ドラマ「インハンド」第7話あらすじ・ネタバレ感想、キャスト・ゲストなど


source:TBS公式

インハンド第7話にて、高家は紐倉に言われ、公園の砂場で糞を集めていました。

糞は冷凍保存が基本だという紐倉の言葉に、冷凍庫の中にある謎の黒い容器を思い出した高家は、トイレに投げ捨てろと話すのですが、紐倉は、糞は腸内細菌の宝庫だと話し、腸内細菌を調べたら健康状態、病気の有無、生活環境などのその生物の全てが解ると話すのです。

そして、糞は人間のライフログだと高家に伝えるのでした。

全話あらすじ・ネタバレはこちらからどうぞ
ドラマ『インハンド』全話あらすじ・キャスト・ネタバレ感想・原作漫画情報
source:TBS公式「インハンド」 山下智久さん主演で、イブニングにて連載中の同名タイトル漫画が原作となっている、TBS金曜ドラマ『インハンド』が4月よりスタートします。この記事では...
「東京オリンピック開催時輸入感染症対策・中間報告」をまとめた紐倉は、サイエンス・メディカル対策室の御子柴へその報告書を渡しに来た。

その時室長の網野肇から、牧野巴の娘が重い病気で入院していることを聞かされる。

さらに巴がアメリカ研修時代に、妊娠によるマタニティーハラスメントを受けたため、母親だから仕事が出来ないと思われたくなくて必死に働いていると聞かされ、友人としてサポートして欲しいと頼まれるのだった。

そのことを聞いた紐倉と高家は、入院している巴の娘・美香のお見舞いにやって来た。

病院にいた巴から、美香は生まれつき免疫に欠陥があるPID(原発性免疫不全症候群)で入院していることを聞かされる。

そしてPIDの有効な治療法は骨髄移植しかないと言われているのだが、ドナー提供者も見つかっておらず、母親の巴とも一致しなかったと言うのだ。

さらに美香の父親で牧野の夫・賢一はすでに亡くなったと聞かされるのです。

巴は紐倉に、美香のためにPIDの治療法を見つけてほしいと頼み込む。

すると紐倉にしては珍しく、すんなりと「できる限りのことはする。」と引き受け、「ベストを尽くす」と巴に伝えるのだった。

その後紐倉と高家は、賢一の研究を引き継いでPID治療の研究を行っている彼の父親・橘将之の研究室へと行き、色々話を聞いたり資料を見たりしているうちに、紐倉は巴がやろうとしているあることに気付いたのだった。

紐倉哲(ひもくら てつ) … 山下智久
牧野巴(まきの ともえ) … 奈々緒
高家春馬 … 濱田岳
御子柴隼人 … 藤森慎吾
網野肇 … 光石研
熊谷美緒 … 高橋春織
城田幸雄 … 酒井貴浩
山崎裕 … 田口トモロヲ
大谷透 … 松尾貴史
瀬川幹夫 … 利重剛

登場人物の詳細はこちらから。
ドラマ『インハンド』全話あらすじ・キャスト・ネタバレ感想・原作漫画情報
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第7話ゲスト

橘美香/吉澤梨里花

牧野巴の一人娘で、生まれつき免疫に欠陥があるPID(原発性免疫不全症候群)患者で、消化器官の炎症で入院しています。

橘賢一/永岡卓也

巴の夫で、美香の父親です。事故により既に亡くなっています。PID治療のため、研究を続けていました。自身もPID疾患を持っているのですが、発症はしていません。そのため美香の保険として、自身の精液・血液を始めとし、爪や髪の毛などありとあらゆるものを保管していました。

橘将之/おかやまはじめ

賢一の父親で、賢一の死亡後息子の意思を継いでPID治療研究を続けています。

福山和成/時任三郎

紐倉が大学生の頃の講師で、CDCに在籍していた時の上司でした。最先端の科学技術を駆使したビジネスで大成功している会社、フューチャージーン株式会社のCEOを務めています。

源田創子/紫吹淳

外務事務次官で牧野巴と因縁がありそうな雰囲気です。

賢一の父親・橘の研究室で、巴がやろうとしているあることに気付いた紐倉は、巴に会いにいくのです。

そして巴に「お前、娘を救うために、新たな子供をつくる気だろう…、  あの子の救世主兄弟を。」と話すと、巴はあっさりそのことを認め、賢一の精子・血液・体液を含む体内情報はすべて保管してあると言い「これは、夫の賢一が美香に残した保険なの。」と話すと、紐倉は「好きにすればいい」と巴に話しPID治療の研究を始めることにしたのです。

その翌日、紐倉はPIDの研究を始めるために、元上司の福山に協力を仰ぐのでしたが、フューチャージーンでもPID研究は成果を上げられていないと言い、紐倉に治療に効果があるというエビデンスの提出を求めたのでした。

その頃救世主兄弟を出産するために産婦人科を訪れていた巴は、医師にHLAが一致する可能性は受精卵23個のうち1個と聞かされていたのです。

その後紐倉の研究所には、PID研究のため、橘研究所よりに山のような研究資料が届き、紐倉はその資料に目を通し始めるのです。

その頃会議を終えた巴は、外務事務次官の源田創子と偶然出会い、舌戦の結果、勝利を手したのでした。

その後美香の待つ病院へと駆けつけたものの、作業部会の時間が変更となっていたことを忘れていたため、再びすぐに戻ることになったのです。

巴が部会へと戻ったそのすぐあと、美香は具合の悪そうな様子を見せるのでした。

その後部会を終えた巴は対策室に戻ってくると、いきなりお腹の痛みによりうずくまるのですが、すぐに大丈夫と言い立ち上がります。

調査結果報告書提出のため、偶然その場に居合わせた高家が巴を連れ出し触診してみたところ、排卵誘発剤の影響による卵巣過剰刺激症候群による痛みの可能性に言及するのです。

そして高家は「あせる気持ちはわかるけど、まずは自分の身体を大事にした方がいいんじゃないか?限界に近い状態だろ。」と話すのですが、「今更やめるわけにはいかないでしょう。」と言い、悪化したらどうすると話す高家に「だったら、どうしろって言うの?まだ治療法だって見つかってないんでしょう。」と興奮気味に話すのでした。

その時巴の携帯電話に、美香の腸炎が悪化したという連絡が入るのでした。

そのことで、美香の治療準備が間に合わないと巴は焦り始めるものの、美香の病室で父親のことなど楽しく会話をしていたのです。

その時再び美香が苦しみだし、容体が急激に悪化してきて、治療室へと運ばれて行ったのです。

一方紐倉は研究が遅々として進まないことによりいら立ちを見せ、「どうやら僕は天才じゃなかったみたいだ。」と口にするのです。

また巴も採卵した卵子は一つも受精に成功しなかったことを医師に聞かされていたのです。

そんな膠着状態の中、高家は賢一の資料を手にし、「賢一さんって、自分の精子や血液以外にも、爪とか、髪の毛とか、自分の物片っ端から保存してたんだよな。」と話すのです。

するとその言葉を耳にした紐倉は、賢一の父・橘が話していた「PID遺伝子を持っているのに、なぜ自分が発症しないのか、賢一は自分の体の中に、何か秘密があるんじゃないかと、研究に励んでました。」という言葉を思い出したのです。

そして高家の手から、研究レポートを取り上げ、研究結果に目を通していくと、紐倉はなにかに気付いたのです。

その後紐倉と高家は共に病院を訪ね、巴に「美香ちゃんを救う方法、見つかったぞ。」「とりあえずエビデンスはまとまった。これから主治医に提案しに行こうと思って。」と話すのです。

「本当に?」と尋ねる巴に対し、高家は「忘れたのか?ウチの博士は天才なんだぞ。」と話すと、少し調子に乗った紐倉が「どうも天才です。僕に不可能はない。」と話すのでした。

そして高家は巴に「俺たちがお前の、救世主兄弟だ!」と話し、周りを凍り付かせたのでした。

その後紐倉と高家が美香の主治医に治療法の説明を始めるのでした。

それによると、美香のPIDは消化器症状に限定された特殊な症例であることから、崩れた腸内細菌のバランスを戻すために、健康な人の腸内細菌を移植するという糞便移植が有効だと話すのでした。

やってみる価値があるという主治医の言葉よりも、巴は誰の糞便かが気になるのでした。

紐倉の物ではないかと疑い、紐倉の顔をまじまじと見ている巴に、高家が「移植するのは賢一さんのものだよ。」と話し安心させるのでした。

そして、賢一の糞便は素晴らしい細菌叢で、美香の父親である賢一の物だからこそ効果があると話すのです。

また紐倉は、賢一は自分の身体の中にPIDを抑えるなにかがあると考えていたとで色々なものを残していたからこそ、この方法が可能となったと言い、本当にスゴイのは賢一だと話すのでした。

やがて退院することができた美香が紐倉の研究所へやってくるのです。

美香は紐倉に、「天才博士、ありがとう。紐倉博士が美香を治してくれたんでしょう?」と話すのです。

すると紐倉はは「違うな。」と言い、「美香ちゃんの病気を治したのは、君のお父さんだ。 いいパパだな。」と話すのでした。

その後巴は紐倉にお礼を言い、紐倉に「あなたは日本を救う人だから。」と言い「私は本気でそう思ってるから。」と伝えるのでした。

一方サイエンスメディカル対策室では、網野から巴に「フューチャージーン」を調べるようにと、指令が出るのでした。

前回は牧野巴に娘がいると言うことで驚かされました。

今回巴は、娘の美香がが先天性の免疫疾患を持っているばかりか、巴の夫で美香の父親である賢一は既に亡くなっているという、結構キツい人生を送っているのが知らされました。

その割にはいつも元気いっぱい、一生懸命仕事をしていましたが、さすがに今回はうっかりミスをやらかすなど、これまでの巴らしくない一面もありました。

そしていつも自信満々なあの紐倉哲が、「僕は天才じゃなかったみたいだ。」だなんて口にする姿を見せたのも驚きです。

それでもちゃんと治療法を見つけ出すあたりはさすがですね。

今回で紐倉、高家、牧野の友情がこれまで以上に深まるのですが、まさかあの偏屈な人間嫌いだった紐倉が、ここまでこの2人と打ち解けるとは、人間関係って本当にわからないものですよね。

これまでは必ず誰かが亡くなったり、ヤコブ病や悪性リンパ腫になるなど、不幸になる人が必ずいましたが、今回は誰も亡くならなかったというハッピーエンドで終われたのは良かったのではと思います。

そして次回は原作の「モイラの島」が元ネタになっていると思われます。

自殺する遺伝子や、その遺伝子を途絶えさそうとする園川務会長をどうアレンジして、どのように表現していくのか非常に楽しみです。

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