source:TBS凪のお暇公式
ゴンに告白されたその夜、凪と龍子はスナック・バブルにいました。そこで中禅寺ママに、凪は50年に一度のモテ期だということを聞かされるのです。
中禅寺ママは「まあそろそろ、この先のこと考えてもいい時期なんじゃない?誰かと生きるのか、一人で生きるのか、いずれにせよ、あんたのお暇の出口、見えて来たってことかもね。」と凪に伝えるのでした。

凪のお暇 最終話あらすじ
凪 (黒木華)と慎二 (高橋一生)は、両家顔合わせで今まで言えなかった家族への不満をぶつけ、互いに距離が縮まったと感じていた。そんな2人の前にゴン (中村倫也)が現れ、凪に決死の告白。凪をめぐる慎二とゴンの3角関係にいよいよ終止符が打たれる。果たして、凪が選んだ選択とは!?
そして、お暇生活の結末とは…?
引用:https://www.tbs.co.jp/NAGI_NO_OITOMA/story/
登場人物・キャスト
大島凪 … 黒木華
我聞慎二 … 高橋一生
安良城ゴン … 中村倫也
坂本龍子 … 市川実日子
白石うらら … 白鳥玉季
白石みすず … 吉田羊
吉永緑 … 三田佳子
大島夕 … 片平なぎさ
市川円 … 唐田えりか
杏 … 中田クルミ
エリィ … 水谷果穂
足立心 … 瀧内公美
江口真央 … 大塚千弘
織部鈴 … 藤本泉
小倉康明 … 谷恭輔
井原亮 … 田本清嵐
タカ … モクタール
ノリ … 松永拓野
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ゲスト
吉永志乃/鷲尾真知子
吉永緑の妹で、後継ぎの緑がトンズラした後、後継ぎとして老舗旅館と旦那さんを引き継いでいました。病気のため、療養中です。
我聞真一/長谷川忍(シソンヌ)
アメリカに行っていたことになっていた我聞慎二の兄で、ライフスタイリング・コンサルタントというユーチューバーのような怪しい仕事をしています。
凪のお暇 最終話ネタバレ
アパートへ帰った凪がベランダに出るとゴンがいて、凪に「おはよう」と挨拶し、「やっぱり告白してよかった、だって今空気おいしいもん。返事、いつでもいいからね。」と言い部屋の中へ入っていくのです。
その言葉を聞いた凪は、いまだにゴンの告白が信じられず「やっぱりバチが当たる。」と口にし、ハローワークへと向かうのでした。
その頃松山に到着した緑ばあさんは、妹に再開し昔話を始めるのです。2人で昔映画館で見たローマの休日の話をしていると緑の妹・志乃は「王女様はお城に戻ったけど、姉さんは出て行ったきり。そいで、幸せだった?どっちでも同じね、どうせ最後は一人なんだもの。」と告げるのでした。
その後立川のアパートに帰ってきた緑は、凪の部屋を訪ね「私、このアパート出るわ。松山に行くことにしたの。今はただ、妹と一緒に映画でも見ようと思って。」と話し「ながーーいお暇だったこと。」と告げるのでした。
その夜スナック・バブルでは、緑ばあさんの送別会が開かれ、みんなで歌って楽しんでいました。その時緑は行く前に借りていた数珠を龍子に返したのです。
するとその数珠が切れ、石がバラバラになってしまったのです。つなげば直せると話す凪に龍子は「役目を終えたのかもしれません。」と告げるのでした。
やがて送別会も終わり片づけをはじめている中、凪は自分の住んでいるアパートが今月末に取り壊されるために、出ていかなければならないと言うことを知ったのです。
その翌朝緑は凪に「怖がってないで、自分で選んじゃえばいいのよ。その方が人生楽しいじゃない?」と告げ、アパートを出て行ったのでした。
その後凪は、ウィッシュノートに自分のやりたいことを書き出し、再就職のためコインランドリーチェーンへ見学に出かけたのでした。
慎二の会社では円が後腐れなく慎二と別れ、円に冷たい態度を取っていた足立心は、置きっぱなしにしてあったいつも一緒にいる江口真央のスマホに、織部鈴との会話で「アダハラ」や「アダ様からの呼び出し、マジ行きたくねー」と自分の陰口が書かれているのを見てヘコむのです。
そんなヘコんでいた足立を円はスナックバブルへと誘うのでした。
一方凪はゴンの新しいアパートに招待されるのです。そこでゴンはアパートの鍵を出し「ここで一緒に暮らそう、ずっと一緒にいよう、俺、お婆ちゃんになった凪ちゃんの横で昼寝したい。」と告げるのです。
すると凪は「ゴンさんの隣にいれたら、多分絶対幸せで、幸せすぎて、今の私じゃまた簡単に流されると思う。」と告げるのです。
続けて「ゴンさん、私ゴンさんに会えて初めて思ったんです。あー、こういう風に、誰かに今の自分を丸ごと認めてもらうのって、すっごく、安心するんだなーって、暖かいんだなーって。だから私、ゴンさんから色々もらうんじゃなくて、美味しい空気を、大好きな人たちにあげられる人になりたい、ゴンさんみたいに。」と伝えるのです。
ゴンは凪に「俺、もいっぱいもらってるよ、凪ちゃんから、いっぱい。凪ちゃんの、優しい所も、面白いところも、発想が斜め上いってるところも全部大好き。凪ちゃんいなくなったら、俺なんもなくなっちゃうよ・・・。ダメなんて言わないで。」と鍵を差し出すのです。
しかし凪はゴンに「ごめんなさい。」と告げ、ゴンは凪を抱きしめて切ない涙を流すのです。
凪はゴンに「ゴンさんに会えて本当に良かったです。」と告げ、部屋を出ていくのでした。
その後龍子に会った凪は龍子とコインランドリーをいつかやる夢のために、コインランドリーチェーンで働くことを告げるのです。
その言葉を聞いた龍子はコインランドリーの息子の誘いで、来月から内装の営業で働くことになったと話し、「役に立ちそうだから、いつか私たちのお店を持つときに。私も全然、諦めてないですよ。」と伝えるのでした。
うらら母娘とゴンがアパートを出る日、凪はうららとゴンと一緒に最後だからとアパートのドア一面に黄色いペンキで落書きをし、うららに「一生友だち」と言い別れたのでした。
一方中禅寺ママの犬の散歩に付き合っていた慎二は「どうしたら、俺があいつの役にたてっかなー?」と話すのです。
するとそこへ凪から電話が入りカフェへ呼び出された慎二は、凪から仕事が決まったこと、ゴンの告白は断ったことを告げられたのです。
その言葉を聞いた慎二は「明日休みだろう、日曜だし・・・。一日だけ俺にくれない?凪のお暇の最後の一日、俺にくれない・・・?あーあの、デートしようデート、空気とかそういうの関係ないヤツ」と話しデートすることになったのです。
その翌日、慎二と凪は水族館へと行き、以前見かけた1匹だけはぐれたイワシのことを思いだし話していると、はぐれたイワシが一匹元気に泳いでいました。
そのイワシを見つけた後凪は慎二に「ありがとう、慎二・・。一人で泳ぐって偉そうなこと言って・・。でもまたさまよった時は・・、いつも慎二が助けてくれた・・・。なのに私は、ずっと一緒にいたのに、慎二の想いも、家族のことも、なにも分かってあげられてなかった・・・。ごめん。」と謝ったのです。
そして「慎二と一緒にいた時の私の願いって、一つだけだったの。慎二と結婚したい。でもそれって、色々上手くいかないことから、逃げたいだけの選択肢だった。」と告げるのです。
続けて「今は少しずつ見つけられるようになったの、本当にやりたいこと。お暇中に会ったみんなのおかげで。」と話し慎二にウィッシュリストを見せるのです。
さらに「今ね、ちょっとだけ未来が楽しみなんだ。でも・・・」と凪が告げると慎二は「その未来に俺はいない・・・。だろ・・・?もうーいいよ、わかった・・。認めてやるよ・・。お前はもう一人でしっかり泳いでいるよ・・・。だからお暇卒業するんだろ・・?だから、俺も、お前を卒業して・・やる・・・。俺が話したかったのは・・、お前は絶っ対に大丈夫・・ってこと。」と伝えるのです。
凪は慎二に「好きになってくれてありがとう。行くね。」と言い立ち去ろうとしますが、慎二は「凪、最後に」とハグしようとします。
しかし凪は「あっ、それは、ちょっとごめん。」と言い「えーっ」と話す慎二に「いや、なんか違うかなって。」と言い「そこは空気読むとこだろ。」と話す慎二に凪は「ごめんなさい。」と謝り、2人は最後の痴話げんかをしてからお互い微笑み合い、その後凪は立ち去るのでした。
アパートの取り壊し日に凪は荷物をまとめて、新しいアパートに入居するまでの間に龍子の家にお世話になりに行くのですが、玄関から顔を出した龍子は「そのことなんですが、ごめんなさい。実は彼氏ができて・・・。」と話すのです。
凪が「ご挨拶だけでも」と話すと龍子は「今日のところはこれで。」ともめていると、中から慎二の兄・慎一が顔を出したのです。驚いたことに、龍子は慎一と付き合うことになっていたのでした。
その後住むところが決まらないまま凪は「えらいことになってしまった。」と嘆き、太陽を見つめながら「大島凪、28歳、しばしお暇いただいておりましたが」と心の中で呟いた後「とにかく仕事行こ。」と元気に自転車で出発するのでした。
凪のお暇 最終話まとめ・感想
今回ゴンと慎二のどちらも選ばなかった凪でしたが、ゴンと慎二のどちらとも付き合わないというのは、多くの人が予想してたかと思います。
この物語は凪の成長物語で、2人と付き合うということは、後戻りすることになりますので、この終わり方でこそ「凪のお暇」だなーと感じさせられました。
空気を読むことしかしてこなかった凪が、その空気に耐えられなくなり全てを捨てたものの、周りの人々のおかげで自分に不足しているもの徐々に気づき、夢ややりたいことを持っていなかった凪が、最終回ではウィッシュリストを埋めるまでに成長しました。
またメンヘラ製造機だったゴンも凪と出会ったことで恋心が苦しいということを学び、今回凪に失恋したことで更に成長していくことだと思います。
そして凪と別れてから毎回号泣していた慎二も、家族問題など色々波乱はあったものの、凪との恋愛を卒業するまでに成長を見せてくれました。
ただ、ゴンが凪に振られた時はしっかり抱き合って別れたのに、慎二にはハグもさせてくれないばかりか、「もう会わないし。」とまで言われ、少し可哀想な気もしましたが、最初っから最後まで慎二に対して凪は一貫した対応でしたね。
あと、できればせっかくみんな成長してきたのですから、この後凪と龍子がコインランドリーをオープンできるのかや、慎二やゴンを含め周りの登場人物のその後も見てみたいものですね。
また、途中で凪の夢に出てきた子供の慎二とゴン、龍子と凪が本当に可愛かったですね。
今回でついに終わってしまいましたが、Paraviではディレクターズカット版が10月5日より配信されるようですので、もう少し余韻に浸れるかも知れません。
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