『MIU404』10話あらすじネタバレ感想、菅田将暉の悪役が凄い


引用:金曜ドラマMIU404|TBSテレビ< 残すところあと2話となった『MIU404』ですが、物語のキーマンだと思われていたエトリが久住に殺害されてしまいました。 久住はエトリの部下ではなかったのか?それでは『MIU404』10話のあらすじ、ネタバレ感想などを紹介していきます。

全話あらすじ、ネタバレはこちら。

『MIU404』感想・ネタバレ・登場人物・キャスト、1話から11話(最終回)まで
2020年4月期のTBS金曜ドラマ『MIU404』(ミュウ ヨンマルヨン)は、架空の「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台となる、1話完結型となるオリジナルドラマです。 この『MIU404...

登場人物・キャスト

伊吹藍 … 綾乃剛
志摩一未 … 星野源
九重世人 … 岡田健史
陣馬耕平 …橋本じゅん
特派員REC … 渡邊圭祐
糸巻貴志 … 金井勇太
我孫子豆治 … 生瀬勝久
桔梗ゆづる … 麻生久美子
谷山副隊長 … 坂田聡

登場人物についての詳細はこちらからどうぞ

『MIU404』感想・ネタバレ・登場人物・キャスト、1話から11話(最終回)まで
2020年4月期のTBS金曜ドラマ『MIU404』(ミュウ ヨンマルヨン)は、架空の「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台となる、1話完結型となるオリジナルドラマです。 この『MIU404...

10話ゲスト

九重篤人 / 矢島健一

九重世人の父親で警察庁刑事局長。階級は警視監で息子の世人を4機捜に配属させた張本人。しかし、4機捜が怪しくなってきたため、世人の経歴にキズをつけないように4機捜から転属させた。

シェア・オフィスの従業員 / 小日向春平

久住が借りて使っていたシェアオフィスの受付で、ドーナツEPを所持していたばかりか、覚せい剤にも手を染めていた。

演じる小日向春平さんは、このドラマで伊吹の恩師のガマさんこと蒲郡を演じていた小日向文世さんの次男で、明治大学に在籍する現役大学生。

『MIU404』10話あらすじ・ネタバレ

10話あらすじ

伊吹と志摩が追っていたエトリがドローンに仕掛けられた爆弾で死亡し、発表ではエトリの氏名が不詳であることなどから、ナウチューバー・RECは警察の隠蔽を疑う。

そんな中RECには成川が逮捕されたため、直接「浜田」を名乗る男性よりメールが届き、そこには爆発の原因についての情報が書かれているというテキストが添付されていた。

エトリの正体

一方警察の調べによると、ドローンに搭載されていた爆弾はC4レベルの高性能爆弾だという。

また司法解剖の結果から、エトリの正体は5年前に起きた殺人事件の容疑者・鴻上悟で、当時投身自殺したと見られ、被疑者死亡で送検されていた男だった。

桔梗隊長は「問題は誰がエトリを殺したのか?エトリのネクタイピンからGPSが発見された。ドローンはそれを追跡してきた。」と言い「エトリの側近だった男が言うにはエトリはいつも、誰かの指示を受けているようだった。」と伝える。

1機捜のスパイダー班・糸巻の調べで、鴻上が姿を消す直前「面白い若者に出会った。その男は仮想通貨の知識が豊富で、以前は大手のシステム開発会社に在籍していた。自分が開発に関わったあらゆるシステムにバックドア(システムの裏口で、そこから侵入し情報を引き出し放題にできる。)を仕掛けていた。」と言っていたという。

久住とは?

志摩はその若い男こそ、久住という男ではないかと考える。

そして久住と面識があるのは留置場にいる高校生の成川だけだった。

桔梗は、成川から久住について聞き出すよう九重と陣馬に指示する。

そして、伊吹と志摩にはその裏付け捜査をするよう指示し、4機捜が一丸となって爆弾犯の行方を追うのだ。

ここからネタバレです

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九重が成川から久住のことを聞き出すと、成川は「エトリのことを昔から知ってるみたい。」と話す。

そして「逃げてるときに、陸上部の先輩にメールしたら、先輩の代わりに久住さんが来て、住むところとスマホをくれ、人脈作って金稼げば生きていけるといっていた。」と答える。

久住がいたシェア・オフィスにて

志摩と伊吹は、成川が久住と会っていたという池袋のシェア・オフィスに聞き込みに行くと、従業員の男から既に久住はレンタルロッカーの荷物も全部引き上げ、当分来ないと言っていたと告げらる。

伊吹は男の体臭から「お前、やってんな?」と言うと、志摩が隠し持っていたドーナツEPを発見し、男の袖をまくり上げるとその男は覚せい剤の注射痕もあった。

伊吹は店内中に響き渡る声で「ドーナツEP持ってるヤツ全員出せ。今すぐ出頭して病院行くんだ。」

「お前らがな、気楽にやってるドラッグは安いんだよ。売ってもちっとも儲かんね。それでもやるのは覚せい剤への入り口だからだ、そっちで儲けんだよ。」と叫ぶ。

そして「バックには必ず暴力団がいる。お前ら一人一人一人中毒にして、金も人生も全部しゃぶり尽くすんだぞ。おい、持ってるもん出せ。まだ間に合うから引き返せ。」と強く訴える。

そんな中一人の男が店の陰に隠れて電話しようとしていたため、志摩がその男からスマホを取り上げると、クズミという人物に電話しようとしていた。

志摩がそのスマホでクズミに電話を掛けると、その番号は既に使われていなかった。

九重は成川に、志摩や伊吹は池袋で、ドーナツEPを使っていた若者たちに話を聞くと、久住はそれぞれの境遇に合わせて自分も同じだと話しを合わせ、近付いてきたと言う。

話を聞いた伊吹は「久住ってさあ、なんなんだよ。」と言うと、志摩は「メフィストフェレスかもな。甘い言葉で人間の魂を奪う悪魔。」と話す。

伊吹は「むじいよ。何語?メケメケフェレットって。」と言い「メケメケフェレット久住。ドローン爆弾に殺人に殺人未遂3人ってだけで役満なのに。」と言うと、志摩は「見えてない被害者が、もっともっといるな。」と口にする。

その頃久住は別なシェア・オフィスに顔を出し、そこでは五味君と呼ばれ標準語で話をしていた。

特派員RECのフェイクニュース

機捜では糸巻がNowTubeのナイトクローラーチャンネルで、特派員RECがアップした動画を見ていた。

RECはナイトクローラーチャンネルで「この爆発事件、死亡者は氏名不詳とされているが、警察はなぜ名前を隠すのか?なぞを解くカギは女詐欺師M。なんとこの女詐欺師Mは、警察幹部の身内で、それゆえ犯罪の事実を揉み消されて来たのです。」と訴えていた。

そして「この女詐欺師Mを追っていたのが、今回の爆発で死亡した氏名不詳の男なのです。ある情報筋によると使われたC4爆弾は過去に警察が、暴力団事務所から押収したものなのです。」と続ける。

更に「爆発死亡事故の真相はズバリ、警察の悪事を隠蔽するための警察による自作自演。それを裏付ける証拠がこの緑の車。この車は爆発事件の現場にも現れ、証拠隠滅に関わったと思われます。そしてこの男。今年の4月に私遭遇してるんです。この謎の4機捜、私が調べ始めたらすぐに機動捜査隊の公式ページが404エラーになったのです。ここでREC・ザ・チェック。この謎の4機捜は、警察の悪事を隠すための秘密部隊である。」と訴え、50万ビューの視聴者数を稼いでいた。

しっかりと考えろ

志摩と伊吹は早速ナイトクローラー・RECこと児島弓快の家を訪ね「なんでこんな嘘流すの?」と尋ねると、RECは「俺は真実に基づいて動画を作って…。」と口にする。

そして羽野麦の画像を見せスクショが拡散されていると伊吹が言うと、RECは「だってその人、詐欺師でしょ。」と告げる。

「この子は詐欺師じゃねー。」と伊吹が言うと、RECが「じゃあ証拠は?」と悪魔の証明を求めて来たため、逆に伊吹は「じゃあ詐欺師だって証拠は?」と尋ね返す。

そして伊吹は「あんたが成川岳から紹介された情報源の浜田…、存在しないよ。」と告げると、志摩が「浜田の中身は久住。ドーナツEPの売人で、暴力団とも間接的に関わってた。俺たちはその久住が爆弾を落とした犯人だと思ってる。」と伝える。

「フフッ、まさか」とRECが話すと、伊吹は「お前さ、俺より頭いいんだろ?だったら考えろよ…。 警察が誰か殺すなら他にやりようあんだろ、目立たないようにバレないようにさ。」と言う。

志摩は「児島さん、あなたは点と点を強引に結び付けてストーリーを作り上げてるだけだ…。自分が騙されてるかもしれないと想像したことは?相手のことをどれだけ知ってる?相手は信用に値する人間か?」と尋ねると、本部から2人に「機捜404あて、至急本部に戻れ」と指令が入るのだ。

九重が機捜から外れる

一方、ネット上で騒ぎになり、官舎にマスコミが来るかも知れないということから、桔梗は羽野麦とゆたかを自宅へ戻らせるように伊吹と志摩に伝言を残していた。

ネット上では女詐欺師Mの身内は隊長の桔梗ゆづるなどと陰謀論にあふれており、桔梗は本庁へ釈明に出ていた。

「ネットなんて置いとけ。そんなもん見なきゃいいんだ。」と言う陣馬に、伊吹は「あれつ、九ちゃんは?」と尋ねると、陣馬は「九重は機捜じゃなくなった。」と告げる。

その頃九重は本庁に行っていて、桔梗に「隊長、どういうことですか?私を警察庁に戻すって。成川を、はじめ逃がしたのが私で、そのせいでエトリが殺されたからですか?」と尋ねていた。

桔梗は「そうじゃない、キャリアに傷がつくことを心配されている。」と九重の父が関与していることを示唆する。

404 Not Found

その後やってきた記者に囲まれた桔梗は、麦とは親戚ではないし麦は詐欺に関わっていないと言い、4機捜は働き方改善に伴う人手不足の解消のために一時的に設置した部署のため、特に公表しなかったことを伝える。

記者が「公式ページを削除したのはなぜですか?」と尋ねたため、桔梗は「削除していません。たまたまその日にアクセスが集中して404 Not Found 存在しないページというエラーメッセージが表示されただけで、翌日には復旧しました。」と答える。

記者は「アクセスが集中した時は404ではなく、503エラーが表示されるはずです。どうして嘘をつくんですか?」と更に突っ込みが入る。

実はその当時、警視庁のサイトにアクセスが集中した際に、転送されるページのファイルがホームページに用意されていなかったため、結果的に404存在しないページのエラーが出ていただけだった。

しかし、その詳細を知らない桔梗は記者から、なぜ嘘をつくのかと問い詰められたため「いずれにしても、エラーになったのは単なる偶然です。なんでもかんでも結び付けて陰謀にしないでください。」と告げ、去って行くのだ。

志摩と桔梗隊長の一夜

その頃官舎では、お母さんを一人にしたくないからと、ゆたかに頼まれた志摩が、機捜うどんをつくりながら、桔梗の帰りを待っていた。

帰って来た桔梗は機捜うどんを食べながら、ネット上の陰謀論に「伊吹ですら分かることを、なんなの?バカなの?」とボヤき「あたしなんてさ、顔で隊長になったの次は、幹部と寝て、出世して隊長になっただって。」と怒りを露にする。

そして「ゆたかの父親も、その幹部なんだってさ。」と言い「ふざけんなっつーの。働いてんだよ、こっちは。古くっさい男社会の中で、めげずにキッチリやってきた人の努力をさ、なんだと思ってんの。」と震える声で呟く。

更に「バカなの?」と悔しさをにじませ「ゆたかの父親まで勝手に変えんな!くやしい!」と涙する。

九重と陣馬

一方居酒屋では九重が、父親が勝手に機捜に入れ、勝手に機捜から外したことに文句を言いながら飲んでいた。

陣馬が今なら経歴に傷がつかないと言うと、九重は不貞腐れながら「経歴・経歴・経歴・経歴」とボヤく。

すると陣馬が「警察庁で登っていくためにはな!お前は俺らみたいな兵隊と違うんだ。」と伝える。

「陣馬さんまでそういうこと言うんですか?」としょげる九重に、陣馬は「その分、お前は俺らと違うことができる。それがいずれ、俺たち兵隊を助けるんだ。」と諭す。

再び志摩と桔梗隊長の一夜

その頃志摩は桔梗に「捜一で一緒だったのはもう10年も前ですよ。その間に桔梗さんは警部に昇進して、いつの間にか彼氏作って、ある時いきなり、桔梗さん、産休ですよって言われて、はあ? って。」と話す。

そして「あっという間にお母さんになって、警察署長になって、機捜の隊長になって。電光石火ですよ。しかも、その間にハムちゃんまで助けてんだもんな。」と告げる。

更に志摩は「隊長を守れなかった…。 爆弾一つでめちゃくちゃ。手段を選ばない相手とどう戦えばいいんだろう?」と訴える。

続けて「俺たち警察は、弱い者を守りながら、どこまでも正しく、清廉潔白でいなくちゃならない。」と口にするのだ。

桔梗家の伊吹とゆたか

そんな中、桔梗の自宅ではゆたかが「悪いヤツは、ぶっ殺しちゃえばいいよ。」と言ったため、伊吹は「俺も昔はそう思ってた」とゆたかに話す。

そして「だけどな、法律ってルールがあって、俺たちはそれを守んなきゃいけない。」と話すと、ゆたかは「悪いヤツはルールを守んないんでしょ?」と告げる。

伊吹は「それでも、ルールは守んなきゃいけないって、いつも志摩が言ってる…。じゃないと、正義のハズが不正義になるんだって。」と答える。

更に「いやー、正義って、すんげえ弱えのかもしんねーなー」と言い「弱いから大切にして、みんなで応援しないと、消えてなくなっちまうのかも知んないな。」と伝える。

一方居酒屋では九重が酔い潰れて寝ている中、陣馬が組対五課の刑事と話をしながら、ドーナツEPの工場は国内にあるのかもと推理をするのだ。

翌朝の伊吹と志摩

翌朝志摩が桔梗の家を出て歩いていると、伊吹が乗ったまるごとメロンパン号が停車していた。

車を戻しに行くという伊吹の隣に志摩が乗り込むと、伊吹は志摩に「隊長と~…、キャッキャ・ウフフしたの?」と尋ねる。

志摩は「キャッキャもウフフもしてねえよ。」と言い、酔った隊長が、夜中に泣きながら、亡くなった旦那さんの遺影に志摩を紹介して、伊吹も紹介したがっていた と告げ、そのまま寝てしまって気付いたら朝だったと話す。

そして志摩は「死んだヤツには勝てねえよ。」とつぶやくのだ。

ドーナツEP工場探し

一方陣馬は交番の警官にも手伝いを頼み、ドーナツEPを作ってそうな工場を回るように頼んでいた。

結果ドーナツEPを作っている工場にも警官がやってきて、作っているものを見せて欲しいと言われたため、工場で働いている男性は久住に電話し「おまわりが急に来て、クリーンルームだから入れないって断りはしたんですけど。」と告げる。

久住はその男性に「その工場、今晩中にたたみましょうか。」と伝えるのだ。

志摩と伊吹、のっぴく

そんな中待機を命じられているものの、捜査に行きたい伊吹に、志摩は「事後報告が許されるのは、俺たちがいかなきゃならない、のっぴきならない何かが起こった時だけだ。」と答える。

伊吹が「じゃあ、のっぴこうぜ、のっぴいてこうぜー!」と話していると、志摩に電話が入り、「のっぴきならない事態だ。」と伊吹に告げる。

電話の主はRECで、マンションでRECは2人に「あんた達警察が嘘ついてるのか、情報源の浜田さんが嘘をついてるのか、俺には判断がつかない。だから浜田さんを引っ張り出す。」と伝える。

そして直接会うことも電話することも断られている浜田を、身元を明かさずにやりとりできるSOONを使い会話することをRECが提案すると、浜田=久住から連絡が入った。

久住 VS. REC&志摩&伊吹

RECが、「浜田の情報が正しいという証拠を示してほしい、爆弾はゼリグナイトだったそうだ」と伝えると、久住は「私を騙そうとしてもムダです。」と言う。

その時久住のスマホに、急な検問でドーナツEPが運べないと電話が入ったため、久住は「急用ができましたので失礼します。」と通話を切ろうとする。

それでも時間を稼ごうとするRECに久住は「俺を怒らせても、何も得なことあらへんで。あんまりワンワンやかましいとな、また爆弾落とすで。」と話す。

そして「そうしよう、それで万事解決や。あんたのせいやで。あんたと、あんたらの。そう、あんたら、おまわりワンワンが二匹。」と伝える。

久住は、最初にRECへ情報データを送った時にファイルにウイルスを仕込んであり、RECのパソコンは既に久住に乗っ取られていて、パソコンのカメラを通して、志摩と伊吹がいることも、前日に志摩と伊吹の2人が訪ねて来ていたことも、全て見ていたのだ。

伊吹は「バレてるんなら話が早い、久住、自首しろ。」と言うが、久住は「なんの証拠も、なーんも残ってへん。」と伝える。

人間のやったことの証拠は必ず残ると言っても、久住は「俺は人間やないんかなあ?」と言い、全く相手にしない。

更に伊吹は「俺は、お前の正体しってっぞ、メケメケフェレット!」と言う。

その言葉に久住はついついメケメケフェレットを検索してしまった。

久住は「ともかくな、今晩予定が詰まっとる。あんたらの茶番につきおうてる暇はない。」と告げると、伊吹は志摩をパソコンから見えないところへ呼び寄せる。

伊吹は久住に聞こえないように、スマホで「出前太郎が来てて、カレーうどんの汁こぼして、女の子に太郎が謝った。」と野生動物のような地獄耳で聞き取った久住の部屋から聞こえてきた音声を志摩に伝える。

しかし、久住は別角度からのカメラ映像で、伊吹のスマホの文字を読み取り「嘘やん」とつぶやく。

志摩と伊吹は出前太郎本社からの情報で、久住のいる場所が中目黒のシェアオフィスであることと住所を知り、10分ちょっとで行けると小躍りした。

久住、RECを囮にテロを仕掛ける

RECが久住に「俺を騙した報いだ。逮捕されろ。」と告げると、久住は「何を調子ぶっこいてんねん。あんたのケツ、ごっつい火ぃついとんで。」と言い、RECのパソコンを遠隔操作して、東京都内に爆弾を落とすというメールを送信し、RECをテロ爆弾犯に仕立て上げる。

その頃九重は、刑事局長の父親に「私は、あなたの駒じゃありません。」と抗議していた。

その時刑事局長室に電話が入りC4爆弾を23時に都内12ヵ所に落とすというメールが入ったと伝えられる。

映像を確認した九重刑事局長が目にしたのは、ドローンが10数台飛び立つ様子だった。

やがて23時の時報と共に、警視庁には爆発が起きたという110番通報が立て続けに入る。

更に都内各所で爆発が起きている映像が続々と流れ、SNS上でもその爆発画像や動画が次々と拡散されていた。

その時、まるごとメロンパン号で、中目黒の久住の元へ向かっていた志摩と伊吹に、北目黒病院で爆発事案の入電があったと無線が飛び込んできた。

T字路で車を止めた志摩と伊吹は、右へ曲がって久住のいる方へ向かうか、左へ曲がって北目黒病院へ向かうか考えていた。

その時伊吹は「なあ、志摩ちゃん。死んだヤツには勝てないって言ってたけど、それ違うよ。生きていりゃあ、何回でも勝つチャンスがある!」と言い、次のチャンスに賭けて左側の北目黒病院へと車を走らせたのだ。

やがて志摩と伊吹が北目黒病院に到着すると、そこではなにも起きていなかった。

時を同じくスパイダー班の糸巻きがネットに上がっているニュース速報の映像がフェイクであることを見抜いた。

110番通報も虚偽で、爆発動画やSNS画像全てが久住が仕掛けたフェイクだったため、テロは実際には起きていなかった。

しかしSNS上では情報だけが一人歩きし、まるごとメロンパン号と#MIU404が拡散され、#MIU404はトレンド入りし、道行く人たちはまるごとメロンパン号を次々と撮影していく。

やがてそのテロ騒ぎで検問も解除となり、工場で製造されたドーナツEPを運び出そうと、トラックが走り出す。

トラックが正門を出ようと走っているその時、工場前で捜査をしていた陣馬がトラックを止めようと車の前へ立ち止まれ!警察だ!」と叫ぶが、トラックのクラクションが鳴り響くだけだったのだ。

『MIU404』10話まとめ・感想

今回もかなり面白かったです。途中どうなることかとハラハラしながら見ていました。

そして最終回一つ前なので、やはりと言うか何と言うか、主人公たち警察をとことん落とした上、陣馬さんまでトラックに轢かせちゃいました。

陣馬さんにはなんとか生きていて欲しいですし、次回は元気に退院して欲しいですね。

久住とは

前回の10話で、久住がエトリのことをボス猿と言っていたので、久住の後ろには真のエトリとかいるのでは?と思っていましたが、今回の物語だけを取り上げると、どうやら久住がラスボスっぽい感じです。

それと9話で久住が、Now Tubeのナイトクローラーチャンネルが抜くことができずにいたアカウントを、知り合いに電話してBANしてたので、知人がハッカーなのかと思っていましたが、久住自身も凄腕のハッカーだったようです。

まあ今回の久住の様子を見ていると、誰にでも適当に話を合わせて取り込んでいっているようなので、エトリをボス猿と言っていたのも、アカウントを知り合いに電話してBANしてもらったというのも、全部久住の出まかせかも知れず、自分でアカウントをBANしたのかもしれません。

意外にRECはパソコンに弱い

また9話でSNS関連に明るいと思われたナイトクローラーのRECですが、セキュリティ意識は低いようで簡単にテキストファイルに偽装したウイルスファイルを開いて、バックドアを開けられてパソコンを乗っ取られていました。

RECはアンチウイルスソフトを入れていなかったんだろうか?とか、Windows10だったらWindows Defenderは検知しなかったんだろうか?とか、Macだったら?とか色々考えることは多いですが、久住はそれ以上に優秀なハッカーだったということで…

久住は優秀なハッカー

しかし久住が優秀なハッカーで頭が良いというのは確かなようで、検問を解除させドーナツEPのトラックを走らせるために、フェイク映像の用意や偽110番通報騒ぎまで起こしてテロをでっちあげるなんて、余程の頭脳の持ち主で用心深くないとそうそう簡単にできることではないですよね。

しかもナイトクローラーRECが警察側に加担したり、志摩と伊吹がRECの部屋で探りを入れていた時に、3人に自分たちのせいで東京にテロが起きたと思わせるタイミングと重ねるなんて、まるでこうなることを事前に予測していたかのようです。

前にも書いた通り、今回のストーリーで久住がラスボスっぽい感じですが、まだもう一人くらいバックにいそうな感じがしています。

一方、桔梗隊長は酔っぱらうと泣き上戸になるんですね。このまま更に酔っぱらって三日月くんになっちゃうんじゃないかと心配しました。

ネットの嘘

9話もですが、今回の10話でもなにかとSNSでのフェイク情報が拡散されていってるエピソードが描かれています。

現実世界でもそうですが、嘘か本当かを確かめずに安易に拡散してしまう人って多いですよね。

そのせいで無関係の人や会社が被害を受けているという事件が実際に起きていますから、ネットを使う上で嘘を嘘と見抜く目は絶対に必要です。

奇しくも久住役を演じている菅田将暉さんは、今回は悪役として、3年A組では先生としてネットの危険性を訴えているように思えますが、狙ったんでしょうかね?

って言うか、菅田さんって本当に演技が上手いですよね。特に今回のような悪役をやらせたら天下一品だと思います。

また今回印象的だったのが、志摩が言っていた「死んだヤツには勝てねえよ。」と言うセリフに対し、後に伊吹が志摩に言った「生きていりゃあ 何回でも勝つチャンスがある!」というセリフが凄く心に沁みました。

次回

そして次回いよいよ最終回となりますが、トラックに轢かれてしまった陣馬がどうなるのか、久住と機捜の対決や久住のバックボーン、4機捜のその後など気になることが山ほどあります。

予告のあらすじを見る限り、全員反省や後悔したり、責任を痛感したり責めたりばっかりなので、最後はスッキリと終わって欲しいですね。

『MIU404』11話予告・あらすじ

同時多発爆破テロのニュース映像はフェイクとわかり、大混乱は間もなく収束した。

伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は、犯人が乗っているとネット上で拡散されたメロンパンの機捜車両404での密行は行えずにいた。

別の車両で密行していると、その車中、伊吹は志摩の態度がおかしいことを追及。結果的に2人の関係がギクシャクしてしまう。

実は、トラックにひき逃げされた陣馬(橋本じゅん)は、爆破テロの大混乱で救急搬送が遅れてしまった…。

志摩はフェイクに気づけずに判断を誤った自分を責めていた。

九重(岡田健史)も陣馬の相棒として一緒に行動できなかったことを悔やみ、桔梗(麻生久美子)は班長としての責任を痛感。

それぞれが無力感にさいなまれていた。そして伊吹は…。

さらに、依然として久住(菅田将暉)の行方は掴めないまま…。

4機捜はこのまま久住を捕まえられず、バラバラになってしまうのか…。

引用:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/

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