おカネの切れ目が恋のはじまり(カネ恋)1話2話3話4話(最終回)ネタバレ・感想

おカネの切れ目が恋のはじまり(カネ恋)も最終回を迎え、終わってしまいました。この4作を毎週楽しく見させていただいて、出演者・スタッフの皆様には感謝いたしております。

全4話ではあったものの、この物語は深く心に刻みこまれ、もっともっと見ていたいという気持ちでいっぱいです。


引用:おカネの切れ目が恋のはじまり|TBSテレビ

目次から見たいところへ飛んでください。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』(カネ恋)とは

『おカネの切れ目が恋のはじまり』とは、おもちゃメーカー「モンキーパス」の経理部で働く主人公の、松岡茉優さん演じる「清貧女子」でアラサー女子・九鬼玲子が働く経理部に、三浦春馬さん演じる、社長の御曹司でおカネにルーズな「浪費男子」の猿渡慶太が、勉強のために経理部に異動させられてきたことから物語がスタートします。

まったくお金に対する価値観の違う2人が繰り広げていく「じれキュン」ラブコメディとなっています。

中堅おもちゃメーカー勤務の九鬼玲子は、過去の出来事により「清貧」という価値観で生きるようになったアラサー女子。

お金の価値ではなく、自分が愛する「物」の本質を大切にして暮らしている。

対する猿渡慶太は、そんな玲子が勤めるおもちゃメーカーの御曹司で、「浪費」にかけては天賦の才能を持っている。

慶太はおもちゃメーカーの営業部に在籍していたが、あまりにも浪費が酷いため、父である社長の命令で勉強のために玲子がいる経理部に異動となる。

慶太はひょんなことから、鎌倉にある玲子の母親が経営している、玲子の実家でもある古民家の民泊に住むこととなり、玲子と慶太の共同生活が始まるのだった。

物語には原作はなく、「あなたには帰る家がある」や「凪のお暇」などを手掛けた、脚本家の大島里美さんのオリジナルです。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』(カネ恋)登場人物・キャスト

登場人物・キャストを見る。

九鬼玲子 / 松岡茉優

本作の主人公。おもちゃメーカー「モンキーパス」の経理部で働く、お金を正しく使うことにこだわる「清貧女子」。お金・モノにこだわりを持ち、自らを厳しく律している。

猿渡慶太 / 三浦春馬

おもちゃメーカー「モンキーパス」の御曹司。お金を浪費することにかけては右に出る者もいないというくらいお金遣いが荒い。他人に対しては分け隔てなく接し、人懐っこく、人にも愛されやすい性格。

板垣純 / 北村匠海

モンキーパスの営業部員。慶太にはガッキーと、玲子にはガッキーさんと呼ばれている。貧乏な家庭で生まれ育ち、大学は奨学金で通っていたため返済も残っている。25歳にして一家の大黒柱としてのプレッシャーを感じており、老後が不安過ぎてお金を使えず、ポイントやクーポンなど節約術に長けているが、そのせいで女性にフラれることが多い。

早乙女健 / 三浦翔平

公認会計士で玲子の初恋の人。イケメンで顔面を金に替えるとも言われる。その容姿故テレビ番組でお金の専門家としてコメンテーターを務め、女性ファンも多い。早乙女への相談料は1時間30万円、人数限定のプレミアムセミナー合宿98万円と非常に高価である。

九鬼サチ / 南 果歩

玲子の母親。住まいの古民家でみずよう館という民泊を経営している。性格はおおらかで、なにかと大盤振る舞いをしてしまう「振るまう女」

猿渡富彦 / 草刈正雄

モンキーパス2代目社長で慶太の父。猿渡家の婿養子で、自身は現場からの叩き上げ。妻との金銭感覚の違いに悩まされ、慶太の無駄遣いに耐え切れなくなり、お金の使い方を勉強させるため、営業部から経理部に異動させた。

猿渡菜々子 / キムラ緑子

慶太の母。モンキーポス創業者の娘で、お嬢様育ちのため金銭感覚がマヒしており、それが慶太の金銭感覚をおかしくしてしまった。慶太を溺愛しており、マンションを追い出され、カードを取り上げられた慶太に何かとお小遣いとして札束を渡している。

牛島瑠璃 / 大友花恋

早乙女健の秘書。早乙女を知り尽くし、最高のパートナーだと思っている。

聖徳 まりあ / 星蘭ひとみ(宝塚歌劇団)

慶太の元カノ。自分への投資を理由にお金を使う「投資女子」。

鮫島ひかり / 八木優希

鎌倉に住むタダで生きていける女子高生。登場する人物の中で、一番金銭感覚がしっかりしていて、色々なものを駆使して無料で生きて行く術に長けている。

鴨志田芽衣子 / ファーストサマーウイカ

経理部の主。入社以来経理部一筋。

白兎吉明 / 池田成志

経理部部長

猪ノ口保 / 稲田直樹(アインシュタイン)

経理部に在籍する玲子の同僚。かつて企画部だったことから、企画部の領収書の不備を指摘することを生きがいとしている「粘着男子」。

鮎川美月 / 中村里帆

経理部の同僚。入社1年目の「イマドキ女子」

鶴屋春人 / 河井ゆずる(アインシュタイン)

企画開発部員。「ルーズな男子」

桃田保男 / 石丸幹二

玲子の父。玲子が高校生くらいの頃、あることが理由で家を出て、サチとも離婚した。

猿彦 / サルー(LOVOT)

慶太のペット。黄色い猿型ペットロボット。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』スタッフ

脚     本:大島里美(『あなたには帰る家がある』『凪のお暇』など)

おもちゃ特別協力:バンダイ、GROOVE X

経 理 監 修:山田真哉

テ ニ ス 監 修:杉山愛

プロデュース :東仲恵吾(『重版出来!』『グッドワイフ』『グランメゾン東京』など)

演     出:平野俊一(『カンナさーん!』『あなたには帰る家がある』『インハンド』など)
演     出:木村ひさし(『A LIFE〜愛しき人〜』『99.9—刑事専門弁護士—シリーズ』など)

製 作 著 作:TBS

音     楽:大間々 昴

主  題  歌:Mr.Children「turn over?」(TOY’S FACTORY)

『カネ恋』1話、2話、3話、4話・ネタバレ

『カネ恋』1話ネタバレ

中堅おもちゃメーカーの経理部で働く「清貧女子」の九鬼玲子に、1年越しの片思いの相手「1680円の豆皿」を手に入れる「お迎えの日」が訪れた。

部屋に手作りの豆皿用コースターまで配置し、豆皿を買うためお店に入ろうとしたその瞬間、玲子の会社の御曹司・猿渡慶太がバーベキュー用の皿を求めて店の皿を買いあさり、玲子の片思いの相手の豆皿まで購入していったのだ。

そんなある日、慶太の度を越した浪費ぶりに激怒した社長の猿渡富彦が、お金の勉強をさせるため、慶太を営業部から経理部に異動させたのだ。

最悪な再開の中、玲子は慶太の指導係として任命されたばかりか、マンションも追い出された慶太は鎌倉で民泊をやっている玲子の実家に住むことになったのだ。

会社でもプライベートでも一緒にいることで、慶太は「根は悪い人じゃない」と感じた玲子は慶太にお小遣い帳を渡し、お金の使い方を教えることに。

続いて玲子は、慶太を連れて公認会計士の早乙女健の講演会へ連れていき、話を聞かせる。

そこで慶太が目にしたのは、早乙女を「恋する乙女の目」で見る玲子だった。

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そんなある日、従業員じゃないと手に入らない会社のグッズを不正にフリマアプリに出品しているユーザーを見つける。

慶太は営業部のガッキーこと板垣純が会社のグッズを手に、不審な行動をしていることから、ガッキーがフリマアプリに出品しているのでは?と疑う。

しかし、フリマアプリに出品していたのは営業部長の娘で、娘からインスタをブロックされていた部長はそのことに気付けずにいたのだ。

一方玲子は、ガッキーが過去に提出した領収書から彼の横領に気付く。

ガッキーは出張の際にまず新幹線のチケットを購入し、その領収書を経理に出して、チケットは金券ショップに売って夜行バスで出張先に向かっていた

そして、その差額のお金を自分のものにするという、プチ横領をしていたのだ。

新幹線だと往復4時間だが、夜行バスだと往復15時間という長時間になるため、疲れ果てているガッキー。

そんなガッキーに「1万のためにそこまでするの?」と金持ち故にガッキーの行動が理解できない慶太。

更にガッキーは、女の子の家に泊まったりネカフェに泊まったりし、電車賃を節約し、定期台までちょろまかしていたのだ。

慶太はお金で困る人間がいるとは思えない様子で、営業部のエリートの板垣に「エースなんだからもっとカッコよくいてくれよ」と言うが、玲子はなにか事情があるハズだと言う。

板垣は、実家の工場の経営が上手く行っておらず、大学の奨学金の返済もあり、弟や妹も小さいため、毎日お金のことばかり考えているという。そしてそのため副業までしていたのだ。

「そんな破れかぶれやめようよ。ポジティブ大事だよ。」とお気楽な慶太をよそに、玲子は朝食を食べに行こうとガッキーを誘う。

180円の美味しいおそばを食べながら「私、好きなんです。ガッキーさんの出す領収書。」と言い「細かくキチンと説明が書いてあり、客観的で曖昧さがみじんもなく、癒されるので、ガッキーさんの領収書は一番最後に回します。」と玲子。

その後フリマアプリのアカウントは消え、ガッキーは玲子も口添えするということで厳重注意で済みそうだった。

玲子は「あの豆皿は元気ですか?」と1年越しの片思いの皿のことを訪ねると、慶太は「あれ、マヨの皿にして、バーベキューした公園のゴミ箱に捨てた。」と答える。

その答えを聞いた玲子は、慶太を「ほころびだらけなんですよ。」と言い、慶太の金銭感覚を治す決意をするのだ。

そんなある日、慶太と一緒に早乙女の講演会へ行った玲子は、講演会終了後一人になった早乙女に、大量にプレゼントを渡し貢いでいたのだ。

「ほころびまくってんの、そっちでしょ!」と慶太!

『カネ恋』2話ネタバレ

玲子が早乙女健に貢ぎまくっていることを突っつく慶太だったが、玲子は貢いでいないと言う。

「もしかして、玲子さんって、恋愛に関してはかなりのポンコツ?」と尋ねる慶太に、玲子は「小6で健ちゃんと出会って、そこから15年の片思い。」と答えるのだった。

一方、お金の使い方に関しては、玲子と慶太はかけ離れすぎて、全く話にならなかった。

その頃ガッキーは、新しい公務員の彼女と映画デートし、ポイントを使って映画を見ようとするものの、彼女はガッキーがおごったポイントを勝手に使っていたため、本当にこの女性に投資していいのかと疑問に思う。

そんな中、玲子はお昼に6個入りのポンデケージョを買い、3個は食べて3個を持ち帰るから半分は10%で、もう半分は8%で消費税を払うと店員に無茶な注文をしていた。

そこにガッキーが現れ、3個を自分が買い取るので、一緒に食べようと提案する。

2人は慶太への文句で盛り上がり、ガッキーは玲子に対し「この人だ、俺が老後2000万円を一緒に貯めたいのは!」と思うのだった。

そんな中、モンキーパスの赤字事業である「わくわくスポーツランド」のリニューアル提案を、慶太の元カノまりあの婚約相手・山鹿が提案していることを知った慶太は対抗心を燃やすのだった。

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慶太は「わくわくスポーツランド」はじいちゃんが大事にしていた場所だから、山鹿に任せられないと言い、玲子・慶太・ガッキー・早乙女・まりあ・山鹿の6人でテニスコンペを開催することに。

玲子と早乙女がペアとなり、試合を開始すると、玲子は無茶苦茶テニスが上手かったのだ。

試合後、慶太は早乙女に「早乙女さんって玲子さんのことどう思ってるんですか?二人とも付き合い長いみたいだし、な~んか気になって。お互いフリーならもういっそのこと、付き合っちゃえばいいのに?」と尋ねる。

「玲子は…、妹みたいなもんかな?」と答える早乙女。

帰宅後玲子は「どうして勝手に早乙女さんに、あんなこと聞くんですか?」と慶太に告げ、怒っていた。

早乙女は玲子の気持ちに気付きながら15年のらりくらりやってるのが許せないと言う慶太に、玲子は「付き合いたいとかデートしたいとか望んでいない」と言い、遠くから見つめてめでているだけでよかったと言うのだ。

「好きだったら、お付き合いしたいでしょ。」と話す慶太に、玲子は「あなたの考え方は前時代的だと思います。もういいからほっといてください。」と答えるのだ。

しかし慶太に言われたことで、玲子は「もう現実を見ないと…、私が挙げたモノを早乙女さんがつけているところを見たことないし…、リターンの確立なんて0.00001%にも満たない。」と思うのだった。

玲子に言い過ぎたと思った慶太は、サチに何したら許してくれるか、なにか欲しいものがないかを訪ねると、サチは猿の絵がついた豆皿を欲しがっていたと伝える。

慶太は以前自分が買った店へ行き豆皿を探すのだが、同じものは見つからなかった。

そんな中みずよう館を、慶太の元カノまりあが、慶太を訪ねてやってくるが、留守のため玲子に慶太に返すモノを預ける。

玲子はそんなまりあに、慶太に会いに来たんじゃないか?と尋ね、テニスの時のまりあの手元がテニス経験者のように自然にグリップを回していたと言う。

玲子は、まりあが上級者なのに、初心者のフリをして山鹿に花を持たせようとしていることを見抜き、「山鹿さんはまりあさんの気遣いを見てない。見てるのは自分にとってメリットのあることだけです。けど、猿渡さんはまりあさんのそのままを見てる気がするんです。」と告げる。

まりあもそのことには気づいていたが、26歳からの3年も山鹿に費やしたことで、次がもっと落ちることを心配していた。

玲子は「それはコンコルド効果ですね。」と言い、コンコルドの失敗のように投資が損失につながることが分かっていても、これまでに費やしたお金や時間が浪費とは思いたくないために、投資をやめられないとまりあに伝えるのだった。

それから暫く後、玲子と自分が企画した昔ののおもちゃの話をした社長の富彦は、昔を思い出し山鹿との契約を取りやめたのだ。

その頃慶太は、妹の鮫島ひかりに手ほどきを受け、自分で描いた黄色い猿の豆皿を手に、帰って行った。

再び早乙女の講演会を聞きに来た玲子は、今回はなにも差入を渡さず、早乙女に「これまで一方的に色々押し付けてしまってごめんなさい。」と謝る。

早乙女は「玲子は、俺にとって特別な人だから、いつもホッとしている。良かったら今度食事でも。ちゃんと話したい二人で。」と誘う。

玲子はその誘いを受け、また連絡することになり、2人はそれぞれ帰っていく。

その光景を見ていた慶太は、手作りの豆皿をポケットにしまうのだった。

そんなある日、ヒーローショーの案内係のバイトをしていたガッキーが見覚えのある人物を目にする。

その人物とは、息子を連れてヒーローショーを見に来ていた早乙女だった。

『カネ恋』3話ネタバレ

早乙女から食事に誘われた玲子は、15年越しの思いが叶ったデートを控え、浮かれてバグっていた。

一方慶太は、山鹿との結婚を中止にしたまりあに、とある店に同伴させられ、まりあの友達に婚約者だと紹介されていたのだ。

そんな中、デートを間近に控え、手作りワンピースを完成させた玲子は、慶太に誘われるがままに、手作りワンピを着て、慶太の異母妹・ひかりを訪ねた。

ひかりがワンピにあうアクセサリを選んでくれ、麗子も気に入ったものの、アクセサリーの所有数を3個と決めている玲子は、これ以上アクセサリーを増やせないし、誰と別れるかをアクセサリーと相談しなければいけない。

慶太は玲子の話を理解できずにいたが、ひかりは玲子の想いを理解し、ひかりが玲子のアクセサリーの内、気に入った子を大切にするから、麗子はその子を大切にして欲しいと伝えると、麗子はそのアイディアに乗ったのだ。

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玲子の家で、ひかりが選んだアクセサリーに、玲子は「いままでありがとうございました。これからはひかりさんの元で末永くお幸せに。」とお礼を言う。

外ではサチに慶太が、「ひかりは父さんが外につくった子供だからね。高校生の頃見ちゃったんだよね、小さい子供が父さんのことをパパって呼んでるのを…。たった一人の妹だし、精一杯面倒みてやりたいなって。」と話す。

部屋の中では玲子にひかりが「あいつ、なんか勘違いしてんすよ。慶太のお父さん、私のおじいちゃんと学生時代の親友で、おじいちゃんが亡くなったあとも、私とママのことを気にして良く鎌倉に様子見に来てくれてたんだって。」と言う。

そしておもちゃをたくさんくれるから、ひかりは猿渡富彦のことを「パパ」と呼んでなついていた。

それを偶々耳にした慶太が、ある日ひかりの前に現れ「これからは、お兄ちゃんが守ってやるからね。」と口にし、お小遣いをくれたと言う。

ひかりと慶太は他人だったが、慶太が足長おじさんぶって、お小遣いをくれることから、玲子に内緒にしといてと口止めする。

そんな中、ヒーローショーで早乙女が息子や奥さんと一緒にいるところを見たガッキーは、慶太に声を掛け、早乙女と一緒に奥さんと子供が写っているスマホの写真を見せる。

「独身って言ってたじゃん。」と話す慶太に、ガッキーは「隠したいんじゃないんですか、妻子の存在を。早乙女さん、女性のファンばっかだし、仕事に都合がいいみたいな?」と口にする。

「はあ~!?もしそうなら、こいつ、最低最悪のクソ野郎じゃん。」と憤慨する慶太。

ガッキーは「どうしましょう?このこと玲子さんに…」と悩んでいると、慶太が「言えるわけないじゃん!あの子、あいつとの初デート、メチャクチャ楽しみにしてるんだよ?」と言う。

そんな中、玲子と早乙女とのデートの日がやってきて、早乙女はわざわざ玲子の会社まで迎えに来ていた。

玲子は早乙女との楽しい時間を過ごし、レストランで美味しい料理を食べ、夜の道を散歩していた。

その頃慶太は、早乙女の家族について調べている時に、偶然早乙女の妻と出会う。

早乙女の妻・三智瑠は「あの男、全部が嘘だから。妊娠きっかけに結婚したのね。でも、あの人、ちょうどその後、テレビに出始めた頃で、独身のイケメン会計士ってもてはやされ始めた頃で、あの人が言ったの、落ち着いたら時間を見て公表しようって。」と話す。

そして三智瑠は「生活費も教育費も惜しみなく入れてくれるわよ。でも、あいつ、お金さえ払えば、それで父親の責任果たしたと思ってる。」と慶太に早乙女の本性を言う。

一方早乙女は玲子に「実は俺、玲子に言ってないことがある。実は俺…」と話し始めると、突然週刊誌の記者がやってきて2人を直撃取材する。

記者は「早乙女さん、ご結婚されてますよね?独身を偽って女性を相手に、高額なセミナーを開かれるのは、もはや詐欺なんじゃないですか?」と尋ねる。

そこへ早乙女のマネージャー牛島瑠璃が割って入り、早乙女を連れ去ってしまった。

一人残された玲子は、早乙女が結婚していると聞いて、その場に呆然として立ち尽くしていたのだ。

その日から、早乙女のファンのほとんどが女性であることから、妻子持ちを隠していた早乙女は大バッシングを受ける。

早乙女が心配な玲子が事務所を訪ねると、入り口にはインチキ・裏切り者などと書かれた張り紙が。

そこにマネージャーの瑠璃が出てきて「お引き取り下さい。」と告げる。

その時早乙女の妻・三智瑠がやってきて、3人で事務所の中に入り、三智瑠と健の話し合いが始まる。

記者会見を開き、ちゃんと公表しようと話す早乙女に、妻の三智瑠は「離婚しましょ。慰謝料はこれまで稼いだお金の8割。あとは弁護士と話して。」と告げ帰って行った。

「俺らも帰ろう。」と話す慶太に、玲子は「気になるんです。ほころびが。」と告げ、リークしたのは妻ではないと言う。

玲子は、毎年必ず3ヶ月前には告知される恒例のマネー合宿が、ホテルのイベントページにないことを挙げ、気になってホテルに問い合わせしたところ、まだ予約すらないと告げる。

そして、常日頃完璧な仕事をする牛島瑠璃が、わざと会場を押さえていないと推測した玲子は、リークした犯人が瑠璃だと告げる。

瑠璃に早乙女が「君がリークを?」と尋ねると、瑠璃は自分がやったことを認め、「抗議が殺到し、合宿がキャンセルになると、キャンセル料が発生してしまうので。」と話す。

「どうしてこんなこと…」と尋ねる早乙女に、瑠璃は「オレンジだったから…」と告げる。

そして「先生と共有しているスケジュールアプリ、仕事は青、体調管理は緑、プライベートはオレンジ。」と続ける。

さらに「月に一度、私をねぎらってくれる2時間の食事会は青。まあ…、それは別にいいんです…。でも…、よりによって、いつも謎の差し入れを押し付けてくるこの人が、オレンジ?24時間尽くしている私は青の2時間。なのにこの人はオレンジで、時間無制限。理不尽ですよね?」と訴える。

最後に瑠璃は、早乙女に「先生…、地に落ちても、私だけは先生を守ってあげますから。」と伝え帰って行くのだった。

そんな早乙女に慶太は「あんた最低だよ。まわりの女、全員泣かしてんじゃん。そんな男、最低でしょ。あんたに、玲子さんはもったいないよ。」と伝え、玲子を連れて帰って行った。

家族の話し合いをちゃんとしようと、バイオリンのレッスン会場を訪ねた早乙女に三智瑠は「好きな人がいるの。地元の幼馴染。その人と蓮と三人で、普通の家族を築きたい。慰謝料もいらない。」と言い「お金のことは悩みの種だけど、お金で買える情なんてないのよ。」と伝えたのだ。

玲子と慶太が帰る途中、急に雨が降って来たため、早乙女が心配になった玲子は早乙女の元へ向かう。

早乙女は傘もささずにテニスコートのベンチでびしょ濡れになっていた。

玲子が早乙女に傘をさすと、早乙女は23歳でテニスの現役を引退してから今までのことを玲子に話し「君が昔、憧れてくれた僕はもういない。」と話す。

玲子は「それでも私は、早乙女さんが好きです。人生で一番つらい時、早乙女さんはそばにいてくれました。だから、今度は私がそばにいちゃダメですか?」と告げる。

しかし「ごめんね、玲子の気持ちには応えられない。」と早乙女にフラれてしまう。

「分かりました。早乙女さん、もし今が、どん底に思えても、きっと、浮き上がってこれます。私がそうでした。それに、完璧な早乙女さんより、少しほころびがあった方が、人間らしくて、素敵です。」と玲子。

びしょ濡れで家へ帰って来た玲子は、失恋のショックから立ち直るために自分で髪を切る。

遅れて帰って来た慶太は、玲子が髪を切っているのを見て「危ないよ。早くお風呂入って温まった方が。」と告げる。

「これで…、吹っ切れるって聞いたのに。余計痛い…。痛い…。」と玲子。

慶太はそんな玲子の姿を見て慌てて「痛いの?胸?心臓?」と言い玲子のほっぺたを押さえ「痛いの痛いの飛んでけー。痛いの痛いの痛いの、飛んでけー。」と慰める。

しかし玲子は「フラれた…、早乙女さんにフラれたー!!」と大泣きするのだ。

そして「髪を切っても、何の役にも立ちません…」と訴える玲子。

続けて「早乙女さんひどくないですか?結婚してたの黙ってたんですよ!人の気持ちを何だと思ってるんでしょう!?」と怒り始める玲子

そんな玲子に「えっ、玲子さん、怒るの遅いよ。」と慶太。

「だって、だってだって!朝起きてきたら、早乙女さんがいるであろう方角に、おはようございますって…。お寺に行ったら、早乙女さんの長生きと健康をお祈りしていたし…。」

「遠くで見えるだけで幸せって思ってたけど。でも、でも…、つい想像しちゃってたし。もし、いつか、おじいちゃんとおばあちゃんになって、夫婦で…、手をつないで、公園をスキップしたい…。」

「さお竹やー、さお竹やーって聞こえてくると、早乙女―、早乙女ーって聞こえるし。好きだったんだもん…。人生の半分以上!大好きだったから!もうダメだ、終わった…。終わったんだ…。」と慶太に泣きながら自分の思いの強さを訴える玲子。

慶太は「いや、これからだって。さよならしたならさ。きっと新しいいい出会いがあるよ?ほら、こないだ、新しいイヤリングお迎えしたみたいにさ。おーおー、よしよしよし。」と言いながら玲子の肩を叩く。

すると突然大きな雷鳴が響き渡り、2人は驚き顔を見つめ合う。

その時、突然どさくさに紛れて慶太が玲子にキスする。玲子は一瞬なにがあったかわからず「えっ」と呟き、手で唇を押さえるのだった。

『カネ恋』4話ネタバレ

玲子は慶太からの突然のキスに動揺し、一晩中眠れない夜を過ごしていた。一方の慶太も動揺し布団の中でゴロゴロしていた。

そんな朝、ひかりが訪ねてきて、慶太はいるのか?と尋ねると、サチは朝6時くらいに出ていったと告げる。

玲子が会社へ出勤すると、経理部では玲子が髪を切ったことが話題となり、ガッキーも玲子になにがあったんだろうと心配する。

早乙女のせいなのか、慶太にキスされたからなのか、玲子は心ここにあらずで珍しくミスまでしてしまう。

仕事を終えた玲子が家へ帰ると、サチは泊りがけで同窓会に出かけていて、慶太と2人きりで仲良くねと書置きが残されていた。

玲子は2人きりと言う言葉に動揺を隠せず、ずっと2人きりと呟き続けていた。

そこに猿彦が通りかかったため、玲子は猿彦に「あなたのご主人は、一体なにを考えてるんでしょうか?突然私に…、キ…ス…、をしたんですよ!もう訳が分からないです。」と話しかける。

そして「昨日は早乙女さんにフラれ、髪を切り、ゴロゴロ一ピッカーンって。」というと、玲子は「結婚って、生涯この人一人を大切にする、そういう運命に、ゴロゴロピッカーンって、稲妻みたいに撃たれてするもんでしょう。」と慶太が言っていたことを思い出した。

玲子は「運命?」とつぶやき、ますます混乱するのであった。

玲子は晩御飯にしようと、カレー鍋を火にかけ、ご飯も確認し、糠漬けを出そうと甕を取り出し蓋を開けた。

そこには糠漬けではなく、現金書留封筒が大量に入っていたのだ。

玲子がジッと現金書留の封筒を見つめていると、突然入り口の引き戸が開く音がした。

玲子は「会社にも来ずに、今まで一体…」と慶太のつもりで文句を言うと、そこに立っていたのは早乙女だった。

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早乙女は「勝手かもしれないけど、玲子を傷つけたくなかった。勝手だけど、玲子の気持ち、嬉しかった。それは本当だから。」と話す。

玲子は早乙女に「私は…、もう大丈夫です。」と言い、慶太のことを尋ねる早乙女に「今朝、どっかに行ったっきり、帰ってきていません。」と告げる。

早乙女は、猿彦を抱き上げ「ホント、自由なヤツだな~」とどこか寂し気につぶやく。

そんな早乙女に玲子はお茶を出し、毎月5万円を10年間、静岡県伊豆市山田の田中三郎という人が送ってくれた現金書留を見せる。

早乙女が「10年前、玲子が高校生の頃か。えっ、これってつまり…。」と言いかけると、「その先は言わないでください。」と玲子が止める。

そして「明日、返しに行こうと思ってます。見ず知らずの田中三郎さんに、お金をいただくいわれはありませんから。」と玲子。

「俺も一緒に。」と話す早乙女に「大丈夫です。あのとき、そばにいてくれた。それだけでもう十分です。」と玲子は告げる。

翌日バッグに現金書留を全て詰め込み、猿彦に留守番を頼み出かけようとするが、猿彦は留守番を嫌がり、一緒に出掛けることに。

玲子が伊豆へ行こうと駅へ向かっていると、そこへガッキーが現れ、一緒に伊豆へ行くことになった。

伊豆への電車の中で、ガッキーは早乙女のことでショックを受けているであろう玲子を慰めようとするが、玲子は「考えていたのは、そのことではありませんでした。」と話す。

続けて玲子は「例えばの話しをしてもいいですか?」とガッキーに尋ね、どうぞと言うガッキーに「例えばガッキーさんが、誰かにキスをするとしたらなんですけど、それはどういう時ですか?」と尋ねる。

「それは…、その女性が…、とても好きだった時です…。好きな人にしか、絶対、絶対しません!少なくとも、僕はそうです。」とガッキー。

続けてガッキーは「まあ、猿渡さんとか、分からないですけど。あの人、割と本能で生きてるじゃないですか。ちょっと可愛かったら誰でもすぐ、手出しちゃいますよ。」と話す。

すると、ガッキーの言葉に怒った猿彦は、プ~ンプ~ン言いながら、ガッキーを叩くのだ。

次の停車駅で、時間調整のため電車が3分ほど停車する。向かい側のホームにいかめしを見つけた玲子は、猿彦を連れいかめしを買いに行く。

いかめしを買って急いで電車へ戻る玲子だったが、電車へ戻る途中でドアが閉まり、電車は出発してしまった。

玲子は電車に乗り遅れたことなど気にしていない様子で、いかめしを食べながら「ああ…、よき」と心の中で呟くのだった。

玲子は猿彦に「とってもお得だと思いませんか?1箱にいかが4匹。1いか100円ですよ。」と話しかけ、続けて「分かりませんよね。あなたのご主人は、いかリングたった4切れのシーフードカレーに1780円も払っていましたから。」と話す。

そして「でも、とってもおいしいから、お土産にしてあげましょうね。」と言い、玲子は残りのいかめしを慶太のお土産にすることにした。

一方、ガッキーは伊豆下田駅でずっと玲子が降りてくるのを待っていた。

丁度玲子が改札を抜けるその時、おばあちゃんが小銭を落としたため、ガッキーは拾うのを手伝うことになった。

その後玲子を追いかけようとするが、今度は若者2人に神社の場所を聞かれ、その間に玲子は立ち去ってしまったのだ。

玲子は伊豆の街で山田三郎または、桃田保男という人物を探し求めるが誰も知らないと言う。

諦めた玲子は、アジの干物でも勝って帰ろうと店へ入ると、お店の店員は桃ちゃんが持ってきてくれた新しいアジの干物が入っていると言う。

玲子は桃ちゃんと言う人はこの人?と、お店の店員に自分の小さい頃に家族で撮った写真を見せるとこの人だと言う。

店で桃田保男の居場所を聞いた玲子がそこへ向かおうとすると、ガッキーがやっと見つけたと言い現れた。

玲子は「あの…、いかめしに目がないのは本当なんですが、さっきは電車に間に合わないかもしれないのは折り込み済みで、わざと買いに行ったんです、目的地に着くのが怖くて。」と告げる。

その後、玲子はガッキーに自分の過去を語り始める。

「中学の時、父が逮捕されたんです。私のせいで…。私…、昔、猿渡さんみたいだったんです。」

「テニススクールへの送り迎えは、毎日父がしてくれて、子供のころから、レッスンや合宿や、大会の遠征でお金がかかったけれど、父は応援してくれましたし、何でもやらせてくれたし、何でも買ってくれた…。」

「私は、それを当然のことと思って、いつも父におねだりをしていました…。」

「中2のときに、アメリカへ、テニス留学を勧められたときも、父が辞書を片手に、全ての手続きをしてくれました…。」

「でも…、その夏…、父が逮捕されたんです…。会社で経理の仕事を任されていた父は、長年にわたって、横領をしていました…。」

「お金はそこから出ていました…。家も、家財道具も、全て売って、母が親戚一同に頭を下げて、お金を借りて…、何とか、お金を返すことができました…。」

「父は離婚届を置いて、行方が分からなくなりました…。私と母は、祖母が暮していた、あの鎌倉の家に…。」

「私が望んだから…、あれも、これもと望んだから…。父は罪を犯してしまった…。」

「私が…、父の人生を壊したんです…。だから…、会いたくて…、会いたくないんです。」

「無理して合わなくていいんじゃないですか?」とガッキーが告げると、突然猿彦がいなくなり、はるか先にいる。

猿彦を追いかけ「どうしてあなたはそうやって…。」と猿彦に告げると、慶太が「玲子さん、俺がひとはだ脱いであげる!」と言って、肩を抱いてくれた姿が玲子の頭をよぎる。

笑顔で猿彦を見つめる玲子の耳に、桃田保男の声が飛び込んでくる。

玲子は顔を上げて立ち上がり、保男に「お父さん」と声を掛ける。

すると突然保男が走って逃げ出したため、玲子は砂浜を追いかけて行き「お父さん、待って。お父さん、もう行かないで!」と引き留める。

足を止めた保男はへたり込み、玲子が近付いて行くと、突然保男は「すまない!申し訳ない!」と土下座し当時のことを話し始める。

「テニススクールで、才能があるって、そう言われて、お前の才能、伸ばしてやりたかった…。」

「金のせいなんかで、諦めさせたくなかった…。それで…、魔が差した…。バカだった…。」

「守ってやらなきゃ、ならなかったのに、父さんがつぶした。お前の夢をつぶした。お前の人生を…、壊してしまった。」

「私…、欲しくなかったよ…。お父さんに、悪いことさせてまで、自分の好きなことなんか、したくなかったよ…。」と玲子は保男に告げ、猿がテニスをするおもちゃを取り出した。

「これだけで、十分だったの…。覚えてる?私が試合で負けて、泣いていたときに…、お父さんが買ってくれた…。」

「壊れちゃったんだけどね…。直したの…。これを繕うところから、私の人生は始まったの…。」

「私ね、このおもちゃの会社に就職したよ…。それでね、経理部で、働いてます…。」

「フフフッ…。今、幸せなの。お金はたくさんないけど、毎日、結構幸せ。毎日、結構…、楽しい。」と玲子。

続いて猿彦に催促されたガッキーが「そう…、そうです。僕、こんなに幸せにお金を使う人、見たことないです。180円のかけそば、あんなにおいしそうに食べる人、初めて見たし…。パン屋のイートインの、ポンデケージョ3つずつで、こんなに幸せな気持ちになれるんだってこと、玲子さんのおかげで知れました。」と伝える。

そして、玲子が今でもテニスをしていることを知った保男は、安心したかのようにかすかに肯くのだ。

玲子は父にもう大丈夫だと言い、これからお金は自分のために使い、自分のために人生を生きて欲しいと伝えるのだった。

保男が泣いていると、猿彦も近づいてきて保男を慰めようとする。

保男が「君は…、君はなんだ?」と尋ねると、玲子は「こちらは猿わ…、あっ、違う違う、猿彦さんです。」と紹介するのだ。

その頃玲子の実家の民泊・みずよう館を訪ねて来た猿渡富彦と奈々子にサチは慶太が留守だと言うことを告げ、たくさんの甘い物とビールを振舞う。

慶太が留守のため、部屋へ入って行き、懐かしい慶太の宝物のスケッチを見る奈々子と富彦。

富彦は、慶太が昔から書いてきたおもちゃのアイディアを全て覚えていて、その上で慶太に社長は継がせないと言う。

富彦は「あいつには才能がある。俺とは違う、人を笑顔にする才能を、生まれた時から持ってた。大人になっても何一つ失っちゃいない。」と話す。

そして「あいつは責任など、背負わんほうが輝ける。あいつは…、あいつのままでいい。」と奈々子に伝えるのだ。

「さあ、行こうか。」と富彦は部屋を出ると、奈々子は床に落ちていた慶太のジャケットをハンガーに掛けてあげ、胸ポケットにお金が入った厚い袋を入れ「慶ちゃん、ママはいつだって、慶ちゃんの一番のファンだからね。」そう告げ、部屋を後にした。

玲子と別れ、東京に戻ったガッキーが道端で泣いていると、まりあが違づいてきて「えっ、もしかして泣いてる。」と声を掛けた。

ガッキーはクシャミをして、花粉症のフリをし、まりあを「僕がおごりますんで。」と言い暴飲暴食に誘う。

するとまりあに慶太の母・奈々子から電話が入り、食事に誘われたまりあはガッキーを連れて家に向かうのだった。

家へ帰る途中、富彦とバッタリ会った玲子に富彦が「学生時代の親友に線香をあげにね。」と話したため、玲子は「ひかりちゃんのおじい様でしょうか?」と尋ねる。

「ひかりちゃん、知ってんの?」と話す富彦に、玲子は、慶太がひかりを、富彦の隠し子だと思っていることを知らせる。

「どこでどうやったら、そういう話になるんだ?」と話す富彦に「猿渡さん、勘違いしてらっしゃるので、誤解を解いた方が良きかなと。」と玲子。

「どういう思考回路してるんだ。そもそも親を何だと思ってるんだ。」と話す富彦へ「でも、猿渡アリさんとひかりちゃん、本当の兄弟のように仲良しなので。」と玲子は伝える。

富彦が「申し訳ない。お宅にまで厄介を掛けて。」と謝ると、玲子は「いえ…、母が楽しそうなんです。猿渡さんが来てから、ずっと…。」

「思えば私は、いつも自分のことばかりで、母を、笑顔にすることとか、考えたこともなくて。」

「猿渡さんがいるだけで、母は…、毎日笑っています。なので迷惑ではないです。」と話す。

富彦が「あいつは君が好きなんだよ。」と話すと、玲子は「何もかも噛み合いませんが。」と答える。

すると富彦は「私と妻も何もかも噛み合わない。だけど彼女といると楽しい。あいつにも、そういう誰かがいてくれたらと思う。」と玲子に伝えるのだった。

その夜家に帰った玲子は、サチに現金書留の封筒を見せ、どうして黙っていたのかを訪ねる。

サチは「玲子、これ知ったら、お父さんのお金はいらないって返しに行くんでしょう。」と答える。

「うん」と返事をする玲子に、サチは「お父さん…、玲子への仕送りやめたら、生き甲斐がなくなっちゃうと思って…。お金を送るのがお父さんの生き甲斐なら、どこかで生きててほしいな~って思って。」と答えるのだ。

その後慶太の部屋で、慶太のお小遣い帳を見ていた玲子は、慶太が作った黄色い猿の豆皿を発見する。

部屋に入って来たサチが「代りにプレゼントするって。」と言い「玲子が気に入ってたあの豆皿、いくら探しても見つからないから自分で作るって、ひかるちゃんに教えてもらって。」と伝えるのだ。

部屋に戻った玲子は、豆皿用に用意したコースターに、慶太が作った豆皿を飾った。

その後、猿彦に向けて独り言をつぶやく。

「どーして私は、こんなにあの人のことが気になるんでしょう…。思えば、出会った時から、果てしなく迷惑で…。この上なく…、ほころびだらけで…。」

「でも、思えば…、猿渡さんは、いつも…、いつも…、いつも優しかった…。隣にいると、気付かないけど、隣にいないと…。」

「正直、腹も立っていますよ。心配するじゃないですか。またどこかで、たくさんお金を使って、どこかで一人1円もなくなって、帰れなくなってるんじゃないかとか…。」

「伊豆で…、お父さんに会ったこと、話したいのにー、とか…。どうしてでしょうか、どうしてか…、寂しいみたいです…。」

「会いたい…、みたいです…。猿渡さんに…。つまり、私は…、ほころびを繕っているうちに、猿渡さんのことを…。」

その後、そのまま縁側で寝てしまった玲子の肩に、一匹の蛍が飛んできてやがて静かに止まった。

翌朝目覚めた猿彦が玲子のそばでプイーと鳴くと、玲子も目覚め、そっと身体を起こす。

すると、玄関の引き戸がゆっくりと開いた。

立ち上がった玲子は、入って来た人物を見て、嬉しそうな笑顔を見せるのだった。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』まとめ、感想

思えば、4話しかなかった割には、随分長く見ていたような気がします。

それはおそらく、何度も一生懸命に見たからでしょう。

1話目から、これまで出演した「コウノドリ」や「ウチの夫は仕事ができない」などで見せた演技と全く違う、お金にしっかりとした「清貧女子」の玲子を演じる松岡茉優さんと、「ボンビーメン」や「サムライ・ハイスクール」、「わたしを離さないで」などで見せた顔と全く違う、お金に無頓着で浪費癖があるが、底抜けに明るく誰にでも愛されるという猿渡慶太を演じる三浦春馬さんとの掛け合いのコントラストがとても素敵で、あっと言う間にドラマに引き込まれてしまいました。

全く性格が真逆で、生活を引っ掻き回されてしまっていた玲子だが、お金にはルーズでも、慶太の天真爛漫な人間性により、突き放すことができないばかりか、放っておけなくなる様子や、一方では玲子がつらい時には、玲子を精一杯慰めるという慶太の優しい姿にホントに惹きつけられました。

さらに3話まで、ゆっくりと慶太が玲子に惹きつけられていく様子や、早乙女に失恋した玲子が、慶太の優しさからどんどん慶太に惹きつけられていく姿がホントに見事に描かれていました。

そして最後の4話では、まるで現実とドラマとがつながっているかのように描かれており、一つ一つのセリフが、ドラマの中での世界を飛び出し、実際に三浦春馬さんに話しかけているかのような場面が随所に見られました。

例えば、みずよう館を訪ねた富彦が「あいつには人を笑顔にする才能を生まれた時から持ってた」というセリフや、奈々子が慶太のジャケットをハンガーに掛け「ママはいつだって、慶ちゃんの一番のファンだからね。」というセリフはドラマの世界を抜け出し、まるで本人に呼び掛けているかのように聞こえました。

特に最後のシーンでの玲子の「どうしてでしょうか、どうしてか寂しいみたいです。会いたいみたいです。猿渡さんに」というセリフは涙なしでは見れませんでした。

そして、古来から、蛍は亡くなった人の魂とも言われていることから、最後のシーンでそのまま寝てしまった玲子の肩に飛んで来た蛍が、まるで三浦春馬さんの魂が飛んできて、玲子の肩に止まったんじゃないかという風にも見える、幻想的なシーンとなっていました。

ホントは1クール、フルで見たかったですが、それでも当初の予定と違ったにも関わらず、最終回の4話までしっかりと作り上げてくれたスタッフやキャストの皆さんには感謝しかありません。

また最終回、伊豆へ玲子が行くシーンですが、猿彦(サルー「LOVOT」)がホント良い味を出していました。

もしかしたら、本来のストーリーでは慶太が一緒にいく予定だったのかもしれませんが、まるで猿彦が慶太のような錯覚までさせられました。

それら以外にも、玲子の過去と父親の経緯や、ひかりとひかりの父親との交流など、もっともっと掘り下げて欲しいエピソードはいっぱいありましたが、4話でそこそこまとめてありましたので、それはそれで納得です。

ホントによく4話にまとめきったものだと感心してしまいました。

繰り返しになりますが、お蔵入りとなってもおかしくない中、このドラマを4話まで放送してくれたスタッフやキャストの皆さんにホントに感謝いたします。

そして、このドラマの本来の脚本が見れるというシナリオブックが発売されるようです。

このシナリオブックは是非とも買いたいと思います( `ー´)ノ

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