source:フジテレビ・ラジエーションハウス公式
フジテレビ月9(フジ月9)ドラマで窪田正孝さん主演の『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』が4月よりスタートします。この記事では漫画原作を元にドラマのあらすじ・登場人物やキャスト・主題歌などの紹介をしていきます。
尚、新たな情報が入り次第加筆・修正及び更新していきます。
※この記事には一部原作のネタバレも含まれていますので、ご注意ください。
ラジエーションハウスあらすじ
私たちが病院で診察を受けるときに目の前のお医者さんが全て病気を診断し治療してくれる訳ではありません。
私たちに知られている診察室とは別の場所に、直接見ることのできない身体の中を写し、その画像から病気を診断するスペシャリストたちがいるのです。
それはレントゲンやCT・MRIなどで病変を写し出す放射線技師や、その映し出した画像を見て病気を診断する放射線科医という人たちです。
そんな彼らがいるところが放射線科「ラジエーションハウス」です。そこで働き、患者さんたちの頭のてっぺんからつま先までを写し、全ての病気を診断し主治医に伝えることが彼らの仕事なのです。
アメリカでは日本とは違い、放射線科医・病理医・麻酔科医の3つはとても重要視され人気も高く、彼らがいないと病院が成り立たないことから「ドクターズ・ドクター」と呼ばれています。
主人公で放射線技師の五十嵐唯織は、医師免許を持つため放射線科医として働くことも可能ですが、甘春杏との子供の頃の約束により放射線技師として働いています。
そんな彼や、周囲の医師・技師らが活躍し、画像から患者の病気を特定し次々と患者を救っていくというドラマとなることでしょう。
各話あらすじ・ネタバレ感想











ラジエーションハウス 原作
集英社のグランドジャンプで2015年から連載されている同名の漫画が原作です。
原作が横幕智裕氏、作画がモリタイシ氏、監修に放射線科医の戸崎光宏氏(さがらウィメンズヘルスケアグループ)、診療放射線技師の五月女康作氏(東京大学 進化認知科学研究センター)となっており、現在第6巻まで発売されています。
2019年3月19日に7巻が発売予定となっております。
ラジエーションハウス 主な登場人物・キャスト
五十嵐唯織(いがらし いおり)/窪田正孝
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優れた腕を持つ放射線技師で医師免許も持っています。
アメリカで最も権威ある放射線科医の教授からその腕を見込まれ自身の研究室に残ることを望まれていましたが、杏との約束を守るため日本へ帰りました。
そこまでの腕を持つため、彼の元には現在も世界中から読影を依頼する画像が集まってくるとのことです。
甘春杏とは幼馴染なのですが、小3の頃五十嵐の両親が離婚したため離れ離れとなっています。
両親の離婚前は窪田唯織で現在と苗字が違うため、杏に気づいてもらえないと思っています。
放射線技師にこだわる理由は、子供の頃杏が「自分は父親と同じ放射線科医になるから、イオリは放射線技師になって私のお手伝いをするんだよ。」と言われたため、その約束を守るためです。
また医師免許を持っている訳は、医師免許があれば放射線技師・看護師・臨床検査技師の国家資格が必要な専門技術職が全部できることと、放射線技師として杏をサポートするため病気のことは自分もしっかり学んでおきたかったからとのことです。
ただ人の心を読むことが苦手でそのため人を怒らせることが多く、これまでそのことで多くの病院をクビになりましたが念願かなって杏のいる甘春総合病院で働くこととなりました。
甘春杏(あまかす あん)/本田翼
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かつて甘春総合病院の医院長で放射線科医の父の跡を継いで放射線医科となりました。
五十嵐唯織とは幼馴染なのですが、ある出来事により本人は覚えていません。
また医師免許を持たない放射線技師を下に見ていてそんな態度を取ってしまうことが多いです。
父の意思を尊重し、甘春総合病院を検査難民が出ないような病院にしようと考え、自分にも厳しく常に勉強を続けています。
五十嵐を最初は疎ましく思っていたのですが、やがて認め始めます。
広瀬裕乃(ひろせ ゆの)/広瀬アリス
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五十嵐と同僚の新人放射線技師です。もともと体育系だったため、物を覚えることが人より少し遅く、五十嵐の知識や技術を目の当たりにして自信を無くすことがあります。
しかしやがて自分にしかできないことがあるということに気づき、前向きになっていきます
大森渚(おおもり なぎさ)/和久井映見
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甘春総合病院院長で、かつて五十嵐唯織がアメリカで権威ある教授の講義を受けていた時、誰も正解したことのない教授の難しい課題を正解していたことを知っているため、甘春総合病院へ応募があったとき、鏑木に一度落とされたところを自らが採用しました。
彼が医師免許を持っていることは知っていますが、約束で秘密にしています。
鏑木安富(かぶらぎ やすとみ)/浅野和之
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甘春総合病院の放射線科医で診療部長です。院長の座を虎視眈々と狙っていて、五十嵐がなにかをしでかしたら大森院長に責任を取らせ、自分が後釜に座ろうとしています。
小野寺俊夫(おのでら としお)/遠藤憲一
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甘春総合病院の療放射線技師で技師長です。ややセクハラおやじですが月9でそれをやるかどうかは不明です。その代り普段はだらしなくてギャンブル好きとなったようです。
悠木倫(ゆうき りん)/矢野聖人
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甘春総合病院の先輩診療放射線技師で電子パーツオタクです。飲み会で飲まされると黒羽たまきに女装されられ、それが可愛いかったりするのですが、その設定があるのかは現時点では不明です。
黒羽たまき(くろはね たまき)/山口紗弥加
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甘春総合病院の先輩診療放射線技師でちょっとセクシー系のお姉さんでしたが、月9なので男勝りでドSで毒舌ということになりました。
軒下吾郎(のきした ごろう)/浜野謙太
source:http://kakubarhythm.com/artists/hamanokenta
甘春総合病院の先輩診療放射線技師でちょっとスケベです。
威能圭(いのう けい)/丸山智己
source:http://www.cubeinc.co.jp/members/prf/094.html
甘春総合病院の先輩診療放射線技師です。めったにしゃべりませんが、たまにしゃべると声が非常にイケボ(イケてるボイス)で、おばちゃんをも魅了することができるハズでしたが、イケボ設定はあるのでしょうか?
辻村駿太郎/鈴木伸之
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将来を有望視されている整形外科医です。イケメンで女性に人気があり、杏に好意をよせています。色々理由をつけて杏にアプローチします。
制作・脚本・主題歌・放送開始日
制作著作:フジテレビ
脚 本:大北はるか、『グッド・ドクター』、『好きな人がいること』他
プロデュース:中野利幸、『ラスト・シンデレラ』、『隣の家族は青く見える』他
音 楽:服部隆之
主 題 歌:MAN WITH A MISSION 『Remember Me』(ソニー・ミュージックレコーズ)
放送開始日:2019年4月8日(月)スタート 初回30分拡大
ラジエーションハウス まとめ
これまでの医療ドラマと言えば、外科医が主役というものが多く、神のようなテクニックでオペにて次々と患者を救っていくという作品か、または権力争いのような内容の作品が多かったと思います。
この作品はこれまでだと小道具などでしか出てこなかったレントゲン・CT・MRIやそれを扱う技師、その映し出された人間の画像から病巣を見つけ出す放射線科医にスポットを当てて、現在の日本での放射線科医不足による検査難民や、一見裏方に見える彼らの重要性などを描いていくほか、見ただけではわからない、患者に潜む様々な病気と、その病気を正確に判断するための、放射線技師と放射線科医の連携の重要性を描いていく物語となっていくと思います。
そして、本作の主人公とヒロインが子供時代の幼馴染で、主人公の五十嵐唯織は子供のころからずっと杏のことが好きだったため、五十嵐の杏への想いや、最初は五十嵐を嫌っていた杏の心の移り変わりなども描かれていくことになると思います。
そして新人技師の広瀬裕乃が自分の不甲斐なさに一時は挫折しそうになり、そこから立ち直り自分にしかなれない放射線技師を目指す様子や、そんな彼らと様々な不安を抱えた患者との接し方なども描かれていくことになると思います。
また院長の座を虎視眈々と狙う鏑木の思惑と、五十嵐を採用しその放射線技師以上の力量を全て出させていきたいという大森院長の思惑などがどう描かれていくのかもポイントになっていくことと思います。
これらのことをドラマの中でどこまでどのように描いていくのか、またどこに焦点を当てていくのかで、この物語は様々な顔を見せてくることになると思います。
原作のラジエーションハウスをどのように料理して、視聴者に届けてくれるのか。
これまで表に出てこなかった彼らの魅力を、このドラマでどのように引き出してくれるのかが非常に楽しみです。
放送開始日も4月8日と決まり、初回は30分拡大ということですし、タイトルもラジエーションハウスから、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』とサブタイトルもついたようですので、まずは第1話がどのような内容になるのかを楽しみに待ちたいと思います。
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