甲斐と大輔の2人が「SUITS/スーツ2」1話でのフューチャースカイの件を片付けて事務所へ戻ると、そこでは上杉が復帰のスピーチをしていました。
上杉は当時の自分を反省して自分は変ったと告げ、スタッフの心を掴むとともに、甲斐に「娘に過去のことを話した。彼女は理解してくれたよ。」と告げたのでした。
『SUITS/スーツ2』2話あらすじ
甲斐(織田裕二)とチカ(鈴木保奈美)によって、『幸村・上杉法律事務所』から事実上追い出されていた共同代表の上杉(吉田鋼太郎)が復帰した。
上杉は、全スタッフの前で、節操がなく強欲だったかつての行いを詫びると、妻の死をきっかけに人を思いやることの大切さを学んだとアピールし、あっという間に彼らの心を掴む。
チカは、上杉に弱みを握られる前に大輔(中島裕翔)を解雇するよう甲斐に命じた。しかし甲斐は、大輔を辞めさせるなら自分もクビにして欲しいと返す。
甲斐が辞めれば、上杉は必ずその理由を探り、無資格の弁護士を雇っていたことでチカを責めるはずだと言うのだ。
あくる朝、チカたちが事務所にやってくると、内装工事が行われていた。上杉の指示だった。その陣頭指揮をとっていたのは蟹江(小手伸也)だ。
蟹江は、上杉から事務所の全案件をまとめた資料も作るよう指示されていた。蟹江からその許可を求められたチカはOKするが……。
そんな中、甲斐は、難航している東京国際記念病院と看護師組合の労使交渉をまとめるよう、チカに命じられる。
東京国際記念病院は、もともと上杉が獲得したクライアントでもあった。だがチカは、重要な案件は上杉に任せない心づもりでいたのだ。
東京国際記念病院では、待遇に不満を持つ看護師たちが組合を結成し、賃上げを要求していた。
それが受け入れられない場合は、内閣官房長官の心臓バイパス手術が行われる日にあわせて一部業務のストライキを行うと宣言していた。
甲斐は、大輔とともに組合をまとめる看護師長の安田佐緒里(黒木瞳)に会いに行く。かつて被災地のボランティアをまとめた手腕でも知られる佐緒里は、弁護士もつけずにたったひとりで交渉の席につく。
そこで甲斐たちは、平均5%の給与アップを提示した。しかし佐緒里はそれを拒否し、病院側が50億円もの投資をしてAIオペシステムの導入を進めていることを理由に、15%もの賃金アップを要求。「私たちの仕事を舐めないで」。佐緒里は、甲斐たちにそう言い放ち……。
引用:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/story/index02.html
『SUITS/スーツ2』登場人物・キャスト
幸村・上杉法律事務所
鈴木大輔 … 中島裕翔
幸村チカ … 鈴木保奈美
蟹江貢 … 小手伸也
聖澤真琴 … 新木優子
玉井伽耶子 … 中村アン
上杉一志 … 吉田鋼太郎
登場人物についての詳細はこちらからどうぞ

第2話ゲスト
安田佐緒里 / 黒木瞳
東京国際記念病院の看護師長で、看護師たちの賃上げ及び待遇改善を求めて組合を作り、要求が受け入れられない場合は内閣官房長官の心臓バイパス手術が行われる日にあわせてストライキを行うと宣言していました。かつて被災地のボランティアを取り仕切ったことで業界に名を轟かせています。
長谷川雄一郎 / 佐戸井けん太
東京国際記念病院の院長で、看護師たちのストライキを止めるため、顧問契約をしている幸村・上杉法律事務所へ依頼してきました。
矢吹晋作 / 山中崇
フレイム法律事務所の人物で、蟹江に面会し彼を誘います。蟹江にウチのファームは君を高く評価していると伝えます。
『SUITS/スーツ2』2話ネタバレ
甲斐は東京国際記念病院の案件に取り掛かる前に、大輔が手掛けようとしていたプロボノ案件(無料相談)を上杉に渡し、上杉に「あなたを許す気はない。」と告げたのでした。
東京国際記念病院で甲斐と大輔の2人は看護師長の安田佐緒里から病院側が50億円もの投資をしてAIオペシステムを導入することから、15%の賃金アップを要求し、一度目の交渉は決裂したのでした。
『SUITS/スーツ2』2話、まとめ・感想
各テレビ局で4月期のドラマの放送開始日が決まらない中、この「SUITS/スーツ2」は2話まで見ることができ、そしてその内容も思った以上に満足できました。
第2話も、内容が濃く良いテンポでストーリーが進んで行ったので、あっという間に終わってしまった感じでした。
ただ、日本版はオリジナルほどそれぞれのキャラクターの個性が強くなく、蟹江が自分はファーム内で大切にされていないのでは?と感じさせる描写や、玉井が秘書として情報収集能力に長けた非常に能力の高い秘書だという描写が上手く描ききれていないため、蟹江が急にヘッドハンターに会いにいったりや、蟹江が玉井をチケットを使って情報を入手しようとする描写に少し唐突さを感じさせられました。
また、看護師長の佐緒里にクビを言い渡すエピソードですが、このエピソード自体はオリジナルにもあるエピソードですが、従業員をクビにしやすいアメリカと違い、日本だとあの段階でクビのオファーを出すのにも違和感がありますし、交渉の席でだまし討ちのように長谷川院長に待遇改善を認めさせてしまうというのも、出来すぎな感じはしました。
と言うか、この条件での和解って、完全に病院側の負けのような気がするんですが…
でも、オリジナルでの、クビを言い渡すのと引き換えに、病院側に有利な和解条件で無理やりサインさせるという方法より、今回の解決のほうが、より日本のドラマっぽくて、スッキリと見終えることができましたね。
そして、大輔は聖澤に自分の本当の姿を話すと言い出しましたが、オリジナル通りであれば、次回チカに食事に呼び出され色々と聞かれたあと、チカは甲斐に大輔をクビにするよう命令してくるハズです。
というか、オリジナルは、この時の食事で大輔が本当は弁護士資格を持っていないということを確信して、上杉に対抗するために大輔をクビにするよう命じるという流れなのですが、もう既に大輔が偽弁護士だということを知っちゃってますし、大輔と食事をする意味をどう持って行くのか、非常に興味があります。
しかし、残念ながら、今回で暫くこの「SUITS/スーツ2」もお休みになってしまうため、第3話も非常に気になりますが、おあずけとなってしまいました。
こんなご時世なのでしょうがないですが、一刻も早く世の中が落ち着いて、第3話以降の放送を楽しみに待ちたいと思います。
『SUITS/スーツ2』3話、あらすじ
甲斐(織田裕二)とチカ(鈴木保奈美)は、『幸村・上杉法律事務所』のトップの座を狙っている上杉(吉田鋼太郎)の動向を注視していた。
上杉が、シニアパートナーの過半数の票を集めて代表権の交代を画策するものと考えたチカは、まず企業再生部門の瀬川修一(笹野高史)を味方につけるよう、甲斐に命じる。
一方、真琴(新木優子)と交際を始めたばかりの大輔(中島裕翔)は、彼女にすべてを打ち明けるべきかどうか悩んでいた。
そんな折、チカからディナーに誘われた大輔は、幼いころのことなどをいろいろと尋ねられる。だが、チカが自分を呼び出した目的がわからず、困惑するばかりだった。
瀬川のもとを訪ねた甲斐は、チカに対して不満を抱く彼に、力になれることを証明したいと申し出る。
そこで瀬川が提示したのは、建設中の商業ビル『大手町スカイビスタ』プロジェクトを潰せ、というものだった。
『大手町スカイビスタ』は今年の春に完成予定だったが、大幅に建設が遅れていた。原因は、プロジェクトを進めるマディソン建設のワンマン社長・芹沢(石丸幹二)のこだわりで、度重なる仕様変更にあったためだった。
また、同社はメインバンクの東京ナショナル銀行への返済も迫られていたが、資金は完全に底をついている状態だ。
しかし芹沢は、建設を断念すべきだという甲斐たちの提案を聞き入れず、追加融資をしない銀行の方がおかしい、と主張して最新の財務計画書を甲斐に手渡す。
同じころ、アソシエイトを統括する蟹江(小手伸也)は、経済誌に載った“アソシエイトが選ぶ働きやすい法律事務所”という記事で、『幸村・上杉法律事務所』がワースト2位だったことにより、東大ロースクールはインターンシップの廃止も検討しているということでチカに責められる。
改善を命じられた蟹江は、東大ロースクールから抜き打ちで視察に来た真野麻子を出迎えるが……。
引用:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/story/
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2020年4月22日現在、FODではフジ2018年版SUITS/スーツ、米オリジナルのSUITS/スーツ・シーズン1~7まで配信されています。
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