脚本家の野木亜紀子さんが昨日「リアタイ推奨です。リアタイ出来なくてネタバレが嫌な人はTL薄目推奨です。」なんてつぶやいていたのはこういうことだったんですね。
第3話を見終えるまで、MIU404に関する一切の情報を完全に遮断しといて本当に良かったと心から思いました(*´ω`*)
それでは早速『MIU404』3話のあらすじ、ネタバレ、ゲスト出演者や感想などを紹介します。
全話あらすじ、ネタバレはこちらからどうぞ。

『MIU404』3話あらすじ
西武蔵野署管内でイタズラの通報が頻発している。
西武蔵野署の刑事・毛利(大倉孝二)と向島(吉田ウーロン太)によると、イタズラ通報は“通報したプレイヤーが警察から逃げ切ったら勝ち“というネット上のゲームのルールを模倣した愉快犯の遊びであるという。
これまでそのイタズラ通報に対応した警官全員が犯人に逃げ切られていると聞いた伊吹(綾野剛)は「足で負ける気はしない」と、犯人逮捕に名乗りを挙げる。
後日、伊吹と志摩(星野源)が管内をパトロールしていると、入電中に通話が切れるというこれまでのイタズラと同じ手口の通報が入り…。
引用;https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/vol3.html
登場人物・キャスト
伊吹藍 … 綾乃剛
志摩一未 … 星野源
九重世人 … 岡田健史
陣馬耕平 …橋本じゅん
特派員REC … 渡邊圭祐
糸巻貴志 … 金井勇太
我孫子豆治 … 生瀬勝久
桔梗ゆづる … 麻生久美子
登場人物についての詳細はこちらからどうぞ

3話ゲスト
『MIU404』3話のゲストを紹介します。
毛利忠治 / 大倉孝二
西武蔵野署の刑事で、かつてはアンナチュラルのUDIラボに解剖を依頼することがあり、事件性があるのを嫌がっていた。今回はいたずら110番通報事件で、4機捜と協力し捜査することになった。
向島進 / 吉田ウーロン太
西武蔵野署の刑事で、毛利刑事の部下で相棒。毛利と共にUDIラボに出入りしていたこともある。今回はいたずら110番通報事件の捜査で毛利と行動を共にしている。
勝俣奏太 / 前田 旺志郎
バシリカ高校の3年生で、かつて学校に存在していた陸上部に所属していた。同じ陸上部に所属していた成川岳の友人。
成川岳 / 鈴鹿央士
バシリカ高校の3年生で、勝俣同様陸上部に所属し、400m走で2位の成績を収める程の足の速さを誇っていた。先輩のせいで陸上部が廃部になったことを恨んでいる。自分たちは関係ないから陸上部を復活させるよう校長に直訴したが、断られてしまった。
真木カホリ / 山田杏奈
バシリカ高校に在籍する生徒で、元陸上部のマネージャー。勝俣と特に仲が良いように見受けられる。
わいせつ犯 / 岡崎体育
帰宅中の女性をスタンガンで脅し、長時間身体をなでまわして逃げるという男で、ある夜一人でいた真木カホリを拉致する。
謎の女性 / 黒川智花
どこからやって来てどこへ向かうのか?なぜ4機捜と接触するのか?など全く正体不明の女性。理由は不明だが桔梗ゆづるの幼い息子と一緒にいた。
謎の男性 / 菅田将暉
隠れていた成田岳に親しげに声を掛けた男性。なぜかドーナツEPという、合成麻薬MDMAの劣化版で価格も安いドラッグを持っている。
桔梗ゆたか / 番家天嵩
桔梗ゆづるの息子。
『MIU404』3話ネタバレ
その夜、知らない男に追いかけられているという女性から110番が入ったため、4機捜の陣馬と九重が現着すると、犯人らしき男がいたため追いかけるが、物凄いスピードで走り去っていったため、陣馬らは追いつくことができなかった。
4機捜分駐所にて
その翌朝、志摩と伊吹が戻ると、隊長の桔梗ゆづるが電話で「ごめんごめん、そんなに怒んなくても、私が出る時寝てたから起こしちゃ悪いかなと思って、静かに出ただけ。えっ、怒ってないの?心配してくれてるのね。ありがとう、私も大好き」と話していた。
その後ニヤニヤしている伊吹に、志摩は「隊長に男がいたって、別にいいだろ」と言い「キャッキャウフフじゃなく、ウフくらいだし。」と告げると、伊吹は「ウフりてーなー、ウフフりてーなー」などと雑談していると陣馬と九重が戻ってた。
陣馬は「110番通報の通報者探してた。」と言い志摩が「見つかったんですか?」と尋ねると九重は「いたずら通報でした。」と答えるのだ。
毛利・向島 両刑事と
続けて陣馬は、最近、西武蔵野署の管内でいたずら通報が頻発していると言う。
西武蔵野署の毛利刑事によると、「強制わいせつ事案は1年の間に市内で10回近くある」と言い、「スタンガンで脅し、ネチネチ長時間身体を撫でまわして逃げる」と話す。
そしてそれとは別に、若い女の声で公衆電話から「助けて」という通報が入り、警官が現着すると、犯人っぽい男がダッシュで逃げるという事案が3件発生していると告げる。
その事案はハイパーゲームというゲームが元になっており、そのゲームはプレイヤーが110番通報してゲームスタート、パトカーが来たら逃げ、逃げ切ったら勝ちだというゲームで、このゲームをリアルでやっているというのだ。
パトロール中の伊吹と志摩に110番通報の連絡が
その夜伊吹が、メロンパン号で志摩と西武蔵野署管内をパトロールしながら「いたずら通報こないかな、いたずら通報来ないかな?」と機嫌よく歌っていた。
「もううるさい!嬉々として虚偽の通報待つな!」と志摩が文句を言うと伊吹は「俺だったら、必ず捕まえるんで。そこいらのチンピラに足で負ける気がしない。」と告げる。
その時、公衆電話から若い女性の声で「助けて!殺される!黒い帽子の男に追いかけられてるんです。キャー!助けて!」という110番通報が入り、すぐ切れたのだ。
以下ネタバレとなっていますので、ご注意ください。
『MIU404』3話まとめ・感想
『MIU404』3話のまとめ・感想です。
いやあ~、今回も本当に面白かったですね。
野木さんがTL薄目推奨した理由
最後の最後までは、今回はアンナチュラルの毛利刑事と向島刑事の話題で盛り上がるだろうなと思っていましたが、まさかの菅田将暉さん登場に、全部持って行かれてしまいましたね。
おまけに桔梗ゆづるに子供がいるばかりか、子供に付き添っている謎の女性・黒川智花の存在もかなり気になります。
なるほど、これじゃあ脚本家の野木さんが、リアタイができない場合はTL薄目推奨!って言ってたのも良く分かりますね。TLを見てたらきっと驚きが半減したでしょう。
なにしろ、ラストでこの人本当に菅田将暉さんかどうかを何度も見返して、それでも疑ってネットの記事を見てようやく信じましたから(半分嘘)
3話ストーリー
さて、第3話のストーリーですが、今回も良くできた内容でした。
最初は単なる足が速い自慢の犯人だと思っていましたので、伊吹がギリギリ取り逃がすとかそういう進行かな?と思っていましたが、まさかリレーで逃げ切るとは想像していませんでした。
そこから陸上に賭ける生徒の熱い想いと、保身から陸上部員の気持ちを、なんの罪悪感も持たずに握りつぶす学校サイドの大人たち。
そしてそれに抵抗するすべを持たないが故に、憂さ晴らしとしてついつい犯罪行為を起こしてしまった少年たちの心の在り方が上手く描かれていました。
ピタゴラスイッチと少年犯罪
桔梗の子供に対するエピソードからも計り知れる通り、本来は優しい心を持っている成川が、最後は逃亡犯として、菅田将暉さん演じるドラッグを持った謎の男との出会ってしまうというのが、ピタゴラ装置にまつわる人生の行き先を変えるスイッチの入れ違いにピッタリとはまってました。
更に少年犯罪に対する桔梗と九重の考え方も、現代社会で多くの人々が議論の対象としている内容で、どちらの意見にも一理ありますが、桔梗ゆづるが言っていた5年後10年後の治安はそこにかかっているという言葉は胸に響きました。本当にそういった子供たちは、もっともっと早い段階に社会全体で救っていく必要があると考えます。
ストーリー展開の上手さ
ストーリーへ戻ると、通報役の真木カホリが、物語の冒頭に話題に上っていた、女性をスタンガンで脅し、長時間身体をなでまわして逃げるという男性に出くわし、捕まってしまうというのも予想してませんでした。
って言うか毛利刑事が話していたので、そうなる伏線だということが今だと分かりますが、実際に見ている時には、もう既にその事件のことすら忘れていました。
一方4機捜内は、今回これまで以上に一つにまとまって来て、特に志摩と伊吹のバディぶりや2人の絡みは本当に楽しく見ることができ、今後2人のやりとりが非常に楽しみです。
しかし、なんと言っても今回いきなり登場した黒川智花さんと、菅田将暉さんが、今後どういうキャラクターで4機捜に関わってくるのかが非常に楽しみです。
更に成川がまだ捕まっていないってことから、今後何らかの形で関わってくるでしょうから、そちらも楽しみです。
『MIU404』4話予告・あらすじ
拳銃使用による殺人未遂事件が発生する。被害者は元ホステスの青池透子(美村里江)で、加害者男性も含め現場から立ち去った。
通報を受けた伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は、透子が駆け込んだ付近の薬局店へ急行する。
店主の証言では、透子は店内で銃創の応急処置をした後、大金の入ったスーツケースを持って姿を消したという。
透子が過去に裏カジノ事件に関与していた事を知る桔梗(麻生久美子)の指示で、伊吹と志摩は透子の行方を追うが…
引用:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/
『MIU404』見逃し動画配信サービス
『MIU404』の見逃し配信はParaviでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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