『デクスター 警察官は殺人鬼』シーズン3、あらすじ・感想

シーズン2ではドークスは気の毒だったものの、「ベイハーバー・ブッチャー」はドークスだということで決着がつきました。

デクスターは、リタや子供たちとも良い関係を築き、掟に従いながら悪人制裁の殺人を続けており、順風満帆な人生を送っていました。

※この記事にはネタバレが含まれていますのでご注意ください。

ある日の夜、いつものように野放しとなっている殺人犯フリーボを殺害するために、彼の家へ忍び込むデクスターでした。

しかし、そこで鉢合わせした男性はフリーボではなかったものの、自分を守るためにその男性を殺害してしまいました。

デクスターが殺害したその男は、なんと検事補ミゲル・プラドの実弟オスカー・プラドだったのです。

オスカーの殺人事件を通じデクスターはミゲルと知り合い、なぜかミゲルに気に入られてしまします。

ミゲルは弟オスカーを殺害したのはデクスターだということを知らず、デクスターになにかと絡んでくるのでした。

プライベートではリタの妊娠が発覚し、デクスターは子供が自分のようなサイコパスになったらどうしようと悩むものの、リタは出産を決意します。

デクスターの周囲の人たちは、ミゲルの弟オスカー殺害犯はフリーボだと思っていたため、デクスターに容疑が及ぶ危険はありません。

しかし事件当夜の真相を知っているフリーボを野放しにはできず、デクスターは行方を突き止めフリーボを始末するのです。

その時ミゲルもフリーボを追って、現場にやってきたのです。ミゲルにデクスターの殺人がバレるかと思いきや、デクスターは正当防衛を主張したのです。

実はミゲル、弟の報復をしようとやってきたため、デクスターに対しむしろ「よくやってくれた。」と感謝し、このことは2人だけの秘密となりました。

そのことにより、2人の絆はますます強くなり、やがて法律では裁けない悪党を2人で始末していくことになるのでした。

デクスター・モーガン … マイケル・C・ホール
デボラ・モーガン … ジェニファー・カーペンター
ハリー・モーガン … ジェームズ・レマー
リタ・ベネット … ジュリー・ベンツ
アスター・ベネット … クリスティーナ・ロビンソン
コーディ・ベネット … ダニエル・ゴールドマン
ポール・ベネット … マーク・ペルグリノ
エンジェル・バティスタ … デイヴィッド・ザヤス
マリア・ラゲルタ … ローレン・ベレス
ヴィンス・マスオカ … C・S・リー
トム・マシューズ … ジェフ・ピアソン
カミラ … マーゴ・マーティンデイル

登場人物の詳細はシーズン1からどうぞ

シーズン3での登場人物・キャスト

ジョーイ・クイン/デズモンド・ハリントン

このシーズンより、マイアミメトロ警察の麻薬課から殺人課へ移動してきた刑事で、デボラの捜査パートナーになります。現場で金を盗ったり情報や囮などでも正規の手続きを踏まないなど警察官としては問題が多いため内部監察官から監視されています。

クインはシーズン4以降も登場します。

ミゲル・プラド/ジミー・スミッツ

デクスターが誤って殺害してしまったオスカーの長兄で、やり手の検事補です。フリーボを弟殺しの犯人と思い込み追い始めます。その過程でデクスターと仲良くなっていきます。

ラモン・プラド/ジェイソン・マヌエル・オラザバル

ミゲルの弟で、デクスターが殺害したオスカーのすぐ上の兄です。フロリダ郡警察の刑事で、フリーボがデクスターに殺害されたことを知らないため、執拗にフリーボを追いかけます。ミゲルとは違いデクスターのことを嫌います。

シルビア・プラド/ヴァレリー・クルス

ミゲルの妻で不動産の仕事をしています。デクスターを通じて知り合ったリタの相談相手になるなど、仲の良い友人関係となっていきます。

アントン・ブリッジス/デヴィッド・ラムゼイ

クインの情報屋でライブ・ミュージシャンをやっている男性です。クインを通じデボラにも情報を流すようになります。

エレン・ウルフ/アン・ラムゼイ

優秀な弁護士で、ミゲルが有罪にしようとた被告人の弁護を担当しミゲルと対決します。またミゲル自身をも法的に追及しようとします。ミゲルからは凶悪犯を野放しにする悪徳弁護士として、目の敵にされています。

バーバラ・ジアナ/クリスティン・ダッティーロ

マイアミメトロ警察の風紀課警官で、おとり捜査で娼婦として任務に就いていたところ、客としてやってきたエンジェル・バティスタと出会い、バティスタが警官だと言うことを知ったため、その場は情けをかけ見逃してあげました。

ジョージ・キング/ジェス・ベレッゴ

ニカラグアからやってきた移民で、剪定職人として働いています。連続皮はぎ事件の第一発見者です。

元々他人に共感することや、人間らしい感情を持ち合わせていなかったため殺人衝動を抑えることができなかったデクスターなので、これまでは本当の友人は誰もいませんでした。

それが今回、初めてミゲルというデクスターのことを理解し、法で裁くことのできない悪党を自らの手で裁きを下したいという想いを持った人物が登場したことにより、急速に2人の関係は近付いて行きます。

キューバ系の移民から検事補まで上り詰めた人物ですので、これまでも色々裏で汚いことはやってきたことでしょうから、サイコパスの気質はあるのかもしれません。

中盤からはデクスターと共に犯罪者を始末するようになり、デクスターとの仲もかなり近づいていきますが、彼はデクスターの真の友人となるのでしょうか?

一方妹のデボラは、シーズン2で恋人だったフランク・ランデーがマイアミを離れてしまったため、2人は別れることとなり、クインを通じて知り合った情報屋のアントンから情報を仕入れると共に、男女の仲にまでなってしまいました。

毎シーズン、次から次へと新しい恋人が出てくるデボラですが、このシーズンの放送終了後デボラ役を演じているジェニファー・カーペンターと、デクスター役のマイケル・C・ホールは結婚をします。

デクスターはドラマではリタと結婚しますが、実生活ではデボラと結婚するという・・・

今シーズンはリタが妊娠してしまいますので、ホルモンバランスの崩れもあり、リタはどんどん自分の感情のままにデクスターに接するようになってきます。

元々デクスターにとっては、自分の本性を隠すために恋人がいた方が自然ということでリタと付き合っていたハズなんですが、いつの間にかリタの尻に敷かれることが多くなってきました。

こういった部分はとてもサイコパスには見えませんし、殺人を犯す以外はすっかり普通の人間っぽくなってきているような気もします。

しかもシリアルキラーのくせに、リタとの結婚に積極的に向かっていくなど、これで本当に殺人鬼なんだろうか?と思ってしまいます。

しかし、そんなデクスターがどんどん人間らしくなっていって、サイコパスと人間の狭間で揺れ動く所も、この作品の魅力の一つだと思います。

このシーズン3では、デクスターとミゲルの友人関係以外にも、最初はフリーボが犯人だろうと思われていたものの実は違う人物が犯人だったという、連続皮はぎ犯との対決なども含め、面白い要素が満載です。

2019年10月1日現在、デクスターはFODで配信されています。