ラジエーションハウス2話、あらすじ・ネタバレ感想、キャスト・ゲスト情報

ラジエーションハウス第2話は母と子供の感動的な物語となっており、原作では3本目のストーリー、「50万分の1の少年」が元ネタとなっております

それに小野寺技師長の父子物語も加わり、面白い仕上がりになっていました。

※この記事にはネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

医師免許を持ちながらも放射線技師として働く唯織に対し、大森院長は放射線技師として働くことを進めるのですが、唯織はあくまでも放射線技師として働くことにこだわるのです。

そんな時、一人の少年・千葉健太郎がヒザの痛みを訴え来院し、技師長がレントゲンを撮影するのですが、杏が読影をした結果、特に異常は見られず成長痛として判断されるのです。

一方、金田富恵という女性患者は、閉所恐怖症のため、MRI撮影の時も愛犬が写ったスマホと一緒じゃないと嫌だと言い、スマホを持ち込もうとします。

裕乃は金田富恵にMRIは強力な磁場が発生するため、金属類は持ち込めないことを話しますが、富恵は頑なに聞き入れません。

そこに威能がやってきて、甘い言葉で彼女の手を取り、スマホを取り上げ一緒にMRI室に入って行くのでした。

唯織はその光景を見て杏が捨て犬の手当をするほど犬好きなことを思い出し、犬を見せれば自分のことを思い出すかもしれないと考えたのです。

そして富恵の犬を見に行くのですが、その犬は逃げ出してしまい唯織はあわてて追いかけて行くのでした。

丁度そこへMRIを撮り終えた金田が戻ってきて、犬がいないと大騒ぎをするのです。

やがて犬を捕まえた唯織が戻ってくると、杏も外へ出てきたので、唯織は杏の近くに寄り犬を見せます。

しかし犬を見た杏は、「私は犬嫌いなの」と言い立ち去ってしまいました。

一方、飼い主の金田は唯織が犬を連れだしたと言い怒るのでした。

富恵は部長の鏑木が研究費を支援してもらっている、金田薬品の会長夫人だったので、唯織となぜか裕乃も一緒は鏑木部長から怒られるのでした。

その頃膝痛を訴えていた健太郎と、母親の美佐子はバス停でバスを待っていました。すると美佐子は腹痛を訴え倒れてしまうのです。

病院に運び込まれた美佐子はレントゲン検査を受けるのですが、特に問題がないように見られます。

しかし、小野寺技師長が彼女が小山美佐子という副腎皮質癌の既往歴がある患者に似ているということに気付き、唯織に話します。

そのことを聞いた唯織は、美佐子に苗字のことや既往歴のことを訪ね、レントゲン検査では不十分なのでCT検査も受けることを勧めます。また、そこにやってきた杏も検査を勧めるのです。

しかしもうすぐ正社員の登用試験を間近に控えている美佐子は検査を断るのですが、息子の説得と、たまたまその子の面倒を見ていた別の少年のお願いもあり、CT検査を受けることにしたのです。

CT検査の結果、癌の所見は見られなかったのですが、膵炎が見つかり暫く入院することになったのでした。

唯織は健太郎にヒザの具合を聞くのですが、健太郎は大げさに言ったと話します。そのことを聞いた唯織は、自分も過去に親が離婚した経験があるため、大げさに言うことがあったと言うのでした。

その時、健太郎の面倒を見ていた少年が唯織に話しかけ、小野寺俊夫を知っているかと尋ねるのです。

その少年は小野寺技師長の息子・大樹だったのです。

その後ラジエーションハウスに、大樹が唯織と共に現れ、離婚届を置いて帰ろうとするのですが、黒羽たまきは彼を追いかけ、自分で渡すようにと言って離婚届を本人に返すのでした。

レギュラー

五十嵐唯織(いがらし いおり)/窪田正孝

優れた腕を持つ放射線技師で、医師免許も持っています。

アメリカで最も権威ある放射線科医のピレス教授から、その腕を見込まれ自身の研究室に残ることを望まれていましたが、杏との約束を守るため日本へ帰りました。

そこまでの腕を持つため、彼の元には現在も世界中から読影を依頼する画像が集まってくるとのことです。

甘春杏とは幼馴染なのですが、杏は唯織のことを全然覚えていません。。

唯織が放射線技師にこだわる理由は、子供の頃杏が「自分は父親と同じ放射線科医になるから、イオリはカメラマンになって私のお手伝いをするんだよ。」と言われその約束を守るためです。

また医師免許を持っている訳は、医師免許があれば放射線技師・看護師・臨床検査技師の国家資格が必要な専門技術職が全部できることと、放射線技師として杏をサポートするため病気のことは自分もしっかり学んでおきたかったからとのことです。

ただ人の心を読むことが苦手でそのため人を怒らせることが多く、これまでそのことで多くの病院をクビになりましたが念願叶って、杏のいる甘春総合病院で働くこととなりました。

甘春杏(あまかす あん)/本田翼

かつて甘春総合病院の医院長で放射線科医の父の跡を継いで放射線医科となりました。

五十嵐唯織とは幼馴染なのですが、ある出来事により本人は覚えていません。

また医師免許を持たない放射線技師を下に見ていてそんな態度を取ってしまうことが多いです

広瀬裕乃(ひろせ ゆの)/広瀬アリス

五十嵐と同僚の短大を出たばかりの新人放射線技師です。仕事に前向きで少しでも早く覚えようと、積極的に仕事に取り組んでいます。

大森渚(おおもり なぎさ)/和久井映見

甘春総合病院院長で、かつて五十嵐唯織がアメリカで権威あるピレス教授の講義を受けていた時、誰も正解できなかった教授の難しい課題を正解していたことを知っているため、甘春総合病院へ応募があったとき、彼女自らが採用しました。

彼が医師免許を持っていることは知っていますが、約束で秘密にしています。

鏑木安富(かぶらぎ やすとみ)/浅野和之

甘春総合病院の放射線科長兼診療部長です。院長の座を虎視眈々と狙っていて、五十嵐がなにかをしでかしたら追い出し、ついでに大森院長に責任を取らせ、自分が後釜に座ろうとしています

小野寺俊夫(おのでら としお)/遠藤憲一

甘春総合病院の療放射線技師で技師長です。普段はだらしなくてギャンブル好きですが、今のところセクハラおやじではなくなったようです。

黒羽たまき(くろはね たまき)/山口紗弥加

甘春総合病院の先輩診療放射線技師で、男勝りでドSで毒舌です。原作でのセクシー系はなくなりました。

威能圭(いのう けい)/丸山智己

甘春総合病院の先輩診療放射線技師です。無口という設定のようですが、ドラマでは結構しゃべっていました。原作でのイケボ設定はなくなったようですが、甘いささやきはできるようです。

軒下吾郎(のきした ごろう)/浜野謙太

甘春総合病院の先輩診療放射線技師ですが、面倒な仕事を押し付けられるタイプとのこと。原作同様チョロチョロ動く感じは似ています。

悠木倫(ゆうき りん)/矢野聖人

甘春総合病院の診療放射線技師で、これまでは一番の下っ端でしたが、唯織と裕乃の2人が来たことで、先輩技師になりました。原作では電子パーツオタク設定でしたが、電子機器オタクになったようです。今のところ原作での女装が似合うという設定は見受けられません。

辻村駿太郎(つじむら しゅんたろう)/鈴木伸之

将来を有望視されている整形外科医です。イケメンで女性に人気があります。徐々に暗にアプローチし始めています。

第2話ゲスト

小野寺大樹/田中奏生

小野寺俊夫技師長と別居中の妻との間の子供で、学校が休みだったため小野寺に離婚届にサインするように渡しに来ました。千葉健太郎君の母親が検査を受けている間、健太郎君の面倒を見ていました。

金田富恵/宮田早苗

MRIを撮影しに来院した患者で、閉所恐怖症のため、ペットの犬の画像が入ったスマホをMRI撮影の際に持ち込もうとしますが、威能の機転によりスマホは手放しました。、

千葉健太郎/石田星空

膝痛を訴え甘春総合病院へ来院し、技師長の小野寺にレントゲンを撮影してもらいました。その画像を見た杏は、成長痛の診断を下します。

千葉美佐子/中越典子

健太郎の母で、健太郎の診察帰りにバスを待つ際、腹痛を訴え倒れてしまいました。

金田会長/鶴田忍

金田製薬の会長で、富江の夫です。鏑木部長に研究費を支援しています。

リ・フラウメニ症候群

実は美佐子の家計は母親が脳腫瘍で、妹が白血病で死亡しているという癌家系でした。そのことを知った唯織は健太郎にリ・フラウメニ症候群※注を疑い、レントゲンをフィルムに焼き直し、フィルムの左右を重ねて見ることで、両足の違いを調べました。

そのフィルムの読影をして、しかも健太郎にリ・フラウメニ症候群を疑っている唯織は、健太郎に追加のMRIが必要だとラジエーションハウス内で訴えます。

さすがは最も権威ある放射線科医のピレス教授からお墨付きを与えられているだけあって、誰も気づけないなんらかの違和感に、唯織は気付いたんでしょうね。

技師たちの限界

しかし撮影の必要性を決定するのは医師なので、こちらの言い分が通ることがないだろうことを知っている他の技師たちは無理だと諦めています。

小野寺が掛け合いに行きますが、鏑木に反対されます。しかし小野寺は、許可が取れたと技師たちに話し、唯織たちはMRIの撮影を開始します。

健太郎のMRI撮影の途中に鏑木がやってきて、小野寺を怒鳴りつけるのですが、最終的にフィルムを見た杏がMRIの撮影を許可をしました。

フィルムを見ることによって、最初見た時に気付けなかった杏も、なんらかの違和感に気付けたということは、唯織もスゴイですが、小野寺技師長の腕もスゴイということなんでしょうね。

病気の発見

そして唯織はすべてのMRIの撮影を終えることができたのです。それを杏が読影した結果、健太郎君には骨の癌、骨肉腫が発見されたのでした。

健太郎君に骨肉腫が見つかったことで落ち込む裕乃に対し、黒羽たまきは「技師の仕事は検査したら終わりなので同情するだけ無駄」と話すのですが、小野寺は「今回は幸運にも手遅れになる前に発見できた」と話し、「骨肉腫は医療の発展に伴い、医療成績も向上的に発展している」と話すのです。

ちなみに原作によると、近年の全体の5年生存率は約75%で、初診時に転移のない場合は約90%とのことなので、健太郎の場合は比較的初期らしいので、かなり確率は高くなりそうです。

また最近注目されている先進医療の一つに「凍結療法」というのがあり、癌に侵された骨を取り出し液体窒素で凍結させ、癌細胞を死滅させた後に元の場所に戻すという治療法もあるそうです。

小野寺技師長の真の姿

技師長の小野寺は、「癌になりやすい体質の患者だったら、俺たちが早期に見つければいいだけだろう」と話し、「それが俺たちにできる仕事だ」と伝えるのでした。

その時小野寺の息子・大樹は机の下で、それを全て聞いていたのです。

今回の小野寺技師長はなかなかカッコ良かったです。

そんな小野寺がどうして奥さんに離婚届を突き付けられているのか・・・やはりギャンブルでしょうか?

一方、美佐子は今後の健太郎のことを心配するのですが、杏は「私たち放射線科チームはこれからいつだって千葉産と健太郎君のことを見守り続けます。」「もし万が一何かあった場合もいち早く病気を見つけ出し、早期治療に臨めるように努めてまいります。」「どうか我々を信じてください、一緒に頑張りましょう」と伝えるのです。

今回は杏もなかなか良いことをいいますね。今後この親子に再び病が襲うことがないように祈ります。

その後健太郎は、母に50万分の1の確率の病気になってごめん、迷惑をかけてごめんと自分の病気のことを謝ります。

美佐子はそんな健太郎に対し50万分の1とかそんなこと関係ない、あなたは私にとって1分の1と言って、自分にとって大切な存在であることを伝えます。

その後小野寺の息子・大樹に小野寺技師長は書いた離婚届を渡すのですが、それには「バーカ 離婚なんてするか!」と書かれていたのですが、大樹は晴れやかな表情で帰って行きました。

どうやら結局大樹は父親に会いたかっただけのようですね。

そして杏が犬を嫌いと言った訳は、杏がまだ小さかった頃工事現場へと入って行った犬を、杏の代わりに兄が追いかけて行って、崩落事故によって兄が命を落としたことで、そのあたりの記憶を無意識に忘れているようでした。

※リ・フラウメニ症候群

Frederick P.LiとJoseph F.FraumeniJr.により発見されたことでこう呼ばれ、家族性にガンを多発する遺伝性突然変異です。
がん抑制遺伝子の一つであるTP53遺伝子の病的変異が原因で、年齢に関係なく、骨肉腫・乳がん・白血病・脳腫瘍などさまざまな臓器で悪性腫瘍を多発するリスクのある遺伝性疾患です。

今回のストーリーは原作にある、子供の骨肉種の発見に、オリジナルの小野寺の離婚騒ぎをミックスした内容となっています。

結局母親の家系に癌で死亡した人が多いことから、子供のリ・フラウメニ症候群を疑うことは理解できますが、今回のストーリーでは当然疑うべき母親のリ・フラウメニ症候群については一切言及がありませんでした。

原作では母親もリ・フラウメニ症候群で、次週に放送される乳がんとデンスブレストの関係に言及し、そこから千葉家の家族の修復まで話を広げていくのですが、ドラマではそれぞれ別の話にしてしまっていました。

また最後の健太郎が母親に謝るシーンですが、もう少し母親が忙しくしていて、時間がないと言っている様子をしっかり描いていた方がもっとわかりやすかったと思います。

今回は小野寺技師長役を演じていた遠藤さんの演技が非常に素晴らしく、小野寺技師長という役柄を見事に演じていたと思います。

その他の役者さんたちも、良い感じにラジエーションハウス感を出していたように思います。

ただ残念ながら、今回も本田さんの女医感がすこし弱かったように思います。

次回は乳癌についてのストーリーのようですので、このドラマで日本人女性に多いと言われるデンスブレストについての理解が深まれば良いと思います。

ラジエーションハウスの見逃し配信は2019年4月16日現在、月額888円(税抜)でFODプレミアムにて配信しております。

尚、初回1ヶ月無料期間がありますので、まとめて見たい方や他のドラマを見たい人にも良いかと思います。