オリンピックの延期が決まった2020年にあのタラレバ娘が帰って来た。倫子・香・小雪の3人も33歳となり、新たな生活を迎えようとしていた。
果たしてこの3人に、今回幸せは訪れるのか?
ここでは『東京タラレバ娘2020』スペシャルドラマのネタバレ・感想などを紹介していきます。
画像引用:東京タラレバ娘2020|日本テレビ
『東京タラレバ娘2020』登場人物・キャスト
鎌田倫子 … 吉高由里子
平沢香 … 榮倉奈々
鳥居小雪 … 大島優子
早坂哲朗 … 鈴木亮平
KEY … 坂口健太郎
平沢ゆう … 渡辺大知
朝倉理一 … 松下洸平
丸井良男 … 田中圭
鮫島涼 … 平岡祐太
鳥居安男 … 金田明夫
黒沢マミ … 石川恋
タラの声 … 加藤諒
レバの声 … あ~ちゃん(Perfume)
登場人物の詳細については、以下からどうぞ。

『東京タラレバ娘2020』あらすじ
「タラレバ」ばかり言いながら、恋に仕事に悪戦苦闘した日々から3年。倫子、香、小雪は、33歳になっていたが相変わらず3人の女子会は続けている。
結局 倫子とKEYは、3年前 KEYがロスへ行くときに見送ったのが最後となり、それ以来一切連絡を取っていなかった。
一方香は、一年前に小学校時代の同級生・ゆう君と、平成ギリギリにスピード婚を果たした。
小雪は念願だったカフェの開店準備に追われ、男を作る暇もなく一人で忙しくしている。
そして倫子は、脚本家としては相変わらずパッとしない状況だが、プライベートでは図書館に勤める朝倉と付き合って、もう1年になろうとしていた。
香や小雪から「そろそろプロポーズされるのでは?」と煽られて“結婚”を意識し始めた倫子。
2人に煽られた倫子は、ある日のデート中に、つい「私たち、結婚してみるっていうのはどうかな」と言ってしまった。
その後慌てて取り消そうとするが、朝倉は驚きながらも笑顔で「俺もそう言おうと思ってた。」と倫子のプロポーズを受け入れ、二人は本当に結婚することになったのだ。
人生最高の浮かれ具合で香と小雪に報告する倫子。まさに幸せの絶頂…のはずだったのだが、突然そこに、俳優としてアメリカに渡っていたKEYが現れる。
3年前にいろいろあった男の登場に動揺を隠せない倫子の様子に、香たちも「このタイミングで再会ってやばくない?」と心配する。
突然の登場に動揺する倫子だったが、相変わらず辛口のKEYに、倫子はからかわれていると感じ、香と小雪にどうってことないと告げるのだった。
逆プロポーズ以来、倫子の結婚準備が進む中、香は、夫・ゆうとの結婚生活に「これが私のしたかった結婚なのかな?」と小さな違和感を覚え始める。
また小雪も、二人に先を越されて一人取り残された現実をひしひしと感じ、2人が入れてくれた出会い系アプリに登録した。
そしてKEYも、早坂から「いいの?このまま倫子さんが結婚しちゃっても」と問いかけられるが「あの人が決めることですから。」と返す。
それぞれの思いが交錯する中、倫子の結婚式の日がやってきた。
『東京タラレバ娘2020』ネタバレ
倫子の結婚式当日
結婚式当日、小雪は香にマッチングアプリで良い人とやり取りしていることを告げると、香は結婚生活のグチをつい口にしてしまうのだ。
ウェディングドレス姿の倫子は緊張の中、夫となる朝倉に励まされ、いよいよ結婚式を迎える。
『東京タラレバ娘2020』感想・まとめ
久しぶりに倫子や香、小雪やKEYたちが、実際に動く姿を見ることで、2017年の連ドラ時代の気持ちが戻ってきました。
あの頃、次のオリンピックは東京だと思っていたことや、ドラマを見て原作が読みたくなったこと、全巻買って、原作とドラマを見比べて見たことなどなど甦ってきました。
このドラマの何が好きかと言うと、倫子・香・小雪のキャラクターが、吉高さん・榮倉さん・大島さんが演じることによって、まるでコミックから飛び出したかのように、スゴくピッタリだったこと。
もちろん鈴木亮平さんや坂口健太郎さん、平岡祐太さん、田中圭さんたちの脇を固める方々たちも、本当にドラマの世界観そのままでした。
あらから3年経って、ようやく帰ってきたこの『東京タラレバ娘2020』でも、当時のキャラクターそのままで、いや、3年経っている分、よりパワーアップして2017年以上に素晴らしい演技を見せてくれました。
物語は、それぞれが成長し、あいかわらず女子会はしているものの、タラレバを言わなくなってきていた3人がそれぞれ問題を抱え、再びタラレバを言うようになり、タラとレバが現れるというストーリーで始まりました。
倫子が結婚式の最中、朝倉に逃げられ、タラレバを言うようになるのですが…。
まあでも、結婚式当日に、大勢の前で新郎に逃げられたんだから、タラレバくらい言わせてあげてもいいと思いますし、立ち直るにはそれなりに時間が必要ですよね。
ってかそれ以前に、朝倉は元カノのことをキッチリ吹っ切ったからこそ、倫子との結婚を決めたんじゃないのかと…
まあ百歩譲って、吹っ切れていないにしても、いい歳した大人なんだから、倫子にもっと配慮した方法があったんじゃないか?と多くの視聴者が思ったんじゃないでしょうか。
それに由香とかいう女性も、ワザワザ結婚式当日に式場に乗り込んでくるなんて、悪意があったとしか思えません。
そして朝倉が逃げたことを、倫子に「全部相手のせいなのか?」とKEYが尋ねていましが、この件に関しては、逃げる方が全面的に悪いでしょう。
KEYが言いたいことは、普通結婚式当日まで来て逃げることはまずないので、それでも逃げるということは、相手に逃げてもいいかな?と思わせるなんらかしらの理由が倫子側にもわずかでもあったんじゃないか?と言うことなんだろうけど、それでも言い方があると思います。
って言うか、KEYは自分のことを忘れて結婚しようとしていた倫子に腹を立てていたのもあるのかも知れませんけどね。
今回、丸井と涼はほんの少ししか出番がなかったので、少々寂しかったけど、キャラが変わってなくて安心しました。
丸井とか、キワドい2人の黒木みたいなキャラになってたらどうしようとか思っていましたし、ちょっとそういうキャラが混じっているのも逆に期待してたりもしました…
そして今回の一番のポイントは、あの時もっとちゃんと倫子の気持ちをつかめてたらとか、付き合わなければと思っていた早坂が、後悔から立ち直って、そういうことがあったから、倫子と出会えたからと、「タラレバ」を「から」に前向きに変えることができたことを倫子に伝えたことですね。
だからこそ、倫子はKEYに真正面から向き合えて、KEYもまた、倫子に自分が本気で役者をやっていくきっかけとなったのが、倫子だと素直に言えたのでしょう。
また、倫子・香・小雪の友情がずっと続いていて本当に良かったですし、この3人の友情こそ本当の友情なんでしょうね。
できることなら、何年後かに、まだタラレバ言ってて、KEYに「まだタラレバいってるのか?」と言われているこの3人を見てみたいもんですね。
『東京タラレバ娘2020』見逃し配信
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