『SUITS/スーツ2』4話ネタバレ感想、疑惑のメモは中村アンの手に?

4話はオリジナルのシーズン2、4話が原作となっている物語で、甲斐に恨みがある富樫が登場する、自動車会社の案件がメインとなっています。

今回、甲斐と大輔はどんな風に活躍するのか?また大輔と聖澤はどうなっていくのか?

それでは、4話のあらすじ・ネタバレ感想、ゲストなど紹介していきます。

『SUITS/スーツ2』登場人物・キャスト

幸村・上杉法律事務所

甲斐正午 … 織田裕二
鈴木大輔 … 中島裕翔
幸村チカ … 鈴木保奈美
蟹江貢 … 小手伸也
聖澤真琴 … 新木優子
玉井伽耶子 … 中村アン
上杉一志 … 吉田鋼太郎

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『SUITS/スーツ2』1話ネタバレ感想、豪華ゲスト陣で11.1%
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第4話ゲスト

富樫文弘 / 髙嶋政宏

甲斐に恨みを持つ弁護士で、『コースタル・モーターズ』訴訟に関連して、社内の一部関係者が自動車に欠陥があったことを認識していたことを示す、コースタルの欠陥メモが見つかったと甲斐に告げ、甲斐も欠陥隠しに加担してたとして、訴訟を起こします。

神崎社長 / 伊藤正之

コースタル・モーターズ日本法人の社長で、上杉と親交があります。

小里周作 / 樋渡真司

おきらくイタリアンのマーケティング担当課長です。

吉岡達郎 / 勝矢

おきらくイタリアンの顧問弁護士です。

『SUITS/スーツ2』4話あらすじ・ネタバレ

ある日、上杉のオフィスを訪ね、ごまをすっている蟹江に、上杉は「鈴木先生を暫く私に付けてくれないか」と依頼します。

大輔は甲斐のお気に入りのため蟹江が言葉を濁していると、上杉は「君も、シニアパートナーである彼には意見できないということか。つらい立場だな」と告げます。

蟹江は「私が甲斐の顔色を伺っていると?」と言い、上杉に大輔をつけることを約束します。

さっそく甲斐に大輔を借りたいと蟹江が申し出ると、真琴との別れから立ち直っていない様子の大輔を見て「失恋の傷は仕事で癒せ、成長してこい。」と言い蟹江に貸し出すことに。

そんな甲斐の元に、甲斐とは何かと因縁のある、ミラノ帰りの弁護士・富樫文弘から1枚の訴状案内が届きました。

富樫の呼び出しに応じた甲斐は、コースタルの自動車に乗っていた運転手が事故死したという『コースタル・モーターズ』訴訟の話を切り出されます。

遺族はボンネットの欠陥を疑っていたが、コースタルと代理人弁護士の甲斐は「欠陥はない」と主張し勝訴していました。

ところが富樫は、実はコースタルの自動車には欠陥があり、一部関係者がそれを認識していたことを示す社内メモが見つかったと言うのです。

富樫は「コースタルが重大な事実を隠蔽してた、不法行為に基づく損害賠償請求を行う。隠蔽に加担した君のことも、訴える。もう、高いスーツは買えないだろうな。」と告げ去って行きました。

甲斐から報告を受けたチカは、上杉がコースタルの神崎社長と親交があることから、公になる前に事実確認をするよう甲斐に命じるのです。

ここからネタバレ。

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蟹江と大輔のタッグ

一方、大輔と蟹江は、自分好みのオリジナルパスタをオーダーできるという画期的なスタイルが人気の「わがままイタリアン」の類似店舗を訴える下見のため、「おきらくイタリアン」で食事をしていました。

その頃甲斐は、玉井にコースタルの欠陥メモを見せ「このメモに見覚えは?」と尋ねると、玉井は「疑われるなんて心外です。」と答えます。

「ご用命は?」と尋ねる玉井に、甲斐は莫大な資料の中から、当時のコースタルの欠陥メモを探せと命じるのでした。

甲斐がクビに

その後甲斐がコースタルの神崎社長と面会した際、神崎は甲斐に「富樫という弁護士は、君を強く恨んでるように思えた。今回の災いを持ち込んだのは君なんじゃないか?」と言い、甲斐の責任を追及します。

甲斐は「私のせいだとおっしゃるんなら、話は簡単です。クビにすればいい。」と告げると、神崎は甲斐にクビを言い渡すのでした。

ファームへ戻った甲斐から、コースタルの件を手伝うように求められた大輔は、玉井が莫大な資料の中からメモを探している保管庫へ行き「こんな時ににあれですけど、聖澤さんと別れました。」と告げます。

玉井は大輔に「それで良かったと思います。男の恋愛は新規保存で、女の恋愛はゴミ箱に消去。」と伝えるのです。

おきらくイタリアンとの初交渉

その後大輔が少し遅れて「おきらくイタリアン」との交渉の席に着くと、蟹江は「“わがままイタリアン”はあなた方を不正競争防止法で訴える。」と“おきらくイタリアン”に告げます。

そして、店舗の外観・店の看板・内容・メニュー・食器の色までパクっていると告げると、相手側のマーケティング担当課長・小里周作と吉岡達郎弁護士はパクりではなく、リスペクトでありオマージュだと反論します。

蟹江が「“わがままイタリアン”は様々なアイディアを提供している思い入れのある事業だ。」と告げると、吉岡弁護士は「簡単にマネされる仕事に価値なんてあるんでしょうか?」と言い放ちます。

その反論に憤慨した蟹江は「笑わせるのはやめたまえ。“おきらくイタリアン”のクソマズイパスタとは大違い、味も店構えも店員の面構えも、天と地の差だ。」と思わず自ら似ていないと主張してしまうのでした。

そんな中、上杉は甲斐のオフィスを訪ね「新たな顧客を一緒にやろう」と懐柔しようとするが、甲斐は断ってしまいます。

一方、メモ探しに疲れた玉井が外で一息入れていると、聖澤がやってきたため近くのカフェへ行き、マッチングアプリを勧め「この世界には、指先で捨て続けられるほど男がいる。それを知るだけで価値がある。」と告げると聖澤は「いいですね。」と答えました。

その日の夜、玉井が資料室でメモを探していると、甲斐がワインを手にやってきて「裁判で勝つために、遺族を傷つけた。もし結果が本当なら、俺は謝罪に行く。全ての真相を明かしたい。」と訴えます。

欠陥の新証言

その翌日大輔は、大原陽子という退職した社員が、品質管理の内部資料を作っていたということを掴み、「彼女が作っていたのは、事故を起こした車種が生産される前まで。彼女は丁度そのタイミングで雇用契約を打ち切られてるんです。」と伝えます。

その情報を元に、甲斐は陽子に面会してメモの件を訪ねると、陽子は「私は書いていません。口頭で伝えたんです。結果については対処するって言ったのに、既に生産された分にはなにもしなかった。」と訴えます。

そして「人が死んだ。あれからずっと引きずって生きてる。」と話すと、甲斐は報告した上司は誰かと訪ねます。

陽子は「上司は関係ない。隠蔽されたくなかったから、社長に直接話したんです。」と伝えるのでした。

甲斐が陽子の勤務先を出ると、富樫弁護士が待っていて「隠蔽としか言いようがない。君ほどの優秀な弁護士が見抜けなかったなどと、裁判官は信じないだろうな。」と告げ「これだけは分かる、君はピンチだ。」と告げ去って行くのです。

甲斐からの報告を受けたチカは、上杉に報告しようとするものの甲斐に止められます。

甲斐は「遺族に対し、十分な和解金を支払わせます。」と告げると、チカは「できるの?もう顧問弁護士じゃないのに。」と話します。

蟹江のやり方

その一方、“おきらくイタリアン”の件で裁きは司法と世論が下すと話す蟹江は、「わがままイタリアンの特集が人気番組で特集される。その放送終了のタイミングで、オタクへの訴訟をマスコミへリリースする。」と“おきらくイタリアン”の小坂課長と吉岡弁護士に告げます。

そして小坂に、「3年前、部長の席に空きが出た時、選ばれたのがあなたよりずっと若い者だった。」と伝えます。

続けて「次の部長は社外から採用することになったそうですが…。」と言い「会社を守ろうとするのもいい。でも私にはわかるんです。毎日一生懸命働いているのに、何度も何度も昇進を見送られるその痛みが…。」と告げます。

そして「毎日120%出すのは何のため?会社に虐げられるため?ボスのため悲しき中間管理職として、捨て駒になるのもいい。しかし、今なら反旗を翻すこともできる。」と訴えるのです。

すると小里課長は「パクリなんてみっともない。社長の指示だ、たとえ法に反しなくても、倫理に反してる。」と告げ「こんなビジネスは間違ってる。」と訴えるのでした。

そしてその様子を蟹江は全て録音していたのだ。

神崎社長への通告

一方甲斐はコースタルの神崎社長に会いに行き、大原陽子のことを告げると、社長は「私は対処した。」と話します。

甲斐は「あなたを信じたせいで正しいことをした彼女はクビを切られ、人が死に、そして俺は法廷で被害者を侮辱したんだ。」と訴えます。

更に「遺族に十分な謝罪と賠償金を。そうしないなら隠蔽を公表する。そうなれば、アメリカ本社は真っ先にあなたを切り捨てるでしょうね」と告げるのでした。

大輔と聖澤

その日の夜、朝までに次の交渉の準備をするようにと蟹江から命じられた大輔が資料を取りに行くと、聖澤のパソコンが点けっぱなしになっていたため、消そうとのぞき込みます。

そこに聖澤が帰って来て「見たんですね。」と言うと、パソコン画面にはマッチングアプリの自己PR画面が表示されていました。

大輔に「自己PRに悩んでて、結局自慢できること何もないし。」と話す聖澤に、大輔は聖澤の良い所を次から次へとと話し始めます。

続けて大輔は「“私のこと、よく見てくれる人を希望します。”“褒められると照れ隠しでムッとした顔になるよね。”とか、“お父さんに頼らずしっかり自分の足で立って偉いね。”とか。」と聖澤に伝えるのでした。

大輔の奇策

その翌朝、蟹江と大輔は上杉に、“おきらくイタリアン”が破産申し立てをすると聞かされます。破産されると賠償金が取れないと悔しがる蟹江。

そんな蟹江に大輔はまだ希望があると言い「おきらくイタリアンを買収するんです。出店条件もわがままイタリアンをパクってるワケですから、一気に規模を拡大できる。」と伝えます。

蟹江が一石三鳥だと告げると、大輔は蟹江に「攻め方は見事でした。あなたのことを尊敬します。」と話します。

蟹江、ボイスレコーダーを仕込む

その後蟹江は、大輔のファイルにボイスレコーダーを仕込み、甲斐の元へ帰すのです。

大輔が甲斐のオフィスへ入ると、甲斐は「俺たちの隠し事を知ったら、蟹江は上杉につく。」と話します。

その時富樫弁護士がやってきて「神崎社長から、賠償金を払う旨の連絡をもらった。もちろん謝罪も。」と言い「ご遺族は、和解を受け入れるそうだ。」と告げます。

続けて富樫は「君は事実を知りながら、被害者と、その遺族を法廷で侮辱した。まだ隠蔽を続けるのならそれもいい。法廷でやり合おう。」と告げ、帰っていくのです。

その後、蟹江は回収したボイスれコーダーに録音されていた「俺たちの隠し事を知ったら蟹江は 上杉につく。」という甲斐の会話を聞いていたのです。

上杉、訴訟を知る

一方チカのオフィスでは、甲斐が「コールスタールが遺族と和解しました。」と伝えます。しかし、甲斐を恨んでいる富樫は、甲斐が隠蔽しているという訴えを取り下げる気はないと話していました。

そこへ上杉が突然入って来て「訴えられてることを、君たちは私に隠していたのか?」と言い「君たちは、私のことを嫌うあまり、目先のことにとらわれ過ぎてるんじゃないのか?その結果、ファームを危険にさらせてるんだぞ。」と訴えます。

チカは「私があなたを信じていないの。」と告げるも、上杉は「狙われてるのはわれわれ全員だ。私も共に戦わせてもらう。」と言い「メモなど知らないと堂々と主張すればいい。」と告げるのでした。

玉井のピンチ

そんな中、資料の中からメモを探していた玉井の顔色が非常に悪いことが気になった聖澤は玉井に「どうしたんですか?」と声を掛けます。

玉井は聖澤に「何か、気分が悪くて…。お水持ってきてもらえると。」と告げると、聖澤は「分かりました。」と水を取りに出ていきます。

その時玉井の手には、玉井のサインと受領印が押してある、コースタルの欠陥メモがあったのです…

『SUITS/スーツ2』4話、まとめ・感想

前回3話までの間が空き過ぎたせいか、毎週月曜日にSUITS/スーツ2を見る習慣が視聴者になくなっちゃったんじゃないかとも思いましたが、少しずつ(とは言っても0.4%ですが)視聴率を戻してきました。

4話ストーリー

今回はなんと言っても一番の目玉は「コースタルの欠陥メモ」の行方で、それをずっと探している玉井がフィーチャーされる回となっていました。

その過程で大輔に壁ドンされたり、聖澤にマッチングアプリを勧めたりと、これまで玉井は、原作のドナに比べると地味な感じを受けていましたので、このくらい出番があった方がちょうど良いですね。

でも坂口涼太郎君が来た時に、なぜ玉井と大輔があんな誤魔化し方をしたのかがイマイチ理解できていませんが…

今回見て感じたのは、このドラマはそれぞれのキャラクターがしっかりと主張をするようにエピソードを積み重ねていった方が面白くなると思われます。

特に今回のストーリーは、単に原作をなぞっただけのような進み方の上、急に富樫が出てきたと思ったら、因縁の相手と言われても、どんな因縁があったかくらい触り程度でも描いてあれば良かったのでは?とも感じましたし、もう少し全体的に丁寧に作り込んで欲しかったですね。

ただ、蟹江側の案件については、やらかしちゃう所や、実は切れ者だということも含め、蟹江らしさが上手く描かれていて、メインストーリーよりも面白かったです。

恋愛パート

一方、恋愛パートについては、大輔が聖澤への想いを告白するためのシーンなんだろうな?としても、聖澤がマッチングアプリ登録で悩む必要はあったのかな?と。弁護士事務所で働いているということと、大輔が言う通り写真が出たら申し込み殺到すると思いますね。

大輔が聖澤への想いを告げるなら、普通に聖澤が落ち込んでいる時に、今回のようなセリフで励ました方がいいんじゃないかなと…

最後に、今回のラストで、予定通りに玉井の受け取り押印済の「コースタルの欠陥メモ」が出てきましたが、次週、玉井を甲斐が守り切るのか?それとも玉井はクビになってしまうのか?従業員のクビを切るのが難しい日本らしいストーリーになるのか?などどんな展開に持っていくのかを期待して待ちたいと思います。

次回はあらすじを見る限り、本家シーズン2の5話が原作となっているようですが、これをこのまま描くのか、日本流に描くのか?それともオリジナリティを出してくるのかが楽しみです。

『SUITS/スーツ2』5話、あらすじ

過去の勝利は、隠蔽によるものだったのか――?

甲斐(織田裕二)は、『コースタル・モーターズ』の自動車に乗っていた運転手が事故死した裁判で勝訴したものの、同社の自動車に欠陥があったことを示す社内メモが見つかったことで窮地に立たされる。

甲斐自身はメモの存在すら知らなかったが、甲斐に対して強烈な敵がい心を抱く弁護士・富樫(髙嶋政宏)は、事実を隠蔽し、被害者とその遺族を法廷で侮辱した甲斐を徹底的に追及すると宣言する。

この件を知った上杉(吉田鋼太郎)は、いまこそ団結して事務所を守るべきだと主張し、甲斐のために優秀な弁護士・副島絵美里(清水ミチコ)を連れてくる。

だが、早急且つ、秘密裏に和解を進めるべきだと提案する副島に、反発する甲斐。チカ(鈴木保奈美)は、そんな甲斐を制して副島を雇うことに。

一方、甲斐の秘書・玉井(中村アン)は、コースタル訴訟の資料の中から問題になっている社内メモを発見する。

そこには玉井のサインもあった。思いつめた表情でシュレッダーの前に立つ玉井のもとへやってきた大輔(中島裕翔)は、彼女が持っていたファイルに違和感を抱き……。

そんな折、プロモーターの星川卓郎(田中要次)が、天才テニス少年と噂される高山雄哉(髙橋優斗)を伴って甲斐を訪ねてくる。

雄哉は、プロ入りに反対する父親と、法的に親子の縁を切りたいのだという。甲斐は、この案件を大輔に任せることにするが……。

引用:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/story/

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