俺のスカートどこ行った(俺スカ)第3話あらすじ・ネタバレ感想


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俺のスカート、どこ行った?2話目では、みごとにチアリーダー部をまとめ上げたのぶおですが、今回は豪林館学園高校で、中間テストが始まります。

そのテストに向けて、のぶおはかなり張り切っています。そしてこれまで一度も登校していなかった光岡慎之介がようやく登校します。

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俺のスカートどこ行った(俺スカ) あらすじ、登場人物・キャスト、相関図・全話ネタバレ感想
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原田のぶおはテストに向けて、いつも以上に張り切って授業を行っていた。

授業が終わって、東条は結衣の部活を守るため明智の胸倉に掴みかかったことを思い出していた。

一方2年3組の光岡慎之介は相変わらず欠席のままで、心配した今泉茜が電話をしてみたが出ない。

その時光岡は、弟たちの面倒を見ていたのだ。

のぶおが家へ帰ると、相変わらず安岡が家にいて、いつものようにドタバタコメディが進行するのだった。

テスト当日、校門の前で光岡と会った里見萌は、彼の手を引いて教室へ連れていったため、光岡はテストを受けることになったのだ。

職員室へ戻った萌は、光岡が出席したことを喜んでいる長井あゆみ先生に付きまとわれ、根掘り葉掘り聞かれることにうんざりしていた。

やがてテストはそれぞれの教科が順調に進んで行ったのだが、光岡が世界史のテスト中、なにげなく右隣を見ると、茂木朱里の回答用紙が見えたのだ。

試験が終わり、家へ帰ろうとする光岡に、茜が声を掛け話しかけるが、そっけない態度で対応していた。

そんな時光岡に、母親が弟たちを迎えに来ていないという電話が入り、慌てて迎えに行くのだ。

一方のぶおと若林優馬は、あわてて弟妹を保育園に迎えに行く光岡をタクシーで送り届け、そのまま光岡の家へついて行って上がり込み、食事までごちそうになる。

光岡が、学校へ行っていないことを母親に話していないことを知ったのぶおは、光岡と進学のことや将来のことについての話をし、やがて光岡が将来の目標を持っている事を知るのだ。

のぶおは「光岡も結構いろんなこと考えてんのね」と言いながら帰路につくのだった。

翌日職員室では、先生たちの手によりテストの採点が進んでいた。

その時里見萌が、光岡と隣の席の朱里の答案に、間違いもまったく同じ答えが書かれていることに気付き、光岡がカンニングをしたという疑いが高まったのだ。

原田のぶお…古田新太
長井あゆみ…松下奈緒
里見萌…白石麻衣
原田糸(のぶおの娘)…片山友希
安岡一道(糸の元カレ)…伊藤あさひ

他の先生

寺尾綴(校長先生)…いとうせいこう
古賀健太(物理教諭)…荒川良々
庄司雅俊(体育教諭・学年主任)…大倉孝二
広田誠(英語教諭)…じろう(シソンヌ)
田中みちる(日本史教諭・2年3組副担任)…桐山漣
佐川天音(養護教諭)…大西礼芳
矢野伸也(古文教諭)…小市慢太郎
岡田三四郎(美術教諭)…田野倉雄太
須長伝次(科学教諭)…中川大輔

2年3組男子生徒

明智秀一…長瀬廉(King & Prince)
東条正義…道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr. )
若林優馬…長尾謙杜(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
光岡慎之介…阿久津仁愛
牛久保元…須藤蓮
駒井和真…堀家一希
高槻蓮…眞嶋秀斗
大鳥春樹…富園力也
吉良北斗…黒田照龍
一之森純…河野紳之介
岩木遊太郎…兼高主税
彦根大輝…葵楊
姫路隼太…次も大塚
唐津天心…吉田翔
花沢将吾…中西南央

2年3組女子生徒

川崎結衣…高橋ひかる
今泉茜…竹内愛紗
堀江もも…箭内夢菜
江口寿美江…秋乃ゆに
小田原エマ…宮野陽名
清武すずめ…国府田聖那
波賀真里亜…染野有来
山吹琴音…西村瑠香
滝山七海…前川歌音
長浜むぎ…宮部のぞみ
湯浅楓…松村キサラ
太田茉莉…松永有紗
茂木朱里…菊池和澄
小松紗綾香…宇田彩花
鶴ヶ丘芙実…横島ふうか

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第3話 ゲスト

光岡弘子/須藤理彩

慎之介の母で、夫を亡くしたシングルマザーのため忙しく働いている。慎之介を大学へ行かせようとしている。

光岡君太/鈴木楽

慎之介の弟。

光岡心菜/鈴木誉

慎之介の妹。

光岡がカンニングをしたと言うことを聞いたのぶおは、光岡と朱里を呼び出し話を聞くと、光岡はあっさりと自分がカンニングをしたことを認めたのです。

今回は停学・退学処分は免れたのですが、光岡はどうせ高校を卒業するのは意味がないし、高校をやめると言い出します。

そして光岡は2年になってからは、弟や妹を送ってから学校へ行かなくてはならなくなり、学校に着くと既に校門が閉まっていて、まるで学校へ来るなと言われているようで行かなくなったと話すのです。

長井先生が門を閉めていたエピソードは1話に描かれていましたが、長井先生にもう少し寛容さがあれば、光岡もちゃんと来ていたんでしょうか?

のぶおはそんな光岡に対し、「あんたやりたいことがあるって言ってたじゃん」と言うと、光岡は「それはもう無理な話だから。」と言います。

するとのぶおは「それはあんたがズルしたからでしょう。テストじゃズルできてもあんたが本当にやりたいことではズルできないよ。」と話します。

そこで長井先生が「確かに事情があるのは分かるけど、それがカンニングを認める理由にはなりません。社会に出ると一度間違えたら大変なことになります。間違えることは許されません。だから間違えないように。」と言いかけます。

第2話で少し寛容さを見せたと思えたのですが、やはり長井先生はあいかわらずド正論を押し通す先生のままのようです。

するとのぶおは「ちがうわ」と言い、「間違えることが許されない方が間違えているのよ。」と言い「私たちが教えなければいけないのは、一度でも間違えちゃいけない社会の厳しさより、間違えてももう一度挑戦できる社会の優しさじゃないかしら」と話すのです。

そして「このまま全教科0点でコイツの将来をつぶすことが学校の仕事かしら?」と話すと、校長先生が「わかりました。全て再テストしてみましょうか」と話します。

随分生徒と仲良くなってきたのぶおですが、オマエ・コイツ呼ばわりは相変わらずのようです。それにしても、校長先生はのぶおに対して物分かりが良すぎます。なにか裏があるのでは?と勘繰りたくなります。

すると光岡は「やらなくていいと思います」「どうせ点なんてとれないから、やる意味ないと思います」と話すのです。

そのことに対しのぶおは「光岡、あんた目標もあるし自分もよく知っているし、母親のことも思いやれるし、賢いわ。ただバカになれないのが残念ね。こういう時はバカのフリしてありがとうございます。って言っとくものよ」と伝えます。

だが、長井先生は「しかし、光岡君だけ内容を変えるとは言え、ある程度範囲を知った上で再テストと言うのはやっぱり他の子たちと比べ不公平ではないかと。」話すと、校長が「では同じレベルのテストをもう一度作って2年3組全員で再テストをしましょう。」と言うのです。

長井先生はどれだけ杓子定規なんでしょうね。もう再テストをやる時点で、光岡のためにルールを曲げて、既に不公平になってるんですから、光岡一人で受けさせた方が、色々手間もコストもかからず良かったのでは?と思います。

それに対し長井先生は「クラス全体でってことですか?そんな無茶苦茶な」と言うと、校長は「それもあなた方の仕事では」と言い、「それに、光岡君にもう一度チャンスを与えるとしたらそれしかないと思います。チャンスはあげないつもりですか?」と続けるのでした。

案の定面倒なことになりました。

しかし2年3組だけ再試験を受けることに、クラスから不満が出ます。そのことでのぶおは、国語のテストでクラス平均が前回よりよかったら、1つだけ言うことを聞くという約束を明智とするのでした。

そしてのぶおが去った後、明智は点数が取れるようにカンニングを仕込むとクラスメイトに話すのです。

これで一気にのぶおを辞めさせようとしているワケですね。

放課後光岡が弟たちを迎えに行き、連れて家に帰る途中、茜がやってきて光岡に授業のノートを貸すのです。

その頃保健室でのぶおがお昼寝から目を覚ますと、萌がテスト問題を一生懸命作成していました。

萌がのぶおに「テスト作り終わりました?」と聞くと、のぶおは「もちのろんよー、私、昼抜いて頑張ったんだから。」と言います。

すると萌は「私も抜きです。でも間に合いそうにないです。」と話します。

のぶおが「あらららら、徹夜?」と尋ねると、「徹夜も徹昼も無理なのですぐ終わらせます。」と話すと、のぶおと萌は「ファイティンポ!」とお互い激を飛ばし合うのです

そして萌は「テストも授業も何で全員一緒なんですかね?生徒一人一人に合わせればいいのに」と言うと、のぶおが「やってみれば?」と話します。

すると萌は「膨大すぎて無理です」と返すのです。

のぶおは「オンリーワンも大事だけど、ナンバーワンもきっと大事なのよ」と話します。

そしておいなりさんを取り出し1個頬張りながら、萌に「飲む?」と尋ねると、「おいなりって飲み物なんですか?」と聞き、1つ貰うのです。

萌の口元にお米がついているのを見たのぶおは、「おべんとう付けてどこいくの」と言い、口元から米粒を摘み取り食べて帰るのです。

その時、萌は驚いたような、ときめいたような、切ない表情を見せるのでした。

この2人の絡みは第1話から大好きで、今回も非常に楽しく見させてもらいましたが、今回はラストで微妙な雰囲気になりました。ひょっとして、今後何らかの展開があるのでしょうか

翌日2年3組のクラス内では、再テストに対するグチや文句の声が多数ささやかれていたのです。それを光岡は何度も何度も耳にするのでした。

そのことで肩身の狭い想いをした光岡は、2日目の国語の再テスト開始20分前になっても登校してこないのです。

光岡が来ないことでのぶおは、田中先生から自転車を借りて、光岡の家へ行くのですが、居留守を使って中々現れません。

そこでのぶおは光岡家のベランダへと行き、窓ガラスを割ってでも光岡を連れて行こうとします。

皆に迷惑だからと学校へ行きたがらない光岡に、のぶおは「私がミスくらい許せるクラスを作ってやるから。私が教えてそういうクラスメイトにするから、学校に来い!」と伝え、結局根負けした光岡は再テスト開始を待つクラスメイトの元へ試験を受けに行くのです。

教室ではクラスの皆が光岡を待っており、5分遅れで到着した光岡を、快く受け入れるのです。

のぶおは再テストを受けることになった皆に悪いからと、黒板に正解を書いてカンニングさせようとします。

しかし、明智が、そんなことしなくても成績は下がらないと言い、黒板を見ないように、机ごと後ろ向きになりカンニングしないで試験を受けます。

すると他の生徒たちもそれに習い、全員後ろ向きで試験を受けるのでした。

既にのぶおが言っていたミスくらい許せるクラスになりつつあるようです。

その後、明智はワンルームの一人暮らしのようなアパートに帰りつき、布団の上に座り込み1粒の涙を流すのでした。

今回の物語は、これまで学校の校門までは来たけど、そこで帰っていた光岡慎之介が中心となる物語となっていました。

そして光岡が校門で帰っていたのは、長井先生が校門を閉めていたことに由来していたようです。

でものぶおが校門を壊したあとも帰っていたので、全てが校門を閉めていたことのせいではないと思いますが、過ちを全く許してもらえない社会だと、一旦道から外れると戻りにくいんでしょうね。そして光岡は閉まっていた校門にそれを感じてしまったのかもしれません。

やはり校門って学校の入口だけに、規則でがんじがらめにするのではなく、もう少し寛容さがあっても良かったのではなかったのかと思います。

ただ光岡は、元々クラスメイトとも上手く付き合えていたようですので、すぐに元通りに戻れそうな気がします。

これがもしマスクを外す前の若林だったら、もっとこじれていたんだろうなと・・・。

一方やさぐれ教師の里見萌先生ですが、光岡を教室まで連れてきたり、テストの採点も人に頼らず、1問ずつちゃんと見ながらやっていたり、再テストの問題もしっかり作っていたりと、中身は全然やさぐれておらず、むしろいい先生だと思います。

今後は全て計算ずくでやさぐれる、女王の教室の天海さん演ずる阿久津先生みたいになるのもアリかも。

そしてなによりも一番気になるのが、ラストで明智が一人暮らしっぽい部屋で涙を流していたところです。

なにか、バイトをしていることと関係がありそうで、今後の真相解明を楽しみに待ちたいと思います。

次回は職業体験実習で、明智が工場長と対立して帰ってしまうようです。そして第1話であれだけのぶおに突っかかっていた東条はクラスで孤立しつつあるようです。

これからどんな風に展開していくのか、次回以降も非常に楽しみです。

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