『SUITS/スーツ2』3話ネタバレ感想、視聴率8.3%原作とは一味違う日本版

4月に初回放送・2話放送後、長いこと待ちわびていたSUITS / スーツ2がようやく再開いたしました。ここまでホント長かったぁ…

ようやく第2部の幕開けではないですけど、3話スタートとなりましたので、ここでは登場人物・キャスト、ゲスト、あらすじ・ネタバレ感想などを紹介していきます。

『SUITS/スーツ2』登場人物・キャスト

幸村・上杉法律事務所

甲斐正午 … 織田裕二
鈴木大輔 … 中島裕翔
幸村チカ … 鈴木保奈美
蟹江貢 … 小手伸也
聖澤真琴 … 新木優子
玉井伽耶子 … 中村アン
上杉一志 … 吉田鋼太郎

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『SUITS/スーツ2』1話ネタバレ感想、豪華ゲスト陣で11.1%
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第3話ゲスト

瀬川修一 / 笹野高史

幸村・上杉法律事務所の企業再生部門のシニアパートナー弁護士で、甲斐に大手町スカイビスタプロジェクトをつぶすように依頼します。

言わずと知れた金鳥のCMなどで有名な俳優さんです

芹沢信也 / 石丸幹二

マディソン建設のワンマン社長で、大手町スカイビスタ計画に強い執着とこだわりを見せ、度重なる仕様変更により、大幅に建設が遅れています。建設を断念すべきだという申し入れには耳を貸さず、最新の財務計画書を作成していました。

劇団四季出身で、テレビなどで活躍しています。グランメゾン東京のジビエ猟師役なども記憶にあたらしい所です。

真野麻子 / MEGUMI

東大ロースクールから抜き打ちで視察に来た担当者で、蟹江に対しアソシエイトたちは蟹江が怠けていると不満と不信感を持っていると告げ帰っていきました。

元グラビアアイドルでタレント・女優として活躍しています。記憶に新しいところでは偽装不倫やおっさんずラブ in the skyなどで活躍しています。

吉永由紀子 / 太田緑ロランス

東京ナショナル銀行の融資担当課長で、不自然なまでに大手町スカイビスタ計画への追加融資を断ります。

フランスと日本のハーフで、モデルや女優として活躍しています。ハゲタカのリン・ハットフォード役やグランメゾン東京での及川さんの奥さん・エリーゼ役などで有名です。

重田 / 阪田マサノブ

芹沢の部下の一人で、役員です。臨時役員会議で芹沢に対し解職動議を提出しました。

元コメディアンで俳優として活躍しています。名バイプレイヤーとして数多くのテレビドラマに出演しています。

『SUITS/スーツ2』3話あらすじ・ネタバレ

その夜チカに食事に呼び出された大輔に、チカは「あなたは、どうして弁護士のマネを?」と尋ねると、大輔は「分かりません。とにかくボクの人生は上手くいってなかった。」と答えます。

チカは「そんなあなたを甲斐先生が救った。」と話しながら大輔を観察し「あなたは正直ね。甲斐の気持ちがちょっとだけ分かった気がする。ここは、アナタの奢り。」と告げ帰っていくのでした。

一方、真琴と交際を始めたばかりの大輔は、彼女に自分の本当の経歴すべてを打ち明けるべきかどうか悩んでいたのです。

上杉対策

そんな中、甲斐とチカは、『幸村・上杉法律事務所』のトップの座を狙っている上杉が今後どのような手で攻めてくるのかを話していました。

上杉が規約を利用し、シニアパートナーの過半数の票を集めて代表権の交代を画策すると考えたチカは、今の内に全ての部門を味方につけておく必要があると話します。

甲斐は「俺がやりましょうか?」と話すものの、ほぼ全ての部門に嫌われているため、まずは甲斐と接点のない企業再生部門の瀬川修一を味方につけるようにチカは甲斐に命じるのです。

シニアパートナー瀬川からの依頼

ゴルフ場で面会した瀬川が甲斐に提示したのは、建設中の商業ビル『大手町スカイビスタ』プロジェクトを潰してきてくれというものだったのです。

『大手町スカイビスタ』はるマディソン建設のワンマン社長・芹沢の悲願のビルで、メインバンクの東京インターナショナル銀行への返済期限が迫っているものの、瀬川は社長の長年の味方のため、強く主張できないというのです。

事務所がワースト2位に

同じころ、アソシエイトを統括する蟹江は、経済誌に載った“アソシエイトが選ぶ 働きやすい 働きにくい法律事務所”という記事で、『幸村・上杉法律事務所』がワースト2位に選ばれたことでチカに責められていました。

チカは蟹江に「あなたのアソシエイト虐めが漏れたんじゃない?」と言い、更に「東大ロースクールがウチへのインターンシップの廃止も検討しているそうよ。」と詰め寄るのです。

その後チカに上手く乗せられた蟹江は、東大ロースクールから抜き打ちで視察に来た真野麻子を出迎えることになったのでした。

ここからネタバレです

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芹沢社長との対決

『大手町スカイビスタ』の工事現場へ出向いたヒール役の大輔は「今すぐ建設は断念してください。」と芹沢社長に訴えます。

「ここまで来て今更引き返せるか?」と憤る芹沢社著に、甲斐が「まあまあまあ、鈴木先生。」となだめ役をしながら、瀬川から引継ぎになったことを伝えます。

あくまで工事の中止を求める大輔に、芹沢社長は最新の財務計画書を手渡し「私に言わせれば、追加融資しない銀行の方がおかしい。私を甘く見ないでくれ。次来るときは、建設続行の提案を。」と訴えるのです。

その頃ファームではこっそり視察に来たはずの真野麻子を蟹江が大々的に紹介してしまい、こっそり傍観者として見ていることができなくなったため、アソシエイトと個別に面談することになったのです。

追加融資獲得へ

ファームへ戻った甲斐と大輔が『大手町スカイビスタ』の最新の財務計画書を精査したところ、ビルは話題になりそうで追加融資も狙えることがわかり、大輔が追加融資を受けるための突破口を見つけたのです。

大輔は東京ナショナル銀行の融資担当課長の吉永由紀子が蟹江の大学時代の友人だということを思い出し、融資の口利きを依頼するのです。

蟹江は玉井からの派閥争いの情報1つと引き換えに、東京ナショナル銀行へ足を運び吉永由紀子に大手町スカイビスタへの追加融資を認めるように依頼するものの断られてしまいました。

ファームに戻った蟹江は、甲斐に「あの状況で追加融資を認めないのは明らかに不自然だ。」と言い、2人でタッグを組もうと話すものの甲斐は一人で動くことにしました。

その後甲斐は直接吉永由紀子へ会いに行き金融部門のプロ蟹江が追加融資を受けられないのを不思議に思ってましたよと伝えるものの、「玄人ぶった素人が一番判断を誤るんです。私たちの仕事を甘く見られては困ります。」と断られてしまいました。

瀬川、釘を刺す

一方、甲斐にビル建設をつぶすように依頼したものの追加融資に動いていることで、企業再生部門の瀬川がオフィスへやってきて「ヘタすれば、芹沢社長の他の事業も共倒れになる。」と指示通りビル建設をつぶすよう改めて念を押すのでした。

その夜、大輔が家へ帰ると携帯電話に聖澤真琴から、玉井に関係がバレたことと、改めて2人とも嘘のない関係でいたいというメッセージが入っていました。

大手銀行の不自然さ

翌朝大輔は、『大手町スカイビスタ』周辺のビルの内3つのビルのメインバンクが東京ナショナル銀行であるという情報を仕入れ、『大手町スカイビスタ』が完成した方がメリットがあるにも関わらず、追加融資を不自然に拒むのは、差し押さえ後ビルを書いとる企業が決まっているのではないかと推測するのです。

そして甲斐に、この件を解決できたら聖澤に正直に全てを話すということを匂わせるのでした。

その後、チカが出社してくると瀬川が待っていて「私はあなたの敵ではない。」と言い「クライアントを譲った訳ではない。」と告げます。

「瀬川先生の立場は理解してるつもりよ。」とチカは告げるものの、瀬川は「幸村先生はそうでも、甲斐先生はどうでしょうね?私もあなたの立場はわかっています。」と話します。

そして「ご安心を、私はまだ中立です。」と話し、クギを刺して去って行くのでした。

その頃芹沢社長は甲斐に「明日臨時の取締役会が開かれることになった。」と告げ、自分を降ろす動きがあることを伝え、『大手町スカイビスタ』を諦める決断をしようとします。

一方ファームでは、アソシエイトと面談した真野麻子が、蟹江に「インターシップを続けさせていただきたい。今後とも良好な関係を。」と告げるものの、続けて「ただ一つ問題が…、アソシエイトたちは蟹江先生が怠けていると不満と不信感を持っています。」と告げ早急に対処を求めたため蟹江は呆然とするのでした。

その後帰路につく真野麻子を見かけた聖澤は真野に声を掛け、自分が試験恐怖症で何度も試験に落ちていると相談すると、麻子は「何度でも受ければいい。あなたはパラリーガルなのに、唯一個室を与えられている。その意味を考えてみて。私は応援します。」と励ますのでした。

その頃大輔は『大手町スカイビスタ』の引き取り手が見つからないことを甲斐に話し「もう一度徹底的に探ります。」と告げ出て行きました。

入れ違いに甲斐の部屋にチカがやってきて「瀬川先生の顔を立てて。」と命じます。

「優先すべきはクライアントの利益では?」と話す甲斐に、チカは「いいえ、瀬川先生の意志よ。方針を決めるのは顧問である瀬川先生の仕事。あなたがすべきは、彼のお手伝い。」と伝えるのです。

そしてチカは「忘れないで、私たちが戦う相手は、上杉よ。瀬川先生の意向に従って」と告げ出て行くのでした。

その翌日大輔は甲斐に「当てが外れたかもしれません。あのビルの引き取り手の姿が全く見えなくて。」と告げます。

甲斐は「どこ探しても見当たらないなら、それが答えだ。」と告げ、大輔を連れ東京ナショナル銀行の吉永に会いに行きます。

甲斐は吉永に「あのビルの引き取り手は東京ナショナル銀行、あなただ。ビルが差し押さえ物件になれば、格安で手に入る。内情も良く理解してるから下見の必要もない。大胆な横取り作戦だ。」と伝えます。

「それで?なにか法的な問題でも?」と吉永が話すと甲斐と大輔は「大手町スカイビスタとの相乗効果で、集客を期待していたあの周辺のビルは、真実を知れば怒るでしょうね。あなた方のエゴをみんな許さないでしょうね。メインバンクを変更したいと申し出られたら、御行の損害額は桁外れです。」と訴えるのです。

その頃大手町スカイビスタの工事現場では、芹沢社長が臨時役員会で計画を止めて身を引こうとしていました。

そこへ甲斐と大輔がやってきて「その必要はありませんよ。たった今東京ナショナル銀行が追加融資を決めました。芹沢社長、試合を続行してください。」と伝えます。

「もう少し私の夢に付き合ってもらえないか?」と話す芹沢社長に、役員の一人・重田が「芹沢社長が会社の信用を落とした責任を問いたく、解職動議を提出いたします。」と話します。

そして「芹沢信也氏の解職に賛成の方、ご起立願います。」と訴え、立ち上がります。

しかし他の役員は追加融資は下りたんだし、今まで芹沢社長の無茶に散々付き合わされてきた。こうなったらとことん付き合いますよ。と芹沢社長の続投を認めたのでした。

ファームでは瀬川が「これは案件の乗っ取りだ!」と憤慨し「この件は上杉先生にも報告するつもりだ。処分は免れないと思え。」と怒鳴ります。

甲斐は「あなたはあの銀行と裏で組み、あのビルを奪おうとした。銀行役員の座が見返りですか」と伝えます。

続けて「これは、当ファームへの信頼を失墜させる行為だ。」と告げると、チカは「瀬川先生。今日中に退所届を。」と通告するのでした。

その後甲斐は「これで上杉への票が消えた。」と話すと、チカは「これを狙ってたの?」と尋ねます。

甲斐は「これが私のやり方です。約束しますよ、私はどんな案件でも必ず勝つ。それと、どんな状況になろうとあなたを守る。」と約束するのでした。

その頃玉井は大輔を呼び出し「私は今でも覚えています。鈴木先生が面接に来た日のこと。何者でもなかったあなたを甲斐先生は、かなりのリスクを負ってまでアソシエイトに迎え入れた。仕事を一から教え、ボストン行きの費用は全て甲斐先生が負担した。」と伝えます。

そして「甲斐先生は確かに鈴木先生の才能を買っている。けど、それ以上に、あなたの人生のことを…。 甲斐先生の気持ち、踏みにじらないで。」と訴えるのでした。

その後、聖澤に会った大輔は「聖澤さん。やっぱり付き合えない。うまくやっていく自信がないんだ。仕事が好きだ。君ともいい仕事仲間でいたい。でも恋人同士になったら、きっとそうはいかないと思う。」と告げます。

すると聖澤は「はっきりおっしゃったらどうです?私じゃ釣り合わないと。」と告げ、去っていくのでした。

その日の夜、甲斐が仕事をしている大輔のそばにやって来たため、大輔は「心配ご無用です。いつもどおりあなたが正しい。」と答えます。

甲斐が「また出会えるさ。」と言うと、大輔は「初めてですね。甲斐先生の恋愛アドバイス。」と話します。

「これで良かった。」と話す甲斐に、大輔は「分かってます。でもやっぱりつらい。」と話し、帰ろうとエレベーターに向かいます。

そこにはエレベーターを待つ聖澤がいたため、大輔は思わず見えない位置に隠れるのでした。

『SUITS/スーツ2』3話、まとめ・感想

思えば第2話の放送が4月20日で3ヶ月以上も前と、平常時であれば1クール前の放送とも言えますが……

なにはともあれ、無事に第3話が放送されてホッとしています。

今回の3話は、本家アメリカ版のシーズン2の2話がモチーフとなっていて、ほぼ原作通りにストーリーは進むものの、それぞれのキャラクターの違いや日本風の味付けによって、全然別物の味わいとなっています。

まず、大輔が聖澤と付き合うことになってから別れるまでというのも原作通りなんですが、中島裕翔さんと新木優子さんとの雰囲気で、より切ない気持ちにさせられますし、玉井を演じた中村アンさんが大輔に説教をするシーンも、控え目でありながら、甲斐を守り抜こうという姿勢がはっきりと見て取れました。

恐らく玉井には自分でも気付いていない深層心理の中に、甲斐に対する想いが隠れていて、それがついつい大輔に対する説教として現れたのでしょう。

一方大輔と聖澤ですが、恐らく聖澤に大輔が話したとしても、聖澤はすぐには誰にも話さないと思います。

しかし彼女の性格からして絶対に偽弁護士をやめさせようとするでしょうし、それで2人の仲にヒビが入り、別れることになったとすると、聖澤は誰かに話してしまうかもしれません。

そうなると、大輔だけではなく、甲斐やファーム全体に責任が及び、この先甲斐が弁護士として働いていくことができなくなるかもしれませんし、ファームは確実につぶれてしまうでしょうね。

そういったことから、聖澤に嘘をついたままでいたくない大輔は別れを切り出したのでしょうが…

なんとなくシーズン1の時は嘘ついたまま付き合いそうな感じでしたが、ボストンへ行って真面目になったんでしょうか?

でもまあいずれ、ちゃんと付き合って自分は偽弁護士だと打ち明けそうではありますが……

そして今回は、上杉に対抗するために瀬川を味方に付けようとしていたハズなのに、待っても待っても上杉は出てこないまま終わっちゃったというね……上杉は最後までおとなしいままなんでしょうか?

おまけとして…ちなみに原作だと蟹江に当たるルイスは、今回のMEGUMIが演じる視察員・真野麻子に当たるシーラと恋人同士になり、婚約までするんですが、それはないんでしょうね。

次回はあらすじを見る限り、原作でのシーズン2の4話が元ネタになっているようです。これをどういう風に日本に置き換えて作り上げていくのか非常に楽しみです。

『SUITS/スーツ2』4話、あらすじ

甲斐(織田裕二)のもとに1枚の訴状案が届く。差し出し人は、甲斐とは何かと因縁深い弁護士・富樫文弘(髙嶋政宏)だった。

大輔(中島裕翔)は、秘密を抱えたまま真琴(新木優子)と交際することができず、彼女と別れた。

同じころ、大輔を貸してほしいと上杉(吉田鋼太郎)から指示された蟹江(小手伸也)だったが、見栄を張った結果、大輔は自分の案件を手伝っていると嘘をついてしまう。

辻褄を合わせるために、さっそく甲斐に大輔を借りたいと申し出る蟹江。甲斐は、大輔が真琴との別れから立ち直っていないことを知ると、失恋の傷は仕事で癒せ、と言って蟹江に貸し出すことに。

富樫の呼び出しに応じた甲斐は、『コースタル・モーターズ』訴訟の話を切り出される。それは、コースタルの自動車に乗っていた運転手が事故死した件だった。

遺族はボンネットの欠陥を疑っていたが、コースタルと代理人弁護士の甲斐は、欠陥はないと主張し勝訴していた。

ところが、実はコースタルの自動車には欠陥があり、一部関係者がそれを認識していたことを示す社内メモが見つかったと言うのだ。

富樫は、コースタルが重大な事実を隠蔽していたとして、損害賠償請求を行うと同時に、それに加担した甲斐も訴える、と言い放つ。

甲斐から報告を受けたチカ(鈴木保奈美)は、上杉がコースタルの神崎社長(伊藤正之)と親交があることに触れ、公になる前に事実確認をするよう甲斐に命じるが……。

引用:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/story/

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2020年4月15日現在、FODではフジ2018年版SUITS/スーツ、米オリジナルのSUITS/スーツ・シーズン1~7まで配信されています。

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