引用:Netflix
今話より、いよいよ土屋太鳳さん演じる宇佐木柚葉(ウサギ)が登場し、アリスとの出会いやウサギの活躍が描かれていきます。
早くもシーズン2の製作が決定したこの『今際の国のアリス』、2話ではアリスたちにどんな「GAME」が待ち受けているのでしょうか?
ここでは、『今際の国のアリス』2話あらすじネタバレ、感想などを紹介していきます。
1話あらすじネタバレ感想はこちら

『今際の国のアリス』2話あらすじ
最初の「GAME」で生き残ったアリスは、道端に停められている自動車に乗り込み、エンジンをかけてみるが、どの車もエンジンは始動しなかった。
その後4人は無人の店へ入りこみ、スマホやデジカメなどを試すが、ICチップが使われている製品は全て動かなかった。
しかし、アナログのトランジスタラジオは動くことが分かった。
アリスたちが1日ぶりの食事をしながら、シブキとこれまでの経緯について話をすると、昨日この世界にやってきたアリスたちとは違い、シブキは3日前からいて、既に「GAME」を体験し、他の人たちを犠牲にして生き残って来たという。
どうやら人によって、この世界にやってくる時間軸がずれているような様子だった。
その日の夜アリスとカルベは、この世界で生き残っていくため、またチョータを守りながら「GAME」を勝ち抜くため、ゲームの傾向などを探る目的で、再び「GAME」に参加することを決めたのだ。
『今際の国のアリス』登場人物・キャスト
有栖良平(アリス) … 山崎賢人
宇佐木柚葉(ウサギ) / 土屋太鳳
勢川張太(チョータ) … 森永悠希
苅部大吉(カルベ) … 町田啓太
紫吹小織(シブキ) … 水崎綾女
苣屋駿太郎(チシヤ) … 村上虹郎
弾間剛(ボーシヤ) … 金子ノブアキ
安梨鶴奈(アン) … 三吉彩花
加納未来(ミラ) … 仲里依紗
水鶏光 (クイナ)… 朝比奈彩
九頭龍彗(クズリュー) … 阿部力
竜田康大(タツタ) … 渡辺佑太朗
粟国杜園(アグニ) … 青柳翔
韮木傑 (ニラギ)… 桜田通
佐村隆寅(ラスボス) … 栁俊太郎
九条朝陽(アサヒ) … 吉田美月喜
井上萌々花(モモカ) … 矢崎希菜
登場人物の詳細については以下からどうぞ。

『今際の国のアリス』2話ネタバレあらすじ
街の建物に明かりがともり、アリスとカルベはゲーム会場へと入り、スマホを手にする。
その頃、シブキはチョータを誘惑し、2人はベッドを共にするのだった。
一方、アリスとカルベがゲームに参加すると、他にもエントリーする人がやってきて、参加者は全員で13名となった。
その時ニトベという黒い帽子をかぶった男がアリスとカルベに近付き、2人にトランプのマークと番号にはそれぞれ意味があるということを教える。
「♣」は仲間と協力し合うチーム戦、「♠」は体力がモノを言うフィジカルゲーム、「♦」は頭脳型の知識や頭の回転がカギとなるゲーム、「♥」は心理型で、人の心を弄ぶ、裏切りの一番やっかいなゲームで、数字はゲームの難易度を表しているという。
今回アリスたちが参加する「GAME」は「♠5」の巨大マンションを舞台とした「おにごっこ」だ。
ゲームのクリア条件は、20分という決められた時間内に「おに」から逃れて「じんち」という鍵のかかっていない部屋を見つけタッチすること。
しかし、制限時間の20分を過ぎると建物内に仕掛けられている時限爆弾が爆発するという。
参加者の中には、ロッククライミングが得意で、身体能力が高いウサギや、ゲームを冷静に分析する頭脳明晰なチシヤという金髪の謎の男もいた。
「GAME」スタートに先駆け、それぞれが各階に散らばる中、チシヤは最上階の隅で、鬼の動向を一番観察しやすい場所に陣取る。
同じく最上階にアグニが仲間とやってきたため、チシヤが手を振るが、無視してアグニは奥へ去って行った。
やがて「ゲーム」がスタートし、鬼がマシンガンを手に現れ参加者を見つけると、次々に射殺していく中、アリスは鬼がマスクをかぶって視界が悪くなっているため、協力して鬼の場所を教えあうようにと、大声で叫ぶ。
チシヤは、いい考えだが応えるヤツはいないだろうと冷ややかな目で見るが、ウサギがその声に応え、鬼の居場所を大声で叫ぶ。
ゲーム終了まで5分と迫る中、参加者のアグニという男がアリスとカルベに協力し合うことを提案する。
その提案に応じたカルベは消火器を手に「おに」を狩ることにし、アリスは手分けして「じんち」となる部屋を探すことにすると、ウサギも部屋探しを協力する。
カルベはアグニと共に、鬼をおびき寄せ格闘となるが、その際に鬼の剣で脇腹を負傷する。
一方、鬼の行動から、アリスとチシヤが「じんち」の部屋を見つけ中に入っていくが、そこにはもう一人鬼がいて、アリスたちにマシンガンを撃つ。
アリスが鬼に気付きチシヤを押し倒して助け、チシヤがスタンガンで鬼に応戦する中、アリスはボタンの部屋へ入り、中から鍵を掛けるが、ゲームをクリアするためには2人同時にボタンをタッチする必要があっため、アリスが助けを呼ぶ。
アリスの助けを呼ぶ声に応じたウサギが、壁伝いに「じんち」の部屋の窓へとたどり着き、侵入してきたので、残り1秒のギリギリでアリスとウサギが同時にボタンを押しゲームをクリアするのだ。
部屋の中で陣地を守っていた鬼「おに」は女性で、ゲームがクリアされてしまったため、女性がつけていた首輪が起動し女性は絶命してしまう。
鬼もまた、生き残るためにゲームに参加させられていた、普通の人間であったことに気付くアリスたちだった。
その頃生き残ったカルベは、死んだ男が持っていた無線機から「我々は答えを手に入れた。ビーチに帰還せよ。」というメッセージを聞くのだった。
『今際の国のアリス』2話 感想
ようやくもう一人の主役である、土屋太鳳さんが演じるウサギこと宇佐木柚葉が登場した回です。
初対面のアリスとウサギでしたが、こんな最悪な世界にあってお互いを信じ、協力して見事にゲームをクリアする姿は、今後の2人がどんな関係になっていくのかを表す第一歩として上手く描いているように見えました。
今回ようやく登場したウサギは、ロッククライイマーで身体能力も高いという設定ですが、元々身体能力が高い土屋太鳳さんがそんなウサギを完ぺきに表現していて、まるでスパイダーマンのようにマンションの壁を自由自在に移動し、鬼から逃げたり「じんち」へ入り込んでいく姿が、おそらく中にはスタントを使っている場面があるにしろ、スゴく印象的でしたし、素晴らしいシーンでした。
そんな中、足に大やけどを負ってしまったために残されたチョータが、徐々に神にすがるようになり、同時にシブキに色仕掛けで篭絡されていきました。
1話で、チョータが宗教に没頭する母親にお金を渡すエピソードがありました。
チョータは、彼が幼い頃から、宗教に没頭し、お金も身体も教祖に全て捧げて来た母親に育てられてきたという、いわば毒親にそだてられてきた子供なので、チョータ自身ある種の不安定さを持ってます。
そんなチョータなので、昇進のためなら上司とも関係を持つシブキに篭絡されてしまうのも仕方ないでしょうし、この世界で生き残りたいシブキが、自分の側に一人でも味方が欲しいと考え、そのためにチョータを誘惑するというのも、彼女にとってどうしても必要な手段だったんでしょう。
こんな明日が全く見えない世界だったら、フィジカルが高くない、か弱い女性だったら、一人でも助けになる人が必要なんだろうなというのは想像に難くありませんね。
しかし、はたしてこんな世界で。足に火傷を負っていて、こんな過酷な「GAME」をこの先チョータが生き残っていけるのか、本当に心配になります。
また、そんなチョータを、この先自分が生き残るために、シブキが利用するんじゃないかという心配も出てきました。
さらに、今回はカルベまで負傷し、チョータ同様に、今後の「GAME」に影響が出なければいいのだけれどと、心配になります。
さて、肝心のアリスですが、今回もアリスは終了が近付くにつれ、冷静に状況を観察し、鬼がそれまでに見せなかった、他の階から、ある部屋に近付く人物をとことん撃つという行動から「じんち」を見抜くなど、本来の力を発揮してきました。
また、今回初めてこの世界に迷い込んできた青年を心配するなど優しさも見せていました。
まあ、主人公だというのもあるけど、やはり単なるニートではなかったですね。
一方、今回初登場となった金髪の男チシヤと、やけに腕っぷしが強いアグニが、今後この物語にどういう風に関係してくるのかも気になりますし、ラストにあった「ビーチ」というのが、何を指すのかも非常に気になりますね。
ここからは、ウサギも参戦してくるでしょうから、3話以降も非常に楽しみですね。
3話あらすじ・感想ネタバレ含む記事はこちら

全話あらすじ、感想ネタバレ含む記事はこちら。

『今際の国のアリス』動画配信サイト
『今際の国のアリス』はNetflixで配信されています。
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