引用:金曜ドラマMIU404|TBSテレビ< 残すところあと2話となった『MIU404』ですが、物語のキーマンだと思われていたエトリが久住に殺害されてしまいました。 久住はエトリの部下ではなかったのか?それでは『MIU404』10話のあらすじ、ネタバレ感想などを紹介していきます。
全話あらすじ、ネタバレはこちら。

登場人物・キャスト
伊吹藍 … 綾乃剛
志摩一未 … 星野源
九重世人 … 岡田健史
陣馬耕平 …橋本じゅん
特派員REC … 渡邊圭祐
糸巻貴志 … 金井勇太
我孫子豆治 … 生瀬勝久
桔梗ゆづる … 麻生久美子
谷山副隊長 … 坂田聡
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10話ゲスト
九重篤人 / 矢島健一
九重世人の父親で警察庁刑事局長。階級は警視監で息子の世人を4機捜に配属させた張本人。しかし、4機捜が怪しくなってきたため、世人の経歴にキズをつけないように4機捜から転属させた。
シェア・オフィスの従業員 / 小日向春平
久住が借りて使っていたシェアオフィスの受付で、ドーナツEPを所持していたばかりか、覚せい剤にも手を染めていた。
演じる小日向春平さんは、このドラマで伊吹の恩師のガマさんこと蒲郡を演じていた小日向文世さんの次男で、明治大学に在籍する現役大学生。
『MIU404』10話あらすじ・ネタバレ
10話あらすじ
伊吹と志摩が追っていたエトリがドローンに仕掛けられた爆弾で死亡し、発表ではエトリの氏名が不詳であることなどから、ナウチューバー・RECは警察の隠蔽を疑う。
そんな中RECには成川が逮捕されたため、直接「浜田」を名乗る男性よりメールが届き、そこには爆発の原因についての情報が書かれているというテキストが添付されていた。
エトリの正体
一方警察の調べによると、ドローンに搭載されていた爆弾はC4レベルの高性能爆弾だという。
また司法解剖の結果から、エトリの正体は5年前に起きた殺人事件の容疑者・鴻上悟で、当時投身自殺したと見られ、被疑者死亡で送検されていた男だった。
桔梗隊長は「問題は誰がエトリを殺したのか?エトリのネクタイピンからGPSが発見された。ドローンはそれを追跡してきた。」と言い「エトリの側近だった男が言うにはエトリはいつも、誰かの指示を受けているようだった。」と伝える。
1機捜のスパイダー班・糸巻の調べで、鴻上が姿を消す直前「面白い若者に出会った。その男は仮想通貨の知識が豊富で、以前は大手のシステム開発会社に在籍していた。自分が開発に関わったあらゆるシステムにバックドア(システムの裏口で、そこから侵入し情報を引き出し放題にできる。)を仕掛けていた。」と言っていたという。
久住とは?
志摩はその若い男こそ、久住という男ではないかと考える。
そして久住と面識があるのは留置場にいる高校生の成川だけだった。
桔梗は、成川から久住について聞き出すよう九重と陣馬に指示する。
そして、伊吹と志摩にはその裏付け捜査をするよう指示し、4機捜が一丸となって爆弾犯の行方を追うのだ。
ここからネタバレです
『MIU404』10話まとめ・感想
今回もかなり面白かったです。途中どうなることかとハラハラしながら見ていました。
そして最終回一つ前なので、やはりと言うか何と言うか、主人公たち警察をとことん落とした上、陣馬さんまでトラックに轢かせちゃいました。
陣馬さんにはなんとか生きていて欲しいですし、次回は元気に退院して欲しいですね。
久住とは
前回の10話で、久住がエトリのことをボス猿と言っていたので、久住の後ろには真のエトリとかいるのでは?と思っていましたが、今回の物語だけを取り上げると、どうやら久住がラスボスっぽい感じです。
それと9話で久住が、Now Tubeのナイトクローラーチャンネルが抜くことができずにいたアカウントを、知り合いに電話してBANしてたので、知人がハッカーなのかと思っていましたが、久住自身も凄腕のハッカーだったようです。
まあ今回の久住の様子を見ていると、誰にでも適当に話を合わせて取り込んでいっているようなので、エトリをボス猿と言っていたのも、アカウントを知り合いに電話してBANしてもらったというのも、全部久住の出まかせかも知れず、自分でアカウントをBANしたのかもしれません。
意外にRECはパソコンに弱い
また9話でSNS関連に明るいと思われたナイトクローラーのRECですが、セキュリティ意識は低いようで簡単にテキストファイルに偽装したウイルスファイルを開いて、バックドアを開けられてパソコンを乗っ取られていました。
RECはアンチウイルスソフトを入れていなかったんだろうか?とか、Windows10だったらWindows Defenderは検知しなかったんだろうか?とか、Macだったら?とか色々考えることは多いですが、久住はそれ以上に優秀なハッカーだったということで…
久住は優秀なハッカー
しかし久住が優秀なハッカーで頭が良いというのは確かなようで、検問を解除させドーナツEPのトラックを走らせるために、フェイク映像の用意や偽110番通報騒ぎまで起こしてテロをでっちあげるなんて、余程の頭脳の持ち主で用心深くないとそうそう簡単にできることではないですよね。
しかもナイトクローラーRECが警察側に加担したり、志摩と伊吹がRECの部屋で探りを入れていた時に、3人に自分たちのせいで東京にテロが起きたと思わせるタイミングと重ねるなんて、まるでこうなることを事前に予測していたかのようです。
前にも書いた通り、今回のストーリーで久住がラスボスっぽい感じですが、まだもう一人くらいバックにいそうな感じがしています。
一方、桔梗隊長は酔っぱらうと泣き上戸になるんですね。このまま更に酔っぱらって三日月くんになっちゃうんじゃないかと心配しました。
ネットの嘘
9話もですが、今回の10話でもなにかとSNSでのフェイク情報が拡散されていってるエピソードが描かれています。
現実世界でもそうですが、嘘か本当かを確かめずに安易に拡散してしまう人って多いですよね。
そのせいで無関係の人や会社が被害を受けているという事件が実際に起きていますから、ネットを使う上で嘘を嘘と見抜く目は絶対に必要です。
奇しくも久住役を演じている菅田将暉さんは、今回は悪役として、3年A組では先生としてネットの危険性を訴えているように思えますが、狙ったんでしょうかね?
って言うか、菅田さんって本当に演技が上手いですよね。特に今回のような悪役をやらせたら天下一品だと思います。
また今回印象的だったのが、志摩が言っていた「死んだヤツには勝てねえよ。」と言うセリフに対し、後に伊吹が志摩に言った「生きていりゃあ 何回でも勝つチャンスがある!」というセリフが凄く心に沁みました。
次回
そして次回いよいよ最終回となりますが、トラックに轢かれてしまった陣馬がどうなるのか、久住と機捜の対決や久住のバックボーン、4機捜のその後など気になることが山ほどあります。
予告のあらすじを見る限り、全員反省や後悔したり、責任を痛感したり責めたりばっかりなので、最後はスッキリと終わって欲しいですね。
『MIU404』11話予告・あらすじ
同時多発爆破テロのニュース映像はフェイクとわかり、大混乱は間もなく収束した。
伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は、犯人が乗っているとネット上で拡散されたメロンパンの機捜車両404での密行は行えずにいた。
別の車両で密行していると、その車中、伊吹は志摩の態度がおかしいことを追及。結果的に2人の関係がギクシャクしてしまう。
実は、トラックにひき逃げされた陣馬(橋本じゅん)は、爆破テロの大混乱で救急搬送が遅れてしまった…。
志摩はフェイクに気づけずに判断を誤った自分を責めていた。
九重(岡田健史)も陣馬の相棒として一緒に行動できなかったことを悔やみ、桔梗(麻生久美子)は班長としての責任を痛感。
それぞれが無力感にさいなまれていた。そして伊吹は…。
さらに、依然として久住(菅田将暉)の行方は掴めないまま…。
4機捜はこのまま久住を捕まえられず、バラバラになってしまうのか…。
引用:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/
『MIU404』見逃し動画配信サービス
『MIU404』の見逃し配信はParaviでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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