ラジエーションハウス7話、あらすじ・ネタバレ感想、キャスト・ゲスト情報


source:フジテレビ公式

今回 軒下は出会いを求め、マッチングアプリでようやく会うところまで約束を取り付けた女性に、やっぱり会うのはやめときますと振られていました。

そんな日、裕乃は初めての一人当直となり、不安で一杯になっていました。

マッチングアプリで振られてしまった軒下でしたが、唯織は誰にでも運命の相手はいると話し、どんなに離れていても、どんなに時が経っても、運命の相手には想いは届くと言い、軒下もそんな運命の女性にきっと出会えると話すのです。

そんな折、乳腺外科に、軒下と中学時代に同じクラスだった蛭田真貴と志朗夫妻がやって来たのです。

真貴が以前受けた人間ドックで、胸にしこりが見つかったため、四季総合病院にマンモグラフィ検査を受けに来たのでした。

そんな時、たまたま通路で倒れていた軒下と再会した真貴は、彼が卒業アルバムに将来の夢は医者と書いていたのを覚えていて、「すごいねー、夢を叶えたんだ。」と言うのです。

そのことで、真貴こそ運命の相手だと確信した軒下は、彼女を食事に誘おうとするのですが、そこへ真貴の夫・志朗がやってきて、軒下に2人が4年前に結婚していたことを告げたのでした。

その後真貴はマンモ撮影を終えたのですが、その画像を読影した杏は唯織にも意見を求めるのです。

唯織はその画像を見て、腫瘍の顔つきが悪く悪性の可能性が高いと話すのです。

その言葉を聞いた杏は、悪性の疑いがあるため超音波検査が必要との診断を下し、担当医師から真貴に、そのことが告げられたのでした。

一方、杏と唯織のやりとりを見ていた鏑木は、杏は技師に甘えていると指摘するのです。

技師には技師の役割があり、杏の甘えは唯織の首を絞めることになり、技師の唯織が医師法に抵触すれば、確実に解雇になると話すのでした。

その時に同席していた技師長の小野寺は、以前唯織のタブレットで名前を見かけたピレス教授の本を見つけ、杏からその本を借りていくのでした。

一方、再検査が2ヵ月後になると知った志朗は、軒下に医者として検査を何とか早められないかと泣きつくのです。

しかし医師だと誤解されたままにしている軒下には、同級生だからと言って、特別扱いはできないと答えるしかありませんでした。

主な登場人物・キャスト、ゲスト

レギュラー

五十嵐唯織(いがらし いおり) … 窪田正孝
甘春杏(あまかす あん) … 本田翼
広瀬裕乃(ひろせ ゆの) … 広瀬アリス
大森渚(おおもり なぎさ) … 和久井映見
鏑木安富(かぶらぎ やすとみ) … 浅野和之
小野寺俊夫(おのでら としお) … 遠藤憲一
黒羽たまき(くろはね たまき) … 山口紗弥加
威能圭(いのう けい) … 丸山智己
軒下吾郎(のきした ごろう)/浜野謙太
悠木倫(ゆうき りん) … 矢野聖人
辻村駿太郎(つじむら しゅんたろう) … 鈴木伸之

登場人物の詳細はこちら
ドラマ『ラジエーションハウス』あらすじやキャスト・原作・主題歌
source:フジテレビ・ラジエーションハウス公式 フジテレビ月9(フジ月9)ドラマで窪田正孝さん主演の『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』が4月よりスタートします。この記...

第7話 ゲスト

蛭田真貴/松本若菜

軒下の中学時代の同級生で、旧姓は花村でした。軒下の初恋の相手で、以前受けた人間ドックで、胸にしこりが見つかったため、四季総合病院へ検査にやってきました。

蛭田志朗/篠原篤

真貴同様軒下の中学時代の同級生で、当時は柔道部でした。4年前に、子供のころからずっと好きだった真貴と結婚することができたため、彼女が自分の人生の全てだと思っています。

ユウカ/穂志もえか

マッチングアプリで、軒下が医師だと偽ってデートまでこぎつけた女性です。

真貴の検査を早めて欲しいと軒下に泣きついたものの、断られてしまった志朗でしたが、それでも諦めきれず、たまたま通りかかった唯織に、「この病院の医療関係者ですよね」と声をかけ、事情を説明し始めました。

志朗は唯織に、「こうして待たされている間にも癌が進行したら」と泣きながら話し、「子供のころからずっと好きだった真貴は自分の人生のすべて」という志朗の言葉に強く共感した唯織は、志朗が精神的に随分追い詰められていると杏に相談するのです。

しかし、鏑木の言葉を思い出した杏は、「意見は求めましたが、ここから先は医師に任せてください」と話し、「すみません。」と言う言葉を残し自分の読影室に入って行くのでした。

杏に断られ、院長にも病院としては個人的な感情だけで優遇することはできない、放射線技師としてあなたにできることをするしかないと言われた唯織は、技師としてできることを必死に探すのでした。

一方その夜、初めての一人当直で、不安で一杯な裕乃は、軒下に「オンコールお願いします」と話すのですが、軒下はそのことを忘れていて、デートだから電話をよこすなとさりげなくプレッシャーを掛けてくるのです。

その時唯織は、自分が技師としてできることを考え抜いた末、再度真貴のマンモ検査を行うことを決め、その準備をしているのでした。

その頃軒下は、自分は医師だと嘘をついて、レストランで楽しく何杯も飲みながらデートをしていました。

偶然そこのレストランには杏と辻村もいて、杏は辻村に悩みを相談していたのですが、やがて唯織の「どうにか助けてあげて欲しい。」という言葉を思い出し、席を立って仕事に戻ってしまうのでした。

そんな時階段から転落した外傷の急患が運ばれてきて、裕乃にレントゲンとCTの依頼が入るのでした。

自分一人でできるかどうか不安な裕乃は、唯織を見かけ外傷の急患が来ることを伝えたのですが、唯織は手に負えなければ軒下に連絡するように告げるのでした。

その後ラジエーションハウスに運ばれてきた患者は、痛みにより大騒ぎしており、撮影箇所も多いことから裕乃はパニックに陥るのでした。

そしてどうにかCTは撮り終えたものの、レントゲンに手こずってしまい、ダメ元でデート中の軒下に電話をかけるのでした。

その頃軒下のテーブルには辻村が挨拶にやってきて、軒下の嘘に話を合わせてくれていたのです。

そんな時、裕乃の電話で外傷患者が来ていることや、唯織が真貴のマンモ検査をしていることを知った軒下は、デート相手に自分は医師ではなく、放射線技師であることを正直に告げ、お金を置いて病院へ戻るのでした。

その場にいた辻村は、酒を飲んで病院へ戻ることを心配していたのですが、軒下に運ばれてきた飲み物を辻村が飲んでみると「ぶどうジュース」だったのでした。

一方暴れる患者に手こずっている裕乃の元へ軒下が駆けつけ、飲んでいるんじゃないかと心配する裕乃にぶどうジュースしか飲んでいないことを伝え、レントゲンの撮影のサポートに入り、分かりづらい大腿骨頸部骨折に気付き写真に収めたたのでした。

その頃マンモグラフィーを終え、読影を終えた唯織は、真貴と志朗に自分は医者ではないので断言することはできないと前置きし、検査の所見を話すのです。

今回の画像にも前回同様2cmを超えるギザギザのしこりはあるものの、乳がんの場合にはあるコアに濃度がなく、石灰化も見られないことから、繊維化が主体の病変、CLSというとても珍しい良性の腫瘍である可能性が高く、心配はいらないと伝えるのです。

その言葉を聞いた蛭田夫妻は目を潤ませて喜ぶのでした。

その後新たな検査画像の読影が1件追加され、真貴のものであることに気付いた杏は、ラジエーションハウスへ行き、「五十嵐さん、また勝手に検査をされたんですか?」と詰め寄ります。

その剣幕にドギマギしながらも、院長にオーダーをもらったことを伝え、前回の写真からわずかにCLSの可能性が読み取れたので、それをはっきりさせるために撮影したことを伝えたのです。

その時ラジエーションハウスに真貴と志朗が現れ、お礼を言うと、軒下は自分は医師ではなく、放射線技師だと告白し、嘘をついていたことを謝るのです。

すると真貴は軒下にスゴイよと言い、「患者を救うっていう夢は叶えてるじゃない。私たちを救ってくれたのは技師さんだよ。」と話すのです。

翌朝裕乃はラジエーションハウスでみんなに「デートしていたはずの軒下が来てくれたんですよ。」と驚きを込めて話していたのです。

しかし誰も驚かないことを不思議に思った裕乃は「あの軒下さんですよ?すごくないですか?」と話すのですが、たまきは「そりゃあ来るでしょ、軒下だもん。」と言い、威能や悠木も同意するのです。

続けて技師長の小野寺が「今まで写真見ても分かんなかったか?あいつ、技師として一流だぞ。」と話すのでした。

その後唯織を呼び出した小野寺技師長は、「お前よ…、何者なんだ?」と唯織に問いただし、海外で唯織がピレス教授と一緒に写っている画像を見せたのでした。

今回のストーリーは3話からの「ヒルダとマキシマム」と、まだ単行本化されていない60話からの2本の物語が1つになった作品で、原作中のそれぞれの良いとこどりした上、さらにオリジナリティを追加した内容となっていました。

相変わらず患者のため一生懸命になり、なんとかして救おうという唯織の想いが画面から伝わってきて、感動させられました。

特に今回は、放射線技師でもできることを考え抜き、軒下の言葉もヒントとなり、良性腫瘍であることをはっきりさせるためのマンモ再検査ではっきりさせたと言う、一つの側面だけではなく、様々な側面から見て見ないと本当のことは判らないというメッセージも込められていたように思います。

また、志朗と唯織という2人の男性の一途な想いが感動的に描かれていました。

そしてなによりも、これまで全くと言っていいほど地味だった軒下の技師としての真の姿が描かれており、かなりイケメンでした。

次回は51話からと、65話からの2つの物語が一つにまとめられているようで、MRIの事故についてまで描かれるのかどうかが気になります。

もし事故が起きるのであれば、唯織が杏を救い出し、気絶している杏を抱きかかえていくという内容になるのですが、虫垂腫瘍の物語も同時進行していくようなので、MRIの事故まで描き切れないかな?という気もします。

物語も8話に突入することですし、そろそろ杏に唯織が医師免許を持っていると言うことがバレても良さそうですが、最終回まで引っ張るのでしょうか。

いずれにしろ、次回以降も非常に楽しみです。

ラジエーションハウスの見逃し配信は2019年5月21日現在、FODプレミアムにて配信しております。

コメント