6話はカジノとバレエの物語と、今シーズンの中で箸休め的なストーリーでしたが、今回の7話から再び上杉 VS. チカ&甲斐の対決が再開します。
ひとまず「コースタル・モーターズ」訴訟により甲斐が弁護士資格をはく奪されることになるのかどうかですが…。それでは『SUITS/スーツ2』7話、あらすじネタバレ感想などを紹介していきます。
『SUITS/スーツ2』登場人物・キャスト
幸村・上杉法律事務所
鈴木大輔 … 中島裕翔
幸村チカ … 鈴木保奈美
蟹江貢 … 小手伸也
聖澤真琴 … 新木優子
玉井伽耶子 … 中村アン
上杉一志 … 吉田鋼太郎
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第7話ゲスト
富樫文弘 / 髙嶋政宏
甲斐に恨みを持つ弁護士で、『コースタル・モーターズ』訴訟の欠陥メモで甲斐を訴え、賠償金5億円と弁護士資格のはく奪を求めます。裁判前の和解交渉で甲斐を母親のことで挑発し、胸倉を掴まれます。
『SUITS/スーツ2』7話あらすじ・ネタバレ
7話あらすじ
チカと甲斐は副島を解任し裁判で争うことを決意したため『コースタル・モーターズ』訴訟で敗れると、甲斐に課せられるのは賠償金5億円と弁護士資格のはく奪となります。
本格的に裁判となる前に、甲斐とチカの2人は甲斐を訴えた弁護士・富樫を呼び、和解の可能性を探るのです。
しかし富樫は、『コースタル・モーターズ』訴訟で、甲斐が重要な証拠となるはずだった社内メモを隠蔽したのは明らかだとして、和解交渉の余地はないと自身の態度は変えません。
さらに富樫は、甲斐にとって触れられたくない母親のことまで侮辱して挑発したため、甲斐は、思わず富樫の胸倉を掴みかかるのです。
和解の道が閉ざされ法廷で争うこととなり、チカは甲斐の代理人として法廷で富樫と戦う決意を新たにします。
しかし事態を重く受け止めた上杉は「所員たちが甲斐先生を疑ってるんだ。そこでだ、無実を証明し、裁判に本当に勝てるのか?そのことをみんなに見せてもらいたいんだ。」と言い出します。
そしてその上で裁判で戦うか、和解に応じるかの最後の審判をシニアパートナーによる投票で決めようと言うのでした。
模擬裁判
模擬裁判をやることになったため、チカは「やるなら、卑劣な富樫役が必要ね。」と口にし、富樫役に甲斐を嫌っている蟹江を選んだのです。
『幸村・上杉法律事務所』で行われる模擬裁判で甲斐の敵側として直接対決することになった蟹江は、さっそく大輔に仲間になるよう声をかけます。
しかし甲斐の力になりたいためこれを拒む大輔でしたが、甲斐は責め技に乏しい蟹江に不足する力を補うため、大輔に蟹江のチームに加わるよう命じたのです。
そんな中、甲斐は、玉井に会いに行き、証言をして欲しいと頼みますが、玉井は「私は戦ってもらえず、解雇されました。」と言い、「もう『幸村・上杉法律事務所』のことは忘れました。私は黙秘権を行使します。」と告げ、甲斐の申し出を拒絶するのです。
同じ頃甲斐との対決に向けて準備を進めていた大輔は、真琴の言葉からヒントを得て、ある秘策を思いつくのです。
ここからネタバレ。
『SUITS/スーツ2』7話、まとめ・感想
今回は、ここ数話の中では一番良い仕上がりだったように思います。
甲斐は原作と違い富樫を殴らなかったし、模擬裁判での甲斐の答弁や蟹江の尋問なども、それぞれ日本版のキャラクターとして、キャラクター通りの行動していました。
模擬裁判の違和感について
ただ普段アメドラのリーガルモノを見たことがない人でしたら、今回のこの模擬裁判に違和感を感じる人が多いでしょう。
日本の裁判だと、証拠に基づいて事実を積み上げていくのに対し、アメリカの裁判だと甲斐は本当にメモを知っていたのか、知らなかったのかは、はっきりとした証拠がない限りあまり重要ではなく、陪審員にどう思わせるのかの方が重要になってきます。
そのため今回の模擬裁判のように、第三者に対する心象が重要視されてくるワケです。
その心象で勝敗が決まるという部分を、今回「甲斐が無罪かどうかを所員に納得させるため」という理由で模擬裁判を開催したという理由は十分納得できるものです。
それでも実際に日本で裁判になったとしたら、ズルそうに見えるからといって有罪になったり、人が好さそうで本当は優しい人だからと言って無罪が決定したりするワケではないんですけど…
小手伸也さんが凄い
ただ今回、蟹江が甲斐やチカ、玉井を証人尋問するシーンは素晴らしかったですね。今回の蟹江を見て小手伸也さんて上手いなあ!と改めて思いました。
特に玉井を尋問するシーンから、最後に甲斐に対して「悪いのはだれだ!? あの美しい玉井君が、嫌な思いをしたのも…。 君のせいだろ!私じゃない!」と詰め寄るシーンは圧巻でした。
しかし、せっかく模擬裁判をしたというのに、結局富樫を脅して和解してしまったというのは、原作通りとは言え、ちょっと物足りなかったですね。
できれば裁判で、富樫をコテンパンにやっつけて欲しかったんですけど、この和解も伏線なのでしょうがないですね。
次回
さて、次回はオリジナルの8話同様に、上杉がファームから追い出される頃の思い出を大輔の当時と共に振り返る物語となるようです。
ということでそれに関連して磯村勇斗さんと今田美桜さんが登場するようなので、現在の2人ではなく、過去にあった出来事として登場することになるようです。
そして次回は「私の家政夫ナギサさん」で、ナギサさんの過去に関係する女性・箸尾役を務めた松本若菜さんも登場するようですが、このドラマでも過去に関係のある女性を演じることになるようです。
『SUITS/スーツ2』8話、あらすじ/h2>
『幸村・上杉法律事務所』の熾烈なトップ争いが本格化!
甲斐(織田裕二)が訴えられた『コースタル・モーターズ』訴訟の件は、和解を進めることで一応の決着をみる。だが上杉(吉田鋼太郎)は、今回の一件におけるチカ(鈴木保奈美)の手腕に疑問を投げかけ、シニアパートナー会議を招集して、チカと自分のどちらがファームのトップに立つべきか投票によって決めたいと提案する。
甲斐は、大輔(中島裕翔)を東京駅まで呼び出し、上杉が休職したときと同じタイミングでファームを辞めたアソシエイトの尾形万智子(松本若菜)を探し出すよう命じる。「形勢逆転を狙う」甲斐は、このことをチカには伝えないよう念を押すと、どこかへ旅立っていき……。
数年前――まだシニアアソシエイトだった甲斐は、チカから協力を求められる。ファーム内で横領している人物を突き止めたい、というのだ。甲斐は、ジュニアパートナーへの昇格を交換条件にして、秘書の玉井(中村アン)とともに犯人探しを始める。
一方、その当時の大輔は、トラブルメーカーでもある悪友の谷元遊星(磯村勇斗)と一緒に暮らしながら、メッセンジャーの仕事をしていた。遊星の妹・砂里(今田美桜)は、そんな大輔のことを何かと心配していた。 ある日、遊星は、会わせたい女性がいる、といって大輔を飲みに誘った。そこにやってきたのは、大輔の元恋人・黒崎怜(吉谷彩子)と、怜の友人の矢代千夏(堀田真由)だった。
横領した人物を追っていた甲斐たちは、口座を管理していた万智子のパソコンから情報を得て、ファームの金が蟹江(小手伸也)に流れていることを知るが……。
明らかになる甲斐と大輔の過去――。そして、ファームが隠し続けてきた、過去の真相がついに明らかに!
引用:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/story/
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2020年8月25日現在、FODではフジ2018年版SUITS/スーツ、米オリジナルのSUITS/スーツ・シーズン1~8まで配信されています。
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