私たちはどうかしている6話あらすじ感想ネタバレ、これは現代ドラマだった事実

母親が殺人犯とされたその裏側に今日子の誘導があったことを知る七桜。そして椿には自分が「さくら」だという事実も知られてしまうことに…

愛してしまったが故、椿には自分の本当の気持ちを伝えておきたい七桜だが、母屋で火事が起きたため2人はすれ違うことに…

ここでは、『私たちどうかしている』6話のあらすじ、ネタバレ感想などを紹介していきます。


引用:私たちはどうかしている|日本テレビ

登場人物・キャスト

高月椿 … 横浜流星
花岡七桜 … 浜辺美波
高月今日子 … 観月ありさ
高月宗寿朗 … 佐野史郎
高月樹 … 鈴木伸之
大倉百合子 … 中村ゆり
長谷栞 … 岸井ゆきの
多喜川薫 … 山崎育三郎
宮部夕子 … 須藤理彩
城島裕介 … 高杉真宙
山口耕一 … 和田聰宏
富岡勝 … 岡部たかし
安部大吾 … 前原晃
杉田綾人 … 草野大成

詳しい登場人物や相関図についてはこちらをご覧ください。

ドラマ『私たちはどうかしている』全話あらすじネタバレ感想、原作・解説、登場人物・キャスト
2020年日本テレビ水曜10時の8月からのドラマは浜辺美波さん・横浜流星さんのW主演となる『私たちはどうかしている』です。 少女マンガですが、本格的なミステリー・サスペンスでもあるこの作品...

6話ゲスト

角倉 / 長田成哉

栞の婚約者で、栞が光月庵での家事で顔に傷を負ったにもかかわらず、気にせずに結婚すると話す。

長谷健造 / 伊藤正之

長谷屋当主で、椿と破談となった栞の父親。栞を次こそはちゃんと嫁がせようとする。

長谷房枝 / 鈴樹志保

建造の妻で、栞の母親。

長谷由香莉 / 中西美帆

長谷屋・三姉妹の長女で栞の姉。三姉妹の中で華やかさと大らかさを持ち合わせている。

長谷沙織 / 青島心

長谷屋・三姉妹の次女で栞の姉。

『私たちはどうかしている』6話あらすじ・ネタバレ

6話あらすじ

玄関の戸がすこし切られ、大旦那の『夕ざりの茶事』が始まり、膳の運び出しが始まる。

七桜はこの茶会の後にだけ錠が解かれるという樹の部屋に入る機会を狙っている中、茶室では椿が作り上げた美しい『夕顔』のお菓子が出される。

その頃今日子は、大旦那の遺言書を始末しようと、茶会の合間に大旦那の部屋を漁っていると、初座の終わった大旦那が部屋に戻ってきたため鉢合わせに。

椿の本当の父は今日子が不貞を働いた相手なのかと詰め寄る大旦那。しかし、今日子は意外な胸中を打ち明け、大旦那に掴みかかり2人は揉み合いになる。

そんな中、大旦那が茶会にいないことを疑問に思った七桜は、鍵が開かれた樹の部屋へ入って行く。

しかし、そこには着物を虫干しする今日子の姿が…

6話ネタバレ

ここからネタバレです。

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今日子がこうなった理由

『夕ざりの茶事』が始まったその時、今日子は大旦那の遺言書を始末しようと、茶会の合間に大旦那の部屋を漁っていると、初座の終わった大旦那が部屋に戻ってきて鉢合わせに…

大旦那は、「私が初めてお前に疑念を抱いたのもこんな夜だったな」と言い、ある日茶会に出かけて帰りが遅くなった大旦那が、今日子が樹以外の男と口づけを交わしているのを見かけて、初めて人が獣に見えたと…

どうして裏切ったのかと尋ねる大旦那に、今日子は「私をそうさせたのは誰ですか?」と告げる。

「25年前、光月庵に嫁いできた時、樹のために、一生 献身的に尽くそうと、心に誓っていた」

今日子は樹に愛されて、幸せな毎日を送れると希望に満ち溢れていたが、樹は一度も今日子を愛してくれないばかりか、触れてもくれなかった。

大旦那はその話を聞いて、椿が自分の孫でないと確信し、今日子と遺言状の奪い合いに。

今日子が遺言状を奪うため、大旦那を振り払うと、大旦那はテーブルの角に頭を打ち付け頭から血を流し動かなくなってしまった。

今日子は死んでいるかのような大旦那の姿を見て、そっと部屋を離れる。

大旦那がテーブルに頭を打ち付けた際に倒れたロウソクに気付かないまま。

七桜は亡き樹の部屋へ

その頃、なにか違和感を感じた七桜は、茶室のロウソクを替えに行くと椿に告げ、茶室へ。

大旦那さまと声を掛けたものの、返事がなかったため、普段は閉められている樹の部屋へ向かう七桜。

そこには着物の虫干しをしていた今日子がいた。

七桜は思わず今日子に、「旦那さまと、旦那さまを刺したと言われている職人は、愛し合っていたんだと聞いたんです。」と告げる。

怒った今日子は七桜を燭台で殴りつける。

今日子は「愛し合っていたら生涯を誓い合った妻がいるのになにをしても許されるの?」と訴える。

自分の心をズタズタにしたのは百合子と樹だと七桜に告げ、心底憎らしかったと怒りを露にする今日子。

七桜は今日子に「旦那さまを刺したのはあなたですか?」と尋ねると、今日子は「違うわ」と答える。

そして「なんの根拠もないでしょう」と話す今日子に、「自分が今日子を見たと訴える。」と事件のあった日、近くに今日子の顔があったことを思い出した七桜はそう告げる。

七桜、自分の正体を明かす

さらに「私は「さくら」です。その職人の、大倉百合子の娘です。」と告げる七桜。

すると今日子は突然笑い出し「ねえ、聞いたでしょ。」と扉の外にいた椿に声を掛ける。

七桜がさくらだと聞いた椿はショックを受け、暫くはなにも言葉が出てこなかったが、やがて全部嘘だったのかと怒りを露にする。

光月庵が火事に!

その時、大旦那の部屋の倒れたロウソクから火が広がり、火の手が大きくなったため、山口がやってきて、椿に火事だと告げる。

山口は大旦那さまが見当たらず、母屋は煙が強く近づけないと伝えるのだった。

椿は大旦那を探しに行くと言い、七桜に「おまえは早くここを出ろ」と告げる。

しかし「待ってる。ここで椿を待ってるから。」と戻ってきた椿に、自分の本当の気持ちを伝えようとする七桜…

酷い煙の中、椿が大旦那を探していると、かすかに大旦那の声が聞こえてきた。

しかし、煙がひどくのどが焼け息が出来なくなり椿はその場に倒れ込んでしまう。

その時椿は、幼いさくらの幻覚を目にし、「そうか俺から全てを奪いにきたんだな。」とつぶやき、意識を失ってしまった…

一方、椿のことを待っていた七桜の元へ、城島が迎えに来るが、「椿を待つため、想いを伝えるため、ここで待つ」と言い、動こうとしない七桜。

七桜、病院に搬送される

しかし、突然七桜をお腹の痛みが襲って倒れたため、城島に運びだされ、病院へ搬送されることに…

病院で目覚めた七桜の目に飛び込んできたのは夕子の顔だった。

椿の無事を尋ねる七桜に「詳しくはわからないが、あの火事で亡くなった人は誰もいない」と話す夕子。

しかし、赤ちゃんを失ったことを知った七桜は「こんなママ、いやになっちゃったんですね。」とつぶやき「誰のせいでもない。」と慰める夕子をよそに、「天罰が下ったんだ…」と心でつぶやく七桜…

あの火事で椿がどうなったのかなどの情報が、七桜には入ってきていなかったため、「あのあと椿は部屋に戻って来たの?それとも…」などと考えていた。

そんな中、椿が光月庵の型や道具を守ったというニュースを目にした七桜は、火事の時、椿は大旦那さまを救ったあと、道具を取りにいったのだと、そして椿をずっと騙してきた自分は許されなくて当然だと思うのだった。

自分の非力さを知る七桜

七桜は今日子のせいで自分の母親が犯人にされたと分かったのに、これ以上何もできない自分に非力さを感じていた。

そんな七桜に、多喜川が「君はこれからどうしたい?光月庵に戻りたい?」と尋ねると、七桜は首を横に振り「私はお菓子を作りたい。」と訴える。

そして全部忘れよう、大丈夫、忘れられる。と自分に言い聞かせる七桜…

3か月後、あの火事で10日間意識が戻らなかった椿は、病院を退院し、大旦那の代わりに店を切り盛りしながら、新たな試みとし、和菓子教室を開いていた。

その和菓子教室には、栞も通っていた。

火事の日、炎の中で倒れていた椿を身体を張って救い出してくれたのは栞だった。

その時栞は顔にひどい傷を負ってしまったのだ。

そんな中、長谷屋と縁談相手の角倉家は、祝いの席で、栞が顔に傷を負ってしまったが、気にしないで結婚を進めると言う。

結婚相手の角倉は「栞さんには、表に出るようなことはさせませんのでご安心ください。栞さんには、家を守って欲しいんです。」と話す。

しかし、どうしても椿のことが忘れられない栞は、相手家族に土下座をして

「すみません。私やっぱり、結婚できません。どうしても、欲しいものがあるんです。」と縁談を断ってしまったのだ。

家を勘当された栞は、光月庵の椿を訪ね、自分を店で住み込みで雇ってくれるように頼み込む。

椿は、栞に「素質がないと思ったら、すぐに追い出します。きっと1ヶ月で逃げ出しますよ。」と告げ、栞を雇うことにした。

それから3年後、光月庵をこれまで通り営んでいた椿の耳に、「花がすみ」という面白いお菓子をつくるという店の名前が聞こえてきた。

そしてこれまで光月庵にお菓子を頼んでいた五月雨亭は、来年1年間は「花がすみ」にお菓子を依頼すると椿と山口に伝える。

そんな中、花がすみを訪れた多喜川が女主人に声をかけ「君のお菓子に気づくかな?椿君は」と話すと、「たぶん。でも関係ない…。」と、花がすみの女主人となった七桜が話す。

そして「いまの光月庵には、消えてもらうから。」と口にするのだった。

『私たちはどうかしている』6話 感想・まとめ

最初の頃に比べて、徐々に面白くなってきました。

視聴率も2話では7.8%まで落としたものの、今回は初回の9.6%まで戻しました。

今回の「私たちはどうかしている」

今回は、全て事件の裏側には今日子がいることを七桜が知ったが、なにもできずに悔しさだけを胸に、光月庵を出て身を消すという、七桜の一回目の完全敗北で終わった前半締めくくりのストーリーでした。

ようやく七桜は15年前の事件当時に、事件現場で今日子の顔を見たことを思い出したのに、そのことを証明することもできなかった…

最後の手段として自分が「さくら」であるということを告げ、今日子が犯人だと訴える手段に出るが、逆にそれが今日子にとっての追い風となり、その場に居合わせた椿にも聞かれることとなってしまいました。

七桜は、今では本当は椿を愛しているのに、椿に「自分は七桜に利用されただけだった」と思われたままで、関係が終わるのはつらかったことでしょう。

なんとかその誤解を晴らしたかったけど、椿は戻ってこなかったばかりか、2人の愛の結晶だった子供まで失って七桜はホントにつらかっただろうと思います。

さらに七桜は、ニュースで椿が光月庵の道具を守ったと聞き「椿は裏切った自分より、光月庵を選んだ」と思い込んでしまったため、2重3重に苦しかったことでしょう。

結局ここまで、七桜の母の無実を証明したいという想いは、全て女将の今日子の手のひらの上で転がされていただけでした。

結局は全ての原因は若旦那の樹にあるのでは?

しかし、その今日子にもつらく苦しい思いがあったワケで、加賀御三家の娘として生まれ、光月庵に嫁ぎ、樹と幸せな結婚生活を送ろうとしていたのに、ずっと樹にないがしろにされつづけてきたばかりか、愛人を自分の店に入れて逢瀬を重ねてきたとなれば、鬼になってしまうのもしょうがないでしょう。

っていうか、七桜と椿の不幸の全ての原因は、樹が自分の結婚相手に百合子を選ぶことより、光月庵を選んだことでしょう。

大旦那にどうしても逆らうことができなかったのかもしれませんが、光月庵を飛び出してでも百合子と結婚するか、そうでなければ今日子との結婚を断固として拒否すべきでしたね。

更に、今日子との結婚後も百合子との不倫を続けていたとなれば、擁護すべき事情が見つかりませんね。

一方、椿が1話で急遽結婚を取りやめた相手の栞は、今度は自分から結婚を取りやめにし、椿を追いかけ続けることを決めました。

なにしろ椿は、これまで父親のいう通りに生きてきた栞が、初めて自分自身から求めた相手ですから、今回結婚を取りやめ、家を出た覚悟は相当なものでしょう。

このドラマの舞台は昭和初期?

とは言っても、加賀の老舗の世界って、未だにこんな異次元の世界なんでしょうか?

今から15年前と言えば、樹と今日子のような、こんな価値観の夫婦だったら、とっくの昔に離婚していたと思います。

さらに栞に至っては、令和の今、親の言うがままに結婚させられるなんて、逆に前衛的な家庭ですよね。

そして、殺人事件として警察の捜査が入り、七桜の母親が逮捕されたハズなのに、樹は病死したことになっているなんて…

老舗の和菓子屋なのに、ニュースにならなかったんだろうか?とか、どんだけ警察に顔が利くんだろうか?とか、どれだけ情報管理が杜撰なんだろう?とか…

たしか1話の時点で、今が何年か謳ってなかったので、もしかしたら、この物語の舞台は大正時代とか昭和の初めなのかもしれませんね。

にしては、たしか15年以上前のDNA鑑定書が出てきていましたので、そこまで古くはないようです。

さらにその鑑定書に、現在21歳の七桜の生年月日が、1999年4月3日生まれと書いてありましたね(笑)

以上から考えると、なんと驚いたことに、この物語の舞台は現代と考えることが妥当だということが判明しました。

次回以降

さて、次回からは七桜による、光月庵復讐編が始まり、七桜対椿や七桜対今日子の直接対決が始まります。

しかも3年後なので七桜と椿はお互い24歳に、今日子は48歳、多喜川は35歳ということになりますね。

そんな中でも、やはり今後の七桜と椿がどうなっていくのか?もしかしたら椿と栞の結婚があるのか?(なにしろ、次回の予告映像で、椿に裸の栞が飛び込んでいきましたからね。)、また七桜争奪戦に参加を表明するであろう多喜川と、その多喜川の裏側にある事情が今後の物語をどう展開させていくのか、そしてそれらを実写でどう表現していくのかが非常に楽しみですね。

『私たちはどうかしている』7話あらすじ

新進気鋭の和菓子屋『花がすみ』に、由緒ある五月雨亭の仕事を奪われたことに衝撃を受けた光月庵の面々。

名誉挽回のため、椿(横浜流星)は次の週に迫った五月雨亭・新春園遊会の選定会に向け、久々に自分で御菓子を作ることを決める。

そんな中、椿は週刊誌の記者から表向きには病死になっている樹(鈴木伸之)の死について真相を問われる。

今日子(観月ありさ)が夫の不貞に逆上して刺したのではと聞く記者。椿は事件当日の今日子の行動を思い出していた…。

一方、七桜(浜辺美波)は偶然栞(岸井ゆきの)に会う。店の名前にあぐらをかいて味を落とした光月庵には負けないと宣言する七桜。

なぜ七桜は3年間でこんなに変わってしまったのか?そこには、今日子からの執拗な嫌がらせがあった。

母の無念を思い、正当な跡継ぎとして光月庵を乗っ取ると心に決めたのだった。

そんな七桜をずっと支え、お店を出す支援もした多喜川(山崎育三郎)は、椿との関係を気にしながらも、七桜の背中を押す。

選定会が近づく中、椿はテーマの『月』を表現した繊細で美しいお菓子を完成させる。

椿の圧倒的な腕前に感動する一同だが、城島(高杉真宙)は腕がある椿が厨房から遠ざかっていることを不満に感じていた…。

選定会当日。七桜は『雲一つない空に輝く月』を表現した御菓子を披露し、審査員の心を奪う。

勝敗を前に庭で椿を見つけた七桜は、まっすぐに近づいて行くが…。七桜は椿が厨房から遠ざかっていたある理由に気づき、心乱される。

数日後。大旦那(佐野史郎)の見舞いから戻った椿は、今日子が選定員の市議会議員・溝口(吉沢悠)に根回しをしていたことを知り、今日子への嫌悪感を露わにする。

一方、不正に気づいた七桜は、光月庵の牙城を崩そうと今日子と深い仲である溝口に近づいていた。

急に頭角を現した『花がすみ』が気になる椿は、ある予感を抱いて店を訪れる。七桜と椿、運命の二人の再会を機に、椿を想う栞、七桜を支える多喜川の想いが交錯していく…!

引用:https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/story/

『私たちはどうかしている』見逃し配信

『私たちはどうかしている』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

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