ラジエーションハウス10話・ネタバレ感想、

ラジエーションハウス第10話にて、バスで出勤途中の唯織に、恩師のピレス教授から人工知能を使った読影補助ソフトの開発チームに加わって欲しいと連絡がありました。

その頃鏑木は、辻村の父親で麗洋医科大学病院教授の辻村丈介から、系列病院の院長をお願いしたいと言われたことを思い出していたのです。

前回大物議員・安野将司の対応が上手くいき、系列病院の院長を任せたいと言われた鏑木は、家族に「3人でハワイ旅行に行かないか?実は父さん、麗洋医大の系列病院の、院長を任されることになったんだ。まあー、給料も倍に上がるしなー。」と嬉しそうに報告したのです。

その日の朝みんなが出勤すると、ラジエーションハウスに、杏の父親で元院長の正一が突然やって来たのです。

その姿を見た唯織は、「おじいさん、ここは立ち入り禁止ですよ。」と追い返そうとするのですが、顔を知っているラジエーションハウスのメンバーは正一に頭を下げ、唯織や裕乃に正一を紹介するのでした。

杏の父親であることを聞いた唯織は、手のひらを返し「お父さまー」と言い、さっきの対応をヘコヘコ謝るのです。

その後技師長の小野寺が、正一に病院に来た理由を尋ねると、 久々に病院を見たかったと答えるのだけだったのです。

そんな正一を、杏が連れて行き見送ろうとするものの、「ここで大丈夫だ、早く仕事に戻りなさい」と言われるのでした。

その頃辻村は、ずっと泣き続けている嶋田茜の1歳8ヵ月となる息子の光を診察していて、「じゃあ、検査してみましょう。」と話すのです。

一方、丈介から院長就任の話をもらった鏑木は、院長・大森渚の元を訪れ辞表を提出するのです。

その後院長室をあとにした鏑木は、椅子に腰掛けていた正一に気付きます。

そして同様に、鏑木に気付いた正一が立ち上がり挨拶をしようとすると、正一は突然頭痛に襲われ倒れてしまったのでした。

レギュラー

五十嵐唯織(主人公・放射線技師)…窪田正孝
甘春杏(ヒロイン・放射線科医)…本田翼
広瀬裕乃(新人放射線技師)…広瀬アリス
大森渚(甘春総合病院院長)…和久井映見
鏑木安富(診療部長・放射線科長)…浅野和之
小野寺俊夫(放射線技師長)…遠藤憲一
威能圭(放射線技師)…丸山智己
軒下吾郎(放射線技師)…浜野謙太
悠木倫(放射線技師)…矢野聖人
辻村駿太郎(整形外科医)…鈴木伸之

登場人物などの詳しい情報はこちらからどうぞ

第10話 ゲスト

甘春正一/佐戸井けん太

甘春総合病院の元院長で、杏の父親です。うつ病を患い引退し、自宅療養をしています。

嶋田茜/西原亜希

光の母親で、痛がって泣き止まない息子を甘春総合病院へと連れてきます。

鏑木聡子/梅沢昌代

鏑木安富の妻です。

鏑木加奈子/丸川ゆい

鏑木安富の娘です。

野村/清水昭博

甘春総合病院の整形外科長です。

正一が倒れたことにより、即座に杏に連絡が入り、走って正一の元へ向かうのです。

正一の元にたどり着いた杏に、鏑木は「頭痛は一過性のもので、もう痛みも治まったようです。」と伝えます。

正一が倒れたことを聞き、心配する唯織は杏を訪ね、「でも、一応、検査をした方が、いいのでは?」と言うのですが、杏は「検査なら、この病院で半年前に受けているんです。」と話し、「そのころからうつ病に悩まされ始め、立ち上がる度に頭痛が起こるようになって。でも病変も見当たらなかったので、おそらく精神的なものだと思います。」と答えるのでした。

一方、光に骨折の疑いがあると感じた辻村は、ラジエーションハウスにレントゲン検査をオーダーします。

待合室にいる嶋田茜と光を見たたまきが、3ヵ月前にも右上腕骨骨折の疑いで、光のレントゲン検査をしたことを思い出すのです。

その後のレントゲン検査で、光は左の鎖骨を骨折していたことが分かり、ラジエーションハウスのみんなは、乳児虐待を疑うのでした。

その時光のデータを見た五十嵐は、光に卵アレルギーがあることに気付くのです。

その後忘れ物を届けに来たたまきに茜は「本当にダメな母親ですね。こんな小さな子に何度も怪我させるなんて。」と言い「気を付けてはいるつもりなんですけど、ホントちょっとしたことでもウチの子は、身体が弱いみたいで。きっと私の育て方が古くて。」と話し、帰っていくのでした。

光のことが気になった唯織が画像を確認していると、杏が「なにか気になることでも?」と尋ねるのです。

すると唯織は「少し骨が曲がっていて、赤ちゃんにしてはO脚が少し目立っている気がする。」と話すのです。

そこに辻村が現れ、「光君の、骨折の頻度が多いということが気になる。」と、唯織に相談するのでした。

その時、光が紫外線対策を万全にしていたということをラジエーションハウスのメンバーから聞いた唯織は「このO脚、もしかして…、 すぐに島田さんに連絡してください。」と伝えるのでした。

その後大腿骨を中心に光の検査を終え、検査画像を読影した杏は、「これはくる病です。」と話し「ビタミンDの欠乏や以上代謝によって、軟骨の成長が上手くいかず、骨が通常よりも柔らかくなってしまう病気です。」と言い、辻村は「場合によっては、発育が遅れることも」と話すのでした。

裕乃がどうして分かったのかを訪ねると、唯織は「光君は、たまごアレルギーです。普段から、ビタミンDの摂取量が十分ではありません。それによって、骨の成長が阻害され、O脚になっていたんです。」と話すのです。

そして辻村が「それに、ビタミンDを体内で作り出すには、適度に日に当たる必要があるんです。」と言い、「でも光君は怪我をしないようにと、お母さんが極力家の中で遊ばせていたそうで。」と話し、「外に出る時に帽子などで紫外線を完全にシャットアウトしていたことも原因と考えられます。」と話すのでした。

光のことが心配な裕乃は、治療法があるのかと訪ねると、杏はビタミンDを摂取すれば徐々に回復していくと話すのでした。

その後杏の元を訪れた小野寺は、「あのよぅ、親父さんのこと、もう一度検査し直してみるってのも、ありなんじゃねーか?」と話し「半年経って、隠れてた病気が見つかることだってゼロじゃないんだしさ。」と話すのです。

しかし、特別扱いはできないし、正一もみんなに迷惑かけたくないと思ってると杏は答えるのでした。

そんな折、ラジエーションハウスに、光が緊急搬送されてきたと連絡が入るのです。

その時、それまでずっと光の画像を見ていて、気になるところを見つけた唯織は慌てて飛び出していくのです。

そして、光を診察する野村医師と辻村に対し唯織は、「脚に麻痺症状がでていました。わずかに骨の石灰化や変形が見られます。もしかすると神経芽腫を併発してるかもしれません。」と話し、「いつ呼吸障害が出てもおかしくないから、腫瘍の場所を特定して、早く切除しないと」と伝えるのです。

そのことを聞いた鏑木は、専門の病院に搬送するべきだと言うのですが、唯織は「万が一、搬送中に呼吸不全に陥ったら、脳に重篤な障害が残る危険があります。」と話し、「正確な胸腹部CT画像があれば、この病院でも治療に臨めるハズです。」と伝えるのです。

しかし鏑木は「それがどれだけ難しいかわかっているのか!」と話すと、唯織は「でも今やらないと光君は手遅れになってしまうかもしれません。」と命が危険にさらされる可能性に言及するのでした。

すると一緒に話を聞いていた野村先生が、唯織たちに胸腹部CTのオーダーを出したのです。

その後ラジエーションハウスへ光を搬送すると、既にみんなは検査の準備を始めていました。

それを見た唯織は驚き、杏は 「オーダーが出なかったらどうするつもりだったんですか?」と聞くと、「何がなんでも出させるでしょ?あんたたちなら。」とたまきが話すのでした。

その後光の検査に取り掛かるのですが、唯織が中々CT撮影の合図を出さないことを見かねた裕乃が「いつになったら撮るんですか?早くしないと光君が。」と話すのですが、小野寺は「子供の場合、指示通り呼吸を止めることができないから、技師が自分の目で、呼吸に合わせた造影剤のタイミングや、線量、全てを正しく見極めなくちゃならない。あいつの一瞬の判断にかかってるんだ。」と伝えるのでした。

やがてタイミングを見て、唯織が撮影の合図を出すのでした。

撮影を終え光の読影をした杏は、神経芽腫の診断を下すのですが、そこに野村と辻村が現れ、「腫瘍が脊髄に近いため、無理に手術をすると、患者に麻痺が残る可能性を否定できません。」と伝えるのです。

するとそこに、ずっと光の読影をしていた鏑木が現れ、「答えは画像の中にあるだろ!」と言うのです。

そして鏑木は、「脊髄に腫瘍が達してないのは明らかだから、問題なく手術はできる」と話すのでした。

その後唯織が鏑木にお礼を言うと、鏑木は「お礼を言われる筋合いはありません。私は私の仕事をしたたけです。」と言い「君たち技師が、責任を持って撮影した正確な写真を、我々放射線科医が責任を持って診断し、治療方針を導く。それが我々ラジエーションハウスの仕事です。」とみんなに伝えるのでした。

その夜裕乃が、ラジエーションハウスに駆け込んできて、「光君の手術、無事成功したそうです。」とみんなに伝えるのでした。

そのことを聞いたたまきは、光に面会に行きます。

すると光の母親・茜が「私がもっとちゃんとしていたら、こんなことにはならなかったのかも知れないのに。」と涙を流すのです。

そして光に申し訳ないという茜に、たまきは「毎日毎日、こんな小っちゃな命に向き合って、寝る暇もないくらい、目一杯の愛情を注いでることは凄いことですよ。」と話し「完璧になんてできなくていいんじゃないんですかね?いるもんですよ、ちょっと周りを見渡せば、自分に足りないなにかを補ってくれる誰か。」と伝えるのでした。

そんなたまきに、「息子をこの病院に連れて来て良かった!」と光の母親がお礼を伝えるのでした。

その頃院長の渚は、光の件はまさに正一が目指していた病院だと鏑木に話し、「技師が正確な写真を撮り、放射線科医が正確な診断を下す。土台となるその2つがしっかりと機能し、病院全体を支え、動かす歯車となれば、医者は必ず最善の治療を行える。」と話すのです。

その後院長室を出た鏑木は、家族に院長になる誘いは辞退することにしたと電話するのでした。

一方、正一の画像が気になった唯織は、軒下にレントゲンを撮った理由を訪ねるのです。

そのことに軒下は「自転車に追突されたって言ってた。」と話すのでした。

それを聞いた唯織は軒下に「その事故の後に、甘春院長、飛行機に乗りませんでした?」と尋ねるのです。

軒下に飛行機に乗っていたと聞いた唯織は、杏の元を訪れ、「お父様の検査を僕にさせてください。すぐに確かめたいことがあるんです!」と伝えるのです。

すぐには…、と渋る杏の元に小野寺がやってきて、キャンセルが出たからそこに正一の予約を入れておいたと話すのです。

その翌朝、唯織が正一の検査をしていると、小野寺の息子が話があると言い、小野寺の元へやってきたのです。

一方、正一の検査をしている唯織は次に髄液漏れの検査を行うと言い 正一はうつ病ではなく、もっと別の違う病気だと杏に話すのでした。

ラジエーションハウスも10話となり、残すところ1話のみとなりました。

さすがにここまで来ると、唯織がどんな病気を発見しても驚かなくなってきましたが、知識や観察眼だけではなく、レントゲン技師としての撮影テクニックも相当高いようですね。

今回もオリジナルストーリーだということもあるのかも知れませんが、これまで画像から病気を読み取る描写はたくさんありましたが、今回のような撮影タイミングを見極めて、適切な撮影指示を出すなど、経験値が必要そうな展開でもしっかりと対応してくるあたりは、さすがは一人目の天才ですね。

そして、もう一人の天才と言うのは、あの鏑木先生でした。

これまで金や地位のことしか考えていなかったかのような、嫌なヤツ的な描かれ方をしていたので、こんな展開になるとは驚きです。

なにしろ第8話で虫垂腫瘍を虫垂炎と診断していましたので、こんな風に読影能力が非常に高かったとは想像できませんでした。

それでも読影一筋30年以上の経験に裏打ちされたその目は、間違いなく天才の域に達しているんでしょう。

また、鏑木先生もただの金と地位にしか興味のない人間ではなく、ちゃんと医師として誇りを持って仕事をしていたことが分かり、結局甘春総合病院で働く医師は全員良い人になっちゃいました。

鏑木先生自身も、甘春総合病院をやめて、他の病院で院長になろうとしたのは、甘春総合病院を沈みゆく船と見ていたからで、ようやく技師たちを認めた鏑木先生は、この甘春総合病院で自分たちが土台となることで、この先多くの患者を救っていくことができると確信でき、オファーを断ることになったんでしょうね。

いよいよ次回最終回で、予告を見る限り杏の父・正一の本当の病気が分かり、杏に代わって唯織が手術をしようとします。

杏と小野寺技師長は、唯織が医師免許を持っているのを知っているからいいとして、他の仲間たちは知らないし、みんなにバレたら医師として働く約束を院長の渚としているため、そうなったら杏のために技師として働くことができなくなっちゃいます。(意外に、裕乃以外みんな気付いていたりして。)

そんなそれぞれの想いや葛藤がある中、ラストをどうキレイにまとめてくれるのか、最終回も楽しみに待ちたいと思います。

ラジエーションハウスの見逃し配信は2019年6月11日現在、月額888円(税抜)でFODプレミアムにて配信しております。

尚、初回1ヶ月無料期間がありますので、1話からまとめて見たい方や他のドラマを見たい人にも良いかと思います。