引用:Netflix
ウサギと暮すようになったアリスは「命には限りがあることを考えずに生きてきた。カルベとチョータは俺に託して死んだ。今は1分1秒も無駄にしたくないんだ。」と言葉にする。
アリスはビーチの場所を突き止めて、このふざけたゲームを終わらせると、誓うのだった。
ここでは、『今際の国のアリス』5話あらすじネタバレ、感想などを紹介していきます。
4話あらすじネタバレ感想はこちら

『今際の国のアリス』5話あらすじ
「ビーチ」の場所を見つけるため、ゲーム参加者に聞いて回るアリスとウサギだったが、その手掛かりさえつかめずにいた。
そんな中、ゲーム参加者を見張っていたアリスが「おにごっこ」の時にアグニたちがロッカーキーを腕に付けていたことを思い出し、ウサギに参加者の中に付けているヤツがいないかを訪ねる。
アリス側には3人、ウサギ側にも2人いたので、ゲームが終わるのを待ちあとをつけると、それぞれ旧式の車で舞浜方面へ向かったため、走って追いかけるアリスとウサギ。
アリスとウサギが遠くから目にしたのは、「ビーチ」と入り口に手書きされた大きなホテルだった。
そこは、電気が通っているようで灯りが煌々と点いていた。
2人がビーチの様子を双眼鏡でうかがっていると、突然アリスは銃の台座で殴られて気絶させられ、ウサギは黒い袋を被せられた後、2人とも連れて行かれてしまったのだ。
『今際の国のアリス』登場人物・キャスト
有栖良平(アリス) … 山崎賢人
宇佐木柚葉(ウサギ) / 土屋太鳳
勢川張太(チョータ) … 森永悠希
苅部大吉(カルベ) … 町田啓太
紫吹小織(シブキ) … 水崎綾女
苣屋駿太郎(チシヤ) … 村上虹郎
弾間剛(ボーシヤ) … 金子ノブアキ
安梨鶴奈(アン) … 三吉彩花
加納未来(ミラ) … 仲里依紗
水鶏光 (クイナ)… 朝比奈彩
九頭龍彗(クズリュー) … 阿部力
竜田康大(タッタ) … 渡辺佑太朗
粟国杜園(アグニ) … 青柳翔
韮木傑 (ニラギ)… 桜田通
佐村隆寅(ラスボス) … 栁俊太郎
九条朝陽(アサヒ) … 吉田美月喜
井上萌々花(モモカ) … 矢崎希菜
登場人物の詳細については以下からどうぞ。

『今際の国のアリス』5話ネタバレあらすじ
建物の中に連れて行かれたアリスとウサギが目にしたビーチとは、ボーシヤが支配する“まやかし”の楽園だった。
アリスとウサギの前に現れたボーシヤは、これまで絵札は1枚も出ていないことから、絵札以外のトランプカードを全て集めると元の世界に戻れると話す。
しかし、1度に戻れるのは1人だけで、ビーチにいる全員で多くのトランプカードを集めることで、1人ずつ早く元の世界に帰ることができるという。
さらに、ビーチでは裏切り者は死が待っていることを告げ、アリスとウサギにもカード集めに協力するように命じるのだ。
やがて「GAME」開始の時間となり、ウサギとアリスは別々のゲームに参加することになった。
アリスが参加したのは「♦4」の「でんきゅう」ゲームで、このゲームでアリスが幹部にふさわしいかどうかが試されることになった。
このゲームにはアリスの監視役としてアンが付き添い、そこにはクイナの他「おにごっこ」で一緒だった整備士のタッタもいた。
「でんきゅう」のゲームとは、開閉自由なドアの中にある電球が点くスイッチを当てるというもの。
そしてその後ルールが発表される。
- 1、「A」「B」「C」の3つのスイッチの中で、電球が点くのは一つだけ。
2、ドアを開けた状態で、スイッチオンできるのは1度だけ。
3、ドアを閉めていれば、何度でもスイッチオンが可能。
4、小部屋に誰かいる、もしくはスイッチがONの状態だとドアはロックされ動かせない。
5、回答権は全員で1度だけ。
クリア条件は、電球のスイッチがどれか答えられればゲームクリア。
水位が上がり、水面が電線に触れればゲームオーバーというゲーム。
水面が電線に触れると感電して死亡してしまう中、水がどんどん流れ込んで水位がみるみる上がって行くが、アンはアリスに回答を託す。
アンは回答の導き出し方を分かっているようだが、あくまでアリスが幹部にふさわしいかのテストだと言って、ヒントすら出さない。
しかしアリスが勘に頼ってスイッチを入れることだけは絶対に許さなかった。
その時何かをひらめいたアリスが、ドアを閉めるように告げ、ドアを閉めた状態で「A」のスイッチを入れ暫く待つ。
水面がどんどん電線に近付くと、アリスはスイッチを切り、ドアを開けるように告げる。
ドアを開け「B」のスイッチを入れるとアンはニヤリと笑うが、電球は点かない。
アリスはクイナに電球に触るように叫ぶがクイナが中々動かなかったため、アンも「いいから触って」と叫ぶ。
クイナが電球に触ると電球がかなり熱かった。その時すかさずアンが「スイッチA」と答えると、ゲームクリアとなった。
ゲームをクリアしたアリスがビーチへ戻ると、ウサギもゲームをクリアしアリスを探していた。
2人で生還を喜び合っていると、クイナがやってきて、母親が病気で動けないため、絶対に生きて帰りたいと口にする。
クイナは、現在ビーチで権力を握っているのはアンやミラ、クズリューたちが所属するリーダーのボーシヤが率いるカルト派と、ニラギやラスボスたちが所属する元自衛官のアグニが率いる武闘派だという。
現在はギリギリで秩序が保たれてるが、2つの派閥がいつ衝突してもおかしくない状態だというのだ。
その時アグニがニラギやラスボスを引き連れ、アリスの前に立ち、ウサギを連れて行こうとしたため、アリスが止める。
武闘派とアリスが揉めそうになったところに、ボーシヤが仲裁に入り渋々矛を収めるアグニ。
しかしアグニに逆らったことで、アリスは武闘派に目をつけられてしまうのだった。
『今際の国のアリス』5話 感想
結局「ビーチ」とは、この世界を動かしているヤツらでも、元の世界に帰れる場所でもなく、単にボーシヤという一人の男が支配するだけの組織だったとは。
しかも、トランプを全種類集めても帰れるのは1人だけで、すぐに元の世界に帰れないばかりか、全員分のトランプカードを揃えるとしたら何年もかかる上、これまでのゲームを考えると、「♥」が不足していくことは明らかでしょう。
ただ、メンバーの顔触れを見るとチシヤやアンなど、優秀な人もいるようなので、今後のアリスの助けになるかも?
一方ウサギの件で、アリスが武闘派に目をつけられてしまったので、そのことが今後どう影響してくるのか心配ですね。
なにしろ常にマシンガンや日本刀を持っている連中なので、相手がその気になったら元ニートのアリスはひとたまりもないでしょう。
ホント武闘派連中は、どう見てもヤバいヤツだらけだろうから、できれば関わり合いにならない方がいいけど、カルト派と武闘派のバランスがギリギリらしいので、どう考えてもこの先絡まない訳にはいかないでしょうね。
一方今回のゲームですが、「♦」だけあって中々上手く考えられていましたね。
確かにじっくり考えたら、ある程度機転の利く人だったら答えを導きだせそうですが、あの極限状態の中、電球が熱くなることに気が付いて、それを利用して確立を100%にするなんて、そうそう思いつくもんじゃないでしょう。
それを主人公だけあって、あいかわらず時間ギリギリとは言え、導き出すことができたアリスは親友を失ったことで一回り成長し、生き残りたいという気持ちが強くなったんでしょうね。
しかしそれ以上に、アンはゲームとルールが発表された時点で、もう解けていたようなので相当、頭の回転が早いようです。幹部に選ばれているのも納得です。
そして演じている三吉彩花さんですが、彼女をちゃんと認識して見たのが、エンジェルハート以来とかなり久しぶりでしたが、あれから経験を積んできたことで、当時より表現力が随分豊かになっていましたね。
スタイルもルックスも相変わらず素晴らしいですが、演技力が増して、更に魅力的になっていました。これからこの物語でどういう役割を担っていくのか楽しみです。
一方、仲里依紗さん演じる黒ずくめの女性で、カルト派の幹部ミラですが、まだ少ししか登場シーンはありませんでしたが、それだけでも中々不気味で、今後どういった役柄で出てくるのか期待が高まります。
今回は1話を通してビーチの紹介だけで終わりましたが、今後このビーチで、どんなストーリーが繰り広げられるのか、6話以降も目が離せません。
6話ネタバレあらすじ感想はこちら。

全話あらすじ、感想ネタバレ含む記事はこちら。

『今際の国のアリス』動画配信サイト
『今際の国のアリス』はNetflixで配信されています。
※配信内容などについてはサイトを確認ください。
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