2021年1月期のテレビ朝日・土曜ナイトドラマは、2020年8月の同枠の「妖怪シェアハウス」で主演を演じた小芝風花さんが主役の清水萌子美を演じる『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』。
脚本はテレビ朝日系連ドラ初となる、ヒューマンドラマの名手の橋部敦子さんが手掛けるオリジナルドラマ。
ここでは、ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』のあらすじやキャストなどを紹介していきます。またドラマ放送と共に、ネタバレ感想なども追加していきます。
引用:土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』|テレビ朝日
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』ネタバレ感想
1話ネタバレ感想

2話ネタバレ感想

3話ネタバレ感想

4話ネタバレ感想

5話ネタバレ感想

6話ネタバレ感想

7話ネタバレ感想

8話ネタバレ感想

9話感想ネタバレ

10話・最終回感想ネタバレ

ドラマが放送され次第更新していきます。
ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』とは
主人公の清水萌子美は、ぬいぐるみや植物などの、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという感覚の持ち主で、そんな不思議で繊細な感覚を持っているため、他人とのかかわりを持たないように生きて来た。
これまで自分を狭い世界に閉じ込めていたが、あることをきっかけに、自分で広い世界に踏み出すことを決意し、さまざまな経験を重ねながら成長していく姿を描いた物語。
また萌子美が歩みだしたことで、平穏に見えているものの、実はバラバラだった家族も、彼女の影響を受け、本音をぶつけ合うようになり、自分自身と向き合うことになる。
そんな風に萌子美だけではなく、家族の再生も描いた物語。
ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』登場人粒・キャスト
清水萌子美 / 小芝風花
幼少より空想の世界で遊ぶのが一番で、石やぬいぐるみや植物など、通常は感情を持たないとされているモノの気持ちがわかるという繊細な感覚の持ち主。そのことで、変人扱いをされたり叱られたりしてきたため、極力人前ではそういう面を出さないようにしてきた。自分が変なことを言ってしまうのではないか?という恐れから、自分の気持ちを言葉にするのに時間がかかることや、うまく伝わらないことで、コミュニケーションに問題があるとされ、そういう人間として生きて来た。小学校5年から学校へはほとんど通わず、高校は通信制の高校に在籍し、卒業後20歳まで家にいたという世間から見るとニートや引きこもり。それでもよく兄が外に連れ出してくれていた。20歳の時から、母の勧めで、工場で不良品をチェックするアルバイトを始める。
1997年4月16日生まれ、大阪府出身、A型。2011年の14歳の時に「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリに選ばれる。2012年にはイオンのCMへの出演、15歳で女優デビュー。2014年の映画「魔女の宅急便」で主役のキキを演じブルーリボン賞・新人賞、日本映画批評家対象・新人女優賞を受賞。その後2016年NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインと対立する一人娘の役を演じ評価を上げ、2017年「マッサージ探偵ジョー」でコメディ分野でも存在感を残し2019年の「トクサツガガガ」でコメディエンヌとしての才能をも開花させ、2020年に「妖怪シェアハウス」で民放連ドラ初主演、コメディとシリアスの両方を演じることができる確かな実力を見せつけた。
清水俊祐 / 工藤阿須加
萌子美の兄。妹思いで優しくて明るい、いい兄。父方の祖父の花屋を継いでいて、花屋としても、近隣の人たちに親しまれ、年配の女性たちに可愛がられ、常連客も多い。友達からも信頼され相談事をされるような人物だが、人には絶対に明かせないような一面がある。
清水伸寛 / 田辺誠一
萌子美の父。税理士をしている。子育て・教育方針、子供のことなど色々考えていたり、、独立した時も自分の考えを持っていたが、いずれも妻・千華子に主導権を握られている。本当は自分で決めたり、考えを通したかったりしたかったが、妻に反論すると面倒なことになるのでしなかった。一見優しい夫に見えるが、実は妻にエネルギーを吸い取られているため、無気力になっているだけ。
清水千華子 / 富田靖子
萌子美の母。家族思いで子供たちに熱心な主婦。萌子美が学校へ行かなくなった時も、なんとか普通の子供たちと同じようにしようと、色々なところに相談に行ったり、時間やお金も使ったが、全く解決しなかった。萌子美のためにと必死になっているつもりだったが、実は過干渉で支配的である。しかし、そのことに本人は気付いていない。20歳でアルバイトを始めた萌子美が、また引き籠るのではないかという心配を抱えている。
須田観 / 橋爪功
萌子美の母方の祖父。元高校教師のタクシー運転手。理由があり、娘の千華子には寄り付かず絶縁状態だったが、妻が他界後の一人暮らし中に、部屋でボヤを起こし居られなくなったと言い、萌子美の家に転がり込む。しかしそれには別の目的がある!?
岸田佑矢 / 加藤清史郎
俳優を目指しながら、フードデリバリーのアルバイトをしている。萌子美が落とし物を拾ってくれたことをきっかけに親しくなる。やがて萌子美から好意を寄せられるように。
依田涼音 / 水沢エレナ
俊祐が継いだ花屋の店員。店長の俊祐とは密かに付き合っている?
桜井真由 / 内藤理沙
俊祐の花屋の店員。シングルマザー。
ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』あらすじ
小さな工場で不良品のチェックをしている清水萌子美(小芝風花)。仕分ける速度が他の従業員に比べて速く、黙々と仕事をしていた。
ある日のこと。萌子美は他の従業員が仕分け終わった部品に不良品があるのを見つけ、思わず「その子、ケガ――」と言いかけてしまう。実は萌子美には、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”があったのだ。
幼い頃はこの感覚を隠すことが出来ず、モノの気持ちを“代弁”することで、周囲との間に波風を立てることも少なくなかった。
工場でもどこか周りから浮く萌子美は、工場内の高い位置にある窓を見て、突然チーフ従業員に、あの窓を掃除した方がいいのではないかと言い出す。しかし清掃業者が当分来ないとの返事に、思わぬ行動に出てしまう。そのことが結局、周囲に迷惑をかけてしまうのだが…。
萌子美の母、千華子は娘が工場で問題を起こしたと知らされ、頭を痛める。萌子美がほかの子どもたちとどこか違うことに長年悩み、何事もなく暮らしてほしいと願いつつ、それすら叶わないことに不安を抱き続けていた。それでも夫の伸寛や、萌子美の兄で長男の俊祐とともに、自分なりに娘をサポートしてきたのだった。
数日後、萌子美は22歳の誕生日を迎えるが、ある理由から工場に行きたくないと言い出す。この日だけ穏便に過ごしたいと、千華子は娘の言うことを聞くことに。その夜、家族揃って萌子美の誕生日のお祝いをしていると、訪問者がやって来る。それは…。
引用:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/#/%E7%AC%AC1%E8%A9%B1%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%98?category=drama
小芝風花さん、橋部敦子(脚本家)コメント
小芝風花さん
――民放連続ドラマで2回目の主演となります。感想をお聞かせください。
また土曜ナイトドラマで主演を務めさせていただけることがうれしいです! 『妖怪シェアハウス』同様、頑張ろう! という気持ちでいっぱいです。今回は眠る前のひととき、見てくださる方の心がホッコリするような、気持ちよく眠れるような、一週間頑張ったご褒美になるような作品にしたいです。――本作の脚本を読んでの感想をお聞かせください。
コロナという大変な問題が起こり、今年は人との距離をどう取ればいいのか、改めて考えた年になったと思います。この作品ではとても近い距離にある家族の関係を描いていて、萌子美たち家族は一見平穏だけれど、実は心がバラバラだったことが明かされます。橋部さんの脚本は、人の感情の動きがとても丁寧に描かれ、萌子美たち家族が再生していく姿からは、今の時代だからこそ伝わるものがたくさんある気がします。――萌子美をどのように演じたいか、役作りで意識していることはありますか?
萌子美の1番の特徴はモノの気持ちがわかることなので、モノと対峙したとき一方的にモノの言うことに耳をかたむけるのではなく、ちゃんと“会話”しているように見せたいです。モノがどんな風に話しているのか、そのモノはどんな性格なのか、テレビの画面越しに伝えるのはとても難しいですが、丁寧に演じたいと思います。一方で、萌子美はどこにでもいる女の子だと思うので彼女の普通っぽさも忘れないようにしたいです。
もうひとつは“距離感”です。家族との距離感、他人との距離感、モノとの距離感…。家族は大切だけれど、モノの気持ちを聞いているほうが落ち着くような、萌子美の“心の距離感”をしっかり表現していきたいです。――小芝さんがモノの気持ちがわかるとしたら、どんなモノの気持ちが知りたいですか?
ペットです! 今は飼っていませんが、何を考えているのか、何を欲しているのか、知りたくないですか? ペットではありませんが、家に観葉植物のガジュマルがあって、母と一緒に面倒を見るのにハマっているんです。観葉植物って水をあげるタイミングが難しいんですよ! あげ過ぎてもいけないし、足りないと枯れてしまうし。「今、水が欲しい!」とか「栄養が足りないよ!」とか言ってくれたら助かりますね(笑)。――小芝さんと萌子美に共通点はありますか?
萌子美は周りから「ヘンな子」というレッテルを貼られ、自分がしゃべると気味悪がられるんじゃないか、家族に迷惑をかけてしまうんじゃないかと思っているので、人と上手にコミュニケーションが取れません。私も、「ここはこうしてほしい」とリクエストするのが苦手なので、そういう面では萌子美に近いかもしれないです。それと、ガジュマルのことを「ガジュさん」と呼んで話しかけているので、そこはちょっと萌子美っぽいかもしれないです(笑)。――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。
萌子美は自分だけの小さな世界から勇気を出して一歩踏み出し、数々の出来事に向き合います。そんな萌子美の奮闘をぜひ応援していただきたいです! 私自身も人との距離感や、自分の気持ちをなかなか伝えられないことなど、何か悩んでいる方に寄り添えるよう、さらに前に進むきっかけになるよう、いろいろなことに頑張る萌子美を精一杯演じます!引用:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/#/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88?category=drama
橋部敦子さん
――橋部さんは本作でテレビ朝日系連続ドラマ初執筆となります。土曜夜11時台の土曜ナイトドラマ枠ということで何か意識されたことはありますでしょうか?
前々からナイトドラマを書かせていただきたいと言い続けていて、それが叶ってとても嬉しいです。今回は冬の土曜の夜に、ホッコリ笑えて温もりを感じていただけるドラマをお届けするという思いから、企画が立ち上がりました。――優しい世界観の作品をたくさん生み出されている橋部さんですが、『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』では、どんな物語を紡いでいきたいとお考えでしょうか。また作品の見どころをお聞かせください。
ずっと自分自身を隠してきた萌子美が、本来の自分を呼び覚ましていく物語であり、萌子美の変容とともに、家族が再生していく物語です。それぞれの人物が、目を逸らしていたことに向き合っていく過程を、ホッコリと描いていきます。人とは違う感覚を持っている萌子美のお芝居や、その感覚を表す映像表現は、私自身も楽しみなところです。――主演の小芝風花さんの印象を教えてください。萌子美を演じる上で、どんなところを楽しみにされていますか?
幅広い役を演じることができる、とてもチャーミングな役者さんという印象です。楽しみにしているところは、たくさんありすぎます。脚本を書いていても、小芝さんがどんな表情をするのだろうと思うとワクワクするシーンが、たくさんあります。――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。
冬の土曜の夜、『モコミ』に登場する人々に、ぜひ会いにきていただきたいです。とても素敵なキャストのみなさんが演じてくださり、愛らしい人々のお話になると確信しています。物語を通じ、ささやかではありますが、きっと何かを受け取っていただけると思います。引用:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/#/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88?category=drama
ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』スタッフ
脚 本:橋部敦子(「僕」シリーズ3部作、「フリーター、家を買う」「A LIFE~美しき人~」ほか)
演 出:竹園元(テレビ朝日)、常廣丈太(テレビ朝日)、鎌田敏明
エグゼクティブブロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:竹園元(テレビ朝日)、中込卓也(テレビ朝日)、布施等(MMJ)
音 楽:森英治
音楽プロデュース:S.E.N.S. Company
主 題 歌:『雨のち晴れ』GENERATIONS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
企 画 協 力:オスカープロモーション
制 作:テレビ朝日、メディアミックス・ジャパン(MMJ)
ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』まとめ
これまで土曜ナイトドラマといえば、「おっさんずラブ」シリーズ、「M 愛すべき人がいて」、「妖怪シェアハウス」や「先生を消す方程式。」など、どこか一癖あるドラマが主でした。
しかし、この『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』は、この枠では初となるヒューマンホームドラマということなので、これまでの土曜日とは一味違った夜をすごせそうです。
主演の小芝風花さんの今回の役柄は、ここ最近見せていたコメディ寄りな役柄ではなく、変わった子で、かつ繊細な少女ということなので、この少女がどんな経験を重ね、どのように成長していくのか、そしてそれを小芝風花さんがどのように演じていくのか、非常に楽しみです。
※新たな情報が入り次第更新していきます。
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