ドラマ「インハンド」第6話あらすじ・ネタバレ感想、キャスト・ゲストなど

インハンド第6話で、紐倉と高家は正式に内閣官房サイエンス・メディカル対策室のアドバイザーとなりました。

しかし、あいかわらずマイペースの紐倉は、牧野巴に紹介されても一言も話さずに、面倒くさそうに、サイエンス・メディカル対策室のメンバーと面会すするのでした。


source:TBS公式

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その後、室長の網野肇は早速、紐倉に案件の相談を持ちかけるのです。

その案件とは、国民栄誉賞の授与が検討されている日本陸上界のエース・野桐のドーピング疑惑について調べてほしいというものでした。

その依頼を聞いた紐倉は、即座に拒否したのですが、高家が土下座してまでの必死過ぎる頼みによって渋々受けることにしたのです。

早速、紐倉と高家、そして牧野は、ドーピング疑惑の真相を探るため、練習中の野桐に会いに行ったのです。

野桐は、陸上界の異端児と言われるだけあって、レース後に野獣のような雄叫びをあげたり、謎のダンスを踊り出すなど、謎めいた行動が多いのですが、紐倉はそれを全て試合時のルーティンだと見抜いたのです。

さらに野桐は、変人な上に傲慢な性格で、紐倉にも執拗に突っかかるのでした。

野桐から色々と話を聞いていく中、紐倉は野桐の過去と現在の「ルーティン」の違いから、彼のドーピングを疑うのです。

その後スポーツ庁などから横やりが入ったサイエンス・メディカル室からは、調査の打ち切りを命じられたものの、紐倉と高家はさらに詳しく調べるため、長野のトレーニング施設へとやって来たのでした。

紐倉哲(ひもくら てつ)/山下智久
牧野巴(まきの ともえ)/奈々緒
高家春馬/濱田岳
御子柴隼人/藤森慎吾
網野肇/光石研
熊谷美緒/高橋春織
城田幸雄/酒井貴浩
山崎裕/田口トモロヲ
大谷透/松尾貴史
瀬川幹夫/利重剛

登場人物の詳細については以下をご確認ください。

第6話ゲスト

野桐俊/清原翔

専門は10000mの長距離選手で、日本長距離男子のエースです。1人で日本記録を更新し続け、次の世界陸上では、日本男子初の長距離トラックでの金メダルが期待されています。現在国民栄誉賞の授与が検討されています。

野桐俊明/温水洋一

野桐俊の父親で、学生時代から俊を応援し続けてきました。

東野潔/石井正則

野桐選手のコーチです。トレーニングは野桐が勝手にするため、自分はマネージャーみたいなもので、特になにもしないと話します。

長野で高地トレーニングを行う野桐を観察し続けていた紐倉は、「野桐の奇行ともとれるルーティンにも、全て科学的な理由がある」と話すのです。

それを聞いたことで、紐倉のことを気に入った野桐は、自分を観察することを許可するのでした。

紐倉はドーピング対策で、口に入れるものまで記録している野桐を見て、「ドーピング検査は一概に正義とは言えないと話し、なにもかも禁止にしたら本当に病気になった時薬も飲めないと話します。

しかし高家は、ドーピング検査は平等のために大事だと話すのですが、野桐は、そもそも平等とはなにか、高地トレーニングが許される恵まれた人間とそれができない人間とではそもそも不平等だと話すのです。

すると紐倉は、「その通りだ、そもそも高地トレーニングとドーピングは、身体的に同じ結果をもたらすことがある。物理は良くて化学はダメなのか?ドーピングの判断基準はあやふやだ」と話すのです。

確かにその通りですね。長距離において、既に脛の長さなど骨格でアジア系人種は、アフリカ系人種に負けていますし、日本人だと2~3000m級の高地で暮らしてきた人なんて、ほとんどいないと思われますからね。

その後紐倉は野桐と話をし、ルーティンで聞いている曲の演奏者が変わった理由を訪ねるのです。

好みなんて誰でも変わるだろうと話す野桐に、紐倉は好みが変わったのは2年前、丁度深谷クリニックで貧血の治療を始めた頃だと話すのでした。

研究室に戻った紐倉の元へ、巴が訪ねてきて、血液検査や尿検査で白と出たのだから、勝手に調査をするなと責めるのですが、紐倉は血液検査や尿検査ではわからない方法がある、それは遺伝子ドーピングだと話すのです。

その遺伝子ドーピングとは、「遺伝情報の一つの単位である遺伝子のうち、特定の筋肉がつく遺伝子や、心拍が落ちない遺伝子などを取り込み、遺伝子ドーピングをすれば、筋肉が増強したり、血液の酸素運搬能力を高めたりすることが理論的に可能だと話すのです。

そしてこの遺伝子ドーピングは、検知することが格段に難しくなると伝えるのです。

さらに紐倉は、野桐はある時期を境にルーティンの微妙な変化や曲の好みの変化が起きたと話し、それは遺伝子ドーピングで、野桐の身体に細かな影響が出ていたからだと話すのです。

さすがにドラマ上の設定で、人体に対してのゲノム編集はまだ行われていないと思われるのですが、個人的には遺伝子ドーピングでもなんでも、日本人初10000mの26分台や、日本人マラソン選手が、世界初の2時間切りを達成する姿は見てみたい気がします。

そして、強迫性障害の野桐がルーティンを変えるのはよっぽどだと言い、さらに野桐は異常な程に水分を摂取していたと言い、それは遺伝子ドーピングの影響で赤血球が過剰に増え、血液がドロドロにならないようにするためだろうと話すのです。

そしてその遺伝子ドーピングには、ラボや専門家の知識も必要になってくると紐倉が話すと、巴は東野コーチから深谷クリニックに不自然な金の動きがあったと言うのです。

その後3人は、深谷クリニックへと行き、巴が病人のフリをし医師を引き付けている間に、電子カルテを隠し撮りしてきたのですが、特に証拠は得られませんでした。

調査を続けていた3人をサイエンス・メディカル室の網野が呼び出し、スポーツ庁からも厚労からもクレームが来ていると叱責するのです。

すると紐倉が、もういいドーピングの方法も分かったし、賞でもなんでもあげてしまえと話し、僕はもともとドーピングが悪いなんて言ってない、彼に興味があっただけだと話し、サイエンス・メディカル室を後にするのでした。

その後研究室に戻った紐倉は、野桐のある動作が気になっていたのでした。

それから野桐の実家を訪れた紐倉たちは、野桐の様々な映像などを見せてもらうのです。

そこで、紐倉は父親に「ところで、野桐選手は次のレースが最後なんですか?」と尋ねると、父親は動揺を隠しながらお茶を変えに行ったのです。

その隙に紐倉が家の中を捜索すると、父宛てに届いていた「国立がん総合センター・HLA適合検査部」の封筒を見つけたのです。

そして紐倉は、「そうかオフターゲット効果か」という言葉を残し、野桐の実家を後にしたのです。

野桐の試合当日、紐倉と高家は試合前の野桐の元へ行き、「君は遺伝子ドーピングをした」と伝えるのです。

そして、「自分でも身体の異変に気が付いているだろう。」と話し「クリスパーキャスナインをつかった遺伝子ドーピングは諸刃の剣だ」

と言い、「狙いではない遺伝子に、間違って傷が入ってしまうことがある。オフターゲット効果だ」と話すのです。

さらに「採取した血液を調べ直したら、君は遺伝子ドーピングをした結果リンパ系組織が癌化する悪性リンパ腫になったんだ。」と話し「だからトレーニングの最中に首や脇の下をやたらと触っていたし、あれだけ徹底していたルーティンさえ変えて足の付け根を触っていた。」と言い「それらは全てリンパ節がある場所だ。」と話すのでした。

高家は野桐に、このレースには出ないで欲しいとお願いをするのです。

そして紐倉は、彼の父はHLAの適合検査を受けていることを知ったと話し、「お父さんの造血幹細胞を移植すれば、まだ助かる道はある。」と話すのでした。

しかし野桐は、父とはHLAは適合しなかったと言い、これが最後のレースだから、レースに出場すると紐倉たちに伝えるのでした。

最後のレースで快調に飛ばし、世界記録をも塗り替えるペースでトップを走っていた野桐でしたが、のこり周回わずかのところで彼は倒れてしまったのでした。

研究室で、野桐のニュースを聞いた紐倉は、高家と巴に野桐は走ることを決めていたので、自分たちにはどうすることもできなかったと話すのです。

そして「野桐に取ってドーピングは走りを探求するための一つの手段でしかなかった、正しいも悪いもない。」と紐倉は話すのでした。

その後紐倉と高家が言い合いをしていると巴の携帯に着信があり、2人に娘から電話があったから帰ると話すのです。

それを聞いた高家は「そうか娘か」と話し、再び言い合いをしようとするのですが、お互い「娘?」と言い驚くのでした。

今回は原作のキマイラの血が元ネタとなっており、種目がマラソンから10000mへ変更になっていることと、陸上界の異端児となっていることが原作から変更になっており、全体的な内容はゲノム編集による遺伝子ドーピングにまつわるストーリーです。

今回のドーピングについてのストーリーですが、実際ドーピングが禁止となっている理由としてフェアプレーに反するだとか、身体に悪いだとか反社会的とか言われています。

そもそも激しいスポーツをすること自体が身体に悪いですし、フェアかどうかということに関しても、考え方によっては、人それぞれ体格や能力が違うという時点で、既に公平ではないと思います。

さらにスポーツ選手にとって、どうしても越えられないのが遺伝子の違いだと思います。

長距離世界記録を見ても、男子5000m・10000mはエチオピアのケネニサ・ベケレでそれぞれ12分37秒35と26分17秒53です。

それに対し、日本記録はそれぞれ5000mが大迫傑の13分08秒40で10000mが村山絋太の27分29秒69と、世界のトップレベルとは5000mでは30秒以上、10000mでは約1分12秒と周回遅れになってしまうくらいの違いがあります。

もちろんマラソンも、ケニアのエリウド・キプチョゲが2時間1分39分と、日本記録の大迫傑が有する2時間05分50秒と4分以上の差があります。

大迫さんは、アメリカでオリンピックメダリストと共に、最先端のトレーニングをしているのですが、それでも4分以上の差があり、距離にして約1.3km強もの差があります。

このようにアフリカ勢と日本勢では、脛とか腱とか全然違いますので、ここまでくるとどうしても埋められない遺伝子の差としか言いようがないと思います。

そんな中で、日本人がタイムを求めるとなると、遺伝子ドーピングしかないのかな?と思ったりもします。

なので、ルール的にはアウトですが、自己が己の限界を超えた記録を、自己満足のためにどうしても出してみたいと言う場合はアリなのかな?と思ったりもします。

また、どうしてもアフリカ勢に勝ちたいと思うと、そんな手段を取りたくなってしまうのも分からないでもないです。

きっと野桐選手は、そんな思いを抱え、ついつい遺伝子ドーピングをしてしまったのではないでしょうか。

ただ、失敗する確率の1割に含まれてしまったのは残念だったと思います。

そして、野桐選手が倒れて以降の姿が描かれなかったのも少し残念でした。

次回は、牧野巴の娘が出てくるという、原作にはないストーリーのようですので、どんな展開になっていくのか非常に興味がありますので、次回も楽しみに待ちたいと思います。

『インハンド』はパラビで配信されています。

※配信状況・話数などはサイトにてご確認ください。