アンブレラアカデミー、あらすじ・キャスト、各話ネタバレ感想・シーズン2など

配信直後から、評価の高かったアンブレラ・アカデミーですが、Netflixのヒーロー物と聞いて、同じくNetflixで配信された「デアデビル」や「ジェシカ・ジョーンズ」のようなストーリーを想像していたのですが、良い意味で期待を裏切られました。

非常に面白い作品だったので、あらすじ・感想などを書いて行きます。


source:Netflix

※随時更新していきます。

1989年10月1日12時に世界中でそれまで妊娠していなかった43人の女性たちがいきなり出産するという不思議な出来事が起こりました。

億万長者で冒険家のレジナルド・ハーグリーヴズ卿は、この子供たちの居所を探し回り、出来るだけ多く養子にしようとします。

その結果、ハーグリーヴス卿は7名の子供たちを養子に迎えることができました。

やがてハーグリーヴス卿は、その子供たちの持つ特別な能力を鍛え上げるべく、アンブレラアカデミーを設立したのです。

子供たちはアカデミーで鍛えられ、悪と対峙する正義のスーパーヒーローとなっていくのでした。

しかしその子供たちもやがて成長し、自我が確立していくにつれ、兄弟は一人また一人と家を出て行き、ナンバー1のルーサーを残すのみとなったのです。

しかし、そのルーサーもハーグリーヴス卿からの指示により、長い間「月」で過ごしていたため、卿と兄弟たちは離れ離れとなっていました。

そんなある日、兄弟の元に突然ハーグリーヴス卿が亡くなったという知らせが届くのです。

その知らせを聞いた兄弟たちの内、13歳の時に行方不明となったナンバー5と、既に亡くなっているナンバー6のベンを除いた5人が、ハーグリーヴス卿の家に集合したのです。

そんな中、17年前に行方不明となっていたナンバー5が突如空間のゆがみから、13歳当時のままの姿で現れ、兄弟たちに、今から8日後に地球が滅亡すると伝えるのでした。

ナンバー1、ルーサー/トム・ホッパー

コードネーム:スペースボーイ

source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

アンブレラアカデミーでのリーダー格で長男的な位置づけです。

怪力を持ち、兄弟の中で唯一アカデミーに残っていましたが、任務の際に瀕死の重傷を負い、その際に命を助けるため、ハーグリーヴズ卿が施した処置により、ゴリラのような巨大な毛むくじゃらの上半身を持つようになりました。

ハーグリーヴズ卿が亡くなるまでの4年間を、卿が命じた任務のため月で過ごしていました。

子供のころからナンバー3のアリソンに想いを寄せていましたが、それを口にしないまま、みんな家を出て行ってしまいました。

ナンバー2、ディエゴ/デヴィッド・カスタネダ

コードネーム:クラーケン

source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

ナイフ投げと格闘技の達人です。

アカデミーを去った後も正義の味方をやめられないようで、1人で自警団をやっています。

アカデミーを去った後、警察学校にも入りましたが、途中でやめてしまいました。そして当時知り合ったと思われる女性刑事のパッチと付き合っていたようですが、現在は別れています。

しかし事件を求め彼女に付きまとったり、言い合いの喧嘩をしたりと、いまだに仲は良いようです。

現在は掃除などをする代わりにボクシングジムに住まわせてもらっています。

兄弟の中で一番ママアンドロイドのグレースと仲が良く、マザコン気質です。

ナンバー3、アリソン/エミー・レイバー・ ランプマン

コードネーム:ザ・ルーマー

source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

他人を言葉で意のままに動かす能力を持っています。

ルーマー(rumor)は噂という意味で、彼女がその能力を使うときは、「噂なんだけど」や「噂を聞いたの」などの後に、相手にやらせたい行動を言葉にすると、相手はその通りにしてしまいます。

現在は誰もが知っているような女優として活動していますが、かつては結婚していて女の子を一人出産しています。

その子育て中に、言うことを聞かない娘に対し、彼女の特殊能力を使って娘を眠らせたところを夫に見られたため、離婚されてしまいます。

彼女も子供のころからナンバー1のルーサーに想いを寄せていましたが、想いを告げないまま家を出てしまいました。

ナンバー4、クラウス/ロバート・シーアン

コードネーム:ザ・セアンス

source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

死者と交信する能力を持っています。

あまりにも周りに死者が寄ってくるため、ドラッグで麻痺させるようになり、ドラッグ中毒となりました。

彼のそばにはかつて亡くなったナンバー6のベンが寄り添っていますが、クラウス以外には見えないため、誰も知りません。

ヘイゼルが持っていた時間移動用のバッグを盗んで、そのことを知らずに使ったためベトナム戦争時代に飛ばされ戦争に参加することになります。

その時、そこで出会った兵士のデイブと恋人関係になりますが、デイブが戦死したため現在に戻って来ます。

本人はまだ知りませんが、死者と交信する以上の力を持っています。

ナンバー5/エイダン・ギャラガ―


source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

兄弟の中で唯一コードネームも名前もありません。

おそらく13歳の時に失踪したため、グレースママが名前を付けなかったのではないか?と勝手に想像しています。

瞬間移動する力を持っており、その力を高め、時間までも移動できるようになりましたが、13歳の時に未来に飛んでいたら、滅亡後の地球にたどり着き、それ以来元の時間に戻ることができなくなっていました。

それから45年後の58歳の時に、ある組織にスカウトされ、その組織で時空間を移動し、暗殺の仕事を行いながら、元の時間に戻り地球滅亡を防ぐチャンスを狙っていました。

そのチャンスが巡ってきて兄弟の元へ戻ってきたのですが、その際ミスをし、おおよそ13歳当時の身体となってしまいました。

ナンバー6、ベン/ジャスティン・H・ミン

コードネーム:ホラー

source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

身体からタコの足のような謎の光のような得体のしれない物体を出し、それを使って相手を倒すことができますが、ハーグリーヴズ卿が亡くなって兄弟が集まってきた頃には既に死亡していました。

何歳の時にどんな原因で死亡したかは不明ですが、酷い亡くなり方をしたようです。

現在は霊となり、ナンバー4・クラウスのそばにいて、クラウスに苦言を呈しています。

ナンバー7、ヴァーニャ/エレン・ペイジ

コードネーム:ホワイトバイオリン

source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

兄弟の中で唯一特殊な力を持たなかった女性です。

力がないため子供時代は、他の兄弟が活躍していても、一人ハーグリーヴズ卿のそばにおかれ、他の兄弟に引け目を感じて生きてきました。

兄弟たちが家を出てアカデミーが解散してから、兄弟たちの暴露本を出版したため、他の兄弟たちから嫌われる羽目になりました。

特技はバイオリンで、オーケストラで演奏をしながら、バイオリン講師をしています。

ただ前出の通り、唯一兄弟の中で力のないことに引け目を感じていたので、小さいころから自分に自信がなく、それがバイオリンにも現れており、第3バイオリンから上へ行ったことがありません。

レジナルド・ハーグリーヴズ卿/コルム・フィオール


source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

もの凄い億万長者で発明家、そして競技は不明ですがオリンピックの金メダリストでもあります。

あることを計画し1989年10月1日12時に妊娠していない女性から生まれた7人の子供たちを養子に迎え、アンブレラアカデミーを設立し子供たちを教育します。

物語が始まる前に亡くなったため、兄弟たちが再び集まることとなりました。

グレース/ジョーダン・クレア・ロビンス


source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

子供たちの母親ですが、ハーグリーヴズ卿が作り上げた美しい女性の外観を持ったアンドロイドです。

理想の母親となるようにプログラムされているので、非常に子供たち想いで、子供たちの問いかけにも非常に適切に答えますが、上手い具合に誤魔化している節もあります。

なので実際は並みのAIを超えている知能を持っているのかもしれません。

ポゴ/アダム・ゴドリー


source:https://www.imdb.com/title/tt1312171/

人の言葉をしゃべるチンパンジーで、知能も人並み以上にあります。

ハーグリーヴズ卿の執事で、ずっと兄弟に接してきたため、兄弟たちの行動を諌めたりもします。

チャチャ/メアリー・J. ブライジ

秘密組織のエージェントで、様々な時代をタイムスリップし指定された人物を殺害して回っています。

この物語ではナンバー5を暗殺するため、相棒のヘイゼルと共にこの時代に派遣されました。

ヘイゼル/キャメロン・ブリットン

チャチャの相棒で、チャチャ同様ナンバー5を暗殺するためこの時代にやってきました。

組織の経費節減のため、ホテルのランクが以前より悪くなっていくことに何度も文句を言っています。

いつもカバンに組み込まれた、重いタイムスリップ装置を持たされていたのですが、あまりにも重いので、今回の任務ではホテルに隠して行動しています。

割とぽっちゃりタイプの体型ですが、アカデミーの兄弟と戦って勝てるくらい強いです。

どうやら熟女好きなようで、過去に暗殺相手の中年女性を殺さずに逃がしていたこともあるようです。

ハンドラー/ケイト・ウォルシュ

時の流れを監視する秘密組織の幹部で、チャチャやヘイゼルたちを使う立場の人です。

その他見込みのある人材のスカウトなどもしており、滅亡後の地球で58歳になったナンバー5を暗殺者としてスカウトしました。

後に再びナンバー5の元に現れ、ナンバー5を幹部として迎えるオファーを出しました。

レオナルド・ピーボディ/ジョン・マガロ

ヴァーニャの元へ、バイオリンのレッスンを受けるためにやってきて、その内ヴァーニャと意気投合し、一緒に朝食を食べたりします。

アグネス・ロファ/シーラ・マッカーシー

卿の家にコーヒーがないため、ナンバー5がコーヒーを飲むため立ち寄った「グリィディーのドーナツ店」で働いている初老に近い女性です。

バードウォッチングが趣味で、将来はバードウォッチングをしながら暮らすため、ドーナツ店で働きながら、資金を貯めています。

ユードラ・パッチ刑事/アシュリー・マデクウェ

市警の刑事で、かつてはディエゴと付き合っていました。

ディエゴが自警団として活動することを快く思っておらず、やめるようにとよく言い争いになります。

チャック・ビーマン刑事/レインボー・フランクス

パッチ刑事と同僚の市警の刑事です。

心情的にはディエゴの味方になりたい様子も見られますが、刑事として法を守る立場に立ちます。

ドローレス

ナンバー5が時間移動した際に到着した、滅亡した後の地球での暮らしを唯一支えてくれた女性です。

ナンバー5との会話は、ナンバー5が話しかけると直接ナンバー5の心に語り掛けているような様子が見られます。

体組織は彼女たちの独特な構造となっており、表皮はおそらくFRPで覆われています。

ナンバー5が現代に戻ってからは、エピソード2で登場し、その後ナンバー5と行動を共にします。

この作品は、2013年3月に解散したバンド、マイ・ケミカル・ロマンスのヴォーカル、「ジェラルド・ウェイ」が原作を、ブラジルのコミック作家ガブリエル・バーが作画を担当し、ダークホース・コミックにて出版された同名コミックを映像化したNetflixのオリジナル作品となっております。

海外での評価は、配信当初ロッテン・トマトでは95%、IMDbでも10段階中8.5と高評価でした。配信開始後3ヶ月程過ぎた現在でもロッテン・トマトでは76%、そしてIMDbでは8.1と高い評価を維持し続けています。

また、配信開始からわずか1ヶ月半でシーズン2の更新が決定したことからも、その人気の高さが伺えます。

シーズン2でも、シーズン1同様兄弟7人とも出演が決定しています。

またシーズン2では、シーズン1同様10話構成で、今年2019年の夏から前作同様に、カナダのトロントで撮影が開始されるとのことです。

この作品はヒーロー物だと言うことで見ていたのですが、登場する7人の兄弟たちは想像していた以上にヒーローらしくなく、ナンバー1のルーサーは、他にもやることがあると思われるのに、ハーグリーブス卿の死の真相にこだわり追いかけ続けます。

ディエゴはハーグリーブス卿が嫌いで、卿の元に残ったルーサーといがみ合いなることが多々あり、殴り合いまで発展することもありました。

家を出たのだから、他にもっとやることがあると思うのですが、結局一人ヒーロー活動をしていて、それはどうなのか?と思ってしまいます。

ナンバー3のアリソンは子供の親権問題のことで、他のことに構っている余裕がなく、バーニャに酷いことを言ったりもしてしまいます。

クラウスは金とドラッグのことしか考えておらず、ナンバー5は兄弟たちのことを信用していないため、自分ひとりで行動することが多く、せっかく兄弟でそれぞれ能力を持っていても、全然まとまりがなく、社会の役に立っている様子がありません。

そしてナンバー7のヴァーニャと言えば、兄弟の中で唯一なんの能力も持たなかったため、劣等感を抱えており、自分は役に立たないとマイナス思考全開です。

そんな中、登場人物の中で一番能力がありそうなのが、知能が高く人語を自由自在にあやつる、チンパンジーのポゴじゃないかと思いますが、戦闘能力がほぼ無いため、あまり兄弟たち以外の役に立ちません。

そこで、兄弟の中でもかなり能力が高く、非常に頭の良いナンバー5がなんとか地球滅亡を防ごうと色々行動します。

しかし自分一人でなんとかしようとすることが多いため、空回りすることが多いです。

こんな感じで兄弟たちが、ずっとグダグダなまま進んでいくので、もっとしっかりしろ!、とじれったい思いをしながら前半・中盤あたりまで進んでいくこととなります。

そんなところが、見る人によっては中だるみと感じることがあるのかも知れませんが、その間は、個々のキャラクターのエピソードなどもしっかり描れているので、楽しく見ることができました。

また、ハーグリーブス卿は、世界滅亡がやってくることを、知っていたと思われる節があり、おそらくそれを食い止めるために兄弟を迎い入れた感じもありますが、結局、肝心なことを兄弟たちになにも伝えておらず、さらに余計な物まで残してしまい、実際のところ世界滅亡の原因は卿にもあるような気がします。

それでも、この兄弟たちが互いを尊重し、もっとちゃんとコミュニケーションが取れていれば、もっと早くちゃんとした解決方法を見いだせていたのでは?とも思います。

そしてなにより、やはりハーグリーブス卿がもっとしっかりと、子供たちをまともな大人になるようにしつけていれば、混乱も起きなかっただろうと思うのですが、全員しっかりしていないからこそ、面白いというのもあると思います。

また彼ら兄弟意外にも、チャチャやヘイゼルたちの、ナンバー5の暗殺に関する物語も非常に面白く、そしてヘイゼル個人の、小さな恋のストーリーも非常に面白く見させてもらいました。

最後に、今回のシーズン1は、シーズン2ありきの終わり方だったので、多くの謎を残したままとなっています。

シーズン2で、今回残された疑問が解決されることやナンバー6の死因、そして同時刻に妊娠してなかった女性から生まれた、残りの36人の現在についてなども描かれることを期待して、シーズン2の配信開始を待ちたいと思います。

アンブレラアカデミーは2019年5月2日現在、Netflixにて配信されています。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。