性善説に基いて生きてきているであろう神崎は、警察と犯人も一期一会だと言い、捕まえる相手のことをもっと知るべき、寄り添うべきというスタンス。
一方の黒木は、たった一人の犯人に、そこまで構ってられないというスタンス。そんな2人の共同生活はいまだ続いている。
ここでは『キワドい2人』3話のあらすじ、ネタバレ感想などを紹介していきます。
引用:金曜ドラマ『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』|TBSテレビ
登場人物・キャスト
神崎隆一 … 山田涼介
黒木賢司 … 田中 圭
氏原彩乃 … 関水 渚
諸星一朗 … ジェシー(SixTONES)
石館美空 … 奥山かずさ
野島義明 … 中林大樹
木村ともこ … 江口のりこ
澤登哲也 … 六角精児
末長光一 … 八嶋智人
神崎賢造 … 椎名桔平
井原達也 … 高橋努
3話ゲスト
牧野洋子 / 島かおり
牧野米店を営んでいる女性。認知症を患っている。
牧野龍之介 / 清水尋也
洋子の孫。洋子に代わって店を見ている。
脇康介 / 増田昇太
社交ダンスクラブの現会長の孫。ここ半年で金回りが良くなり、ベンツを乗り回している。
坂田大輔 / 高橋里恩
アポ電強盗の見張り役。犯行時唯一素顔だったため、タクシーのドライブレコーダーに顔が移っていて、すぐに身元が割れた。
野淵重信 / 田村泰二郎
アポ電強盗の被害者。アポ電の際、金庫に500万あると言っていたが、娘が銀行に預け、50万しかなかったため、犯人の一人に殴られ気を失った。
『キワドい2人』2話あらすじ・ネタバレ
3話あらすじ
池袋署管内で老人を狙ったアポ電強盗が発生し、主犯格はピエロお面をつけ、他はひょっとこやおかめのお面をつけ顔を隠していたと言う。
犯人から暴行を受けた被害者は、薄れゆく意識の中で「今月中に、新しいヤマを用意する」とピエロが仲間に言っていたのを聞いており、神崎隆一や黒木賢司らは捜査を開始する。
神崎と黒木が聞き込みで回っていると、青年が店番をしている米屋で突然包丁を持ったおばあちゃんが刃先を神崎たちに向けたまま出てくる。どうやら少しボケているようだ。
青年は名前を龍之介と言い、両親が他界し、おばあちゃんと二人暮らしだという。
黒木が店にあった野球のグラブををいじっていると、龍之介が「持って帰ってください」とくれた上、おばあちゃんがご飯を食べて行ってと言ってくれたため、2人は流れでお腹いっぱい唐揚げとご飯を食べて帰るのだった。
翌日、先日黒木が交渉していた、タクシーのドライブレコーダー映像で、見張り役の男の身元が割れ、被害者全員が同じ社交ダンスクラブに通っていたことも判明。
会長の孫の脇康介が怪しいとにらんだ神崎らは、犯人の手がかりを探るべく、社交ダンスクラブに潜入することに。
一方、黒木と神崎が兄弟だという衝撃の事実を耳にしてしまった末長光一は、2人が関わったという22年前の事件を調べ始めるのだが、当時の事件ファイルは全て空だった。
3話ネタバレ
ここからネタバレです
社交ダンスクラブに潜入した黒木たち。そこで警察を名乗る不審な男からの電話を受けたという一人の男性がいた。
男性がその時の通話を録音していると言うので、音声データを入手した黒木たち強硬犯係は、犯人の声のうしろに流れる鳥の鳴き声のような音に注目する。
『キワドい2人』3話まとめ・感想
これまでの3話の中で、今回が一番面白かったかも知れません。
ピエロを巡って上手い具合に「脇康介」に目を向けさせ、DNA鑑定で龍之介と犯人は別人だったと持っていくあたり、完全にミスリードを狙ってましたね。
その分、ここ半年で金回りが良くなったという脇が途中で切り捨てられて、なぜ金回りが良くなったのか?など、誰も全く触れなくなってしまったというのはちょっと気になります。
(末長は、脇が本命だと言っていなかったかな?木村とか諸星はその後も脇を調べてたのかな?)
そして今回も神崎が熱い想いを犯人の鴻上に訴えていたけど、ちょっとあの展開、強引すぎませんか?
恐らく鴻上本人はそれほど悪い人間じゃないという設定なんだろうけど、あれが坂田とか金髪の男だったら、おばあちゃんひどい目に遭ってただろうね。
ってか、鴻上がそれほど悪い人間じゃないんだとしたら、老人を食いものにするアポ電強盗なんか、やってないだろうに…
さらに、そこから感動話に持っていくのも無理やり感がありますね。…とは言っても、感動しなかったワケではありませんが。
なんなら、積極的に感動しましたが…なにか?
まあ、それはそれとして、面白かったんですから、全て良しとしましょう。
神崎と黒木を少しだけ考察
そしてそれ以上に気になるのが、神崎と黒木が兄弟じゃないという話です。
どっちかが殺人犯の子供かも知れないということですが、黒木は22年前でも13歳ですから、事件のことはしっかりと覚えているでしょう。
となると、仮に黒木が井原の息子だとすれば、わざわざ自分から腹違いの兄弟だと嘘をついて名乗り出るだろうか?黙って知らんぷりすると思うんですよね。
そうなると、やはり何も覚えていない神崎が、最初の予想通り、井原の息子ということになるんでしょうか?
もう一つ、今回ラストで判明したことが、神崎賢造と井原達也とが、それなりに近しい関係だったといういことです。
黒木が以前、許さないと賢造に言っていたことを考えると、賢造が嘘をついたか、誰かを騙す行為、または裏切り行為をしたということなんでしょうか。
騙されたか裏切られたかされたのが井原で、賢造に銃殺されてしまった。
そのことを知った黒木は、賢造のことを卑怯だと考え、許せなくなっていった?
…いずれにしろ、次回以降のヒントを待ちたいと思います。
『キワドい2人』4話予告・あらすじ
池袋署・強行犯係の元に、高校生の橘望美(蒔田彩珠)行方不明事件の一報が入る。
神崎隆一(山田涼介)や黒木賢司(田中圭)らは、望美が自ら家出をしたと訝しむが、文科省のキャリア官僚でもあるシングルマザーの美咲(奥貫薫)が誘拐の疑いがあると訴えていることを知り、捜査に乗り出す。
しかし事件発生当日、美咲は些細なことで望美と口論になり、山中に望美を置き去りにしていたことが判明。
美咲の証言が気になった黒木は、末長光一(八嶋智人)に彼女の身辺調査を願いでる。
いっぽう神崎は、行方不明となった望美の素顔を探るべく、学生に扮して望美の同級生の元へ。
さらに、黒木らにキケンな掛けを持ち掛ける――。
引用:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/
『キワドい2人』見逃し動画配信サービス
『キワドい2人』の見逃し配信はParaviでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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