『同期のサクラ』5話ネタバレ・感想、勝ちよりも価値が大切

前話で蓮太郎もサクラの手に落ち、ついに懐柔されてしまいました。サクラに救われ、諦めずに一級建築士を目指し、いつかサクラが喜んでくれる建物を設計する夢を手にしました。

残すは木島葵ただ一人となってしまいましたが、はたして葵もサクラの手に落ちてしまうお調子者の葵の苦悩とは?そしてサクラは葵を救うことができるのでしょうか?

全話あらすじ・ネタバレはこちらからどうぞ

スポンサーリンク

 2019年、夏―。目を覚まさないサクラ(高畑充希)の病室に訪れた葵(新田真剣佑)は、「たいへんよく出来ました」と書かれたシールが貼られた手帳を手に、入社5年目の出来事を思い出していた……。

2013年9月。美咲島に架ける橋の着工が無期延期になったまま人事部で入社5年目を迎えたサクラは、夢を諦めずに相変わらずの日々を過ごしていた。そんな中、人事部では黒川(椎名桔平)が社員の社内表彰に関する仕事をいつものようにすみれ(相武紗季)に丸投げ。社内告知の手配を頼まれたサクラは、葵が社長賞を受賞したことを知る。しかし広報部の百合(橋本愛)によると、受賞者は立候補した人の中から選ばれるため、自己アピールとパフォーマンスばかりしている葵のような人が選ばれるのだと冷めた様子。 社長室で表彰され、いつものように調子の良いスピーチをする葵だが、社長(西岡德馬)から「お父さんによろしく」と言われると複雑な表情を見せる。サクラは、葵の父が国土交通省の高級官僚だと知る……。
その頃、都市開発部では目玉プロジェクトが国の予算の都合で急遽凍結されるというトラブルが発生!表彰状を持って意気揚々と戻ってきた葵は青天の霹靂に慌てるが、お前にできることは国交省の父親に頼むことだ、と実力ではなくコネを当てにされ、複雑な気持ちを抱いていた。

その夜、葵の社長賞を祝おうというサクラの呼びかけで、百合、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)はいつもの喫茶店に集まっていた。自分の抱える問題を打ち明けることもできず、いつもの調子のいいキャラクターを演じる葵だが、同期たちが悩みながらも充実した日々を過ごしている様子を目の当たりにすると、つい見下すような発言をしてしまう。怒った百合たちは帰ってしまい……。残されたサクラは同期を傷つける葵の発言に突然号泣し酔いつぶれる!仕方なくサクラを家まで送り、重い足取りで高級住宅街に佇む実家へ向かう葵。プロジェクトの凍結について切り出そうとするが、父・康秀は同じエリート官僚の兄・光一とばかり話し、葵の話には耳も貸さず……。 翌日。父に相手にされなかったことを同僚に言い出せない葵は、別の案を提案しようとするが、実力のないコネ入社のくせにリーダーぶる姿を一刀両断され深く傷つく。その夜、サクラの前で激しく酒を飲んだ葵は、家では劣等感と疎外感を感じ、会社では親の七光りだと陰でバカにされている自分のことを笑いながら話すと酔いつぶれてしまい……。葵を家まで送り、その立派な建築に感動したサクラは、葵の父と兄に会うと、突然嘆願書と、書き込みのされたパンフレットを渡す!サクラの行動に背中を押され、話を聞いてほしいと父親に土下座する葵だが、冷たくあしらわれてしまう。葵にかける言葉を探すサクラだが、葵から突然「俺と付き合わない?」と迫られて……!

引用:https://www.ntv.co.jp/sakura2019/story/05.html

北野サクラ … 高畑充希
月村百合 … 橋本愛
木島葵 … 新田真剣佑
清水菊夫 … 竜星涼
土井蓮太郎 … 岡山天音
火野すみれ … 相武紗季
黒川森雄 … 椎名桔平
脇田草真 … 草川拓弥(超特急)
中村小梅 … 大野いと
北野柊作 … 津嘉山正種

登場人物についての詳細はこちらからどうぞ

5話ゲスト

木島康秀/矢島健一

葵の父で、国土交通省の幹部として働く高級官僚です。葵のことは出来が悪いとし、認めていません。

木島光一/木村了

葵の兄で東京大学卒のエリート官僚です。

杉原部長/飯田基祐

花村建設の都市開発部長で、凍結となったプロジェクトの再開を父親に頼むように葵に依頼します。

2019年夏、サクラの病室には木島葵がお見舞いに訪れていました。そこで葵はサクラに「サクラ、俺もう33だけど、仕事でもプライベートでも、悩みがどんどん増えて嫌になるよ。早く相談に乗ってくれよ。」と話しかけていました。

そして「たいへんよくできました」というシールを見せ「そうだ、これ覚えてるか?入社して5年目だっけ。いつも社長になるなるって強がってた俺が、実は何もできないダメ男だとバレた時、お前にこれもらって、本当に社長を目指す勇気が湧いたんだ。」と伝えるのでした。

——-

2013年9月、朝目覚めたさくらはじいちゃんに「じいちゃん、元気らけ?心臓の調子はどうら?憧れの花村建設に入社して5年、サクラはまあまあ元気らよ。と言うのも、ウチの島に架かる橋の着工が、無期延期になってしもたんだわ。何とかして再開してほしいろも、それを決めるんは会社じゃのうて、国のお役人さんらんで、サクラはどうしていいんだか分らんてえ。でも・・、サクラは諦めねえ。いつか必ず橋が架かると信じて、待っててね。」とファックスするのです。

出勤途中、サクラはいつものように建築物の写真を撮影し「いい、非常にいい。」と呟いたその時、一人の女性を目にしたのです。

サクラはその女性に近付き「歩きスマホは危険です。通行の邪魔になるし、他の方と衝突した時にケガをする場合がありますので、やめていただけると助かります。」と伝えるのです。

女性は「意味分かんな~い。」と立ち去ろうとしたその時、サクラは女性の腕を押さえ引き留めたのです。

「ちょっと何すんのよ。」と話す女性に、サクラは足元に落ちていた犬の糞を指さし「こういった危険性も。」と話すのでした。

その後もサクラは、歩きスマホをしている人々に次々と「歩きスマホは危険です。」と声を掛け続けるのでした。

また遅刻ギリギリで人事部に到着したサクラが「すいません遅くなりました。」と詫びると、火野すみれは「また建物の写真、撮ってたの?」と尋ねるのです。

サクラは「いえ…、来る道すがら、歩きスマホをやめるようお願いしていたのですが、その数があまりにも多く。」と答えるのでした。

すると部長の黒川がやってきて「今度の社長賞の受賞者が決まったんで、社内報の載せるように広報と打ち合わせをしてくれる?・・あと授賞式の準備もよろしく。」と伝えるのです。

するとサクラはなにかを言いたそうに「すーーーっ!」と深く息を吸い込み「なぜ、社員をわざわざ表彰する必要があるんでしょうか? 私たちは、賞をもらうために仕事をしているわけではないと思いますが。」と尋ねるのです。

黒川が「お前みたいにさ、仕事に意欲のある人間ばかりじゃないんだよ、会社は。頑張ったらご褒美をあげたほうがモチベーションが上がる人間もいっぱいいるわけ。それに、普段注目されない部署の社員も、スポットライトを当ててやった方がいいだろ。」と話すと、サクラは「なるほど、分かりました。」と納得するのでした。

納得したサクラが仕事を進めようとすると、黒川が「都市開発部の木島葵ってのは、確かお前の同期だよな?お前と違ってよっぽど優秀なんだろうなぁー。27の若さで社長賞もらうなんて。」と伝えるのでした。

広報部を訪れたサクラに百合は「社長賞ね~、こんなの意味あんのかな。」と告げ「エントリーされるのは、自分から立候補した人だけなのに。」と伝えるのです。

続けて百合は「いかに自分が会社に貢献しているかを文書で提出して、それを見た直属の上司が推薦した人の中から選ばれんの。」と告げるのです。

そしてサクラは、葵も自分から立候補して選ばれたことを知るのでした。

社長賞授賞式の席で、受賞の喜びをスピーチした葵に、社長は「木島君。お父さんによろしく。」と声を掛けるのでした。

「社長と葵君のお父さんは、仲良しなのですか?」と尋ねるサクラに、すみれは「彼の父親は高級官僚らしいのよ、国交省の。」と答えるのです。

授賞式終了後、社長に話しかけられたサクラは社長に対し「社長賞は、社長が社内を地道に回って、私たちの働きぶりを見た上で決めて頂いた方が、価値が上がると思いました。」と告げるのです。

そして「着工が無期延期になっている美咲島橋ですが、どうにか社長から国交省に掛け合っていただけないでしょうか・・」と伝えたところですみれがサクラを連れ出したのでした。

すみれは「頼むわよ、問題起こさないでって言ったでしょ。」と告げ、サクラの頬に「もっとがんばりましょう」のシールを貼って去って行ったのでした。

その後都市開発部に戻った葵が部屋に入って行くと、全員深刻な顔をしていました。

葵が杉原部長に「部長、今回は推薦して頂き、本当にありがとうございました。」とお礼を言うと、杉崎は「そんなことより大変だ木島。ウチのプロジェクトの着工が凍結になった。復興予算が毎年かさんでるんで、着工凍結リストに追加されたらしい。さっき国交省の担当が、突然電話してきて。」と伝えるのでした。

葵が「大丈夫ですよ、俺らチーム一丸となって、対応策を考えれば。とりあえず、今動いてる下請けに、いったん作業止めてもらうよう頼んできます。」と連絡をしに行こうとします。

すると部長の杉原は「それより、お前にできることがあるだろう。」と言い、続けて「お父さんに頼んでくれないか?ウチを凍結リストから外してもらうよう。」と話すのです。

そして「かわいい息子が頼めば、きっと聞いてくれるって。」と話す部長に「あ~、いや…、それはどうかな?」と話す葵に、部長は「頼むよ、このプロジェクトがダメになったら、ウチがどれだけ損害被るか分かってるだろう、お前だって。」と話すのです。

葵は「あ…、分かりました。」と答えることしか出来ませんでした。

その夜、同期全員がいつものリクエスト食堂へ集まり、葵の社長賞受賞のお祝いを始めたのです。その夜は珍しくサクラもお酒を飲むのでした。

そこで1級建築士試験の結果発表が近い蓮太郎は「もし落ちても、受かるまで絶対にあきらめないから。」と告げるのです。

そして「菊夫は、相変わらずボランティア行ってるんだろ?被災地に」と蓮太郎が尋ねると「畑が全滅した農家のおじいちゃんに、涙流して感謝されると、っもうこっちが元気もらえんだよね。」と話すのです。

百合が「何か充実した顔してるね。」と言うと、菊夫は「あっ、百合ちゃんはどうなんだよ。」と尋ねるのです。

すると百合は「今結構忙しくて。会社のホームページでツイッター始めようって提案したら、受け入れてもらったから。」と話すのでした。

「みんな頑張ってるんですね。」とサクラが言うと、葵は突然「ふっ」と鼻で笑ったのです。

「はっ?今鼻で笑った?」と百合が尋ねると、葵は「いや…、なんか、その程度のことで喜んでていいのかな~と思って。」と言い「俺らもう5年目だぜ。もっと会社に貢献すること考えないと。1級建築士になるまであきらめないとか、そんなこと言ってる暇あったら、俺ら最前線にいる人間に話聞いて勉強するとかさ。」と話します。

そして「ホームページのツイッター作ってるだけで満足してんじゃなくて、もっと大々的にウチの会社をアピールする方法考えるとかさ。」と告げます。

続けて菊夫に向かって「お前だってそうだよ。ボランティアに行ってる暇があったら、営業で結果出すためにゴルフでも始めろよ。クライアントと一緒にコース回ってっるうちに親密になって、商談が成立することぐらい知ってんだろ?」と同期にダメだしするのでした。

そんな葵に対し百合は「不愉快だから帰る!」と告げ、サクラを除く同期3人は帰ってしまいました。

その場に残ったサクラは突然泣き出し「な…、何であんなこと言うんですか・・・?せっかくみんな、お祝いしようと集まってくれたのに…。みんな自分ができることを一生懸命頑張ってるじゃないですか。それのどこがいけないんですか~あ~ぁ~。お願いだから、仲間を傷つけるのはやめてください。」と泣き続けるのです。

すると葵は「だから、そういうのやめないか?悪いけど俺とあいつらじゃ、目指してるゴールが違い過ぎんだよ。」と告げるのです。

その時さっきまで泣いていたサクラが突然真面目な顔になり、一点を見つめていたと思ったら、突然寝てしまったのでした。

そんなサクラを、葵は家まで送り届け、毛布を掛けメガネを取ってあげ「何だよ・・・、結構かわいい顔してんじゃん。」と言い残し家へ帰るのでした。

家に帰った葵は父親の康秀に「そういえば今日会社で社長賞もらっちゃってさ。いや~参ったよ、何か…、長い会社の歴史の中でも最年少受賞みたいでさ。」と話すものの康秀は「よかったな。」と一言だけ興味なさそうに告げ、帰ってきた兄の光一と話し始めるのでした。

そんな中葵は「なぜ、ウチの、ベイサイドエリアの、開発プロジェクトの、予算がー凍結されたのかなぁ~と思って・・・。あれだよ、あの…。震災復興とかいろいろ大変なのはもう十分わかってます。ただ、何とか考え直してもらえないですかね。」とお願いします。

すると康秀は「葵・・・、国が決めたことに、民間が口を出すな。」と葵の話しは全く聞いてもらえませんでした。

翌日葵は、杉原部長やプロジェクトのメンバーに「他に良い方法を考えませんか?親父なんかに頼らなくても、他に絶対いますって。我々のプロジェクトの素晴らしさを分かってくれる人、国交省にも。ほらピンチはチャンスって言うじゃないですか。大丈夫ですよ、俺達なら。絶対勝てますって。」と訴えるのです。

すると杉原部長が「お前、何か勘違いしてないか?」と言い「リーダーみたいに偉そうなこと言ってるけど、お前の実力なんか誰も認めてないんだよ・・・。俺たちにとってお前はただのコネ入社なんだから・・・。ウチの会社がお前を採ったのは、今回みたいな時高級官僚のお父さんの力を借りられると思ったからで。じゃなきゃお前みたいなヤツを大切なプロジェクトに抜擢するわけないだろ。」と告げるのでした。

ショックを受けた葵は、その夜いつものリクエスト食堂へ行くのですが、そこでは百合と菊夫が、蓮太郎が1級建築の一次試験に受かったことにおめでとうと言っていました。

物陰に隠れて葵が視ていると、そこにサクラがやってきて葵は見つかってしまいました。

つい3人に葵が憎まれ口をきいてしまったため、百合たち3人は帰ってしまい、葵とサクラの2人っきりになってしまいました。

食堂でビールを飲み過ぎてしまい酔っぱらってしまった葵は、サクラに「俺の実力なんか誰も認めてないって分かったからさ。」と言い「俺は、高級官僚の父親のただの…コネ入社だったんだよ。フハハハ…ハハっ笑っちゃうんだろ?」と話します。

そして「だって完全に負け組だぜ俺。官僚になった兄貴より、自分のほうが優れてるって思われたくて頑張ってきたのにさ。父親は俺の話しなんか全然言いてくれないし、会社のヤツらも、七光りだっつって心の中でバカにして。気付いたらアウェーだよ、会社でも、家でも、同期たちからも。ハハッ」と投げやりに訴えるのでした。

その後葵の家まで送ってきたサクラは、葵に肩を貸して家の中へ入って行くのです。

そこで高級官僚の葵の父親・康秀と兄の光一に会い、「お二人は私たち国民のために、日々粉骨砕身働いてらっしゃるんですよね?本当に、ありがとうございます。」とお礼を言い、「せっかくのチャンスなので」と言いながら美咲島の橋着工再開についての全島民350人からの嘆願書と、葵が携わっているプロジェクトの構想書を渡し、精査をお願いするのです。

すると康秀はサクラに「若いお嬢さんが仕事熱心なのは大変すばらしい。ただ、いちいち個別の案件に答えるのは、差し控えさせてもらいます。」と告げるのでした。

父と兄の2人が立ち去ろうとすると、突然葵が土下座し「お願いです。なんとか考え直してもらえませんか?サクラの言う通り、俺たちのプロジェクトは、都市開発部全員の悲願なんです。」と訴えるのです。

そして「ちょっとでいいから、話を聞いてくれませんか?」と話すと、兄の光一は「悪いけど俺と父さんは忙しいんだ」と突き放すのです。

葵が「何言ってんだよ、さっきまで仲良くパット練習してたくせに。」と言うと、突然康秀が「いい加減にしろ、葵」と怒鳴り、続けて「お前に人のこと批判できる資格があるのか?どうして昔からお前はそうなんだ?いつもヘラヘラヘラヘラ笑って、くだらんことをグダグダグダグダ。そんな暇があるんだったらな、兄を見習って、ちゃんと中身のある人間になったらどうなんだ・・・。これ以上父親をがっかりさせるな!」と突き放すのでした。

2人を止めようとするサクラに葵は「もういいよ・・・、あの2人の言う通りだよ・・・。どーせ俺は口先ばっかりで、何の価値もない・・・偽物なんだ・・・。社長になりたいとか言ってたのも・・・、どうせこの家じゃナンバーワンになれないから、せめて外ではリーダーになりたいなって思ったからだよ・・・。」と力なく話すのです。

そして「フッ・・・、でもそんなの無理だって分かってた・・・。小さい頃から、兄貴と違って運動も成績もダメで・・・、唯一褒められたのが母さんから・・・葵は作文が上手だねって、花丸もらった時くらいだし。」と告げるのでした。

サクラが「失礼ですが・・・、お母さんはどうされているんですか?」と尋ねると、葵は「出て行ったよ・・・。俺が中学の頃・・・。父さんの浮気が耐えられなくって。」と答えるのでした。

するとサクラが部屋の中をうろつき回り「すいません、もう少しで、葵君に伝えるべきことが言えそうなので・・・。」と話すと葵はサクラを止め、「この前思ったけど・・・、お前結構かわいい顔してんだな。」と言いサクラのメガネを外したのです。

そして「何ならマジで俺と付き合わない?」と話し、サクラにキスしようとするのです。

するとサクラは、葵が吹っ飛ぶほどのビンタをし「あ・・・、すいません。葵君があまりにも、心にもないことを言うので・・・つい。」と話すのでした。

すると葵は「はっ?心にもない?あぁ、あっそう。じゃ分かったよ。じゃもう俺二度としゃべんのやめるわ。どうせ…心も中身もないんだったら、これからは人に命令されたことはいはいしたがうよ。その方がみんな喜ぶさ・・。親父たちも・・・、百合たちだって。」と話したきり、なにもしゃべらなくなってしまいました。

「じゃあ、また明日。」と葵に告げ、家に帰ったサクラはじいちゃんに「じいちゃん、サクラは生まれて初めて、人を叩いてしもたてえ・・。だって・・・、詳細は差し控えっども、今まで社長を目指すと言うてた同期の仲間が、誰にも認められてねえと分かって、自信をなくしてしもたんだてえ・・。貝のように何も言わねなった彼に、かける言葉が見つからねんだて。じいちゃんのコロッケ食べれば、浮かんできそうらんだろも。」とファックスするのです。

するとじいちゃんから「そいつがダメなのは、結局勝ち負けにこだわってるからだ。大切なのは、「勝ち」より「価値」だ。」というファックスが届いたのです。

翌朝出社するものの、元気がなくうつろな葵は、エレベータに乗っても定員オーバーで追い出され、そのまま会社を出て行ってしまいます。

そのまま歩き続けた葵は何を思ったか、横断歩道でトラックの前に出て立ち止まったのです。

トラックに轢かれそうになったその瞬間、サクラが葵を歩道まで連れ戻したのでした。

その後いつもの店へと葵を連れてきたサクラは、他の同期3人を呼び出し、葵に掛ける言葉がちゃんと出てくるまで、間を繋いで励ましておいてくれとお願いします。

3人は間を繋ぐため、葵に話しかけ、最初は励ましていましたが、段々葵の悪口になっていったのです。

その時掛ける言葉が見つかったサクラは「葵君・・・、アンタ黙ってたら何の価値もないから。」と突然話し始めます。

そして「別にいーーじゃない、人に、心も中身もないって言われたって・・・・。ウソも方便って言うけどさぁ・・、周りのみんなのために一生懸命言い続けたら、どんなにウソっぽくたって、絶対相手の心に届くよ。自分のためだけじゃなくて、人を幸せにしたい。希望や勇気を与えたいと思ってたら、絶対いつか本当の言葉になるよ。」と告げます。

そして立ち上がったサクラは「子供たちの未来のためだけじゃなく、橋がなかったせいで、命を落とした人のためにも。そして島で売らす人たちが、毎日橋を眺めるたびに、胸を熱くするような、そんな願いを込めて作りました。」と話すのです。

すると百合が「えっ、それって、新人研修で橋を作った時、葵がプレゼン用に考えた言葉?」と尋ねるのです。

続けてサクラは「私はあの時、自分が言いたかった言葉を、全部言葉にしてくれたあなたに・・・、心が震えるほど感動した・・・。あなたがなんと言おうと、あの言葉は私にとって、」と言い、自分の胸を掴みながら「ここに響いた、とっっっても価値のある言葉だから。」と訴えるのです。

さらに「あなたには素晴らしい才能があるんだよ。元手もかからずに、たくさんの人を動かせる力がある。そんな言葉を失ってどうするの? じいちゃんが言ってた。 勝ち負けなんかにこだわらずに、自分の価値を知る方が大切だって。」と伝えるのでした。

すると百合が続けて「自分が偽物だと思うなら、 これから本物のリーダーになればいいじゃない。」と告げると菊夫が「お前が本気で社長を目座右なら、 本気で応援するけど俺。」と伝えるのです。

そして蓮太郎が「俺も。 そんな友好的な態度は取れないけど・・・。」と話すのでした。

そんな時に葵のスマホに杉原部長から「すぐ来てくれ。お父様とお兄様がいらっしゃるそうだ。」とメッセージが入ったのです。

あわてて同期4人が会社に戻ると、そこには既に葵の父と兄が来ていて、杉原部長にプロジェクトの凍結には変更はないと伝えていたのです。

その光景を見ていた葵は突然前に進み出て「あ… あなたたちは・・・、それでも 国のリーダーですか・・・? 自分の身を犠牲にしてでも、 みんなを幸せにするために頑張るのがリーダーじゃないんですか・・・? みんなが抱えてる難しい問題を、解決するために、誰よりも考え、誰よりも悩むのがリーダーじゃないんですか・・・?」と伝えます。

そして「結局 あなたたちは。 自分たちのいいようにするから黙ってろ。 お前らはこっちの言う通りにしてればいいんだって言ってるだけじゃないですか・・。そうやって ひとのこと見下して、自分のいいように物事を進めるのいいかげんやめてもらえますか! ・・・俺なんか何もしてないけど、都市開発部の人たちは、このプロジェクトに誇りを持って真剣に取り組んで来たんです・・・。このプロジェクトが完成すれば、地域の発展と繁栄、 そして何よりそこに暮らす人たちに、たくさん幸せを与えられるって、心から信じてるんです!」と訴えます。

続けて「それなのに あなたたちは、 自分たちのことしか考えてないじゃないですか・・・。だったら 教えてもらえますか・・・?お2人とも・・・、何のために官僚になったんですか!・・・ 高い給料もらって民間に威張れるからですか?定年が来たら、何度も天下りして、そのたびに莫大な退職金をもらうためですか・・・?この国に暮らす人たちを少しでもいいから 幸せにするためじゃないんですか?」と強く訴えます。

さらに「俺は今まで、2人に認めてほしかったけど、これからはここにいるみんなに・・、認めてもらえるような人間になりたい・・。頼りにされるような人間になりたい・・。困ってる人がいたら、助けられるような人間になりたい・・・。こんな俺でも。価値があるって言ってくれた・・・、同期たちのためにも・・・。」と伝えるのでした。

すると葵の父康秀は「杉原さん、今のが御社に配慮してわざわざ足を運んだ我々への答えですか?」と告げ「なら、今後、御社との関係を、見直さなきゃなりませんが。」と伝えるのです。

すると葵が「やめてくれますか・・・、あくまで僕個人の意見なんで。」と告げるのです。

その答えを聞いた康秀は葵に近付き「そうか。」と力強く答えます。

その時サクラが葵たちに近付き「私も、彼と同じ意見です。」と答えるのです。

「もしかして、ウチの息子が変わったのは、あなたのせいかな」と康秀が尋ねると、葵は「そうだよ。」と答えるのです。

康秀はその答えを聞き「分かった。」と告げ去って行ったのでした。

その後同期5人で食事にいくことになった時、葵が「みんなの前であんなこと言ったから、急にヒザがカクカクして。」と告げると、サクラが「たいへんよくできました。」と書いてあるシールを取り出し「葵君、頑張ってください。さっき私は、将来葵君が社長になる姿が目に浮かびました。あなたは私たちの未来を変えることができる人だと思いました。」と告げ、葵の頬にシールを貼るのでした。

——-

2019年病床のサクラの横で葵は「サクラ、俺これもらって本当に嬉しかったな・・・。」と話しかけるのです。

続けて「俺はあの時・・・、お前が好きになったんだ。」と言いサクラの手を取るのです。

そして「でもゴメンな・・・、まさかあの後・・・、あんなことになるなんて。」と告げるのでした。

——-

2013年サクラはじいちゃんに「じいちゃん、同期の彼が、自分の価値に気付いて、本物のリーダーになる決心をしてくれたてえ。その日が来んのが、ほんと、楽しみらてえ。その時、さくらはどんげなってんだろっか?土木部で働いてんだろっか?ウチの島の橋も、架かってんだろっか。」とファックスを送るのでした。

サクラが会社に出勤すると、黒川部長に「突然だけど、お前と木島葵が移動になった。」と告げられます。

サクラが「どこにですか?」と尋ねると、黒川は「木島葵は、土木だ。」と答えたため、サクラが「私は?」と尋ねるのです。

すると黒川は「ウチの子会社に出向してもらう。ウチの社内で高級官僚を怒らせたことがマズかったなあ。上がえらく気にしてさ。 今回ばかりは俺も庇いきれなかった。」と伝えるのでした。

出向先へと向かうサクラの元に同期4人がやってきて、葵が「サクラ…、俺のせいでこんな・・・。」と伝えるのです。

するとサクラは「気にしないでください。だって・・・夢が1つ叶いましたから。」と告げ「私には、一生信じあえる仲間ができました。」と伝えるのです。

そしてサクラは「でも…、私にはまだ夢があります・・・。故郷の島に・・橋を架けることです。私には夢があります・・・。一生信じあえる仲間と、たくさんの人を幸せにする建物を作ることです。それだけはどんなことがあっても・・、諦めるつもりはありません。じゃあ・・・・・、またいつか。」と告げ去って行ったのです。

今回の物語は、同期の最後を飾る葵の物語でした。5人の中で一番お調子者で、誰とでも上手くやっていけそうな葵の本当の姿が描かれていました。

いつも葵がヘラヘラしているのは、実は父親によるネグレクトによるものなんだろうなと思わされました。

優秀な兄はいつも父親に可愛がられ、父に認められたくてもいつも父に無視され、唯一の味方だったであろう母親は家を出て行き、なんとか父親たちのご機嫌を取ろうとヘラヘラし、父親はそれがまた気に入らずに、葵に冷たく当たっていたんだろうなと想像できます。

そして、恐らくずっと葵の心の中に住み着いていたであろう、「誰も認めていない」「偽物」という言葉が起爆スイッチとなり、ついフラフラとトラックの前に飛び出してしまったかと思うと切なくなります。

でも、そんな葵をサクラは見捨てませんでした。これまでもそうでしたが、研修時に同じグループになったと言うだけで、サクラはこの4人の誰も見捨てませんでした。あの短い研修期間に余程なにか強い絆をサクラは感じたんでしょうね。

結局サクラの力で葵は立ち直ったものの、今回は高級官僚を怒らせてしまったということが問題となり、子会社へ出向ということになってしまいました。

誰も得しない、全く納得のいかない結果となってしまいましたが、5人の絆がこれで本当に強くなったことだけは幸いです。

そして、菊夫に葵のことが好きなんだろうと茶化されて怒っていた百合ですが、最後の写真撮影で、サクラのことを見つめる葵を見て、動きが止まってしまいましたね。どうやら本当に葵のことが好きなようです。

でも葵はサクラのことが好きなようですし・・・2019年の百合の子供の父親は誰なのかも気になりますね。

今回もじいちゃんの達筆ファックスは健在で、サクラに素晴らしい言葉を届けてくれました。

葵は前回の蓮太郎とは違い、じいちゃんにムカつかれませんでしたが、詳細を差し控えたからかも知れません。葵にキスされそうになったとか送っていれば、「あの若造、ムカつく。」という返信が来たかも。

次週はサクラが人事部の先輩、火野すみれを救う番のようです。ただでさえ、仕事を黒川部長から丸投げされているのに、働く母として仕事と子育てを両立しているのですから、つらく苦しいことも多いでしょう。

そんなすみれに何が起きて、どんな風にサクラが助けていくのか、次週も同期のサクラから目が離せません。

2019年、10月―。サクラ(高畑充希)の病室に訪れたすみれ(相武紗季)は、中学生になった娘・つくしの写真を手に、眠るサクラに感謝の気持ちを伝えていた……。

2014年10月。サクラは花村建設の子会社に飛ばされ夢から遠ざかったことを故郷の祖父(津嘉山正種)に打ち明けられないまま、社会人6年目を迎えていた。相変わらず信念を曲げずに日々を過ごしているように見えるサクラだが、その心には少しずつ迷いが生じていた……。

一方、サクラのことを気にかけつつも、8歳の娘の子育てと仕事の両立に追われる人事課のすみれは、黒川(椎名桔平)から有名評論家・椿美栄子を招いての講演会“女性研修セミナー”の仕切りを丸投げされる。働く女性を応援する本を数多く執筆している椿だが、実は理不尽で細かい要望が多く面倒な人物。しかし社長(西岡德馬)と仲がいいため粗相は許されないと黒川からプレッシャーをかけられる。

数日後。椿のマネージャー・米田との打ち合わせを控え、広報の百合(橋本愛)のほか、サクラも子会社の代表としてセミナーのプロジェクトチームに参加する。わざわざ女性だけが集まって研修をすることに疑問を感じるサクラだが、百合は立場が違う女性同士がまず理解し合う必要があると主張。サクラはすみれが離婚してシングルマザーになったことを知る。その後、米田を交えた打ち合わせが始まるが……。余計なことを言わないようすみれから釘を刺され必死に我慢するサクラだが、『公演後の質問は受け付けない』という理不尽な要求に黙っていられず、米田を怒らせてしまう!その時、タイミング悪く社長が現れて……。

打ち合わせ後、エレベーターでサクラと二人きりになった百合は、いつもと違う元気のないサクラを見てこの機会にプライベートを充実させないかと合コンに誘う。そこに土木部に異動して生き生きと働く葵(新田真剣佑)が乗って来る。1年前の一件から密かにサクラに想いを寄せる葵は合コン話に焦りつつ、それとなく恋愛事情を探るが、サクラは今は誰とも付き合う気は無いと頑なな態度。その夜、すみれからの電話でプロジェクトチームから外されたことを告げられたサクラは肩を落としていつもの喫茶店へ向かう。先に来ていた菊夫(竜星涼)は、蓮太郎(岡山天音)にけしかけられサクラをデートに誘おうとするが……。

講演会が近づくにつれ、すみれは米田からの講演とは直接関係ないような細かい要望に追われ頭を抱える。さらに、娘のつくしが同級生を殴ったと急遽学校からも呼び出され……!周囲の理不尽な扱いに我慢できずに手を上げてしまったという娘に会社でのサクラの姿を重ねたすみれは「人はいつまでも自分の好きなように生きられない」とつくしを叱る。
仕方なくつくしを連れて仕事に戻ったすみれだが、米田と椿の前でペコペコする母の姿を見たつくしは、すみれを遠ざけるように……。女性として仕事にも子育てにも奮闘して来たすみれの心はついに折れてしまい……!!

引用:https://www.ntv.co.jp/sakura2019/story/

『同期のサクラ』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。

スポンサーリンク