私たちはどうかしている7話あらすじ感想ネタバレ、誰が椿の父親で、誰が樹殺害の真犯人か?

光月庵で火災が発生し、七桜が姿を消してから3年が過ぎた。その間光月庵では椿が新たな試みとし、お菓子教室をはじめるものの、椿がお菓子を作ることが減っていた。

そんな中、七桜は「花がすみ」という店と共に帰ってきた。はたして七桜の狙いは?

それでは、『私たちどうかしている』7話のあらすじ、ネタバレ感想、ゲストなどを紹介していきます。


引用:私たちはどうかしている|日本テレビ

登場人物・キャスト

高月椿 … 横浜流星
花岡七桜 … 浜辺美波
高月今日子 … 観月ありさ
高月宗寿朗 … 佐野史郎
高月樹 … 鈴木伸之
大倉百合子 … 中村ゆり
長谷栞 … 岸井ゆきの
多喜川薫 … 山崎育三郎
宮部夕子 … 須藤理彩
城島裕介 … 高杉真宙
山口耕一 … 和田聰宏
富岡勝 … 岡部たかし
安部大吾 … 前原晃
杉田綾人 … 草野大成

詳しい登場人物や相関図についてはこちらをご覧ください。

ドラマ『私たちはどうかしている』全話あらすじネタバレ感想、原作・解説、登場人物・キャスト
2020年日本テレビ水曜10時の8月からのドラマは浜辺美波さん・横浜流星さんのW主演となる『私たちはどうかしている』です。 少女マンガですが、本格的なミステリー・サスペンスでもあるこの作品...

7話ゲスト

溝口真之介 / 吉沢悠

金沢市会議員で、五月雨亭・新春園遊会の選定員。今日子と裏でつながっている。

長谷健造 / 伊藤正之

長谷屋当主で、角倉との縁談を断った栞を勘当していたが、ずっと心配していた。

長谷房枝 / 鈴樹志保

建造の妻で、栞の母親。

長谷由香莉 / 中西美帆

長谷屋・三姉妹の長女で栞の姉。三姉妹の中で華やかさと大らかさを持ち合わせている。

長谷沙織 / 青島心

長谷屋・三姉妹の侍女で栞の姉。

『私たちはどうかしている』7話あらすじ・ネタバレ

7話あらすじ

『花がすみ』に由緒ある五月雨亭の仕事を奪われたことで、光月庵ではみんなが衝撃を受ける。

挽回のチャンスを求め、椿は次の週に迫った五月雨亭・新春園遊会の選定会に向け、自分でお菓子を作ることを決め、そのことは七桜の耳にも入る。

そんな中、七桜を見かけた栞は七桜の腕をつかんで引き留め、3年間なにをしていたのかを訪ねる。

七桜は、あれから東京で修行し、3ヶ月前に金沢に戻って、自分の店を持ったと栞に伝えた。

その時七桜は、栞が光月庵の看板娘になっていたことを知った。

お客の取り合いが気にならないのかと栞が尋ねると、七桜は、「今の光月庵は、昔作った新月という羊羹という感じ」だと話す。

そして「暗闇でなにも見えていない。」と言い、椿がお菓子を作っていないこと、店の名前に胡坐をかいてお客を甘く見ていると告げ、そんな店には負けないと言い切るのだった。

そんな中、椿は週刊誌の記者から表向きには病死になっている樹の死について真相を問われる。

「今日子が夫の不貞に逆上して刺したのでは?」と聞く記者に、椿は事件当日の今日子にアリバイがあるということを知っているだろうと、記者に話すのだった。

七桜が変わってしまった理由

七桜が3年間でこんなに変わってしまった理由は……、光月庵の火事の後、多喜川が紹介してくれた店で、やっとお菓子だけに向き合えると…七桜はそう思っていた。

しかし、突然刑事が訪ねてきて、「光月庵の火事の夜、あなたが大旦那の部屋に入っていくのをを見た人がいる。」と七桜に告げる。

刑事が訪ねて来たのは、15年前に今日子が百合子を犯人にしようとした時と同様、今回も今日子が自分に罪を着せようとしていることを感じた七桜。

更に、テレビのインタビューで、今日子が百合子を鬼だと言っている姿を見て、母の無念を思い、正当な跡継ぎとして、今日子の手から光月庵を奪うと心に決めたのだ。

新春園遊会の選定会

選定会が近づく中、光月庵では椿がテーマの『月』を表現した『空明』という繊細で美しいお菓子を完成させる。

椿の圧倒的な腕前に感動する職人たちだが、城島は腕がある椿が厨房から遠ざかっていることを不満に感じていたのだ。

選定会当日、七桜は『雲一つない空に輝く月』を表現した『明月』というお菓子を披露し、審査員の心を奪う。

勝敗を前に庭で椿を見つけた七桜は、真っ直ぐに近づいて行くが、椿は七桜に気付かなかった。どうやら椿は目を患って良く見えていないようで、そのことに七桜も気付いた。

椿は光月庵の火事の際の落下物の衝撃などで網膜が傷つき、すぐに手術をしなければ失明する可能性が迫っていた。

その後、椿が光月庵へ戻ると、椿のお菓子が五月雨亭の新春園遊会に選ばれたと連絡が入っていたのだ。

数日後 椿は、今日子が選定員の市議会議員・溝口に根回しをしていたことを知り、今日子への嫌悪感を露わにする。

一方、夕子の調査により、選定会の不正を知った七桜は、光月庵の牙城を崩そうと今日子とつながりがある溝口に近づいていた。

急に頭角を現した『花がすみ』が気になる椿は、ある予感を抱いて店を訪れる。

7話ネタバレ

ここからネタバレです。

花がすみに足を踏み入れた椿は、ここが七桜の店だと言うことを知り動揺する。

「あの火事の日、どうして何も言わずに消えたんだ。」と尋ねる椿に「これまでのことは全部嘘だった。ママを殺人者にした人を好きになるワケがない。私はさくらなんだよ。」と言う七桜の言葉に椿は困惑する。

帰り道、椿は「忘れていたんだ。会えば…、また憎しみが生まれることを。」と思うのだった。

今日子のアリバイ

それから数日後、雑誌の記事で光月庵の職人たちは、『花がすみ』の主人が七桜であることを知り、同時に今日子もそのことを知る。

そんな中、城島は栞に「あの人を手に入れようなんて無理だと思うけど。だって、見たことないだろう。椿さんが本当に怒ったとこや弱いとこ。あんたには基本優しいもんな。そういう顔見せるのは、七桜さんにだけだ。叶わないんだよ。だれも。」と告げる。

一方椿は今日子に「七桜…さくらは光月庵を乗っ取ろうと考えてる。18年前、お父様を殺したのは自分の母親ではないと信じている。」と告げる。

「私じゃないわよ。そのことは、あなたが証明してくれたでしょう。」と話す今日子。

事件のあった18年前、樹と百合子の不倫現場を目撃した椿は、そのショックで一睡もできずに今日子の隣で朝まで布団の中にいたのだ。そしてその夜、今日子は部屋の外へは一歩も出ていなかった。

栞の妊娠

椿との気持ちのすれ違いや花がすみの台頭により、心に不安を覚えた今日子は栞に近付き、椿とどうなっているのかを訪ねる。

一方、椿への想いが溢れ、どうしても椿を手に入れたい栞は、今日子に椿の子供を身ごもっていると嘘をついてしまう。

今日子は栞が光月庵の跡取りを身ごもったことを非常に喜び、すぐに結婚式の準備をすると言い、長谷屋へ報告するのだった。

椿が目の手術をしない理由

その頃、七桜が大旦那の見舞いに行くと、病室の外で椿が待ち伏せしていて七桜に声を掛けるが、椿の目の具合が悪くなりよろめく。

「もしかして、また目が見えないの?」と心配する七桜に「なんのことだ?」と椿は白を切る。

外のベンチに場所を移し、早く治療するようにと七桜が勧めるが「園遊会が終わるまでは無理だ。」と椿

「園遊会なんてどうでもいいでしょ。もしこのまま目が見えなくなったら。」と七桜が訴えると、椿は「どうでもいい?どうしてそんなことが言えるんだ?園遊会には地元の名士や著名人がたくさんあつまる。そこでヘタなお菓子を出せば光月庵の評判は地に落ちる。」と声を荒げる。

七桜は、光月庵を、誰からも愛される店にするというのが、昔からの椿の想いであることを思い出し、椿はなにも変わってない、私が好きだった椿のままなんだと気付いたのだ。

だが「だからって、私は光月庵を自分のものにすることを諦めないから。ママが残してくれたものを私のものにする。ママの潔白を証明する。」と七桜は椿に宣言する。

続けて七桜は「そして、私が椿を、光月庵の呪いから解放する。」と心に誓うのだった。

椿と栞の結婚を進める今日子

一方、栞と今日子は長谷屋に妊娠と結婚の報告へ行くと、父は「栞はこの家を出て行った身です。そちらのいいようにしてください」と冷たく突き放す。

しかし、母や姉たちがクルミをプレゼントしてくれて、父が持たせろと言っていたことや、連絡があってからソワソワと、子宝に恵まれたことを喜んでいたことを教えてくれたのだ。

帰り際に父は子供が生まれたら見せに来いと言い、照れ隠しに母さんも抱きたいだろうからと告げるのだ。

その様子を見ていた今日子は「よかったわねえ、栞さん。子供って、本当に偉大なのよ。一瞬で全てを変えてくれるの。どんな状況でもね。」と栞に告げる。

その日の夜、椿が園遊会のお菓子作りに励んでいると、今日子がやってきて、栞から子供のことを聞いたから、今度こそ責任を取らないと許さないと告げ去って行く。

多喜川の気持ち

その頃、多喜川は溝口議員から今度の講演会に出すお菓子を花がすみに頼みたいと連絡が来たことを七桜に伝える。

七桜の様子がおかしいことに気付いた多喜川は七桜に事情を聞く。

「椿のために、椿を光月庵から解放するために、光月庵の乗っ取りを早めたい」と言う七桜に、椿が羨ましいと話す多喜川。

そして多喜川は「七桜ちゃんを特別に思っている。」と告げて後ろから抱きしめ「僕だけはずっと君のそばにいる。」と伝えるのだった。

栞、裸で椿に迫る

一方、今日子に栞が妊娠していると聞かされた椿は、栞の部屋を訪ねる。

真っ暗な部屋に現れた栞は、長襦袢の帯をほどき、「椿さん、私を抱いてください。」と告げ裸で椿に抱きつき「ごめんなさい、わかってるんです。椿さんの心が私に向かないってこと。でも、お願いです。私に椿さんの子供をください。」と訴えるのだ。

椿は栞をそっと自分の身体から引き離すと、やさしく首を締め「それで、俺の何が好きなんだ?俺の何を知っている?」と言いながら厳しい顔で首を絞める手の力を強める。

手を放し、崩れ落ちた栞に椿は襦袢を掛け「以前の俺なら、躊躇なく栞さんを抱いてたかもしれません。気持ちがなくても道具として。でも今は…、今の俺は絶対に無理です。」と話す椿の頭の中には七桜の思い出があった。

「俺から誰にも言うつもりはないので。ここでは栞さんの自由ですから。」と告げ、椿は部屋を出て行くのだった。

七桜、大旦那に直談判する

そんな中、七桜は大旦那の寿命が年内だと聞かされる。

一方、今日子は溝口議員から、七桜が意図的に近付いてきたみたいだと聞かされ、後継ぎの決定権を持つ大旦那を無理やり自宅へ連れ戻すのだった。

七桜は光月庵を訪ね、大旦那にこっそり面会し、自分が樹の子供である証拠のDNA鑑定書を見せようとするが、突然今日子が部屋にやってきてその鑑定書を取り上げ破いてしまう。

騒ぎを聞きつけた椿もやってくるが、大旦那は七桜と二人っきりにするよう言いつけ、椿と今日子を部屋から出す。

椿の父親は誰?

部屋の外では椿が今日子に「お父様の本当の子供がさくらなら、俺の本当の父親は?まさか、その男がお父様を?」と尋ねる。

その時、溝口議員は今日子と2人で写っている議員に当選した時の写真を見ていた。

一方多喜川は仏前で、亡くなった自分の父の写真を見上げていた。

そして、厨房では山口が道具の手入れをしながら、何かを考えていた。

大旦那の後悔

そんな中、七桜は大旦那に自分が作ったお菓子を渡していた。お菓子を食べた大旦那は「私は知っていたんだ、樹にずっと思い人がいたことを。」と告げた。

大旦那は「名前も顔も知らないまま、私は二人を別れさせた。結婚相手は家が決める…。今もそういう風習が残っている世界だ…。二人が、その後も、想いを断ち切ることができずに、しかも相手が職人として店で働いていたのを知ったのは…、二人が死んで、しばらく経った後だった。」と話す。

そして「私が許していれば、樹も…、お前の母親も、今も一緒に幸せに暮らしていたかもしれない…。全ての原因を作った私を、許せるのか?」と尋ねる。

七桜は「許せません。」と話すが「だけど…、私は、父と母が大切にしていたこの店が欲しいです。この店で、お菓子が作りたい。」と訴えるのだった。

大旦那の決定

大旦那は、椿と七桜に今なら血統は調べればすぐに分かるが、光月庵を継ぐ上でそれが正しいことか分からないと言う。そして、こう告げるのだ。

「椿…。さくら…。12月31日、除夜祭の日…、お菓子を作ってくれないか?よりおいしく、魂を震わす、そんなお菓子を作った者…。その者に私は光月庵を譲る。」

『私たちはどうかしている』7話 感想・まとめ

前回から大きく物語が動き、面白さが増してきたこの『私たちはどうかしている』ですが、次回最終回ということで、今回はかなり大きく物語を進めています。

原作からはゴッソリとエピソードがカットされている割には、2人が3年前の気持ちを取り戻していく様子などが上手い具合に描かれていました。

誰が椿の父親で、誰が樹殺害の真犯人か?

今回のラストで、溝口議員・多喜川の父親・職人の山口がクローズアップされましたが、ラストはドラマオリジナルとなるようですので、誰が椿の父親で誰が真犯人かは次回のお楽しみとなります。

ただ溝口議員は、講演会のお菓子を花がすみに頼んでいたこと、今日子とは七桜のことでそれほど情報共有していないことから、そこまで今日子と強い関係があるようには見えず、ミスリード要員に感じられます。

一方山口は、原作ではただの職人で、仮に椿の父親だとすると、樹と同様に今日子も愛人を職人として店に入れていたということになるのでちょっと考えにくいですよね。

となると、消去法でやはり原作通りに多喜川の父が椿の父親ということになるのでしょうが、なにしろ日テレですから、誰が父親でもおかしくありません。

さらに、Huluオリジナルの「女将の部屋」では、山口は光月庵に20年ほどいると話していたので、ますます山口が怪しくなってきました。

第2話あたりで、従業員全員が事件後に雇われたので、光月庵にいる従業員は長くて10年程度という話がありましたが、確認してみたところそれを言っていたのが入って1ヶ月の新人・城島でした。

まんまとミスリードさせられていました。

また、原作を知っている人は多喜川の父親が椿の父親だと知っているので、さすがに原作と同じにしないでしょうね。

ただ予告映像を見る限り、ある程度は原作通りに進みそうですが、物語のキーポイントである椿の父親や樹殺害犯はドラマオリジナルとなるようなので、どうなるかは最終回次第です…

ここで大胆に予想してみますが…

椿の父親は……職人の山口

真犯人は……多喜川の亡き父親

ってことでどうでしょうか?

『私たちはどうかしている』8話・最終回あらすじ

血のつながりで後継者を選ぶという古い慣習を破る覚悟を決め、遺言書を燃やした大旦那(佐野史郎)。

そんな祖父の思いに触れた椿(横浜流星)は、目の症状が悪化する中、除夜祭での七桜(浜辺美波)との対決に必ず勝とうと決意する。

一方、七桜は店を閉めて対決の準備に集中していた。多喜川(山崎育三郎)は、七桜が光月庵に縛られた椿を自由にするために勝ちたいという健気な思いを察する。

しかし必死になるあまり、七桜はプレッシャーから初めて御菓子作りを怖いと感じ、スランプに陥ってしまう。その弱気な姿を見て、七桜を励ます多喜川だが…。

その頃、椿に拒絶され、自己嫌悪に陥った栞(岸井ゆきの)は城島(高杉真宙)に椿の子を妊娠したのは嘘だったことを告白する。

城島に親の愛を気づかされた栞は、自分の気持ちを押し殺して椿のために心を注ぐ七桜を眩しく思い、ずっと言えなかった真実を話そうと、城島と2人、『花がすみ』を訪れる…。

そんな中、今日子(観月ありさ)は、栞の妊娠が嘘であることを見抜きながらも、無理矢理にでも椿との結婚話を進めようと策略を巡らせていた…。

どんな手を使ってでも椿に光月庵を継がせようとする今日子に追い詰められる栞だが…

夕子(須藤理彩)に遭遇した椿は、3年前、七桜が抱えていた秘密を知る。

七桜の気持ちを思い、激しい葛藤を抱える椿。火事の夜の真実を知った七桜。

和菓子対決が終われば、勝っても負けても二度と会えなくなる…2人はたまらずお互いの元へと走るが…!?

いよいよ運命の対決が幕を開ける!七桜と椿、光月庵を手にするのは!?そして、ついに謎に包まれた当主殺害事件の衝撃の全貌が明らかに!!真犯人は一体誰なのか――!?

引用:https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/story/

『私たちはどうかしている』見逃し配信

『私たちはどうかしている』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

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