ラジエーションハウス3話、あらすじ・ネタバレ感想、キャスト・ゲスト情報

ラジエーションハウスも第3話となりましたが、未だに唯織と杏の距離は縮まりません。

その日、杏は甘春総合病院の放射線科入局説明会で挨拶していましたが、日本では放射線科に人気がないため、会場はガラ空きとなっていました。

それでも唯織は、堂々と話をする杏に見とれているのでした。

source:https://www.fujitv.co.jp/muscat/20195160.html

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唯織は放射線入局説明会を終えた杏に、ねぎらいの言葉を掛けようとしていると、整形外科医の辻村が現れ、2人が食事に行くほど仲が良いことを知り、ショックを受けてしまうのでした。

同じころ、裕乃は、マンモグラフィ検査に苦戦していました。そこに、結婚を控えた女性誌編集者・葉山今日子がやって来ます。

今日子の祖母は卵巣がんの既往歴があり、母を乳がんで亡くしているため、彼女は毎年検査を受けていたのでした。

不安そうな今日子を和ませようと、話しかける裕乃だったのですが、それを聞いていたたまきから「ここはおしゃべりを楽しむ場所じゃない」と叱られてしまうのでした。

その今日子の画像が杏の元に届くのですが、今日子は日本人に多いデンスブレストと言う乳腺密度が濃い女性でした。

読影した杏は、鏑木に相談したのですが、病変が見つからないことから『異常なし』との診断結果を下すのでした。

一方たまきは、友人から相談されたと言って、杏に1枚のマンモ画像を見せるのです。

その画像を見た杏は、右胸にある腫瘤が悪性の可能性を否定できない、として再検査をした方が良い、とたまきに伝えるのでした。

そんな中唯織は、今日子のマンモ画像に目を止めます。

何かに気づいた唯織は、今日子の後を追いかけデンスブレストであることや、母と祖母がガンに罹患していることから、今の段階では隠れたガンが存在する可能性を否定できないので、なるべく早く超音波検査を受けてほしいと伝えたのです。

レギュラー

五十嵐唯織(主人公・放射線技師)…窪田正孝
甘春杏(ヒロイン・放射線科医)…本田翼
広瀬裕乃(新人放射線技師)…広瀬アリス
大森渚(甘春総合病院院長)…和久井映見
鏑木安富(診療部長・放射線科長)…浅野和之
小野寺俊夫(放射線技師長)…遠藤憲一
威能圭(放射線技師)…丸山智己
軒下吾郎(放射線技師)…浜野謙太
悠木倫(放射線技師)…矢野聖人
辻村駿太郎(整形外科医)…鈴木伸之

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第3話ゲスト

葉山今日子/内山理名

祖母・母親とも癌に侵されていたため、早期発見・早期治療のため毎年マンモ検査を受ける女性ですが、デンスプレストのため、乳腺が密集して写り、その中に病変が隠れていた場合見つかりにくい体質です。

谷山医師/小松和重

乳腺外科の医師で、唯織が無理やり今日子の超音波検査を行ったため、ラジエーションハウスに怒鳴り込んで来る。さらに造影剤を使ったMIR検査をやりたいと言う唯織に、彼女に問題はないと言い、断ってしまう。

平田公太/松下洸平

結婚を間近に控えた今日子の7歳年下の婚約者で会社の後輩。今日子の診断結果を心配しています。

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病院へ戻った唯織は、杏に今日子がデンスブレストであることから、超音波検査の必要性を訴えます。

デンスブレストとは

しかし杏は日本人のデンスブレストの多さや、検査を待っている女性の多さから、マンモで異常がない以上、病院のルールに従って欲しい、一人の患者だけ特別扱いすることはできないと告げ、部屋に入って行ってしまいます。

がんを見つけにくい「デンスブレスト」とは

「デンスブレスト(高濃度乳腺)」とは、乳腺が濃く、エックス線画像上、白く写るタイプをいう。乳腺には個人差があり、その濃度によって次の4つのタイプに分類される。(3)と(4)を併せてデンスブレストと呼ぶ。

(1) 脂肪性
(2) 乳腺散在
(3) 不均一高濃度
(4) 高濃度

乳腺密度の違う乳房のエックス線画像。左から順に、「脂肪性」「乳腺散在」「不均一高濃度」「高濃度」の画像。乳腺密度が濃いと、白く写る範囲が広くなる。 (画像提供/GEヘルスケア・ジャパン)

デンスブレストの場合、マンモグラフィで画像を撮影しても全体が白く写るため、がんを見つけにくい。“雪山で白ウサギを見つけるようなもの”とも例えられる。一方、脂肪が多い場合は画像で黒く写る部分が多いので、その中にがんが白く写れば比較的見つけやすい。実はアジア人で50歳未満の女性の8割はデンスブレストで、日本人の50歳以上の女性でも8割はデンスブレストだというデータもある。

source:https://doors.nikkei.com/atcl/wol/column/15/155824/102200001/

黒羽たまき

その夜たまきは裕乃に声をかけ、自ら被検者となってマンモグラフィ検査の練習をさせました。

するとたまきは、その画像をこっそり持ち帰えってしまます。自分の撮影結果を見てみたい裕乃が画像を見ようとすると既に見当たらなかったのです。

裕乃が諦めずに画像を探し続けていると、ようやくその画像を見つけ、見てみると顔つきの悪い腫瘤が写っていました。

たまきが、朝からずっと見ていて、杏に見ていてもらっていたマンモ画像は自分の画像だったんですね。でも、ちゃんと調べるのは怖いみたいですね。

その先の検査へ

翌朝甘春総合病院へ今日子が訪ね、唯織にデンスブレストの場合マンモでは正確な診断ができないのに「異常なし」なのはどうしてなのかを責めます。

唯織はマンモで異常がない場合は、異常なしとしか伝えることができないと言い、しかしその異常なしは、本当は「マンモでは見つけることができなかった」と言うことでしかないと話します。

そしてデンスブレストの場合は隠れたガンがある可能性を否定できないと伝えます。

それを聞いた今日子は、お医者さんがそのことを言ってくれなかったら、患者は知りようがないと言い、そんな大切なことをどうして教えてもらえないのかを尋ねるのです。

今日子は、母を乳癌で亡くした過去から、毎年欠かさず、だれよりも真剣にマンモ検査を受けてきました。

日本ではまだ、デンスブレストに対し、告知義務がないということなので、告知義務化をしてほしいもんです。実際デンスブレストの方でマンモでは異常なしでも、超音波検査・MRI検査で腫瘤が発見される方もいるようです。

今日子はこれまでマンモ検査を毎年受けて、異常がなければ安心なんだとずっと信じてきたと言います。それが全部無駄だったのですかと嘆くのです。

その言葉を聞いた唯織は、「僕も悔しいです。そうやって発見が遅れて悲しい思いをする人をたくさんみてきました。」と言い、「でも最後に自分の命を守れるのは自分だけなんです。」と伝え、超音波検査をやらせるようにお願いするのでした。

超音波検査の結果、異状はなかったものの、ほんのわずかの異変に対し造影剤を使ったMRI検査をさせて欲しいと唯織は担当医にお願いしますが、担当医はこんなのは病変じゃないと突っぱねます。そこへ杏も一緒に担当医に頭を下げ、「もう二度と曖昧なレポートを書きたくない」と言い造影剤を使ったMRIを受けさせてくれるようにお願いをします。

その頃裕乃は、たまきに10万円支払うので、もう一度検査させて欲しいとお願いすると、技師長の小野寺も減るもんじゃないしやらせてやれと言うのでした。

結局裕乃の、患者の不安に寄り添いたいという気持ちが勝って、たまきも超音波検査を受けざるを得なくなってしまったんですね。

その後今日子のMRI検査が始まった、ちょうどその時たまきの超音波検査を裕乃が始めるのでした。

検査結果とその後

今日子の検査を唯織が進めていると、やがて一つの異変を発見します。

それは、クモの巣状の非浸潤性乳ガンだったのです。

一方たまきの超音波検査を進めていた裕乃に、技師長の小野寺がエラストモードに切り替えろとアドバイスを出し、検査を進めると良性の腫瘤であることが解ったのでした。

今日子にとっては、非常に残念な結果となってしまいました。しかしマンモ・超音波・MRIと3つ全てやってみて初めて解るガンでしたら、マンモだけこのまま続けていたらどうなっていたか解りませんね。
一方、たまきは良性の腫瘤で本当に良かったと思います。本人もホッとしたことでしょう。

一方ガンが発見された杏子は、担当医から転移が見られないので、右胸を全摘すれば命に別状はないと伝えられるのです。

そんな今日子に唯織と杏は、デンスプレストのことや、マンモで一旦異常なしと診断したのに、ガンが見つかったことなどのことを謝るのです。

それに対し今日子は、早期に見つけてくれてありがとうとお礼を言うのですが、7歳年下の結婚相手に対し自分が申し訳ないと話すのです。

するとその光景を見ていたたまきがやってきて、「なにが申し訳ないんですか?今や乳がんは11人に1人がなる、珍しい病気ではありません。それに比べると、お互いに結婚したいと思える相手に出会えることの方が奇跡だと思う。」と話し「その奇跡を大事にしてください、生きるために決断したあなたを心から尊敬しています。」と伝えるのです。

その後結婚相手に会って、胸の摘出手術のことを話し、「私、胸なくなっちゃうんだよ。」と訴えると、相手の男性は「そんなの、将来僕だってメタボになったりハゲたりするかもしれない」と言い、変っていくのは当たり前と話し、2人連れ添って帰っていくのでした。

充分感動的なシーンでした。ただ、原作のように相手の男性の髪の毛が既に薄くなってていて、「僕は君の外見だけを好きになったわけじゃない。」「僕だって、出会ったことに比べたら頭とかこんなになっちゃって。」「君は僕がこんなハゲになっちゃったから嫌いになったのかい?」という展開の方がより感動できたと思います。

その後今日子は自分が担当する雑誌のページで、今回の自分の体験を基にデンスブレストの記事を書くのでした。

その後唯織はその記事を杏に見せるのですが、杏は唯織に対し「あなたには負けません」宣言をし、辻村とその場を立ち去ってしまうのでした。

今回は、日本女性に多い割にはまだあまり知られていないデンスブレストを取り上げた内容のストーリーとなっておりました。

今回この内容を取り上げてくれたおかげで、NPO法人乳がん画像診断ネットワークへのアクセスが、わずか数時間で27,000件以上のアクセスがあったそうです。

こういった命に係わる問題で、まだあまり知られていないため、そのまま見逃されると悲しい思いをする女性がいるということを、世の中に知らしめる良い切っ掛けになったと思います。

今回の内容についてですが、私たちは検査をしたらそこで終わり、患者に思い入れるなと言っていた黒羽たまきが、ラストでは患者に思い入れを持って意見をしていました。

そのことについては、その心が動いていく様子が、要所要所で描かれていて、納得できる作りになっていましたが、杏がなぜラストで唯織に「あなたには負けませんから」と宣言したのかの杏の心の動きがちゃんと描けていなかったように感じます。

例えば、前回の骨肉腫発見や今回の乳がん発見に対し、杏の心の声などで、なぜ私が見逃した病気を次々と唯織が発見していくのだろうと言うような、杏の苦悩や葛藤などを上手く表現していれば、もっと上手にラストに繋がっていったと思います。

さて、次週第4話は、原作でのFLY AGAINが描かれるようですので、いよいよ裕乃が中心となった裕乃の活躍が見れるストーリーになるかと思います。

第4話も楽しみに待ちたいと思います。

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