香坂朱里が射殺されていた現場へ駆けつけてきたSATを、井沢が次々と次々と倒し出て行くと、小田切から「止めて」と告げられた山内は威嚇射撃をして止めようとしますが、暴走した井沢はそれを無視して歩き続けます。
山内は叫び声を上げながら、井沢に狙いを定めますが、その時拳銃で井沢を狙っている門田の姿が目に入ったため山内は門田を撃つのでした。
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ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』10話あらすじ
東京サミットを狙ったテロは未然に防がれた。だがその最中、テロに関与していると思われた香坂(水野美紀)が射殺される。
銃声を聞いて駆けつけたSATは、拳銃を持って香坂の遺体の前に佇む井沢を拘束しようした。井沢は、SATや駆けつけた山内(横山裕)を倒し、立ち去ろうとする。
そんな井沢に銃を向け、撃つ山内――。
取り調べを受けた曽根崎は、テロへの関与を完全に否定した。一方、警視庁の上層部は、すべての責任を死亡した香坂に押し付け、ミハンも解体の危機に。
ミハンルームにガサ入れが入り、取り調べを受ける面々。
そんな矢先、小田切(本田翼)の交際相手・篠田(高杉真宙)が何者かに撃たれるという事件が起きる。
小田切は、篠田が自分を撮影した写真を見て、同じ人物が映り込んでいることに気づく。それは今回のテロに関わっていたクラッカーの諏訪樹生(松尾諭)だった。
篠田は、ミハンに関わったから事件に巻き込まれたのか――!? 責任を感じる小田切。
香坂の死を無駄にしないため、真犯人を捕まえるため、立ち上がるミハンチーム。
そんな中、香坂が殺されたことで、加賀美がようやく重たい口を開き始める。
26年前に起きた映画館の毒ガス事件で救った一人の少年の話を――。
それぞれに想いを抱えながら、真犯人を突き止めるためミハンチームが動き始める。その先には何が待っているのか!? ついにクライマックスへ――。
引用:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/story/index09.html
登場人物・キャスト
山内徹 … 横山裕
小田切唯 … 本田翼
香坂朱里 … 水野美紀
吉岡拓海 … 森永悠希
加賀美聡介 … 柄本明
北見俊哉 … 上杉柊平
曽根崎正人 … 浜田学
早川誠二 … マギー
門田駿 … 粗品(霜降り明星)
篠田浩輝 … 高杉真宙
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9話ゲスト
諏訪樹生 / 松尾諭
加賀美も認める凄腕のクラッカーで、これまで篠田が小田切を撮影した写真に写りこんでいました。テロ計画を阻止されてからは姿を消していました。
『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 10話ネタバレ
腕を撃たれた門田がその場から逃走したため、山内はミハンの本部車両に門田が逃走したことを告げ、井沢の後を追いかけたのです。
知らせを受けた吉岡が門田の逃走ルートを先回りし、トンネルの出口で待ち伏せして、逃げてきた門田を逮捕しました。
一方曽根崎は「井沢はどこへ消えた?見つけ次第射殺しろ、井沢を殺せ!」とトランシーバーで捜査員に告げながら、ミハンルームへ入ろうとしていたところ、井沢が現れたのです。
井沢は曽根崎に「なぜだ、なぜ殺した?香坂朱里を!」と告げ、曽根崎をミハンルームの中へ引き入れ、殴り続けるのです。
そこへ山内がやってきて、井沢を止めようとするものの、井沢は無視して曽根崎を殴り続けたため、山内は銃を抜き、井沢へ向けます。
井沢が山内の前に歩み寄ってくると、後ろから曽根崎が井沢へ向けて銃を構えたため、山内は曽根崎に「銃を下ろせ!あなたを逮捕する。あなたは門田に命じて、井沢さんを射殺しようとした。」と告げるのでした。
『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 10話まとめ・感想
ようやく10話になり、香坂の弟が篠田であるということ、曽根崎が門田に井沢の殺害を命じたことなどが判明しました。
前回「絶対零度9話」の考察で、篠田はテロとつながっていないのでは?と書きましたが、今回の話からすると、篠田こそテロの真犯人で、諏訪と篠田の殺し合いで諏訪が死に、篠田が銃で撃たれて重体になったという流れになってきていますね。
テロ事件で死にかけた篠田が、いくら大事件がないとそれに対応する法律が作られないと言っても、まさか実際にテロ事件を起こすとは考えられませんでした。
また犯罪をなくしたいと願う水島=篠田が、罪を逃れた犯罪者を自らの手で裁いて犯罪者となり、その罪を逃れているというのも、矛盾ですよね。
ミハンの法整備が済んだら、自らの手で自分を裁くつもりなんでしょうか?
そして香坂の殺害についてですが、予告からも篠田が犯人で決定ということですが、仕置き人である篠田が罪を犯していない香坂を殺害するというのが、理屈に合わない気がするんですが…
しかし、仮に犯罪を憎むあまりミハンの法制化を篠田が誰よりも願っていたとすると、その邪魔となる人物なら誰でも殺害した可能性もありますし、予告で篠田が行っていた「僕だよ、僕が殺した。」という言葉には、ミハンの法制化の邪魔になるテストケースゼロ号の冤罪事件が表に出ることを恐れ、宇佐美が現れる前に既に井沢の妻と娘を殺害していたというラストも考えられます。(…ただ「僕が殺した」と言うのは、町田やその他多くの罪を逃れた行方不明者のことを言っているのかもしれません。)
そして暴走した井沢が篠田を射殺しようとするものの、井沢を想う多くの声が頭をよぎり、射殺を断念して篠田を逮捕するという流れなのではないでしょうか?
それとどうやら篠田がもう一つ爆弾を持っているようなのですが、ここまで来てまたテロ事件を起こすことに何の意味があるのでしょうか?
ミハンを法制化して犯罪をなくすためにテロを行うハズなのに、ここでテロを企ててもミハンシステム自体が関係なくなりそうなんですけど…
さらに篠田が香坂の弟だと判明した今、姉弟揃ってテロを計画し、ミハンを法制化に導こうとしてたとなると、逆にミハンの廃止にもなりかねないと感じるのですが…
ただ、未来に起きる犯罪をAIが防ぐという設定でありながら、AIが前に出ずに人の捜査によって事件が解決するという構図自体は面白かったので、ラスト1話も楽しみに待ちたいと思います。
あっ、そうそう、最終回は曽根崎の悪事も暴かれて、更迭されるというエピソードにも期待します。
『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 11話あらすじ
井沢(沢村一樹)たちは、テロ計画の黒幕と思われた水島歩の正体が篠田(高杉真宙)だったことに気づく。
そのとき、ミハンが加賀美(柄本明)を危険人物として検知した。
26年前、映画館で起きた神経ガステロの際に、犯人の息子である歩を救った加賀美は、彼にミハンのことを話していた。
加害者家族ゆえに激しいバッシングに遭いながら生きてきた歩は、ミハンに強くひかれ、この世から犯罪をなくしたいという思いに囚われて暴走したのだ。
加賀美がミハンに志願したのも、そんな歩を自らの手で葬るためだった――。
加賀美は、拳銃を手に、篠田が入院している病院へと向かっていた。
井沢と吉岡が、加賀美を止めるために駆けつけるが――。
山内(横山裕)は、クラッカーの諏訪(松尾諭)が刺殺されていた篠田のアジトで捜査一課の早川(マギー)らに合流する。
そこで早川は、諏訪が篠田を拳銃で撃ったものの反撃にあって刺殺されたこと、そして小田切(本田翼)の骨伝導ベルトに精巧な盗聴器が仕掛けられていたことを山内に告げる。
無線で香坂(水野美紀)を呼び出し、射殺したのも篠田だった。小田切は監察官から聴取を受ける。香坂の死で自分を責めていた小田切は、警察を辞める決意をする。
そんな折、ミハンが篠田を危険人物として探知する。篠田は、元傭兵の里谷(高岩成二)と行動を共にしていた。
篠田がまだ爆弾を所持していることを知った井沢たちは、すべてを終わらせるために動き出す――。
井沢と篠田が対峙したとき、一体何が起こるのか――!?
引用:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/story/
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