『MIU404』6話あらすじネタバレ感想考察、三澄ミコト登場?

『MIU404』も話となり、ようやく志摩の捜査一課時代のことが明らかになりました。果たして先週刈谷刑事が話していた志摩が相棒殺しというのは、どう言うことなのでしょうか?

それでは『MIU404』6話のあらすじ、ネタバレ感想などを紹介していきます。

全話あらすじ、ネタバレはこちらから。

『MIU404』感想・ネタバレ・登場人物・キャスト、1話から11話(最終回)まで
2020年4月期のTBS金曜ドラマ『MIU404』(ミュウ ヨンマルヨン)は、架空の「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台となる、1話完結型となるオリジナルドラマです。 この『MIU404...

登場人物・キャスト

伊吹藍 … 綾乃剛
志摩一未 … 星野源
九重世人 … 岡田健史
陣馬耕平 …橋本じゅん
特派員REC … 渡邊圭祐
糸巻貴志 … 金井勇太
我孫子豆治 … 生瀬勝久
桔梗ゆづる … 麻生久美子

登場人物についての詳細はこちらからどうぞ

『MIU404』感想・ネタバレ・登場人物・キャスト、1話から11話(最終回)まで
2020年4月期のTBS金曜ドラマ『MIU404』(ミュウ ヨンマルヨン)は、架空の「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台となる、1話完結型となるオリジナルドラマです。 この『MIU404...

6話ゲスト

香坂義孝 / 村上虹郎

志摩が捜査一課で働いていた時の相棒で、毒殺事件の容疑者が逮捕された日に、自宅のビルの下で不自然な亡くなり方で発見された。

中山詩織 / 北浦愛

タリウムを使った連続殺人事件で、亡くなった2人の男性と付き合いがあるとのタレコミがあったため、志摩と香坂に聞き込み・聴取を受けた女性。

南田弓子 / 範田紗々

中山詩織や亡くなった2人の男性と一緒の職場で働いていた女性。

近々引っ越す妊婦 / 垣内彩未

かつて香坂が住んでいた、ビルの向かいに建つマンションに住んでいる女性。

刈谷刑事 / 酒向芳

警視庁捜査一課の刑事で、志摩のことを「相棒殺し」と呼んでいた刑事。かつては志摩と一緒に捜査一課で働いていたが、志摩のことはあまり良く思っていないようだ。

『MIU404』6話あらすじ・ネタバレ

警視庁芝浦警察署で「今の志摩?良く戻れたな、相棒殺しがぁ!」という声を耳にした伊吹は、そのことが気になり、パトロールを終えた志摩に「よっ、相棒殺し」とまるで「後家殺しや鬼殺し」かのように気軽に声を掛ける。

マジなになった志摩を見て「マジ顔、いやーさー、お前のことをさ、そう言ってるヤツがいんだよ。なんの話かと思って。」と尋ねるが、志摩は無視して戻って行ったのだ。

志摩の相棒の死

「余計なことを聞くな」と陣馬に殴られた伊吹に、九重は「志摩さんの相棒が死んでるのは、本当ですよ。事故か自殺か…、他殺か、よく分からないんだ。」と告げる。

九重は「2013年8月8日の未明、狛江市平羽で男性の遺体が発見された。男性は警視庁捜査一課所属の香坂義孝巡査部長。転落死と見られ、場所は香坂刑事の自宅があった雑居ビルの敷地内で、遺体を発見したのは同僚の志摩刑事。」と伊吹に話す。

そして「香坂刑事の遺体は、靴を片方しか履いておらず、もう片方の靴は屋上に残されていた。近くにはウイスキーのボトル。報道はここまで。」と告げる。

そして酒が飲めない香坂刑事の遺体からは香るほどの酒の匂いがし、体内からは大量のアルコールが検出されたというのだ。

事件の内容を聞いた伊吹は九重を引き連れて、香坂の死の真相、そして、同日に起きた連続毒殺事件について調べ始めるのだ。

ここからネタバレです。

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志摩は桔梗の家へ

勤務を終えた志摩が、桔梗隊長に報告書を提出しようとすると、電話で水道工事業者とトラブルになっている桔梗の声が聞こえてきた。

志摩がトラブルかと尋ねると、桔梗は「ウチの給湯器が壊れて、お湯が出ない。今日なら修理に伺えますって急に言われても…」と話すと、志摩は「行きます。桔梗さんの家、迷惑でなければ俺が代わりに行って立ち会います。」と申し出たため、志摩は桔梗の家へに行くことになった。

一方、かつて志摩が捜査一課の刑事だったことに驚いた伊吹は「よーくわかった、志摩は俺を舐めてる。」と言い「だってそうだろ、俺には大事なことを何にも言ってない。」と大声で怒鳴っていると、後ろから志摩がやってきた。

「報告終えたんで帰りまーす。」と告げ、ロッカーで着替えをする志摩に、伊吹が「志摩、何があった。」と尋ねると、伊吹は「お前には関係ない」と答える。

伊吹が「ある、俺は404、お前の相棒だ。」と告げると、志摩はロッカーを力強くバタンと閉じ、伊吹に「ウゼー!聞き方に工夫がない、刑事のくせに、話せって言われて、ハイそうですかってホイホイ答える容疑者がいるか、バーーーカ!刑事だったら自分で調べろ。まあ、お前ごときの捜査能力じゃ調べられないだろうけどな。」と伝える。。

伊吹は「おお、言ったなー、後悔すんぞー、心の底からギャフンって言わせてやるよ。」と告げると、志摩は「できるもんなら、やってみろよ。」と言い残し帰っていくのだ。

伊吹、志摩を捜査する

しかし、どこから手を付けて良いか分からない伊吹はどうにか九重を味方につけようとするが、肝心の九重はあまり乗り気でない。

そこで伊吹は「こういう時なー、志摩だったら、サクッとパリっとすぐ調べてくれんだけどなー、ってか、やっぱあいつスゲーよなー。九ちゃんにはー、無理かー。ごめんねごめんねー。」と話すと、伊吹の挑発に乗った九重は協力してくれることになった。

2人は捜査一課の刈谷刑事の元へ行き、伊吹が「九重刑事局長の息子でーす」と九重を紹介してから話を聞き始めた。

捜査一課時代の志摩

刈谷刑事の話しによると「当時香坂の相棒は志摩ってヤツで、鼻もちならないヤロウだったんだよ。人を小馬鹿にして、いつだって自分が一番優秀だと思ってやがる。」と話すと、伊吹は「わかるわーー」と心から納得する。

続けて話を聞くと、香坂が亡くなった日は、タリウムで男性2人を殺害した連続毒殺事件の容疑者の逮捕日で、刈谷刑事はその逮捕日の夕方、志摩が香坂を凄い剣幕で会議室へ連れ込んだという。

そして、犯人が逃亡したという連絡が入って全員が現場に向かっても、志摩と香坂の2人は来なかったと告げるのだ。

香坂の死

その翌朝志摩から110番通報が入り、香坂が転落死したという。その後5分後、近くにいた3機捜の隊員が到着し、初動捜査に当たったと告げる。

九重が「でも他殺を示す証拠はなかったんですよね。」と話すと刈谷は「志摩が証拠を隠したのかも。」と話す。

伊吹が「機捜がキッチリ初動捜査してりゃ、バレるだろ」と言うと、刈谷は「初動捜査に当たった機捜の隊員は2人とも志摩と旧知の仲だった。一人はあれだ、機捜初の女隊長。」と告げ、初動捜査に当たったのが桔梗と陣馬だったと話すのだ。

その後、陣馬が飲んでいる店へ2人は立ち寄り話を聞き出そうとするが、陣馬は「俺はなんにも言わねーぞ。」と口を閉ざす。

すると九重が「飲めばいいんですよね。飲めば話を聞かせてくれる。」と言い、焼酎をグラスに半分ほど注ぎ込む。

すると陣馬が「やめやめやめー」とグラスを取り上げ「お前、飲めないガキが無理すんじゃねー」と怒鳴る。

当時の陣馬の聞き取り

そして「どうして、半分も飲んじまうかねー。」と言い「あの日は、タリウム事件の犯人が逃げた日で、祖師谷署のデカもそっち取られて、番手が一番低かった俺たちが、最初に臨場することになった。」と話し始める。

当時現場で志摩は「何度電話しても電話に出なかったため、様子を見に来たらこの状態で。」と言い、酒の匂いを感じた陣馬に志摩は「グレングリアン、スコットランドのウイスキーです。」と話した。

その後陣馬は志摩と非常階段で屋上まで登って行くと、もう片方の靴が見つかり、テーブルの上には、半分飲み干されたグレングリアンのボトルが残されていた。

陣馬は現場の様子を見て「志摩、お前俺たちが来る前に、ここへ来たのか?」と尋ねると、志摩は「いえ、今が初めてで。初めてっていうのは、夕べ来てないって意味で、以前来たことがあるんです。」と話すのだ…

*****

その後酔いつぶれた陣馬が「手紙があったんだよ。」とつぶやき、伊吹に「香坂の最後の…」とだけ告げ、陣馬は再び眠りについたのだ。

その頃桔梗の家でうたた寝をしていた志摩は、家の屋上でウイスキーを飲んでいる香坂が「俺はもう刑事じゃなくなっちゃって。刑事じゃ…」と告げたため「香坂。刑事じゃなくても、お前の人生は終わらない。」と言い、香坂に握手の手を差し出したところで目が覚めた。

丁度そこに給湯器の修理に水道業者がやってきたのだ。

伊吹、桔梗の元へ

その頃、伊吹と九重は、酔っぱらったまま4機捜へ戻ると、桔梗がやってきて「休みの日は飲んでもいいけど、署に来るな。」と告げる。

九重が「遺書の話です、香坂刑事の。」と告げると、桔梗は「帰りなさい。面白半分に調べることではない。機密です。」と答える。

すると伊吹は「面白半分じゃないっすよ。志摩の相棒だから調べてます。」と話すと、桔梗は「相棒なんて一時的なものでしょう。」と告げる。

伊吹は「俺が4機捜に来たのが、スイッチだとして。」と言い「ほらー、俺が4機捜に呼ばれたのって、急遽誰かが4機捜に入ったから、志摩と組むヤツが足りなくなって、こう俺が呼ばれたんでしょ…。 玉突きされて入った俺が、404で志摩と組むことになって、2人で犯人追っかけて、その1個1個1個全部がスイッチで、何だか…、 人生じゃん…。 1個1個、大事にしてーの。 諦めたくねーの。 志摩と全力で走るのに、必要なんすよ。」と告げる。

すると桔梗は「まず、シャワーを浴びて、酒を抜いてきなさい。」と訴えるのだった。

シャワーを浴びた2人に、桔梗は転落死事件に関する報告書を見せ「見つかったのは、遺書ではなく、退職願。それが起きたことの全て。」と話す。

当時の香坂

当時、香坂と志摩は容疑者の女性宅へ聞き込みにいったものの、彼女が死んだ男たちと付き合っていた証拠は中々掴めなかった。

そのため、香坂は休みの日も容疑者を調べるようになったある日、その女性から部屋へ呼ばれたのだ。

その時、その女性から口移しで無理やりお茶を飲まされたことから、香坂はますます疑念を深めて行ったのだ。

やがて焦った香坂は、証拠をでっち上げて捜査本部に報告した。そして志摩はそのことに気付いたのだ。

その時容疑者が逃げたという報告が入ったため、香坂を残し志摩は様子を見に行ったのだ。

香坂の失態

戻って来た志摩は香坂に「犯人が逮捕された、部屋からタリウムも発見された。」と告げると、香坂は「あ~あ、俺たちの手柄になるハズだったのに。」と告げる。

「偽の証拠で?」と尋ねると、香坂は「でも結果は同じでしたよね。」と答える。

すると志摩は逮捕された女性の書類を見せ「逮捕された女だ。名前は南田弓子。俺たちが調べていた中山詩織は同僚の南田弓子が犯人だと気付いて、引っ掻き回して楽しんでた。」と話す。

続けて「中山詩織が不倫相手だというタレコミは、中山自身がフリーアドレスを使って送った嘘のメールだった。」と伝えるのだ。

・・・・・

香坂は事故死!?

一方、香坂が転落死した現場を調べていた伊吹と九重は、司法解剖から死因が屋上からではなく、低い場所からの転落死だったということが分かった。

その後伊吹は志摩に電話し「事故だった。香坂の手紙も読んだ。」と告げると、志摩は「なんだ本当に調べたのか?」と電話で答える。

伊吹は「でも、一個だけわかんなくってさあー。なあ志摩、生きてる香坂に最後に会ったのはいつ?志摩はそん時、なんて声かけたの?調べてもそこはわかんなかったー。」と告げる。

志摩が電話口で「降参か?」と尋ねると、伊吹は「降ーーー参。ははっ、教えて。」と尋ねる。

志摩は「最後は、あいつが肩を落として、あの手紙を書いてた時、それから、あのビルの屋上。」と話すと、伊吹は「あの夜、屋上いったの?」と電話口で尋ねる。

志摩の想い

志摩は「行かなかった。俺はどっちにも行かなかった。チャンスはあった。何度も。だけど、声を掛けなかった。いつの間にか帰ったアイツが、メールしてきて”ウチの屋上で飲みませんか?志摩さんの好きな酒買って待ってます。”って。」と話す。

「こっちは始末書書いてんのにふざけんな、何が飲もうだ…。 無視した。あれから何度も…、何度も何度も なーんども なーんども 何度も!…頭の中で繰り返す。」

「あの時声掛けていたら、あの時屋上に行っていたら。もっと前、俺があいつの異変に気付いていたら、スイッチはもういっくらでもあった…。」

「だけど現実の俺は、それを全部見過ごした…。 見ないフリした…。 俺があいつに、最後に掛けた言葉は…。”進退は自分で決めろ”…」

その翌朝、香坂の家を訪ねた志摩は、香坂の遺体を発見したのだった。

志摩は「事故…。俺はそうは思えない。悔いても悔いても時間は戻らない。」と電話口で伊吹に訴えるのだ。

その時、伊吹はあるものを見つけ「香坂が死んだのは2013年のタコの日の深夜2時頃だよな。」と言い、電話を切って急いで階段を駆け下りる。

・・・・・

伊吹の気付きと真実

その後再び志摩に電話した伊吹は「来ないとお前は後悔する」と告げ、すぐに香坂のビルに来るように告げた

志摩は「何だ?行かねーよ。」と言いつつも、思い直して香坂のビルへ向かい、伊吹のいる屋上に到着した。

伊吹は、志摩に「あの日、香坂ちゃんはここで志摩を待ってた。だが、いつまで経っても志摩はこない。仕方なく景色を眺めて……、見つけた!!犯罪の瞬間を。」と告げ、不審な男性が女性の部屋に忍び込む瞬間を目にしたという。

志摩は「何だ、その作り話は?」と言うと、伊吹は「証拠はある。」と告げ向かいにあるマンションに掲げてある「2013年8月8日、深夜2時頃、110番通報してくれた人、探しています。」という大きな横断幕を見せるのだ。

更に伊吹は、通信指令本部で見つけたという、当時の香坂からの通信記録を志摩に見せた。

当時香坂は、不審な男がベランダをよじ登り、女性の部屋に入っていく様子を目撃したため「警察だ!おい!」と叫びながら、あわてて下の階まで降りようとし、その際に片方の靴が脱げたのだ。

そして大急ぎで駆け下りていったため、中二階の踊り場で足を踏み外し、転落死したのだった。

その後志摩と伊吹の2人が、向かいのマンションを訪ねると、妊娠してお腹の大きな女性が顔を出し「110番してくれたの、どっち?」と尋ねてから「いやあ、マジでね、ヤバかったの。部屋に入ってきた男と取っ組み合いして、殺される~って時に、サイレンの音が、パーフォーパーフォーって。フフッ天使のラッパに聞こえた。」と告げるのだった。

彼女は「通報してくれた人がいなければ、私もこの子も、マジで生きてなかったなあって。」と言い、「その人に、くれぐれもお礼言っといてください。あなたのおかげで元気でーす。」と話してくれたため、志摩は「はい、必ず伝えます。」と答えその場から去っていくのだった。

志摩の弱さ

その後志摩は、香坂が転落死した現場でしゃがみ込み「ずっと来られなくてごめん。お前を…、弱いヤツだと思った。刑事に向いてない弱いヤツだって…。だけど俺はあれからウイスキーが飲めない。俺もたいがい弱かった。」と話しかける。

そして「今、機捜でホシを追ってる。彼らに偉そうに言葉をかける…。その度にすっげえブーメラン…、俺に、そんなこと言う資格があるのか?俺こそが裁かれるべきなんじゃないか?…お前の相棒が伊吹みたいなヤツだったら、生きて…、刑事じゃなくても生きてやり直せたのにな。忘れない、絶対に忘れない。」と香坂に語り掛ける。

伊吹は志摩が警察を辞めるんじゃないかと心配するが、志摩は辞めないと話す。

そんな志摩に伊吹は「まっ、安心しろ、俺の生命線は長い。殺しても死なない男、それが、伊吹 藍」と告げるのだった。

その後伊吹も交え、志摩と桔梗、そして桔梗の息子ゆたかと羽野麦の5人で焼肉パーティーを始める。

その時水道業者に扮した男たちが、給湯器の修理工事の際に取り付けた盗聴器で桔梗家の会話を聞いており、一人の男がスイッチを切り「感度良好オーケーです。」と話すのだ。

『MIU404』6話まとめ・感想

さすがというか、今回の『MIU404』も非常に面白かったし、感動しました。

今回はこれまで謎とされてきた、「相棒殺し」とも呼ばれていた志摩のつらい過去を取り扱った回でしたが、それと共に、伊吹の見せ場も多かった回でしたね。

志摩の考察

志摩の持つどこか冷めた雰囲気と、人を信じないという性質は、かつて自分の相棒を事故とも自殺ともわからない失い方をしたためで、どこかでスイッチを入れてさえすれば、あんな失い方をしなかったという、後悔をずっと引きずってきたとともに、自分の弱さとも向き合ってこなければいけなかったため、自分自身をも信じることができない結果、他人も信じることができなくなったんでしょう。

伊吹の考察

そして、一見単なるバカに見える伊吹ですが、一瞬一瞬を大切に一生懸命に生きているため、いずれ移動や転勤があるにしても、現在最も関わりのある相棒の志摩のことを真剣に考え、本気で思いやる心が、九重や陣馬を始めとし、隊長の桔梗にも通じ、全てを解き明かすに至ることができたのでしょう。

演じる綾野剛さんですが、これまでも色々な役を演じてきて、どれもこれも素晴らしいキャラクターを演じて見せてくれましたが、今回の伊吹藍というキャラクターは、本当に彼にピッタリだと思います。おそらく彼以外にこの役を演じることのできる役者はいないようにも思えます。

今話の面白さ

さらに、今回の脚本も非常に良くできており、香坂と志摩が事情聴取した中山詩織の素性を最後の最後まで出さなかったことで、毒殺殺人事件の犯人が詩織だと植え付けられえてしまい、そのことにより香坂が詩織に疑念を抱いて、突っ走ってしまった経緯や、香坂の心情が上手く描けていました。

さすがに、向かいのマンションに住む女性が横断幕を掲げていたというのは少々出来過ぎた話ですが、それがあったからこそ、志摩の心も少しは晴れたワケですし、見ているこちらの心も晴れて、まんまと泣かされてしまいました。

ホントーーーに今回は、志摩の回と思わせておきながら、しっかりと伊吹も活躍したうえで、2人の良さや他の仲間の存在感も十分に引き出し、一つ一つのエピソードをしっかりと魅せ、最後にしっかりと感動を味わわせてくれたという素晴らしく稀有な回でした。

あの名前が

そして、何気に小ネタも利いている回で、伊吹が九重と捜査を進めている際に映った検体者記録の執刀医の欄に、驚いたことに「三澄ミコト」の名前が…

アンナチュラルがスタートした2018年当時、ミコトはその4ヶ月前からUDIラボで働き始めたハズなので、その5年前の2013年だと28歳なので、まだ医大の法医学教室にいた頃に執刀したんでしょうね。

これまでも毛利刑事や向島刑事も出演しましたし、ミコトの名前も出たので、どうせなら伊吹と志摩の2人で、UDIラボへ事件の司法解剖を依頼しにいって欲しいものです。

とは言っても、ミコトは薬剤師の仕事が忙しいようですし、六郎は作曲が忙しくて助手として写真を撮ってる場合じゃないし、東海林は整形外科医になっちゃったいましたし、中堂さんなんてワープする能力を手に入れ、見知らぬ年に迷い込んじゃってるし、挙句の果てには所長なんて人間に疲れ果てたのか猫になっちゃったんで、今はたぶん臨時で他の人が運営してるんでしょうかね?

もしかしたら坂本さんは、薬の卸の兼業で検査技術士をやってるかも …そうそう、葬儀屋の木林さんは建設業界に就職して同期の子を好きになったり、ロリコンになったりで、今は自転車に乗ったりしてるようですね。

エトリ登場!?

さて、今回水道業者に扮した男たちは羽野麦が住む桔梗の家に盗聴器を仕掛けたことから、バックにいたのが恐らくエトリで、ラストでスーツを着て車に乗り込もうとした男がおそらくそうなんじゃないか?と思われます。

となると、エトリと菅田将暉さんはやっぱり別人ということになるんでしょう。じゃあ菅田将暉さんはなんだ?ということになります。そして特派員RECに助けを求めた成川岳は次回出てくるのかどうかもかなり気になります。

次回もあらすじを見ると、ゲストが豪華ですし、ストーリーも絡み合って面白そうです。次の金曜日が非常に待ち遠しいですね。

『MIU404』7話予告・あらすじ

トランクルーム内に男性の遺体があると通報があり、初動捜査に駆けつけた伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)。

現場で2人が目にしたのは、トランクルームの中で猫砂の山に埋まり、微笑むような穏やかな顔をしている死体。

一見、自殺のように見える状況だが、ただの自殺とは思えない2人は、他のトランクルームの利用者であるジュリ(りょう)と、家出少女のスゥ(原菜乃華)とモア(長見玲亜)の聴取を行うことに。

さらに、トランクルームに違法に住んでいる男・倉田(塚本晋也)の証言で、死亡した男についてある事実が分かる。

一方、結婚が決まった長男の両家顔合わせに出席するため会場に向かっていた陣馬(橋本じゅん)は、その道中で偶然にも指名手配犯と遭遇し、急遽後を追うことに…!?

引用:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/

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