ、高家に助手のオファーを出しました。

それを高家は断ったのですが、のちに紐倉の研究所まで出向き、助手に使ってくれるようにお願いするのでした。

今回の物語は、インハンドプロローグ(1) ネメシスの杖が原作となっています。

物語の大枠は原作に忠実に構成されていますが、ドラマ枠に合わせストーリーを始めとし、色々と修正されています。

しかし原作の世界観を損なうことなく、それにオリジナリティを加えていったところなど、上手い具合に仕上げられてあったと思います。

また、原作のネメシスの杖には、牧野巴も高家春馬も登場していませんでしたが、似たような人物がいた牧野巴はともかくとして、高家春馬をうまい具合に別の医師と置き換え、紐倉が雇うという流れに持って行ったのはさすがでした。

そして今回のストーリーの肝となる寄生虫とそれによって引き起こされる病気についても、見る人を考慮して実物ではなくアニメで表現していた辺りも賛否はあるでしょうが、割と好印象でした。

さらに全体を通してのストーリーも、違和感なく見ることができて、4月期の第1話の中では、かなり良く練られていた脚本だったと思います。

『インハンド』はパラビで配信されています。