『凪のお暇』9話ネタバレ感想、母親対決とゴンの告白!


source:TBS凪のお暇公式

前回凪の母親・夕が突然凪のアパートを訪ねてきたため、凪を庇うためついつい自分が婚約者だと言った慎二に、夕は「お母様が専業主婦なら今お家にいらっしゃるのね、お会いさせて頂きたいわ、まずはお電話でだけでも。」と話すのです。

夕のハンパない笑顔での威圧感に、慎二は母親の代わりにスナック・バブルの中禅寺ママに上手くごまかしてもらおうと電話を掛けたのですが、スナック・バブルではマックスナイト開催中のため、ママはマックスを歌いまくっていて、全く役立たずとなっていました。

全話あらすじ・ネタバレはこちらからどうぞ
ドラマ「凪のお暇」あらすじ・キャスト、黒木華主演の人生断捨離ドラマ
source:TBS凪のお暇公式 7月期のTBS金曜ドラマは、コナリミサトさんの漫画作品で、第8回ananマンガ大賞受賞・第11回マンガ大賞ノミネート作品第3位などの様々な賞を受賞し、累...
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突然上京してきた 凪 (黒木華) の母・夕 (片平なぎさ) に、凪の婚約者と言ってしまった 慎二 (高橋一生)。その流れであれよあれよという間に、大島家と我聞家の両家顔合わせをすることになってしまい、今さら本当のことを言えない状況に。あとに引けなくなった2人は…。

一方で、アパートの共有スペースで、龍子 (市川実日子)、緑 (三田佳子)、みすず (吉田羊)、うらら (白鳥玉季) から凪と結婚したいためにわざと嘘をついたのではないかと疑われる慎二。ゴン (中村倫也) は凪と慎二の姿を見て、今までに感じた事がない憤りを感じていた。
お暇が終了し、ゴンの部屋を去ろうとする慎二に、ゴンはある言葉を投げかける。そして…

大島凪 … 黒木華
我聞慎二 … 高橋一生
安良城ゴン … 中村倫也
坂本龍子 … 市川実日子
白石うらら … 白鳥玉季
白石みすず … 吉田羊
吉永緑 … 三田佳子
大島夕 … 片平なぎさ
市川円 … 唐田えりか
杏 … 中田クルミ
エリィ … 水谷果穂
足立心 … 瀧内公美
江口真央 … 大塚千弘
織部鈴 … 藤本泉
小倉康明 … 谷恭輔
井原亮 … 田本清嵐
タカ … モクタール
ノリ … 松永拓野

登場人物についての詳細はこちらからどうぞ

ドラマ「凪のお暇」あらすじ・キャスト、黒木華主演の人生断捨離ドラマ
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ゲスト

我聞真一/長谷川忍(シソンヌ)

アメリカに行っていたことになっていた我聞慎二の兄で、ライフスタイリング・コンサルタントというユーチューバーのような怪しい仕事をしています。

夕がすぐにでも慎二の両親に会わせてほしいと話すため、スナックバブルの中禅寺ママに母親の代わりになって誤魔化してもらおうとしたのですが、マックスナイト開催中のため、全く話になりませんでした。

やむを得ず慎二は母親の加奈子に電話し、その後夕と加奈子とが話をして、来週の日曜日にご両家の顔合わせをすることになったのです。

その後アパートの共有スペースでみんなでおやつを食べていた時、龍子が突然「わざとですよね、大島さんと結婚したくて、お母さん巻き込んで、そうなるように仕向けたんですよね。」と話すのです。

「違うわ」と話す慎二に、緑は「わざとじゃないとしても、我聞君にとっては、何も困らない展開よね。いっそ本当に結婚しちゃえば。」と話すのでした。

その言葉を聞いて、凪似の2人の子供に恵まれ、親子4人の幸せな結婚生活を想像した慎二は、思わずニヤけてしまうのです。

一方凪は、殺伐とし慎二や慎二似の2人の子供たちにも文句を言われ、こき使われる結婚生活を想像してしまい、ここでも2人の見解は全く食い違っていたのでした。

その後お暇が終了し部屋を出ていく慎二に、ゴンは「好きなんでしょ。もう一回やり直そうって、ちゃんと言わないの。」と尋ねるのです。

「だれがぁ。」と話す慎二に、ゴンは「ふーん、じゃあ泣かないでね・・・、誰かに取られても。」と告げるのでした。

お暇を終了した慎二は、凪に「顔合わせの件は、俺がなんとか潰しとくから。・・・ってことで」と告げ帰っていくのでした。

その後エリィの店を訪ねたゴンは「俺、エリィに怒られてんの、よく分かってなかったよ。なんでみんなに優しくしたらダメなのか、なんでみんなに部屋の鍵渡したらダメなのか。なんで女の子たちみんな壊れてっちゃうのか。」と話すのです。

そして「好きな人がさ、他のヤツと一緒にいるって思ったら、俺のものにならないって思ったら・・・、壊れそう。」と話し店を出ていこうとするのです。

エリィが「ゴンどこ行くの?」と尋ねると、ゴンは「負けたくない。俺本気出してみる。」と話し、店を出ていくのでした。

一方、加奈子と夕はすっかり意気投合し、毎日電話で式の日取りとか会場のこととかを勝手に相談し合っているのでした。

そんな折、龍子はアパートの共有スペースで、緑に「あの、つかぬ事をお聞きしますが、緑さんって、松山の老舗旅館のお嬢様だったんですよね。ご実家はお金持ちなのに、どうしてこんな、道端に落ちてる小銭を拾うような暮らしを。」と尋ねるのです。

そこに松山から弁護士が訪ねてきて、緑の唯一の家族の妹が病気だと告げ帰っていくのでした。

「会いに行かなくていいんですか?」と尋ねる龍子に、緑は「トンズラした女なのよ私。長女で跡取りだったのに、結婚式直前にね、実家の旅館も、許嫁も全部、妹に押し付けたの。今更合わせる顔がある?」と告げ部屋へ戻っていくのでした。

その頃慎二の会社には、大阪支社から円の同僚だった梅竹が訪ねてきていて、円が取引先のことを尋ねると「あんたから引き継いだとこな、軒並み契約切られてん。要は、あのおっさんらは、あんたの顔が目当てやったってちゅうことや。」と話し、去っていくのです。

そして円が立っていると、足立心たちが通りすがりに「大阪支社の梅竹さんにちょっと怖い噂聞いちゃって・・・。市川さん大阪支社でなんて呼ばれてたか知ってる・・・?空気クラッシャーって。」と話していたのでした。

その日の夜、スナック・バブルでは、凪と慎二がお互い母親にちゃんと言えなかったと話し、慎二は「顔合わせは、適当に話合せて乗り切って、ほとぼりが冷めたころに別れたってことにしよーぜ。」と話すのです。

そして「日曜5時、両家顔合わせな。」と言い慎二が店を出ようとすると、そこには円が立っていて「両家・・・顔合わせ・・・」と驚いた顔で呟いていたのでした。

その後杏に店へ引き入れられた円は、店で一番強い酒を飲みながら、慎二や中禅寺ママ・杏・凪に「空気クラッシャー・・・。私のあだ名です。私の存在が、空気を壊すって・・・。」と言い「子供の頃から、小・中・高、大学のサークルも、会社に入ってからも、言われるんです・・。私がいると、周りの空気がギスギスして、人間関係が壊れるって。」と話すのです、

そして「何々ちゃんの好きな誰々君が円ちゃんのことを好きになった・・。可愛い子ぶってる・・、いい子ぶってる・・、色目使ってる・・・。職場の人に2人で会おうって言われて断れば、思わせぶりで八方美人・・。仕事で頑張って契約取っても・・、あの社長面食いだからって・・。なんでそうなっちゃうのかなーって・・、私の頑張ってることって・・、何の意味もないのかなーって。」と話すのでした。

すると中禅寺ママは「そんなの全部、性格ブスの僻みだから真に受けちゃダメ。」と話すと、凪も「市川さんの頑張り、ちゃんと見てくれてる人が・・、分かってくれてる人がいると思います。」と伝えるのです。

すると円は「分かってくれてるって思ってたから・・、まだ・・、可能性あるのかなー?って、思いたくて・・、でも・・・。」と話すと、慎二は「ごめん、市川ごめん。」と謝るのです。

すると円は席を立ち、凪と慎二に「ご結婚、おめでとうございます。」と告げ、店を出ていくのでした。

中禅寺ママや杏に「サイテー」と言われた慎二は営業スマイルで「サイテーですよ。」と返し、凪に「じゃあ、日曜。」と言い残して円の後を追いかけたのです。

円に追いついた慎二が「送ってくよ。」と話すと、円は「我聞さん、少しは私のこと、好きでした?」と尋ねるのです。

「もちろん。」と答える慎二に、円は「どこが好きでした?」と尋ねるのです。

すると慎二は少し固まったあと頭の中で「どこが好きだったって・・・、えーっと、まずは・・・、顔だ。」と考えていると、円は慎二の気持ちを察し、引っ叩いて帰ってしまうのでした。

店では中禅寺ママが凪に「結局ガモちゃんとはどうなってんのよアンタ? さすがにガモちゃんの気持ちは分かったでしょ。」と言い「アンタとガモちゃん、似た者同士だもんね。」と話すのです。

凪は「あ、いや、全然似てないですよ、性格も、育った環境も、何もかも。」と話すと、杏は「そう言えば前にガモちゃん言ってたなぁ、自分の家族、並んで同じ方向に泳ぐイワシみたいだって。」と言い、中禅寺ママは「イワシみたいに滑稽だって。」と話すのでした。

翌日凪が、アパートのベランダで考え事をしていると、絆創膏だらけで顔も腫れているゴンにお昼を誘われ、驚き心配しつつも公園でワンコインバーベキューをすることになったのです

そこで凪はゴンに「私、長い間付き合ってたのに、慎二の家族のこと、何も知らなかったんだな。」と話すのでした。

そんな凪にゴンは、慎二がずっと兄のことを探してたことを伝え、腫れている顔に当てるための保冷剤を渡そうとした凪の手をにぎり「凪ちゃん、前、言ってたよね、私は変われないって。」と話すのです。

続けて「俺ね、凪ちゃんにどんな風にギュっとしてたか、どんな風にキスしてたか、もう思い出せない・・。今は、そんなことできない、恥ずかしくて、これが限界・・。前の俺と今の俺、全然違うヤツみたい・・。だから、人って変われると思うよ、本当に変わりたいって思ったら。」伝えるのでした。

日曜日ゴンの言葉に後押しされた凪は、髪をストレートにすることを止め、モジャモジャ頭のままで家を出たのです。

そんな凪の頭を見た夕は「何なの、そのみっともない頭は。」と凪を叱りつけるのですが、慎二が上手くとりなし3人で会場へと入っていくのです。

そこで夕は慎二の母親・加奈子に、トウモロコシなどのお土産を渡そうとするのですが、加奈子はそのお土産を受け取ることを拒んだのです。

そして「お父様、ご病気でお亡くなりになったっておっしゃいましたけれど、違いますよね・・。賭け事で借金をつくって蒸発したんですよね。」と事実を突き付け、「それに凪さん、慎二と同じ会社でバリバリ働いているって・・・。会社もう辞められてるじゃないですか・・・。今のお仕事・・、スナックで水商売されてるんですよね。」と凪の現状も突き付けたのです。

慎二はなんとかその場をとりなそうとするのですが、夕は「凪、あなた・・・、会社を辞めたの・・・?スナックってどういうこと・・・?」と凪を問い詰めるのです。

加奈子は「もしこんなことが皆様にバレたら、お母さん恥ずかしくて死ぬしかないわ・・・。」と話すのです。

するとそこへ兄の真一が突然現れ「相変わらず恥ずかしがり屋さんだな、母さんは。」と言い、アメリカから帰ってきたと話す慎二の言葉を遮り「ああ嘘嘘、だって俺ずっと日本にいるし。」と告げるのです。

そして自伝を出版したと親戚中に配り、母を見て「あれ・・・、母さん、また顔いじった?元々俺似だもんね。あっ、逆か、俺が母さんに似てんのか。」と加奈子の整形をバラし、続けて「そういえば父さん、別宅、お元気?会ったことないけど、弟・・?あっ、妹だったっけ・・?元気・・?」と父親の2重生活をもバラしてしまったのです。

そのことで凍り付いた空気を和ませ、なんとか胡麻化して兄を連れ出そうとする慎二を見ていた凪は「おんなじだ・・・。おんなじ・・・。この人、私だ。」と自分と慎二が同じだということに気付いたのでした。

それを見ていた夕は突然笑いだし「さすが、あなたが選んだ人ね、凪・・・。昔から、そうだもんね・・。あなた・・。何やらせてあげたって、何一つ身にならないで、お母さんの期待に応えたこともない・・。一度だって・・・。その挙句のこれね・・・。みっともないご家族・・・。行くわよ凪。」と凪を連れ出そうとするのです。。

すると凪は「嫌い・・・。嫌い・・・。お母さんが、ずっと・・・。罪悪感煽って、言うこと聞かせようとするところとか・・。外ではいい人ぶるところとか・・。自分もできないようなこと、私に期待するところとか・・・。嫌い・・・。」と自分の気持ちを吐き出したのです。

そして「だけど、お母さんかわいそう・・。ひとりぼっちだから・・。前の私みたいに・・・。周りに誰もいないんだよね・・。本当の気持ちこぼせる人・・。だから、私が必要なんだよね・・。」と話すと夕は凪の腕をつかみ外へ連れ出そうとするのです。

凪はその手を振り払い「ごめん・・。私・・・お母さんのためには生きられない・・。自分で何とかして。私も、自分で自分を何とかするから・・。期待に応えられなくてごめん。」と言い「でも・・、期待に応えない自分の方が・・、みっともない自分の方が・・、私・・・、生きてて楽しいんだ。」と伝えるのです。

そして慎二に歩み寄り「もうやめよう、空気読むの・・・。行こう、慎二。」と言い、2人で会場を出て行ったのです。

その後公園で凪は「お母さんにひどいこと言った。」と泣きだし、慎二も「ばあちゃんに、おめでとうって言うの忘れた。」と泣き出すのでした。

一方アパートでは、緑が実家へ帰ろうとしていたところを龍子が呼び止め、自分の大切にしている数珠をお守りとして貸してあげたのです。

その数珠を受け取った緑は、「じゃあ・・・、これ、返す時に、聞かせてあげる。」と言い残し、旅立ったのでした。

その夜凪を送ってきた慎二が「じゃあ、もう一回飲みなおさそう。」と話すと、凪は「いいけど。」と答えたのです。

道端で凪の帰りを待っていて、2人を見つけたゴンは、車が来るのも気にせず、轢かれそうになりながら道を渡って凪の前に立ち「俺、凪ちゃんのことが好き・・、めちゃくちゃ好き。」と伝えるのです。

そして「だけど、告白って、どうやってやったらいいか分かんなくて・・。だから回収してきた。」と話し、たくさんの鍵を出して「色んな女の子に渡してた部屋の鍵。」と告げるのです。

その時凪は、ゴンの顔の傷が女の子たちから鍵を回収した時につけられたことに気付いたのです。

続けてゴンは「これから凪ちゃんだけを見る。凪ちゃんだけに優しくする。凪ちゃんだけのちぎりパンになる・・・。凪ちゃんだけ・・、好きでいる・・・。凪ちゃん、俺と付き合ってください。」と告げ、頭を下げるのでした。

前話から急速に素直になり始め、凪と良い感じになってきた慎二でしたが、今話で2人が似ていることを凪が認めたため、ますます凪と慎二の距離が近付いてきました。

2人とも子供時代から毒親に精神的に追い詰められ、空気を読むことで親の愛情を勝ち取ってきたため、中々親の呪縛から逃れられずにいたのですが、慎二の自分と同じ姿を見た凪が、ようやく夕の呪縛から逃れることができて、自分の想いを伝えることができました。

そして前回、慎二を追い詰めるために登場したかと思われた兄の慎一でしたが、今回も登場して外面だけを取り繕った我聞家をぶち壊すなんて想像もしていませんでしたので、かなりの衝撃を受けました。

予想では凪母と慎二母が互いに潰し合いでもしてくれるのかなと思っていましたが、まさか最初に夕を加奈子が潰し、その後我聞家・父母を慎一が潰し、再び盛り返したかに思えた夕を今度は凪が潰すとは想像していませんでした。いずれにしろ凪と慎二の毒親2組とも罰を受けて、本当にスッキリしました。

今回この局面で、新たに緑ばあさんの、トンズラの秘密にまつわる新たな謎が登場し、最終回で回収してくれるのかどうかも楽しみになりました。

そしてなにより楽しみなのが、ゴンの凪への告白の結末です。

ゴンが凪へ告げた「これからは凪ちゃんだけを見る・・・。凪ちゃんだけに優しくする・・・。凪ちゃんだけのちぎりパンになる・・・。凪ちゃんだけ好きでいる・・・。凪ちゃん、俺と付き合ってください。」にやっつけられた人がネット上には大勢いたようです。

まあ、一時期自分を恋愛でゾンビ同然まで追い込んだ人が、今度はここまで真摯に自分に向き合ってくれたら、心が揺らいでもおかしくないでしょう。

はたして最終回で、凪は慎二へ行くのかゴンへ行くのか、それともどちらへも行かずにひたすら我が道を進み続けるのか。

いよいよ次週最終回となりますが、凪がどんな選択をしてどんな結末になっていくのか、非常に楽しみです。

凪 (黒木華)と慎二 (高橋一生)は、両家顔合わせで今まで言えなかった家族への不満をぶつけ、互いに距離が縮まったと感じていた。そんな2人の前にゴン (中村倫也)が現れ、凪に決死の告白。凪をめぐる慎二とゴンの3角関係にいよいよ終止符が打たれる。

果たして、凪が選んだ選択とは!?

そして、お暇生活の結末とは…?

引用:https://www.tbs.co.jp/NAGI_NO_OITOMA/story/

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