椿と結婚することを決め、どうにか光月庵に潜り込むことに成功した七桜ですが、母の真実にたどり着くためには、まだまだ多くの試練が待ち受けています。
ここでは、『私たちどうかしている』2話のあらすじ、ネタバレ感想、ゲストなどを紹介していきます。
登場人物・キャスト
高月椿 … 横浜流星
花岡七桜 … 浜辺美波
高月今日子 … 観月ありさ
高月宗寿朗 … 佐野史郎
高月樹 … 鈴木伸之
大倉百合子 … 中村ゆり
長谷栞 … 岸井ゆきの
多喜川薫 … 山崎育三郎
宮部夕子 … 須藤理彩
城島裕介 … 高杉真宙
山口耕一 … 和田聰宏
富岡勝 … 岡部たかし
安部大吾 … 前原晃
杉田綾人 … 草野大成
詳しい登場人物や相関図についてはこちらをご覧ください。

『私たちはどうかしている』2話あらすじ・ネタバレ
2話あらすじ
光月庵で暮らし始めた七桜を朝6時から厨房へと連れて行って、職人たちに紹介した椿は、七桜に下っ端の職人として、また「ここでは嫁の仕事だ!」として洗い場の仕事を命じます。
厨房では椿の結婚をぶち壊した女として同僚の職人たちから後ろ指を指されながらも、七桜は大好きな和菓子作りに囲まれることに喜びを感じているのでした。
そんな中、作業を助けたことで親しくなった見習いの職人・城島から、15年前先代の樹が亡くなった事件の後、光月庵の従業員が総替わりしたことを聞きます。
城島が「お客様のほうが古い付き合いになるんじゃないですかね。」と話したため、七桜は事件当時のことを知る古参の客から話を聞くために行動に出るのです。
七桜の企み
その翌日、光月庵では三坂神社からの祈晴祭の大量注文が入っている日に、七桜が得意先の呉服店“白藤屋”の注文を受けてしまったことが問題になっていたのです。
七桜は、店が忙しい日なら御菓子を作り自分で届けに行けて、話を聞くことができると思ったのでした。
祈晴祭の日、御菓子を届けるため一人で白藤屋を訪れた七桜でしたが、箱を開けるとなんと白藤屋へ持って行ったお菓子がどれも真っ赤に塗りつぶされていました。
お菓子の“赤”を見て、15年前の血の記憶を思い出したためパニックになり倒れ込む七桜の前に、七桜の不審な行動に気付き後を追ってきた椿が現れ「自業自得だな。嘘をつくからこんなことになるんだ」と、七桜を抱え上げるのです。
何者かがお菓子に不吉ないたずらをしていたことで、七桜は「白藤屋の敷居は、二度とまたがせてもらえない。」ということを確信したのです。
店に戻った後、出来上がった白藤屋のお菓子を、女将の今日子が珍しくチェックしていたことを聞いた七桜は、今日子が自分を追い出すためにお菓子に細工したことに気づき今日子の元へ行きます。
今日子、七桜を追い出しにかかる
すると今日子は既に七桜の荷物をまとめていて、お金を七桜に渡し、出て行くようにと言い渡すのです。
しかし七桜は「私、出て行ったりしません。白藤屋さんには何とかお許しを頂きます。」と言い「私は椿さんと結婚するんです。椿さんに言われるまでは出て行きません。」と今日子に強く訴えます。
その言葉に激高した今日子は七桜に水をかけて「疫病神」と怒鳴り「蝶は美しい蝶としか子孫を残さないの。蛾を家族にしたりしない。よそ者はいらないの。」とあくまで七桜を追い出そうとするのでした。
ここからネタバレです。
『私たちはどうかしている』2話 感想・まとめ
2話となり、ほぼ物語の説明も終わったため、ようやくこの物語の本題に入ってきました。
今回は2巻終わりまで
と言うか、今回で2巻まで終わらせてしまったので、スピーディと言えばかなりスピーディに物語を進めていますね。
それでも今回この物語の肝となる、椿が大旦那の宗寿朗の本当の孫ではないため、光月庵を継ぐことができないということ、そのために椿を中心に厨房がまとまっていないこと。
更に大旦那の宗寿朗は、あの子(さくら)を探していること、椿はさくらのことは懐かしい思い出だが、現れてほしくない、目の前から永遠に消えて欲しいと願っていることなどが今回描かれていました。
現段階では七桜がさくらであるということは誰にも知られていませんので、このまま七桜は母親の真実を探ることができるでしょうが、気がかりなのが七桜をどうしても追い出したい今日子が、七桜の旧姓が「大倉」であることを知ってしまったことです。
当然15年前のさくらが七桜であるということを知られてしまうと、今は味方になりつつある椿からも遠ざけられてしまうでしょうから、そこは知られたくないところです。
しかし、次回“七桜の母親”だと名乗る人物が光月庵を訪ねてくるため、正体はバレずに済みそうです。
今回もドロドロ
今回も相変わらずドロドロしていたものの、前回に比べて、七桜と城島とのじゃれ合いや、餡子作りのシーンも多かったため、その分見やすかった気はしますが、相変わらず大旦那が登場すると、空気が張り詰めてきて、見ているこちら側も緊張してしまいますね。
しかし大旦那も20年以上一緒にいた椿に対して、血がつながっていないからと簡単に切り捨てられるものでしょうか?たとえ血がつながってなくても時間と言うのはそれ以上に愛情を育んでいくものだと思うのですが…
それにしても、今回は1話に比べて、急に七桜と椿の距離が縮まってきましたね。椿にとっては見知らぬ女性のハズですし、七桜にとっては憎む相手だったハズなのに、既にいい雰囲気になりつつあります。
お互い自分たちも気付かない、幼少時代の想いみたいなものが、深層心理の中に眠っていて、知らず知らずのうちに惹かれ合ってしまうのでしょうか。
次回は、七桜が知らなかった母の秘密を知らされることになり、更に椿の手により七桜は物置に閉じ込められる事態となってしまいます。
仮にここから1話1巻以上のスピードで物語を消化していくとなると、かなりの密度になっていきますし、物語の展開もどんどん面白くなっていくでしょうから、第2話の7.8%という低視聴率も巻き返すことができる……かもしれません。
『私たちはどうかしている』3話あらすじ
なぜ椿つばき(横浜流星)は『さくら』を憎んでいるのか。
その理由を聞いた七桜(浜辺美波)は、自分が知らなかった母・百合子(中村ゆり)の意外な一面に衝撃を受ける。
母の無実を信じて疑わなかった七桜の心は揺れ…。
そんな中、七桜の素性を知った今日子(観月ありさ)は七桜を呼び出し、正体を暴こうとジリジリと追い詰める。
椿の前で七桜の正体がバレる…と思ったその瞬間、なんと“七桜の母親”だと名乗る人物が光月庵を訪ねてきて…!?
自分の母を名乗る見知らぬ女性に話を合わせ、なんとかその場をしのぐ七桜。
知人から頼まれて七桜の母のふりをしたという彼女の話を聞き、七桜は母の手紙を渡してくれた多喜川(山崎育三郎)ではないかと考える。
自分たちの結婚式で出したい御菓子があるという椿は、七桜を古い菓子帳の眠る物置へ連れていく。
しかし、隠し事をしている様子の七桜を突然物置に閉じ込める!途方にくれる中、七桜はふと手に取った菓子帳に見覚えのある母の字を見つける。
そこには、桜の御菓子のデザインがびっしりと描かれていた。再び母の潔白を確信し、多喜川に会いに行こうと決意する七桜。
食事を運んできた椿の不意をついて逃げ出すが、待ち構えていたように七桜の頭上に壺が落下!とっさに七桜をかばった椿が右手に怪我を負ってしまう。
翌日、金沢屈指の茶道の流派・草薫会から椿に御菓子の依頼が入る。
大旦那(佐野史郎)も招かれている大事な茶会。下手な御菓子を出せば光月庵の看板に傷がつく。右手の怪我のせいで満足な御菓子を作れない椿は、作りたい気持ちを抑え、依頼を断ろうとする。
しかし、椿の気持ちを汲んだ七桜は、茶会の亭主の前で「お任せください」と宣言する。
店を立て直す力になりたいという七桜に動かされ、二人三脚で茶会の御菓子作りを始める。
しかし、その先に数々の難関が待ち構えていた…!!
引用:https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/story/
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