source:TBS凪のお暇公式
7月期のTBS金曜ドラマは、コナリミサトさんの漫画作品で、第8回ananマンガ大賞受賞・第11回マンガ大賞ノミネート作品第3位などの様々な賞を受賞し、累計発行部数250万部を突破している人気漫画「凪のお暇」(なぎのおいとま)の実写化作品です。
その作品を、TBSでは「重版出来!」以来3年ぶりの蓮ドラ主演となる黒木華さんが、主役の大島渚を演じ、脇を固める俳優陣も高橋一生さん、中村倫也さん、市川実日子さん、片平なぎささん、吉田羊さん、三田佳子さんなど大勢の豪華キャストが名を連ねているドラマです。

全話あらすじ・ネタバレ感想










凪のお暇 あらすじ
そんな中同僚たちは自分の技術や趣味・仕事など次々と「自分はできる人」カードを切ってくるが、彼女は自分が切れるカードを持っておらず「どうだろ?ぼちぼち」などと答えるしかなかった。
そんな凪に同僚たちは「だからダメなんだよー、大島さんは」と、同僚たちに言わせればいい意味でのダメ出しをいつもするのだ。
しかしそんな彼女にも、たった1枚だけカードがあった。それは社内の営業部で働くエースでイケメンの我聞慎二と付き合っていることだった。
そんなある日、同僚たちの自分を蔑む陰口を目にしたり、慎二が他の男子社員に話しているあることを聞いた凪は過呼吸を起こして心が折れ、人生をリセットすることにしたのだ。
その後凪は会社を辞め、SNSもやめてスマホも解約し、家も都心から東京郊外へと引っ越し、彼氏や会社の同僚たちとの関係もリセットしてしまった。
これまで、天然パーマを隠すために毎月ストレートパーマをかけ、毎朝1時間かけてヘアアイロンでサラサラストレートヘアにすることもやめてボサボサ頭のままにし、これまでのコンサバ系女子アナ風ファッションからTシャツ姿のラフな服装でしばしお暇をいただくことにしたのだ。
そして今までの自分と決別し、新たな本当に生きたい生き方をしていくため、凪は奮闘することになっていく。
凪のお暇 登場人物・キャスト
大島凪/黒木華
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都内の電気メーカーで働く28歳の女性で、なにかと同僚たちに雑用を押し付けられる。元々天然パーマだが、そのことにコンプレックスを持ちストレートパーマをかけ毎朝1時間かけてサラサラストレートヘアにしている。毎日必死に周囲の空気を読み、周りに同調し「わかるー」が口癖だったが、あることを切っ掛けに、全て断捨離し、会社やそれまでの人付き合いも、スマホもSNSもすべてやめ、家も東京郊外へと引っ越し、新たな人生を送ることにした。
我聞慎二/高橋一生
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凪と同じ会社の営業部で働くエースでイケメン。周りの空気を読むのが非常に得意で、相手がどうして欲しいのかを察し、得意先であらあゆる年齢の担当者や上司の懐にスッと入り込むのが得意。凪が会社に勤めていた時は、恋人同士だったが凪の断捨離により別れることとなった。凪に対しては、ついつい小学生のような態度をとってしまう。
安良城ゴン/中村倫也
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凪が引っ越した先のアパートに住むお隣さん。クラブイベントのオーガナイザーをしており、来るものは拒まず、他人との距離感もゼロという性格で、目の前の人には非常に優しくするため、女性には非常にモテるが、目の前にいない人のことは頭から離れてしまうため、約束なども忘れてしまう。そのため彼を好きになった女性は、自分は付き合っていると思っているものの、約束を反故にされたり忘れ去られたりするため、不安になり精神を壊してしまう。そのことからメンヘラ製造機とも呼ばれる。
坂本龍子/市川実日子
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ハローワークで求職中に凪と知り合う。出会いこそ良くなかったものの、やがて恋バナなどもする友人になる。非常に勉強ができ高学歴だが、応用が利かず空気が読めなかったことや、チェーンのかみ合っていない自転車をこぐかのように、理想と現実のギャップで空回りしてきたため、就職活動も上手くいっていない。
白石うらら/白鳥玉季
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凪が引っ越した先のアパートに住むお隣さんで小学5年生の女の子。母子家庭で母のみすずが働きに出ているため、カギっ子で家では少し寂しい思いをしている。同じ母子家庭ということで、自分の子供時代を思い出した凪が色々なおやつの食べ方や遊びなどを教えたことなどから仲良くなっていく。
白石みすず/吉田羊
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うららの母親で、女手一つで働きながらうららを育てている。おとなし目な性格のため、周りのママたちに下に見られマウンティングされるが、他のママたちにはないものを持っている。うららと凪が仲良くなったため、凪との近所付き合いが始まる。
吉永緑/三田佳子
source:https://www.tbs.co.jp/NAGI_NO_OITOMA/chart/
凪が引っ越した先のアパートで、凪の上の階に住むおばあさん。いつも自動販売機のおつりを漁っていたり、バン屋でパンの耳をタダでもらっていたりするため、「おつり漁りババア」などと呼ばれている。自分の将来を考えた凪が、このままいったら自分はこのおばあさんみたいな一人で寂しい人生になってしまうのでは?と考えるのだが…
大島夕/片平なぎさ
source:https://talent.thetv.jp/person/0000000819/
凪の母親で、シングルマザーとして凪を育ててくれた。しつけに厳しく育てられた凪は、いまだに母親を苦手とし電話にも出たがらない。
市川円/唐田えりか
source:https://www.tbs.co.jp/NAGI_NO_OITOMA/chart/
慎二の会社の後輩。大阪支社にいた頃営業成績がトップだったので、東京本社へ抜擢されやってくる。美人で気が利いて、性格も良く頭の回転も早いのだが…。
中禅寺森蔵(ちゅうぜんじもりぞう)/武田真治
慎二が行きつけのスナック・バブルのママ。慎二に対しなにげなく現実を突きつけてくる。
杏/中田クルミ
慎二が行きつけのスナック・バブルで働く女の子。凪に対して悪態しかつけない慎二にダメ出しし、そして慎二が泣くまでがデトックスらしい。
エリィ/水谷果穂
ゴンの仲間で、イベントでパフォーマーをしている。凪にゴンの危険性を説く。
足立心/瀧内公美
凪の会社での同僚。凪を女子会などで無意識にサンドバッグにしている一人で、仕事では笑顔で雑用を押し付けている。
江口真央/大塚千弘
足立同様梛野会社での同僚で、凪を無意識にサンドバッグにしている一人。
織部鈴/藤本泉
足立と一緒に凪にダメ出しを繰り返していた一人。
小倉康明/谷恭輔
会社での慎二の後輩。
井原亮/田本清嵐
会社での慎二の後輩。
タカ/モクタール
ゴンの仲間で、パフォーマー。
ノリ/松永拓野
ゴンの仲間で、パフォーマー。
演出・脚本・原作・主題歌
原 作:コナリミサト 「凪のお暇」(秋田書店 「Eleganceイブ」 連載)
主 題 歌:miwa 『 リブート 』 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
脚 本:大島里美
プロデューサー:中井芳彦
演 出:坪井敏雄、山本剛義、土井裕泰
製 作 著 作:TBS
凪のお暇 まとめ
この作品の原作は、恋愛要素もあるものの、凪がこれまでの自分の殻を壊していく様や、色々な人々との触れ合いにより、徐々に変わっていく様子が描かれていて、ド派手な感動は少ないものの色々と考えさせられたり、温かい気持ちになったりと心に沁みる作品です。
これまで他人がどう思うかや、人にどう見られるかといったことで、空気を読み続けてきた凪が、生き方を変えてそこから一歩踏み出すことで、怖いと思っていた人が実は優しかったり、嫌われていると思っていたことが、実はただの思い過ごしであったりと、人の本当の姿や本質を知って行き、交流を深めていく様などが描かれています。
そんなな原作を基に、「重版出来!」で好演した、若手実力派女優の黒木華さんが主役で、凪をどのように描いて行くのかが今から非常に楽しみです。
また空気が読めまくって、自然に相手の懐に入っていくことができるけど、凪に対しては不器用な慎二を高橋一生さんがどう演じていくのか?そして、原作では長髪でタトゥーを入れてはいるものの、ユルっとしていて、人との距離感が皆無の安良城ゴンを中村倫也さんがどのように表現していくのか?などを含め、原作のあの空気感がドラマではどんな風になるのかなど、非常に楽しみです。
初回放送は7月19日・金曜日夜10時からということで、ぜひとも期待して待ちたいと思います。
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