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第8話「行かないで」に続き、『GONE/ゴーン』シーズン1、第9話「緊急事態」のあらすじ、キャスト・感想を書いて行きます。
※この記事にはネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
『GONE/ゴーン』』第9話 あらすじ
ウィスコンシン州グリーンベイで、午後8時27分に一人の女性が車の中で、1万8千ドルもの大金をスポーツバッグに入れ、なにかを待っていました。そこへ一台の車が違づいてきたのです。
その車が止まると、女性は外へ出て「サマンサ、ママよ、家へ帰れるから」と言いながら車に近づいていきます。車の中には覆面の男と、拘束の上さるぐつわをされたサマンサが乗っていました。
やがて車から男が降りてきて、女性からバッグを受け取るのですが、そのまま再び車に乗り込み走り去ってしまうのでした。
その頃ピッツバーグのキックは、電話で母親のポーラ・ラニガンに、誕生日のパーティーは最小限だったら許可すると話すのでした。
その後ビショップに呼ばれたレストランへ言ったキックは、ビショップに車で送ってくれと言われキーを渡されたのです。
ビショップはそれまで父親と食事をしていたのですが、彼が弟であるマークの話題を出した瞬間に帰ってしまったとのことです。
ビショップの親はマークの葬儀まで行っており、名前を出さないことによりマークの誘拐をなかったことにしていると言うのです。
そこへフランクから連絡があり、事件で2人とも呼び出されたのです。
現地へと向かうジェットの中で、フランクは事件概要を説明するのですが、それによると被害者はサマンサ・ディロンという16歳の少女で、昨日の放課後に誘拐され母親が身代金要求の電話を受けたとのこと。
そして母親は良かれと思い自分で身代金を用意し、渡しにいったのですが身代金を奪われ逃げられてしまったのです。
捜査を始めたキックとビショップは母親に話を聞きに行ったのですが、ビショップは金目当ての犯人が、それほど裕福でもない家庭の少女を誘拐したことに、違和感を感じるのでした。
その後学校で、サマンサの友人エミリーに話を聞くと、サマンサの母親は厳しくボーイフレンドも禁止され、タブレットを取り上げられていると話し、よく自分のタブレットを貸していたと言います。
ビショップはそのタブレットを見せて欲しいというのですが、エミリーは今日は持っていないと言います。
しかしその話を嘘だと見抜いたビショップは、そのタブレットを借りて捜査本部へと戻り解析をジェームズに依頼するのでした。
その後タブレットから、グラント・ホランドという人物が浮かび上がるのでした。
早速グラント・ホランドの家へと乗り込み、捜索を始めるのですが、サマンサの姿は見当たりませんでした。
やがてインディアン局の特別捜査官ジェルミー・リグスが現れ、話すことができたのですが、グラントは先住民の親と養子に出した子供を引き合わせている活動をしていて、サマンサは学校の課題で彼に連絡してきて、サマンサの産みの母親を見つけ出してくれただけでした。
産みの母親フィオナに事情聴取をしたところ、サマンサから連絡があり、今後関わりを持ちたいと言われたとのことでした。
しかしフィオナは、サマンサに会えないと伝えたとのことでした。
そこでチームは、サマンサはその後実の父親を捜したハズだと推測し、チームの手により現在手配中の父親の居所を突き止め、彼のいるモーテルへと踏み込んだのです。
主な登場人物・キャスト
フランク・ノバク/クリス・ノース
FBI捜査官で、かつて子供の頃誘拐され、犯人と暮らしていたキックを救出しました。誘拐・失踪事件の特別編成チームを組織し、様々な難事件を解決していきます。
キット(キック)・ラニガン/レヴェン・ランビン
15年前全米を震撼させた幼児誘拐事件の被害者で、5年間誘拐犯夫妻と過ごしていました。フランクのチームで、誘拐事件の捜査に当っています。
ジョン・ビショップ/ダニー・ピノ
FBI捜査官で、元陸軍軍人でした。キックの相棒で、正義感が強く、犯人を憎む正義の人です。過去に自分の兄弟の誘拐事件を経験しています。
ジェームズ・フィンレイ/アンディ・ミエンタス
キックの友人で優秀なハッカーです。キックと共に捜査の手助けをしています。かつてジェームズがゲイということを認められない父親に家を追い出され、その直後に誘拐された過去を持っており、それ以来家族とは交流がありませんでした。
マヤ・ケネディ/トレイシー・トムズ
FBI特別捜査官で、15年前にフランクと一緒にキックを救いました。
ポーラ・ラニガン/ケリー・スールフォード
キックの母親で、本を出版したりテレビに出演したりしています。
ノア/クリストファー・オシア
キックの高校時代の友人で、唯一キックをキットと呼んでも殴られない人物です。6話あたりからキックと良い感じになり今は友人から恋人に昇格しました。
メル・フォスター/リー・ターゲセン
かつて全米を震撼させた幼児誘拐事件の犯人で、キックを誘拐し5年間一緒に暮らしていました。15年前に逮捕され現在は刑務所に収監されています。当時の誘拐組織「レギオン」のリーダーと見られています。
『GONE/ゴーン』』第9話 感想
今回のストーリーは単なる誘拐ではなく、誘拐と詐欺とを絡め犯人にたどり着くまでが複雑な道程となっておりました。
ただ最初の容疑者も、全く関係ない人物ではなく、そこから次の手がかりがつかめるといった、闇雲にミスリードを誘うストーリーではなく、しっかり最後までしっかりと練られたストーリーとなっていました。
結局犯人は、サマンサを自分が父親だと言って騙したのち、危険な借金があると言って母親からお金をだまし取ったという狂言誘拐でしたが、これまでの犯人と比較してそこまで悪人ではなかったので、少しは救われた気がします。
最後にはそれ以上の悪人が出てきて、キックたちがやっつけてくれたので、スッキリと見終えることができました。
今回はビショップと親との関係が少しだけ描かれていましたが、結局マークは誘拐されてから行方不明ということなので、ひょっとしたら、いつかどこかで現れたりするのでしょうか。
また今回は名前が出ていませんでしたが、誘拐組織「レギオン」についても今後詳しく描かれて行って、対決などあるのでしょうか。
Hulu ゴーン/GONE 各話
『GONE/ゴーン』シーズン1 動画配信先
『GONE/ゴーン』シーズン1は、2019年3月14日現在、Huluにて9話まで配信されております。
※配信状況や配信話数、内容・料金等はサイトにてご確認ください。
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