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第7話「行かないで」に続き、『GONE/ゴーン』シーズン1、第8話「ローマ人たち」のあらすじ、キャスト・感想を書いて行きます。
※この記事にはネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
『GONE/ゴーン』』第8話 あらすじ
ある朝息子を体育館へと送ってきた父親のダレン・ハーツェルは突然何者かにテーザー銃で撃たれ気絶するのでした。その隙に男はダレンを車のトランクへと乗せ誘拐していくのでした。
一方キックはノアと共に朝を迎え、一人トレーニングに励んでいました。そこへいきなりフランク・ノバクが訪ねてきて、ノアはあわてて帰るのでした。
フランクが訪ねてきた訳は、FBIから誘拐組織「レギオン」の情報が入ったと言うことと、かつてキックを誘拐したメル・フォスターがキックが誘拐されていた時の名前「ベス・フォスター」宛ての手紙を持ってきたからでした。
そんな時フランクにビショップから誘拐事件が発生したとの連絡が入るのでした。
機内でのビショップの話によると、誘拐されたのは青少年支援NPOを運営する36歳の既婚者ダレン・ハーツェルで、息子をバスケの試合へと送って行ったきり行方不明となっており、車はエンジンがかかったままで放置され、携帯電話も現場に落ちていたことから誘拐が疑われているとのことです。
やがて現地に到着し、キックとビショップは現場を、ジェームズはダレンの財務状況や私生活を探ることとし、行動を開始するのでした。
調査の結果現場には防犯カメラもなく手がかりもない上、家族に話を聞いても敵やライバルも見当たらず。またジェームズの調査による私生活にも一切の問題は見られず誘拐の原因は全く見当たらないのでした。
そんな時ジェームズの元へ友人から情報が届き、20分前からネット配信が始まったというサイトを見てみると、縛られて動けないダレンのリアルタイム映像が映し出されており、90分後の3時からネット裁判が始まると言うのです。
身元がクリーンすぎるため、ダレンの誘拐に関する手がかりが全くないチームは、ダレンの少年時代の事件を調べるのでした。
すると彼のちょっとした犯罪や過去の事故のことについて判明するのです。
その事故というのは3人で釣りをしていた時に、ネイトという友人が船でバランスを崩し、頭を打ち転落し死亡したというものでした。
そしてその事故についてネイトの父親リチャード・トレンブレーは、全く納得していなかったとのことです。
キックとビショップがリチャードの家へと乗り込むと、彼は「来るのを待ってた、随分遅かったな」と言い、抵抗せずに逮捕されるのでした。その後キックが家の中を捜索するのですが、ダレンの姿は見当たりませんでした。
ビショップはリチャードにダレンをどうしたと聞くのですが、すぐにわかると言うだけで何も話しません。
やがて3時となり、ダレンのネット裁判が始まったのでした。
主な登場人物・キャスト
フランク・ノバク/クリス・ノース
FBI捜査官で、かつて子供の頃誘拐され、犯人と暮らしていたキックを救出しました。誘拐・失踪事件の特別編成チームを組織し、様々な難事件を解決していきます。
キット(キック)・ラニガン/レヴェン・ランビン
15年前全米を震撼させた幼児誘拐事件の被害者で、5年間誘拐犯夫妻と過ごしていました。フランクのチームで、誘拐事件の捜査に当っています。
ジョン・ビショップ/ダニー・ピノ
FBI捜査官で、元陸軍軍人でした。キックの相棒で、正義感が強く、犯人を憎む正義の人です。過去に自分の兄弟の誘拐事件を経験しています。
ジェームズ・フィンレイ/アンディ・ミエンタス
キックの友人で優秀なハッカーです。キックと共に捜査の手助けをしています。かつてジェームズがゲイということを認められない父親に家を追い出され、その直後に誘拐された過去を持っており、それ以来家族とは交流がありませんでした。
マヤ・ケネディ/トレイシー・トムズ
FBI特別捜査官で、15年前にフランクと一緒にキックを救いました。
ポーラ・ラニガン/ケリー・スールフォード
キックの母親で、本を出版したりテレビに出演したりしています。
ノア/クリストファー・オシア
キックの高校時代の友人で、唯一キックをキットと呼んでも殴られない人物です。6話あたりからキックと良い感じになり今は友人から恋人に昇格しました。
メル・フォスター/リー・ターゲセン
かつて全米を震撼させた幼児誘拐事件の犯人で、キックを誘拐し5年間一緒に暮らしていました。15年前に逮捕され現在は刑務所に収監されています。当時の誘拐組織「レギオン」のリーダーと見られています。
『GONE/ゴーン』』第8話 感想
第7話の感想で、キックがノアともう一歩踏み出せたら良いですねと書いたのですが、8話を見ると、いきなり出だしからノアがキックのベッドでパンツ一丁で寝ているという。このあたりの展開が早すぎはしませんかね?
と言うのがアメリカドラマらしいと言えばらしいのですが。
ネイトの父親リチャードは、自分の余命が短いということもあり、かたき討ちのためダレンを誘拐し、彼を生かすかどうかをネット民に託したということですが、ネット民は無責任な人も多いですから、ほっといたら有罪となる確率が高かったでしょう。
ただ8歳の頃から、リチャード一人でネイトを育て上げたと言うことですから、子供に対する想いも深く、敵を討ちたいと言う気持ちも全く分からないわけでもありません。だからと言って殺害していい理由にはなりません。
そしてリチャードはまんまと騙され、真実も歪んで伝わっており、もう少しで殺人に手を貸すところでした。
ラストでは罰せられるべき人たちが、ちゃんと罰せられたのは良い結末でしたし、ジェームズが父親の葬儀で、母親と和解できたシーンも感動しました。
今回のストーリーも中々練られていて、本当にダレンの命を狙っていた人物への持って行き方や、感動シーンなど見どころがたくさんありました。次週の9話も非常に楽しみです。
Hulu ゴーン/GONE 各話
『GONE/ゴーン』シーズン1 動画配信先
『GONE/ゴーン』シーズン1は、2019年3月6日現在、Huluにて8話まで配信されております。
※配信状況や配信話数、内容・料金等はサイトにてご確認ください。
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