『MIU404』も話となり、ようやく志摩の捜査一課時代のことが明らかになりました。果たして先週刈谷刑事が話していた志摩が相棒殺しというのは、どう言うことなのでしょうか?
それでは『MIU404』6話のあらすじ、ネタバレ感想などを紹介していきます。
全話あらすじ、ネタバレはこちらから。

登場人物・キャスト
伊吹藍 … 綾乃剛
志摩一未 … 星野源
九重世人 … 岡田健史
陣馬耕平 …橋本じゅん
特派員REC … 渡邊圭祐
糸巻貴志 … 金井勇太
我孫子豆治 … 生瀬勝久
桔梗ゆづる … 麻生久美子
登場人物についての詳細はこちらからどうぞ

6話ゲスト
香坂義孝 / 村上虹郎
志摩が捜査一課で働いていた時の相棒で、毒殺事件の容疑者が逮捕された日に、自宅のビルの下で不自然な亡くなり方で発見された。
中山詩織 / 北浦愛
タリウムを使った連続殺人事件で、亡くなった2人の男性と付き合いがあるとのタレコミがあったため、志摩と香坂に聞き込み・聴取を受けた女性。
南田弓子 / 範田紗々
中山詩織や亡くなった2人の男性と一緒の職場で働いていた女性。
近々引っ越す妊婦 / 垣内彩未
かつて香坂が住んでいた、ビルの向かいに建つマンションに住んでいる女性。
刈谷刑事 / 酒向芳
警視庁捜査一課の刑事で、志摩のことを「相棒殺し」と呼んでいた刑事。かつては志摩と一緒に捜査一課で働いていたが、志摩のことはあまり良く思っていないようだ。
『MIU404』6話あらすじ・ネタバレ
警視庁芝浦警察署で「今の志摩?良く戻れたな、相棒殺しがぁ!」という声を耳にした伊吹は、そのことが気になり、パトロールを終えた志摩に「よっ、相棒殺し」とまるで「後家殺しや鬼殺し」かのように気軽に声を掛ける。
マジなになった志摩を見て「マジ顔、いやーさー、お前のことをさ、そう言ってるヤツがいんだよ。なんの話かと思って。」と尋ねるが、志摩は無視して戻って行ったのだ。
志摩の相棒の死
「余計なことを聞くな」と陣馬に殴られた伊吹に、九重は「志摩さんの相棒が死んでるのは、本当ですよ。事故か自殺か…、他殺か、よく分からないんだ。」と告げる。
九重は「2013年8月8日の未明、狛江市平羽で男性の遺体が発見された。男性は警視庁捜査一課所属の香坂義孝巡査部長。転落死と見られ、場所は香坂刑事の自宅があった雑居ビルの敷地内で、遺体を発見したのは同僚の志摩刑事。」と伊吹に話す。
そして「香坂刑事の遺体は、靴を片方しか履いておらず、もう片方の靴は屋上に残されていた。近くにはウイスキーのボトル。報道はここまで。」と告げる。
そして酒が飲めない香坂刑事の遺体からは香るほどの酒の匂いがし、体内からは大量のアルコールが検出されたというのだ。
事件の内容を聞いた伊吹は九重を引き連れて、香坂の死の真相、そして、同日に起きた連続毒殺事件について調べ始めるのだ。
ここからネタバレです。
『MIU404』6話まとめ・感想
さすがというか、今回の『MIU404』も非常に面白かったし、感動しました。
今回はこれまで謎とされてきた、「相棒殺し」とも呼ばれていた志摩のつらい過去を取り扱った回でしたが、それと共に、伊吹の見せ場も多かった回でしたね。
志摩の考察
志摩の持つどこか冷めた雰囲気と、人を信じないという性質は、かつて自分の相棒を事故とも自殺ともわからない失い方をしたためで、どこかでスイッチを入れてさえすれば、あんな失い方をしなかったという、後悔をずっと引きずってきたとともに、自分の弱さとも向き合ってこなければいけなかったため、自分自身をも信じることができない結果、他人も信じることができなくなったんでしょう。
伊吹の考察
そして、一見単なるバカに見える伊吹ですが、一瞬一瞬を大切に一生懸命に生きているため、いずれ移動や転勤があるにしても、現在最も関わりのある相棒の志摩のことを真剣に考え、本気で思いやる心が、九重や陣馬を始めとし、隊長の桔梗にも通じ、全てを解き明かすに至ることができたのでしょう。
演じる綾野剛さんですが、これまでも色々な役を演じてきて、どれもこれも素晴らしいキャラクターを演じて見せてくれましたが、今回の伊吹藍というキャラクターは、本当に彼にピッタリだと思います。おそらく彼以外にこの役を演じることのできる役者はいないようにも思えます。
今話の面白さ
さらに、今回の脚本も非常に良くできており、香坂と志摩が事情聴取した中山詩織の素性を最後の最後まで出さなかったことで、毒殺殺人事件の犯人が詩織だと植え付けられえてしまい、そのことにより香坂が詩織に疑念を抱いて、突っ走ってしまった経緯や、香坂の心情が上手く描けていました。
さすがに、向かいのマンションに住む女性が横断幕を掲げていたというのは少々出来過ぎた話ですが、それがあったからこそ、志摩の心も少しは晴れたワケですし、見ているこちらの心も晴れて、まんまと泣かされてしまいました。
ホントーーーに今回は、志摩の回と思わせておきながら、しっかりと伊吹も活躍したうえで、2人の良さや他の仲間の存在感も十分に引き出し、一つ一つのエピソードをしっかりと魅せ、最後にしっかりと感動を味わわせてくれたという素晴らしく稀有な回でした。
あの名前が
そして、何気に小ネタも利いている回で、伊吹が九重と捜査を進めている際に映った検体者記録の執刀医の欄に、驚いたことに「三澄ミコト」の名前が…
アンナチュラルがスタートした2018年当時、ミコトはその4ヶ月前からUDIラボで働き始めたハズなので、その5年前の2013年だと28歳なので、まだ医大の法医学教室にいた頃に執刀したんでしょうね。
これまでも毛利刑事や向島刑事も出演しましたし、ミコトの名前も出たので、どうせなら伊吹と志摩の2人で、UDIラボへ事件の司法解剖を依頼しにいって欲しいものです。
とは言っても、ミコトは薬剤師の仕事が忙しいようですし、六郎は作曲が忙しくて助手として写真を撮ってる場合じゃないし、東海林は整形外科医になっちゃったいましたし、中堂さんなんてワープする能力を手に入れ、見知らぬ年に迷い込んじゃってるし、挙句の果てには所長なんて人間に疲れ果てたのか猫になっちゃったんで、今はたぶん臨時で他の人が運営してるんでしょうかね?
もしかしたら坂本さんは、薬の卸の兼業で検査技術士をやってるかも …そうそう、葬儀屋の木林さんは建設業界に就職して同期の子を好きになったり、ロリコンになったりで、今は自転車に乗ったりしてるようですね。
エトリ登場!?
さて、今回水道業者に扮した男たちは羽野麦が住む桔梗の家に盗聴器を仕掛けたことから、バックにいたのが恐らくエトリで、ラストでスーツを着て車に乗り込もうとした男がおそらくそうなんじゃないか?と思われます。
となると、エトリと菅田将暉さんはやっぱり別人ということになるんでしょう。じゃあ菅田将暉さんはなんだ?ということになります。そして特派員RECに助けを求めた成川岳は次回出てくるのかどうかもかなり気になります。
次回もあらすじを見ると、ゲストが豪華ですし、ストーリーも絡み合って面白そうです。次の金曜日が非常に待ち遠しいですね。
『MIU404』7話予告・あらすじ
トランクルーム内に男性の遺体があると通報があり、初動捜査に駆けつけた伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)。
現場で2人が目にしたのは、トランクルームの中で猫砂の山に埋まり、微笑むような穏やかな顔をしている死体。
一見、自殺のように見える状況だが、ただの自殺とは思えない2人は、他のトランクルームの利用者であるジュリ(りょう)と、家出少女のスゥ(原菜乃華)とモア(長見玲亜)の聴取を行うことに。
さらに、トランクルームに違法に住んでいる男・倉田(塚本晋也)の証言で、死亡した男についてある事実が分かる。
一方、結婚が決まった長男の両家顔合わせに出席するため会場に向かっていた陣馬(橋本じゅん)は、その道中で偶然にも指名手配犯と遭遇し、急遽後を追うことに…!?
引用:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/
『MIU404』見逃し動画配信サービス
『MIU404』の見逃し配信はParaviでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
コメント