私たちはどうかしている4話感想ネタバレ、黒幕や真犯人ネタバレ考察も

椿から、七桜に惹かれていると想いを告げられ、「あんたは本当はさくらなのか?」と尋ねられた七桜は、嘘をつくことを選んでしまいました。

地獄に落ちる覚悟も決めている七桜は、この先どうなっていくのでしょうか?ここでは、『私たちどうかしている』4話のあらすじ、ネタバレ感想、ゲストなどを紹介していきます。


引用:私たちはどうかしている|日本テレビ

登場人物・キャスト

高月椿 … 横浜流星
花岡七桜 … 浜辺美波
高月今日子 … 観月ありさ
高月宗寿朗 … 佐野史郎
高月樹 … 鈴木伸之
大倉百合子 … 中村ゆり
長谷栞 … 岸井ゆきの
多喜川薫 … 山崎育三郎
宮部夕子 … 須藤理彩
城島裕介 … 高杉真宙
山口耕一 … 和田聰宏
富岡勝 … 岡部たかし
安部大吾 … 前原晃
杉田綾人 … 草野大成

詳しい登場人物や相関図についてはこちらをご覧ください。

ドラマ『私たちはどうかしている』全話あらすじネタバレ感想、原作・解説、登場人物・キャスト
2020年日本テレビ水曜10時の8月からのドラマは浜辺美波さん・横浜流星さんのW主演となる『私たちはどうかしている』です。 少女マンガですが、本格的なミステリー・サスペンスでもあるこの作品...

4話ゲスト

松原美鈴 / 高月彩良

音羽百貨店の営業企画部に所属する女性で、喜多川に連れられて光月庵を訪ね、椿に催事に出店して欲しいとお願いします。

城島昭子 / 春木みさよ

城島の母で病を患い、入院しています。椿に見せの事情や夫のことなどを話してくれました。

城島の父 / 森岡豊

城島の父で、能登で『しまや』という店を営んでいました。客足が遠のいたため借金をしていましたが、四越百貨店での催事で自慢のわらび餅を出すことで店を立て直そうとしましたが、何者かに邪魔されてしまいました。その後心労がたたり亡くなりました。

栞のお見合い相手 / 長田成哉

父親が見つけてきた新しい栞のお見合い相手で、七桜のことで栞にある情報を教えてくれました。

長谷健造 / 伊藤正之

長谷屋当主で、椿と破談となった栞の父親です。栞をすぐに嫁に出そうとしたり、子どもの頃の栞に餡の入っていないお饅頭を食べさせたりしていましたが、決して栞のことを疎んじているワケではありません。

長谷房枝 / 鈴樹志保

建造の妻で、栞の母親です。

長谷由香莉 / 中西美帆

長谷屋・三姉妹の長女で栞の姉です。三姉妹の中で華やかさと大らかさを持ち合わせています。

長谷沙織 / 青島心

長谷屋・三姉妹の侍女で栞の姉です。

『私たちはどうかしている』4話あらすじ・ネタバレ

4話あらすじ

椿のまっすぐな愛の告白と「さくらなのか?」という率直な問いに、七桜はとまどうのです。

しかし母の無実を証明するために“地獄に落ちる”覚悟をもしてきた七桜は「私はさくらじゃありません。花岡七桜です」と答えます。

椿は七桜のその言葉を「信じる」と言い、さらに「全部俺のものにしたい。それくらい今お前が愛おしい。」と思いを告げ、2人はその夜、初めて結ばれることになりました。

今日子の策略

一方、一向に出て行こうとしない七桜に苛立ちを募らせる今日子は、七桜に大事な得意客にお茶を出すよう命じるのです。

しかしそれは座敷で七桜の作法を試す嫌がらせで、その席で失態をさらしてしまった七桜は、今日子に執拗に蔑まれ、住む世界が違うと落ち込むのです。

そんな中、城島と和スイーツカフェに出かけた七桜は、純粋に御菓子の話で盛り上がれる城島に癒しを感じるのです。

その時に、実家の和菓子店の名物・わらび餅があるので食べに来るよう誘われた七桜はその夜、離れの従業員の部屋を訪ねます。

そこはかつて七桜が母・百合子と共に住んでいた部屋だったため、懐かしさを感じる七桜でしたが、城島は七桜に「俺とじゃダメですか?」と告げ、迫って行きます。

するとそこに椿が現れ、城島に「人のものに手を出す暇があったら、包あんの練習でもしたらどうなんだ。」と怒りをにじませます。

すると城島は、七桜を後ろから抱き「すいません。俺、七桜さんが好きなんです。」と椿を挑発するかのように告げます。

椿は思わず城島の胸ぐらを掴みかかりますが、七桜の「椿!」の声で冷静さを取り戻し、七桜と2人で城島の部屋を後にするのでした。

翌日、七桜は城島が店を辞めることを聞き、城島をクビにしないよう頼む七桜だが、椿は再び冷たい態度に戻ってしまい、七桜は再び椿に距離を感じてしまうのでした。

二人の仲に亀裂が入ったことに満足げな今日子は「いい仕事をしてくれたわね。」と言い、城島にまた金を渡すのです。

金を受け取った城島は「言っておきますけど、俺の目的はあくまであんたの息子を潰すことですから。」と言うと、今日子は「好きにすればいいわ。でも2人の結婚はやめさせるのよ。必ず。」と訴えるのです。

音羽百貨店からの催事の依頼

一方、椿は多喜川の紹介で、投票で1位になれば全国で和菓子が売り出されるというデパートの七夕催事への出店を依頼されるのです。

以前同じような催しで注目を浴びた椿でしたが、その時多喜川は能登の小さな店『しまや』を推薦していたと話すのです。

その店の名前を聞き、ピンとくる椿、実は、『しまや』は城島の実家で、その催しをきっかけに、城島は椿を恨んでいたのです。

そんな中、七桜は城島が借金取りに追われていることを知ります。

城島は七桜に、病気の父のために借金をしており、父のわらび餅を作れない自分は店を開けられないと嘘をつきます。

なんとか実家の店を再開して欲しい七桜は、城島が何か隠していると気付きながらも、城島の父のわらび餅を再現しようとするのです。

ここからネタバレです。

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椿、城島を探る

一方、『しまや』が城島の実家で、去年つぶれたことを知った椿は、入院中の城島の母・昭子のもとを訪ね、そこで椿は、城島が自分を恨んでいる理由を知るのです。

2年前、経営の傾いていた『しまや』はデパートの催事に出店するチャンスに恵まれ、必死に準備をしていました。

しかし当日、きちんと積んでおいたはずのわらび餅の箱が崩れ中身が床に散乱していて、起死回生の機を逃してしまったというのです。

その後、城島の父は過労で亡くなり、店は閉店を余儀なくされるとことなりました。

城島は、催事のブースに落ちていた光月庵の袱紗から、椿がわらび餅をダメにした犯人だと思い込んでおり、復讐するチャンスを狙っていたのです。

七桜『しまや』のわらび餅を作る

一方失敗を繰り返しながらも、わらび餅の試作を続けていた七桜は、『しまや』の味を再現しつつありました。

しかし、実家を継ぐ夢を叶えて欲しいという七桜のお節介に苛立つ城島は、さらに自分の家の借金を椿が完済したことを知り、椿に怒りをぶつけるのです。

その時、椿は顔色一つ変えずに「催事に光月庵から『しまや』のわらび餅を出すための前払いだ」と告げます。

城島は椿の施しに怒りを鎮められず「ともかく、あんたのお金は受け取れない。」と告げるのです。

そんな城島の姿を見て、七桜はわらび餅を完成させることを躊躇するのです。

しかし「信じて叶えればいい」という椿の言葉に励まされた七桜は、ついに『しまや』のわらび餅の味を完成させたのです。

催事用のわらび餅が床に散乱

催事を前日に控えたその夜、誰もいない厨房に城島が現れ、積んであったわらび餅を投げ捨てようとするのです。

催事当日、何者かによって厨房に積んであったわらび餅が床に散乱し、とても催事で提供できる状態ではありませんでした。

皆が慌てていると、そこに今日子が現れ「安心してください、みなさん。七夕のお菓子は、ちゃんと用意してありますから。」と告げます。

そして「ダメね、七桜さん。作ったものをちゃんと管理できないなんて。」と蔑む今日子に、七桜は「この人は2度もお菓子をダメにした。」と心の中で呟くのです。

そして「どうしてあなたみたいな人がこの店の女将なんですか?椿さんの母親なんですか?」と訴えます。

そこに椿がやってくると、今日子は七桜の管理不足を責め、代わりに富岡が用意していたお菓子、笹を模した上生菓子と星型の最中を出品すると話します。

一方、七桜のわらび餅をダメにするよう指示されたが出来なかった城島は、今日子を問い詰めると、やはり犯人は今日子だったのです。

散乱したわらび餅を七桜と一緒に片付けていた城島は、落ちているわらび餅にある違和感を覚えるのでした。

七桜、催事でわらび餅を提供する

その後今日子が催事場の店頭で接客していると、平然と現れた七桜が客に最中を勧め始めます。

その星型の最中の中には、わらび餅が隠されていました。

富岡のお菓子だと思わせておいて、今日子自らの手でわらび餅を催事場へと運ばせていたのです。

今日子の妨害を予想した椿が、わらび餅だけだと弱いし、この店には毒を持つ蝶がいるとアドバイスしたため、七桜が最中に入れることを思いつき、今まで失敗したわらび餅をダミーとして厨房に置いておいたのでした。

今日子にそのことを説明した椿は、さらに「2年前、『しまや』のわらび餅をダメにしたのも、あなたですね?」と尋ねると、今日子は「それであなたは勝てたんでしょう。」と平然と答えるのです。

悔しさをにじませ会場を後にする今日子を、呼び止める多喜川は「二人が結婚すると、何か都合が悪いことでもあるんじゃないですか?」という問いに、今日子は動揺するのでした。

大盛況のうちにわらび餅は完売し、投票でも1番になるだろうと話す売り場担当者は、このわらび餅に商品名をつけたいと話します。

すると椿は、敬意を表してこのお菓子に『しまやのわらび餅』という名前を付けるのです。

そして城島は、自分の夢のために一生懸命わらび餅を完成させてくれた七桜に、いつしか本気で想いを寄せるようになっていました。

城島、心を入れ替える

ある朝、椿が厨房に入ると城島が餡の準備をしていて、椿に「金は必ず返します。」と告げます。

「あれはわらび餅を買い取った金だ。返す必要はない」と話す椿に、城島は「でも、あのわらび餅は『しまや』のものです。いつか必ず俺のものにします。」と伝えるのでした。

七桜が妊娠?

無事に催事が終わり、結婚式の準備に追われ始める七桜と椿でしたが、そんな中、白無垢の試着をしていた七桜は突然吐き気に襲われるのです。

おめでたを疑われた七桜は、ちょっと疲れがたまっていただけと誤魔化すものの、脳裏には不安がよぎるのです。

さらに、母親のふりをした夕子に結婚式の連絡をしようとするが、夕子の店の名刺がなくなっていることに気付きます。

その頃、夕子の営む小料理屋に一人の客の姿がありました。

それは七桜から名刺を盗んだ今日子でした。

一方、椿との結婚が破談になり人知れず傷ついていた栞は、新たな見合いの席で七桜が『人殺しの娘』だと噂になっているということを聞くのです。

『私たちはどうかしている』4話 感想・まとめ

今回、これまで七桜に優しく接していた城島の本性とその過去が明かされることとなりました。

全ては今日子の陰謀

七桜に優しく接していたのは、全て今日子の企みで、椿と七桜を別れさせるため、七桜を誘惑しようとしていました。

息子が傷つくことより、七桜を追い出すことの方を優先させるなんて、余程七桜が嫌いっていうか、光月庵にいて欲しくないんでしょうね。

最終的にはその手に乗らなかったばかりか、椿に恨みを抱いていた城島の心まで変えさせてしまいました。

催事での城島のシーン

大勢のお客さんが、わらび餅を食べておいしそうな顔をしている姿を見て、父親の想いを感じ取るシーンですが、好き嫌いはあると思いますが、ここまで原作通りにやるのであれば、城島が「親父」と口にしたあとに、「親父がああまでして店を潰したくなかったのは、オレに伝えたいものがあったからだ。」という心の声があった方がより感動的だったと感じます。

それにしても今日子の執念は凄いものがありますね。なぜここまでして椿と七桜の邪魔をするのか気になりますね。

まあその理由がこの物語の一番重要なポイントになるんでしょうが…

それと、『しまや』のわらび餅をダメにしたのが今日子だと言うのに、城島が椿だと思い込んでしまったために、本当は憎むべき今日子に手を貸していたというのは皮肉な話ですね。

一方、これまでのこのドラマでの流れを見ていると、椿と七桜が関係を持つようにみえなかったので、七桜が妊娠するという部分はカットして物語を勧めていくのかと思っていましたが、今回の冒頭でまさかのベッドシーンから、妊娠するとは…

このことで、ますます七桜は心に葛藤を抱えることになるんでしょうね。

次回

次回いよいよ七桜と椿の最大の出生の秘密が解き明かされることになりそうです。

そのことと、大旦那の本心を知った七桜の気持ちはますます追い詰められていくことになるでしょう。

現在発売されている13巻中すでに6巻までと早いスピードで進んでいるこの『私たちはどうかしている』ですが、まだ椿の父・樹を殺害した真犯人が不明なままの現在、いったいどういうラストになるのか非常に気になります。

原作から、若旦那・樹 殺害の黒幕、真犯人ネタバレ

原作から樹・殺害犯についてネタバレ

ちなみに原作の60話では、15年前に光月庵の若旦那・樹を殺害したのは、当時、多喜川の父が真剣に愛していた椿の母・今日子に頼まれて、多喜川の父が樹を殺害したのではないかと七桜が口にしている様子が描かれていました。

つまり、黒幕が今日子で、殺人の犯人が亡き多喜川の父だとされていました。

※現時点では一番考えられる筋書きです。

一番怪しいと思われていた今日子は、当時椿の隣で眠っていました。したがってアリバイがあるとされています。

なので、今日子自身はしっかりとアリバイ作りをし、一番疑われにくい多喜川の父に殺害させ、樹の遺体発見時に、今日子は椿に百合子が犯人だと言うように仕向けたという風に、今のところは考えられます。

整理すると、光月庵の若旦那・樹が真剣に愛していたのは七桜の母・百合子で、七桜は樹と百合子の間に生まれた娘です。

一方、大旦那の宗寿朗に見初められて、期待に胸を膨らませて光月庵に嫁いで来た今日子は、樹の気持ちが自分に向かないことで悲観し、やがて喜多川の父親と恋に落ち、その時できた子が椿です。

つまり、喜多川薫と椿は異母兄弟ということです。

喜多川は大好きだった母親が、今日子に父親を取られたせいで、心を病んで絶望の中で亡くなってしまいました。

一方、父親を奪った今日子は光月庵の女将としてのうのうと暮していました。

そんな今日子に復讐しようと、樹の血を引いている七桜を利用することにし、1話で七桜が働いていた和菓子店に花岡七桜は人殺しの娘というメールを送り、辞めさせられるように仕向けました。

そして光月庵に入ることができた七桜を、今日子を破滅に追い込むために利用しようと陰から支えてきたのです。

それでも結局多喜川は七桜に真剣に心を奪われるようになっていきますけどね。

—ここまで—

『私たちはどうかしている』5話あらすじ

七桜(浜辺美波)の母を演じていた夕子(須藤理彩)の小料理屋に突然現れた今日子きょうこ(観月ありさ)。

卑劣な圧力をかける今日子の異常さを前に、夕子は七桜と関わることから手を引こうと決めるが…。

一方、妊娠しているかもしれない七桜は、椿(横浜流星)への想いと正体を隠している後ろめたさの間で揺れていた。

そんな中、結婚式の招待状を送るため椿から実家の住所を聞かれた七桜は、遠いので母は呼ばなくていいと嘘を重ねる。

しかしそこに現れた今日子が、夕子は近くで店をやっているのではと問い詰める!苦し紛れに言い逃れをする七桜だが、椿は夕子に挨拶に行くと言い出す。

店を訪れた椿と七桜から結婚式に招待された夕子は、自分が七桜の母親ではないことを告白しようとするが…。

椿が七桜のため、夕子に結婚式に出て欲しいと頭を下げる姿を見て、全てを椿に打ち明けて嘘のない関係になろうと覚悟を決める七桜。

翌日、椿は七桜を連れ夜の庭へ。蛍が舞う幻想的な風景を七桜に見せたかったという椿は、そこで父との思い出を語る。

七桜は、意を決し真実を打ち明けようとするが、今日子に割って入られ、タイミングを逃してしまう。

そんな中、大旦那(佐野史郎)は弁護士を呼んでなにやら話をしていた。その脳裏には15年前、『さくら』という女の子が作った御菓子の味が鮮明に蘇っていた…。

そして、七桜と椿の結婚式と重なっていた毎年恒例の茶会『夕ざりの茶事』を一週間前倒しにすると決める。それは二人の結婚を認めた意味にもとれるが…。

一方、見合いの席で、七桜の母親が人殺しだという噂を聞いた栞(岸井ゆきの)は、椿の結婚式の日取りが決まったと知り、ある決意をする。

その頃、城島(高杉真宙)の部屋に再び行くことになった七桜。そこは、母・百合子(中村ゆり)と暮らした懐かしい部屋。

一人で部屋に残され、昔よく隠れて寝ていた押し入れを覗くと、天板裏に道具箱が隠されていることに気づく!

なんとその中には椿の父・樹(鈴木伸之)から百合子に宛てた手紙、そして『七桜へ』と書かれた封筒が…。

そこには、二人の運命を揺るがす残酷な事実が記されていた…!

引用:https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/story/

『私たちはどうかしている』見逃し配信

『私たちはどうかしている』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

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