『妖怪シェアハウス』1話あらすじネタバレ感想、小芝風花の本領発揮ドラマ


画像引用:土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス』|テレビ朝日

コメディエンヌとして若手の中ではナンバーワンとも言える小芝風花さんが、満を期しておくる、妖怪コメディエンターテイメント『妖怪シェアハウス』がついに始まりました。

シリアスからコメディまで幅広く演じることができる小芝風花さん主演のドラマですから、面白いに違いありません。

それでは、あらすじや感想などを紹介していきます。

『妖怪シェアハウス』登場人物・ゲスト

目黒澪 … 小芝風花
四谷伊和 … 松本まりか
酒井涼 … 毎熊克哉
和良部詩子 … 池谷のぶえ
沼田飛世 … 大倉孝二
水岡譲 … 味方良介
原島響人 … 大東駿介
山中美雪 … 内藤理沙
柳沙羅 … 宮本茉由

登場人物の詳細はこちらからどうぞ。

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1話ゲスト

奥園健太郎 / 征木玲弥

澪の元カレで、澪にデート代も払わず、自分の趣味のために借金までさせて、更に仕事のミスを押し付け、挙句に二股して澪を捨てると言う、類を見ないほどのダメ男です。

『妖怪シェアハウス』1話あらすじ

眩暈がするほど暑い夏の日、目黒澪は借金取りに追われ、キャリーケースを引きずりながら住宅街を逃げ走っていた。

一縷の望みを賭けて、彼氏の奥園健太郎に助けを求めるために部屋へ向かうのだが、部屋のドアを開けるとそこには他の女性の姿があり、健太郎は澪を帰らせようとする。

澪が「健ちゃん、私たち結婚するんだよね。」と告げると、健太郎は「はっきり言うけど、お前2番目なんだよ、ウゼーんだよ。」と言い健太郎にドアを閉められてしまったのだ。

そんな澪の様子を、眼帯をした四谷伊和こと、お岩さんがじ~っと見ていたのだ。

その後神社にたどり着いた澪は、あまりにも不幸な身の上から「なんか悪いものに取りつかれているとしか思えないんです、私。」と神主に告げ、5円玉を出してお祓いをして欲しいとお願いするが、「お祓いは5千円から」と断られてしまう。

澪はあまりのつらさに、泣き笑いしながら歩き、やがて「わああああ」と叫んだあとバッタリと倒れてしまった。

その様子をずっと見ていた四谷伊和は、澪を自分の住まいへ連れて来たのだ。

やがて目覚めた澪は、伊和にお礼を告げ帰ろうとするが、目の前のテーブルに置かれていた料理を見て、大きくお腹が鳴りだした。

伊和に頼まれた和良部詩子は澪に料理を振舞うのだ。

丁度そこへ酒井涼と沼田飛世が帰って来て、和良部と共に、伊和に「人間に関わるな、追い出すんだ」と白目をむいてテレパシーで話すが、伊和は大声で「みんなは黙ってて」と叫ぶ。

そして、澪に「男に騙されたんじゃない?」と身の上話を聞くのだった。

澪は、そもそも借金を背負うことになったのは、澪の恋人・健太郎が原因だと話し始める。

澪は会社でおしゃれなイケメン・健太郎と出会ったが、これがとんでもないダメ男だった。

デート代も趣味のアンティーク時計を買うためのお金も澪を言いくるめては払わせ、挙句の果てには結婚をちらつかせて健太郎の仕事のミスも澪が被ることになった。

結局澪は会社をクビになった上、借金も背負い、家賃を払えなくなったため家も追い出され、借金取りに追われる羽目になってしまったのだ。

その話を聞いた伊和は、自分のお岩さんとしての由来からも深く澪に同情し、その夜澪を泊めてあげることにしたのだ。

その夜、妖怪の姿に戻った4人は澪の処遇について話し合い、お岩さんを除く3人は「追い出すべき、人間に見られたら他の者たちに示しがつかない。」と話すが、お岩さんは「あの子の力になってあげて。」と訴える。

その時水が飲みたくて起きてきた澪は、「ご心配かけてすいません。」とみんながいるふすまを開けると、そこには妖怪たちの姿があったのだ。

『妖怪シェアハウス』1話感想・まとめ

まずは1話を見た感想からですが、思っていた以上に面白かったです。

目黒澪

小芝風花さん演じる目黒澪は、あまりにも世間慣れしていないというか、人に嫌われることを恐れているために、言いたいことも言えず空気ばかり読んで、やりたいこともないためとりあえず就職して、そしていずれは無難に社内恋愛して結婚・出産という道を歩みたいっていう子ですが、今の世、平凡に暮らす方が余程難しいワケで、中々そんな風に上手くは行きませんよね。

そんな生き方をしたいのであれば、もう少ししたたかさが必要なんでしょうが、それがないために健太郎によって酷い目に遭わされてしまったという可哀想な子です。

もちろんもう少ししたたかさがあれば良いとは思いますが、だからといって騙していいということにはなりませんし、そんな酷い扱いをする健太郎が悪いことには変わりはありません。

お岩さん

澪がそんな風に男に騙されてボロボロになってしまっていたことから、かつて自分も夫の伊右衛門に毒を盛られ、醜い顔になってしまい、自害したという、似たような???境遇を持つお岩さんに同情され、一緒に健太郎に対して仕返しをすることになるのですが、このお岩さん、本来亡霊のハズなので、人に祟るのが本業のハズなんですが、随分優しい心をお持ちのようです。

って言うか、お岩さんの境遇からしたら、澪の方が随分マシだとは思いますが…

そしてそのお岩さんを演じている、松本まりかさんが、本当にこの役にピッタリとハマっていて、これだけでも今回見た価値があるというものです。

澪のキャラ

それにしても、この澪って子はどれだけ世間ずれしてるんでしょうね?って言うか、80万円だましとられても、まだ健太郎のことを「でも、本当はいい人なんです。」って、本当にアホの子なのか?と小一時間…

とは言っても、こんな純真な子、決して嫌いじゃないですし、なにより小芝風花さんが本当に見事にブレずに演じているので、アホな子とは思っていても、ついつい応援したくなってしまいますね。

ホントに最近の若手の女優さんの中では、1・2を争うくらい演技が上手いですよね。しかもシリアスからコメディまで何を演じても偏りがなく、どんな役をやってもキャラクターにブレがありませんよね。

今回の結末・ネタバレ

結局お岩さんとタッグを組んでの健太郎への攻撃と(返り討ちに遭ってしまった感もありますが)おそらくぬらりひょんからのアドバイスだと思いますが、澪は健太郎に86万3,211円をしっかりと請求することができ、少しは強くなれたようですね。

そして、再び澪を騙そうとしてきた健太郎に、キツいお仕置きを見舞ってくれたと共に、すっかり吹っ切れたようで本当に良かったです。

その上、新しい就職先も見つかったようですし、おまけに妖気まで身に付けることができて本当に良かった良かった?

まあ今回は、主にお岩さんの活躍がメインだったので、他の妖怪たちの出番が少なかったようですが、次週以降は酒呑童子やぬらりひょんの活躍も期待できますし、ゲストで番町皿屋敷のお菊さんも出てきますし、更に4話ではアマビエが出るようなので、2話以降ドラマ自体、もっともっと振り切れていくことでしょう。

『妖怪シェアハウス』2話あらすじ

シェアハウスの住人たちが妖怪だということを知ってしまった澪(小芝風花)は、恐怖を感じながらも行く当てがなく、就職できるまで住まわせてもらうことに。

そんな中、面接を受けに行った小さい編集プロダクションで、まずは1週間のお試しでバイトが決まった澪。

意気込んで出社するが、バイト初日から社長の原島(大東駿介)から罵倒されるわ、雑用でこき使われるわで、早くもへこたれそうになる。

そこへ、書籍の打ち合わせに来ていたスター編集者・宗像公介(蕨野友也)から声をかけられ、宗像の仕事を手伝うことに。

浮かれる澪に、伊和(松本まりか)や詩子(池谷のぶえ)も新しい恋の予感、と一緒になって盛り上がる。

一方で、ぬらり(大倉孝二)は澪をからかいつつ、何か裏があると怪しみ、それを聞いた伊和と詩子も少し心配になる。

そんなある日、シェアハウスに妖怪たちの友人、番町皿屋敷のお菊(佐津川愛美)が現れる。

悲しい過去を背負っているはずだが、今どき女子のようなハイテンションで、アイドルポーズを決めるお菊に、澪は圧倒される。

引用:https://www.tv-asahi.co.jp/youkai/story/0002/

『妖怪シェアハウス』動画配信サイト

2020年8月2日現在『妖怪シェアハウス』はTELASA(テラサ)で配信されています。

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