「SUITS / スーツ2」第5話の視聴率は4話と同じ8.7%と横ばいでした。前回の玉井が見つけたメモの行方が気になった人が多かったのでしょうか?
さて、今回そのメモの行方はどうなるのでしょうか?それでは早速「SUITS / スーツ2」第5話のあらすじやネタバレ感想などを紹介していきます。
『SUITS/スーツ2』登場人物・キャスト
幸村・上杉法律事務所
鈴木大輔 … 中島裕翔
幸村チカ … 鈴木保奈美
蟹江貢 … 小手伸也
聖澤真琴 … 新木優子
玉井伽耶子 … 中村アン
上杉一志 … 吉田鋼太郎
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第5話ゲスト
副島絵美里 / 清水ミチコ
甲斐がコースタルの欠陥メモの件で訴えられたため、上杉が連れてきた弁護士です。チカに正直さを認められ案件を依頼します。
星川卓郎 / 田中要次
テニスのプロモーターで、高山雄哉がプロ契約を望み、父親と法的に縁を切りたいと希望しているため、雄哉と共にその案件を甲斐に依頼しに訪ねて来ました。
高山雄哉 / 髙橋優斗
16歳の天才テニスプレーヤーで、自分の身体能力のピークが今なので、今すぐプロになりたいがため、プロ入りに反対する父親と法的に縁を切りたいと甲斐に依頼します。
高山健吾 / 高橋努
雄哉の父親で、プロは危険な誘惑も多く故障なんかしたら一生を棒に振ることになるということから、プロ入りを反対しています。雄哉に感情が高ぶると自分を押さえられないと言われています。
手島麻衣 / 須藤理彩
コースタルの欠陥メモの件で訴訟を起こした原告で、幸村・上杉事務所に損害賠償などを求めています。亡くなった夫がつくった更生施設の倉庫を運営しています。
『SUITS/スーツ2』5話あらすじ・ネタバレ
5話あらすじ
甲斐が富樫から、コースタルの欠陥メモの件で訴訟を起こされたことを知った上杉は、いまこそ団結して事務所を守るべきだと主張し、甲斐のために優秀な弁護士・副島絵美里を連れてきました。
副島弁護士は、メモがないことを証明することは難しいため、この件は秘密裏に早急に和解をすべきと主張します。
甲斐は潔白を主張し、遺族に会って訴えを取り下げてもらうと主張するが、副島は「あなたは法廷で被害者をこき下ろした当事者。遺族を傷つけたあなたが会いに行くなど火に油。」だと告げ、やはり早急に和解の働きかけをすべきと主張します。
甲斐はそんな副島に反発するものの、副島の正直さを信じたチカは、甲斐を制して副島を雇うことにし、甲斐におとなしくしているように命じたのです。
一方、甲斐の秘書・玉井は、自分の受領印の入ったコースタルの欠陥メモを破棄しようかどうしようかと、思いつめた表情でシュレッダーの前に立っていると、大輔がやってきたため、玉井はその場を離れるのでした。
天才テニス少年、高山の案件
そんな折、プロモーターの星川卓郎が、天才テニス少年の高山雄哉を伴って甲斐を訪ねてきます。
雄哉は自分の身体能力のピークは今だと言い、プロ入りを絶対に認めない父親と、法的に親子の縁を切りたいと訴えます。
そこで甲斐は、この案件を大輔に任せることにし、自分は遺族の経営する更生施設の会社に行き、訴えを取り下げてもらおうとするのでした。
ここからネタバレ。
『SUITS/スーツ2』5話、まとめ・感想
今回は全体的に4話よりは良い出来でしたし、展開も面白くあっという間に見終えることができました。
原作の劣化版?
4話よりはストーリー構成もしっかりしていましたし、テンポも良かったものの、最後の詰めが甘く原作の劣化版になってしまったように感じます。
大筋のストーリーは良いですし、甲斐が寄付をしていたと言うのも、向こうから気付いて、「どうしてあなたはそれに気付けなかったんですか?」という風に原告側の手島麻衣が甲斐の話しを信じる様子も見せたのに、結局は和解条件に弁護士資格のはく奪を要求され、そこからなんの前触れもないまま、チカは甲斐を処分せずに、玉井だけ処分してしまいました。
オリジナル
オリジナルストーリーだと、ハービー(甲斐)を守るために、あくまで和解を主張するアリソン(副島弁護士)をジェシカ(チカ)が解任して戦うことを選び、事務所に不利益をもたらしたためにドナ(玉井)を解雇したという内容なのに、そこの部分がスッポリと抜けてしまっているので、視聴者は、副島弁護士が、相手から5億の損害賠償と、甲斐の弁護士資格はく奪という条件を提示された段階のハズなのに、なぜ玉井だけが解雇となり、甲斐はそれを見送っただけだったのかが疑問だったのではないでしょうか?(甲斐の父親がサックスプレイヤーだという設定まで同じにしたのに…)
全体的には
その他の部分のストーリー、特に大輔側のストーリーや、今回はここでは書いていませんが、蟹江と聖澤のストーリー(猫が亡くなって、大輔からもらった雄哉のサインボールを蟹江にプレゼントするところなど)、そして副島弁護士が条件を持ってくるまでの内容が良かっただけに、肝心な部分が抜けて非常に残念に感じました。
もしかしたら次回でその部分の種明かしをするのかも知れませんが、今回でまとめた方が見ている方としては理解しやすいですよね。
まあ確かに本家のSUITSが好きな人だったら、日本版のSUITS/スーツ2はテンポやスピード感、音楽など残念に思う人もいるでしょうが、この作品は本家の雰囲気を残しつつ、日本風にしっかりと作り変えられているので好きで見ていますが、ホントにこの部分だけが残念です。
次回
さて次回は、ギャンブルで負けて紙ナプキンに書いた約束で会社を乗っ取られるという内容ですので、シーズン2の6話が原作です。
3話に復活してからからずっと原作とほぼ同じ内容と進行で物語が続いていますね。これも新型コロナウイルスの影響なのでしょうか?
ところで、スーツ2になってから、なにかと坂口涼太郎君演じるアソシエイトの八木田健太郎が登場するなと思っていましたが、彼は原作のハロルド・ガンダーソンに当たる役柄なんですね。今更ながらですが理解しました。
ってことであれば、これからも蟹江にこき使われますね。
『SUITS/スーツ2』6話、あらすじ
かけがえのない秘書・玉井(中村アン)を失い、喪失感にかられる甲斐(織田裕二)。
ある日、クライアントである碓氷ジュエリー社長の碓氷秀明(博多華丸)に会いに、大輔(中島裕翔)を連れてマカオのカジノを訪れる。
碓氷はギャンブル依存症だったが、ここ数年は賭け事を断っていた。だが、甲斐の心配をよそに、カジノのVIPルームでポーカーに興じていた碓氷は、1回の勝負に300万ドル以上も賭けた挙句負けてしまう…。
しかも碓氷は、日本人の元会社社長・城田悟志(三浦誠己)から、碓氷ジュエリーの全株式を担保にすることを紙ナプキンに書いて、300万ドルもの金を借りていたのだ。
碓氷は城田に、その一瞬で会社の全てを奪われてしまう。
一方、真琴(新木優子)と蟹江(小手伸也)は、とあるバレエ団の公演で偶然一緒になる。
公演後、バレエ団の演出家・里中栄一郎(吉澤健)が、劇場スタッフともめているのを目撃する蟹江たち。
里中は、劇場の稽古場の設備不良が原因で、バレエ団のダンサーがケガをした、と怒っていた。
里中の大ファンだった蟹江は、劇場側との交渉の代理人に名乗りを上げると、その案件を真琴に任せることにする。
そんな折、チカ(鈴木保奈美)のもとに、旧友でもある関東弁護士会副会長の羽鳥亜美(堀内敬子)から電話が入る。
羽鳥は、『コースタル・モーターズ』訴訟の件で、甲斐が賠償金と弁護士資格のはく奪を和解条件として提示されていることを問題視していて……。
碓氷に借りがあった甲斐は、帰国後すぐに城田と彼の代理人弁護士・安斎芳樹(加藤啓)に会いに行く。奪われたら、奪い返す。甲斐の逆襲が始まろうとしていた。
引用:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/story/
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2020年8月11日現在、FODではフジ2018年版SUITS/スーツ、米オリジナルのSUITS/スーツ・シーズン1~8まで配信されています。
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