今回は自分のいる場所に迷っている新入社員の井出がメインの回です。自分がいる場所に迷っている井出に春子はどんな手段で手を差し伸べるのでしょうか。
引用:ハケンの品格|日本テレビ
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『ハケンの品格』 4話あらすじ
自宅のゴミを会社でこっそり捨てようとする井手(杉野遥亮)の世間知らずぶりに、困惑する一同。
大前春子(篠原涼子)は注意するが、宇野部長(塚地武雅)から「新入社員の教育は社員の役目」だと釘を刺される。
実は井手は、S&F社との最重要取引先、「テイスト・オブ・ライフ」創業者、女社長の美香(キムラ緑子)の三男で、コネ入社の上、特に贔屓にされていたのだ。
そんな中、井手と三田(中村海人)は初めての営業で、配ってはいけない回収品のサンプルを持って回ってしまう。その失態を知った井手は姿を消してしまいー。
運悪くその時、井手の母、美香が息子の働く様子を見学に来る。出迎える里中(小泉孝太郎)と東海林(大泉洋)は、井手が見つかるまでの時間伸ばしに必死に。
ついに春子が、井手を見つけるが、そこはなんと冷蔵倉庫。井手は責任を感じて回収品の整理をしていたのだ。
ところが、突然停電が起き、極寒の中、2人揃って冷蔵倉庫に閉じ込められてしまう!この大ピンチに春子はー。
引用:https://www.ntv.co.jp/haken2020/story/04.html
登場人物・キャスト
里中賢介 … 小泉孝太郎
浅野務 … 勝地涼
井出裕太郎 … 杉野遥亮
福岡亜紀 … 吉谷彩子
千葉小夏 … 山本舞香
三田貴士 … 中村海人
近耕作 … 上地雄輔
宇野一平 … 塚地武雅
東海林武 … 大泉洋
宮部蓮三 … 伊東四朗
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4話ゲスト
井出美香 / キムラ緑子
S&F社の最重要取引先「テイスト・オブ・ライフ」創業者の女社長で、井出裕太郎の母親です。商談後、息子が働く姿を見るためS&F社へ来ました。
『ハケンの品格』 4話ネタバレ
一人暮らしを始めた新入社員の井出は、ゴミの分別の仕方が分からないため、近所の人に怒られそうだという理由で、ゴミを全て会社に持ってきて捨てていました。
春子は燃えるゴミに包丁を捨ててあるのを見て、ゴミ箱から包丁を取り出し、井出に包丁を突きつけ「これは燃えません!会社は、あなたの家ではありません。親の顔が見てみたい。」と注意するのです。
宇野部長の指示
すると部長の宇野一平が「たかがゴミの1つや2つで派遣が社員をパワハラするな!うちの新入社員の教育は、我々社員の役目だ。あんたは関係ないんだから、今後一切口出しするな。」と命令します。
春子は「承知しました。では今後、新入社員には一切かかわりません。」と告げ、自分の業務へと戻るのでした。
しかし現在新入社員の2人の作業が、春子がいないとできない作業だったため、宇野部長は「あのさ…。やっぱり、業務上…、最低限のことは関わってもらえるかな?」とお願いするものの、春子は無言で資料を仕上げ、宇野部長に渡すのでした。
その後も井出のミスを次々に指摘する春子に宇野部長が文句を言おうとすると、春子は「業務上最小限のミスを指摘したまでですが、何か?」と言い「新入社員の教育は社員の役目、派遣は口をだすな…、とおっしゃりたいなら、きちんと教育をお願いします。非常識な新入社員は、使えない社員よりも迷惑極まりないので。」と話すのでした。
井出の正体
あまりにも宇野部長が井出に気を使いすぎるため、他の社員が宇野に尋ねると「井出はな、ウチの最重要取引先、テイスト・オブ・ライフの、創業者の女社長の三男坊だ。」と答えるのでした。
『ハケンの品格』 4話まとめ・感想
今回の4話は、ダメな新入社員がダメではあるけど、そこまでダメではないという、割とありがちなストーリーでした。
どちらかというとストーリー全体よりも、登場人物のセリフのやり取りで面白さを出していた回だったように感じました。
撮影時期としては恐らく新型コロナウイルス騒ぎ前だったのか、里中課長の戻りが4月30日になっており、ちょうど新入社員も自分の状況などに疑問を持つ頃でしょうから、その時期に放送されたら、もっと共感を得やすかったのではないか?と思います。
ただ今年は異常事態ですから、新入社員も自分の進路にまだ疑問を持つ余裕もないかもしれません。
そんな中、同一労働・同一賃金の実態なども物語内で描かれており、現時点では同一労働・同一賃金で誰が得をするのかがイマイチよくわかりにくくなっているような気がします。
結局良心的な会社であれば、派遣社員の分の負担を受けて給料が上がるところもあれば、同一労働・同一賃金を旗印に社員の賃金を下げる動きに出るところもあるかもしれません。結局全ては会社の在り方次第で労働者自身で決定できることは少ないでしょう。
そういった意味では、個人個人が自分の価値を決めていくために自分自身を磨き続けなければならないし、その価値に基づいた賃金が支払われる社会じゃないと同一労働・同一賃金は意味をなさないのではないかと感じさせられました。
という、難しい話は置いといて、今回は物語全体のストーリーよりも、登場人物個人個人のセリフのやり取りが比較的に面白かった回でした。
シュレッダーにネクタイを挟むとか「お気に入りのネクタイ」だからもったいなくて切れないだとか、「浅野!?何で浅野なんだ?」の時の「僕は生まれた時から浅野ですけど。」とか普通絶対にこんなのありえないだろうというやり取りがたまらなかったですね。
そしてやはり、なんと言っても春子と東海林のやり取りは絶品で、次回からは東海林が本社に復帰することで益々面白くなりそうです。
ただ、残念なのは放送されたのが7月で、物語の時期が過ぎているというのがあるのかもしれませんが、ストーリー自体がイマイチぼやけて起承転結がはっきりしていなかったように感じさせられたことです。
特に、今回は春子の特別な技術(東京消防庁の要救助者コードやSOSのモールス信号くらいしかなかった…)が披露されることがなかったことが大きいのでは?と感じます。
さらにもっと言えば、せっかくゲストがキムラ緑子さんなんですから、もっとちゃんと意味のある登場人物として使ってほしかったですね。なんだかキムラ緑子さんの無駄遣いでした。
『ハケンの品格』 5話あらすじ
「このたび営業事業部、営業一課の課長に就任しました東海林武(大泉洋)です」
東海林が十三年ぶりに東京本社に戻った。大前春子(篠原涼子)が気になる東海林だったが、春子は彼をハエ呼ばわり。
東海林は、北海道で美味しく痩せると評判のお菓子「黒豆ビスコッティ」を全国展開しようと、ダイエット効果を証明するデータと、100人の女性達のアンケートを持って帰ってきていた。
しかし、雑誌の取材をきっかけに、ダイエット効果のデータ改ざんが疑われ、栄養学の教授のお墨付きも怪しくなっていく。
そして検査分析士の資格を持つ春子が検査することに…。
謝罪会見にまで追い込まれる東海林。アンケートは実際に行われ、偽りがなかったが、宇野部長(塚地武雅)は証拠隠滅のため処分を命じ…。
東海林のアンケートへの思いを知る里中(小泉孝太郎)は、それらがシュレッダーにかけられたと知って愕然とする。
そんな中、北海道から「黒豆ビスコッティ」を作る小さな工場の社長が上京。春子は「このままだと工場がつぶれそうだからと飛んできた」と聞かされー。
引用:https://www.ntv.co.jp/shiranakuteiikoto/story/
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