『SUITS/スーツ2』12話ネタバレ感想、蟹江事務所を辞める!

上杉を追い出すことはできたものの、内紛が広く知れ渡った幸村・上杉法律事務所に副島の手が。

更に副島はファームの顧客にまで触手を伸ばしてくる。

ここでは『SUITS/スーツ2』12話、あらすじ・ネタバレ感想、ゲストなどを紹介していきます。

『SUITS/スーツ2』登場人物・キャスト

幸村・上杉法律事務所

甲斐正午 … 織田裕二
鈴木大輔 … 中島裕翔
幸村チカ … 鈴木保奈美
蟹江貢 … 小手伸也
聖澤真琴 … 新木優子
玉井伽耶子 … 中村アン
上杉一志 … 吉田鋼太郎
八木田健太郎 … 坂口涼太郎

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『SUITS/スーツ2』1話ネタバレ感想、豪華ゲスト陣で11.1%
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第12話ゲスト

五十嵐数馬 / 粗品

動画配信サービスを手掛ける『ネットフィルム』の社長。甲斐の勧めで株式を公開することにしていたが、考え直すと言う。

松井圭介 / 間宮祥太朗

大輔たちのかつての同僚で、現在はブラットン法律事務所に在籍。大輔たちジュニアアソシエイトに引き抜きのオファーをする。

副島絵美里 / 清水ミチコ

ブラットン法律事務所の弁護士。かつて「コースタル・モーターズ」訴訟の際、上杉の依頼で弁護人となり、和解を持ち掛けてきた。幸村・上杉法律事務所の顧客を奪おうとするほか、甲斐をブラットンに引き抜こうとする。蟹江には転職を申し込まれた。

『SUITS/スーツ2』12話あらすじ

幸村・上杉法律事務所、顧客が離れていく危機に

その日の朝、甲斐がファームに出勤すると、動画配信サービスを手がける『ネットフィルム』の社長・五十嵐数馬が突然訪ねて来ていた。

大輔を呼ぶ甲斐だったが、まだ出勤していないことを玉井に聞かされ苛立つ。

五十嵐は、デジタルコンテンツ法28条の新条項を把握してない甲斐や、内紛があったファームに不信感を抱き、進めていた株式公開と顧問契約の両方を再考したいと言い出す。

ネットフィルムの件で、更に苛立っていた甲斐は、遅刻してきた大輔に怒りをぶつけ、やる気がないなら突き落とす、と言い放ちオフィスを出て行くのだ。

一方蟹江も、チカから『ステラ証券』が契約を打ち切るという情報を伝えられる。

アソシエイトの八木田がミスをしたせいだと考えた蟹江は、明日までに契約書を作り直せと八木田に命じる。

大輔、引き抜きにあう

その夜大輔は、元同僚の松井圭介から、彼が所属している『ブラットン法律事務所』に来ないか、と持ちかけられる。

その際、大輔は、『ブラットン』が同時に他のアソシエイトも引き抜こうとしていることを知る。

『ブラットン』は、『コースタル・モーターズ』の一件で、甲斐に和解を勧めた弁護士・副島がいるファームだった。

甲斐やチカは、副島の背後に上杉の存在を感じ取るのだった。

『SUITS/スーツ2』12話ネタバレ

ここからネタバレ。

副島に会った甲斐とチカは、6日前に上杉と会っていた事実を突きつけ、業務妨害で訴えると示唆するが、副島は、「幸村・上杉法律事務所は崩れかかってる。もうこの業界では有名。雪崩は既におきてる」と言い捨て去って行くのだ。

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甲斐に信じてもらえなくなった蟹江

その頃蟹江は、聖澤に『ステラ証券』の契約を切られたということを聞かされる。

八木田がミスをしたせいだと決めつけた蟹江は、聖澤が八木田はミスしていないという訴えに耳を貸さず、八木田にクビを言い渡すのだ。

一方、優秀なアソシエイトが、「次々と『プラットン法律事務所』に引き抜かれている」と大輔から聞かされた甲斐は、蟹江のオフィスへ向かう。

蟹江に「裏切りは君の趣味か? アソシエイトの引き抜きに手を貸した…。上杉に投票して裏切り、次はこれか。」と怒鳴る甲斐。

甲斐は「お前は、自分がシニアになるためだったら、代表をも裏切った…。そして俺を、クビにしようとしたんだぞ…。君のことはもう信じられない。」と蟹江に強い口調で訴える。

甲斐に切り捨てられた蟹江は、その夜ブラットンの副島に会い、自分を雇って欲しいと自らを売り込む。

シニアパートナーの席を求める蟹江に、ジュニアパートナーだと告げ、シニアを求めるなら本気を見せて欲しいと告げる副島だった。

ネットフィルム五十嵐社長の思惑

一方、ブラットンが顧問をしているTOHTO CINEMAが、経営陣そのままでネットフィルムを買収しようとしていることに気付いた甲斐は、大輔を伴い五十嵐に面会する。

五十嵐は買収を認め、世界進出を目指すと話すが、買収契約に陰謀を感じた甲斐は大輔に契約書を確認させる。

契約書に問題はなかったものの、納得できない甲斐は、引き続き大輔になにか裏がないか調査させるのだ。

蟹江に対するチカの気持ち

一方蟹江は、チカにブラットンへ行きたいから、競業避止義務を外して欲しいと伝える。

なんと言って誘われたのかを訪ねるチカに、蟹江は自分から持ち掛けたと告げる。

そして、クライアントは渡せないと話すチカへ「元からそのつもりはありません。壊したくないのでウチを…。あなたのファームを」と告げる。

チカは蟹江に「どうして、あなたにリハビリさせようとしたかわかる?」と尋ね、続けて「私も昔、上杉に利用されたから…。その傷が癒えるには時間がかかった…。あなたもそうでしょ、だから、早く立ち直って欲しかったの。」と口にする。

そして「ただ、そんな上杉も一つだけ正しいことをした。あなたへの評価よ…。蟹江先生、あなたはシニアパートナーにふさわしい。」と言い、競業避止義務を免除し、蟹江に辞めて欲しくないと告げるのだった。

蟹江が辞める理由

そんな中、大輔が外を歩いていると、突然見知らぬ男性に呼び止められ、その男に「私の妻が、お世話になったそうで。」言われ、ボコボコに殴られたのだ。

ボロボロになった大輔がファームに戻ると、チカの机に退所届を残して帰ろうとしていた蟹江がいて、大輔の手当てをしてくれた。

大輔が蟹江になぜ辞めるのかと訪ねる。

「甲斐に嫌われた…。私たちは犬猿の仲だが、本当は互いを信じてた。友達だった…。だが今の甲斐は違う…。私のせいだ…。同僚に軽蔑されながら、同じ職場で働き続けることはできない。」

そう蟹江は答えた。

翌朝チカは、蟹江の退所届が出されていたことで、甲斐を責める。

「あいつはファームを裏切った。信頼に値しない。」と話す甲斐に、チカは「私は、彼を立ち直らせようとしてたのに。」と言い「私が代表、あなたが補佐。口ごたえしないで。」と伝えるのだ。

副島の狙い

そこに顔面傷だらけの大輔が入って来て、「副島先生の規約には問題が。」と告げる。

チカも甲斐も大輔の顔に注目し、チカは大輔の傷に触れ部屋を出て行き、「不倫をする人を許せませんもんね」と話す大輔の顔の傷を指で弾く甲斐。

痛がる大輔に「で、契約書のからくりは?」と甲斐が尋ねると、大輔は「TOHTO CINEMAの財務状況を調べると、十分な資金がないんです。」と告げる。

「蟹江に聞いたのか?」と尋ねる甲斐に、「徹夜で手伝ってくれました。」と答える大輔。

引き続き大輔は「TOHTO CINEMAは、ネットフィルムの配信プラットフォームを盗むことだけが目的だったんです。」と伝える。

甲斐は「蟹江は、そう読んでるんだな…。これであいつは残れる。」と話すが、大輔は「それが…。」と答えるのだった。

副島との決着

その後、甲斐は副島に会い、ネットフィルムの五十嵐社長が株式公開することを伝え、更に映画会社「TOHTO CINEMA」と業務提携することを告げる。

「優良なクライアントをご紹介いただけて感謝してます。」と話す甲斐に、副島は対等で自分のファームに来ないかと誘うが、甲斐は二流ファームは口に合わないと断る。

すると「いいんですか?今、幸村・上杉法律事務所は弱ってる。今回はうまくしのげましたが、またすぐ他のファームから狙われますよ。」と副島。

甲斐は我々は負けないと言い、テーブルの伝票を手に、ここはウチが払うと副島に告げる。

副島は「ウチがと言いますけど、看板に、あなたの名前はない。」と捨て台詞を吐くのだった。

大輔のその後と聖澤

その夜大輔は、ブラットンの松井に八木田の履歴書を出し、八木田が東大首席卒業で論文も賞を数多く取っていることを伝え、雇うように後押しするる。

その後ファームへ戻った大輔は、聖澤に八木田の就職が決まったことを伝える。

聖澤は「良かったですね。」と言い、大輔の顔を見て「旦那さんに、バレたんですね。」と告げる。

「でも、これはもう、彼女とは終わった後で。」と告げる大輔に、聖澤は「私には、興味のないことです。」と伝え、帰って行くのだった。

反省する甲斐

ファームに戻った甲斐は、チカに自分の名前をファームに入れて欲しいと迫る。

チカは「あなたは人に言えない理由で検事を雇って、個人的な感情で蟹江先生をいらないと判断し、爆弾も抱えてる。」と告げる。

続けてチカは「名選手と名監督は違うの…。あの日のあなたは間違ってた。自分の間違いを正すことは最も難しいことよ。でもそれをやってこそ、名監督」と甲斐に伝えるのだった。

チカのオフィスを出た甲斐は、誰もいない蟹江のオフィスをのぞき込む。

その後、まとめた荷物を持ってファームを後にする蟹江を待ち伏せしていた甲斐は、スーツの内ポケットから蟹江の退所届を取り出す。

甲斐は退所届を手に、蟹江に近付いて行き、蟹江が持っていた箱の一つに退所届を入れ、その箱を手にファームへ戻る。

蟹江は、そんな甲斐の後を追って、嬉しそうにファームへ戻るのだった。

『SUITS/スーツ2』12話、まとめ・感想

今回、最終回に向けての序章としては、上杉の息がかかった副島とファームの対決や、蟹江のチャーミングな一面が見れて楽しめました。

ただ、ここまでのストーリーにしてもそうですが、それぞれ登場人物のキャラクターがしっかりと描き切れていないので、その分面白さがマイナスとなっている感じがします。

主演だからしょうがないのかも知れないけど、あまりにも甲斐と大輔のエピソードに時間を割き過ぎて、周囲の登場人物のディテールを上手く描き切れていない感じがします。

だから、甲斐がチカになぜあそこまで従うのかや、上杉に蟹江が投票した時でもそれほど感情を露にしなかった甲斐が、今回はなぜあんなに激怒したのかに違和感を覚えます。

また、メモを捨ててクビとなった玉井をなぜ甲斐が呼び戻したのかや、突き放されたり、不倫までした大輔をなぜ聖澤がここまで気にしているのかが不思議でしょうがない人もいることでしょう。

玉井は、甲斐を守ることを第一に考えていたため、単純に廃棄してしまったのですが…まあ玉井は弁護士じゃないので、法律的な知識が不足していたというのもあるのでしょう。

でもまあ、もう12話まで来てしまったので、今さらどうしようもありませんが…

そんな中、今回12話の見どころとして挙げられるのは、蟹江の可愛らしさでしょうか?

あれだけアソシエイトに対しては厳しくても、甲斐に嫌われたからという理由で、ファームを辞めることを決めちゃうとか、甲斐の気持ちを取り戻すために、徹夜して大輔を手伝うとか、最後にチョコチョコと甲斐を追う姿など、可愛い以外の何物でもありませんね。

今、思い返すだけでも、なんだかジーンときちゃいます。

そして、聞くところによると、ラストで甲斐が蟹江を引き止めるシーンですが、台本上だと原作通り、退所届を破り捨てるとなっていたようですが、あのシーンは織田さんがアドリブで箱に入れ、ファームまで持ち帰ることにしたそうです。(真偽は定かではありませんが…)

あのシーンがあったからこそ、蟹江だけではなく、甲斐もまた蟹江のことを親友だと思っていたんだなと思わせてくれました。

更に怜の旦那に殴られ、血だらけでファームに戻ってきた大輔を、自分の救急セットで治療してくれたところも、蟹江の人の好さが出ていましたね。

さて次回は、レギュラーとなったハズなのに、今回出番のなかった上白石萌音さんがようやく藤嶋弁護士として、幸村・上杉法律事務所で活躍します。

藤嶋弁護士は、自分の優秀さを見せつけるため、蟹江とやりあったり大輔とも手柄競争をすることになるでしょう。

そして女性社員の昇進差別訴訟を巡って、幸村・上杉法律事務所と聖澤の父親・聖澤敬一郎との対決を経て、ラスボスの上杉との最終対決へと向かって行きます。

まあやらないでしょうが、これでシーズン3がなかったら、あと3話でどんな決着をつけてくるのでしょうか?

結局、上杉を倒して終わりになるのか?それとも…

最終回15話まで残り3話も楽しみたいと思います。

『SUITS/スーツ2』13話、あらすじ

甲斐(織田裕二)は、『幸村・上杉法律事務所』を去ろうとした蟹江(小手伸也)を引き止めた。

だが、『幸村・上杉法律事務所』では、ここ数週間の間に8人のパートナーや6人のアソシエイト、11人のパラリーガルが辞めるという危機的状況に追い込まれていた。

一方、大輔(中島裕翔)は、甲斐が雇った元検察官の藤嶋(上白石萌音)に、入所していきなり個室が与えられたことが納得できずにいた。

そんなある日、甲斐と大輔を呼び出したチカ(鈴木保奈美)は、女性社員の昇進差別訴訟を引き継ぐことにしたと告げる。

相手は、経協連の理事長を6年務め、内閣府の男女参画委員会の理事にも就任した財界の大物・蓮見昭雄(伊東四朗)が会長を務める『フォルサム食品』だった。

同じころ、真琴(新木優子)は、父親の聖澤敬一郎(竹中直人)とランチをともにしていた。

そこで真琴は、高得点を獲得したロースクール統一プレテストの成績通知書を敬一郎に見せようとする。

だがその矢先、敬一郎の方から先に東大ロースクールの試験の話を切り出されてしまう真琴。

「自分の能力に見切りをつけるのも、社会人に必要なスキルだ」。そんな敬一郎の言葉に失望した真琴は、席を立ってしまう。

ほどなく、甲斐のもとに、『フォルサム食品』側も代理人弁護士を変更したとの連絡が入る。

『幸村・上杉法律事務所』にやってきたその相手とは、何と敬一郎だった。敬一郎は、『フォルサム食品』側が先に提示した和解金1億円を100万円に下げる、と言い出した上、原告の井口華子(安達祐実)へのヒアリングを要求する。

それを知った真琴は、『フォルサム食品』の訴訟に参加したいと大輔に申し出る。

「父を倒したいのなら私を味方につけるべきです」。

真琴は、大輔にそう告げて……。

引用:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/story/

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