『妖怪シェアハウス』も残すところ2話となりました。今回、澪はこれまでの妖怪とは違い、生霊に憑りつかれたため、ぬらりひょんたちの妖怪は手も足も出せません。
そこで呼ばれた黄泉醜女とは!?ここでは『妖怪シェアハウス』7話のあらすじ、ネタバレ感想などを紹介します。
『妖怪シェアハウス』登場人物・ゲスト
目黒澪 … 小芝風花
四谷伊和 … 松本まりか
酒井涼 … 毎熊克哉
和良部詩子 … 池谷のぶえ
沼田飛世 … 大倉孝二
水岡譲 … 味方良介
原島響人 … 大東駿介
山中美雪 … 内藤理沙
柳沙羅 … 宮本茉由
登場人物の詳細はこちらからどうぞ。

7話ゲスト
黄泉醜女 / 峯村リエ
元々は日本神話に伝わる黄泉の国の鬼女で、人間の姿をしている時はスーパー結婚コンサルタント兼凄腕別れさせ屋をしており、名前は四方津志子。見た目は全身ヒョウ柄の大阪のおばちゃんでコテコテの関西弁でしゃべり倒す。妖怪シェアハウスに住む和良部詩子(座敷童)とは大親友。
生霊・原島(西岡)梨沙 / 藤井美菜
原島の離婚した元妻・梨沙の生霊で、プライドと世間体のために表面上は上品にして、先に男を見つけるなどしているが、心の底では澪に嫉妬しているために憑りつく。電気を点けたり消したり、ラップ現象を起こすだけではなく、澪にのしかかったり首を絞めたりもする。
水岡衛 / 福田転球
水岡譲の父親で、ずっと修行に出ていたが、澪が妖怪化しそうだと譲が連絡したため戻ってきた。妖怪化を止めるには結婚するしかないと言い、陰陽師の占いの結果、澪の児童文学懸賞の応募締め切り日と同じ9月26日までに祝言をあげなければいけないと伝える。
『妖怪シェアハウス』7話あらすじ
新企画の打ち上げで食事した夜、原島が結婚していること、そして離婚を切り出されているということを打ち明けられてから澪と原島はギクシャクするようになっていた。
気まずさを抱えながらも、澪は生まれた時からのバカみたいな失敗談をまとめて、童話っぽい話を書いて原島に見せたところ、意外にも好感触で児童文学の懸賞に応募することを提案されたのだ。
そのことで俄然やる気を出した澪はシェアハウスに帰っても物語を作り進めていたところ、澪の頭に角が。
その翌日、朝から座敷童子が外出していて不在となってた。
ぬらりひょんは朝から喜々としてカレー作りに励む一方で、のんべが「座敷童子が留守の間は必ず悪いことが起こる」と言い出す。
気になりつつも出勤した澪は、原島からのアドバイスを受けながら懸賞応募作品の執筆を進めると同時に、原島から離婚したと聞かされる。
澪が生霊に憑りつかれる
その日の会社からの帰り道、澪は背後から誰かがつけてくる気配を感じ、恐怖で猛ダッシュしてシェアハウスに帰ってきた。
ひとまず何事もなく帰宅した澪は、晩御飯の沼田のカレーも断り、部屋で執筆をしていると突然髪の毛を引っ張られて倒され、さらに何かにのしかかられたように体が重くなる。
恐怖を感じて叫びながら部屋の外に飛び出した澪に、妖怪や水岡が何事かと聞くと、突然障子がカタカタ揺れはじめ、壮絶なラップ現象が発生する。
照明など電気系がスパークし停電したその時、水岡は暗闇に浮かんだ女の顔を目撃し、生霊の仕業ではないかと言い出すのだ。
生霊に憑りつかれた澪は、水岡から恨みを買った覚えはないかと聞かれるが、澪は身に覚えがないと答える。
妖怪たちは、生霊には太刀打ちできないため、途方に暮れる。
しかし、妖怪たちは原島の離婚問題から生霊が澪に憑りついたのではないかと疑うのだ。
黄泉醜女登場
そこで、夫婦の離婚問題にについては頼りになるという黄泉醜女(よもつしこめ)が呼び出された。
現れた黄泉醜女は、お約束の井戸からではなく、なぜか横に設置されたステージの、派手なネオンをバックに、カラオケマイクを手にして全身ヒョウ柄ファッションで現れたのだ。
その姿や関西弁は、どこからどう見てもコテコテの大阪のおばちゃん。
『妖怪シェアハウス』7話ネタバレ
ここからネタバレです。
『妖怪シェアハウス』7話感想・まとめ
前回のヤマンバギャルのキャラクターも良かったですが、今回の黄泉醜女のキャラクターも妖怪シェアハウスらしくって非常に楽しめました。
そしていよいよ次回ラストということで、物語もまとめに入ってきました。
今回の物語
前回原島に片思いした澪は、原島が既婚者だということで、ショックを受けてしまいましたが、その原島が離婚したことで、2人の間に障害がなくなったかのように見えた。
しかし、そのまま上手く行くハズもなく、澪が生霊に取りつかれてしまったというのが、今回のメインの物語。
まさに今回のストーリーは六条御息所のような内容で、それに黄泉醜女テイストを絡めた非常に良く出来ている内容でとても面白かったです。
理沙はプライドが高いがゆえに、仕事で帰ってこない原島に対し寂しさを感じていても、表面上は全く気にも留めてないフリしていたのだが、原島が明らかに自分より格下に見える澪と楽しくやってるとなったら、生霊も出る!ってなもんですね。
梨沙は他に男を作ったと言っていましたが、実はそれほど大した関係でもなく、なんなら嘘かも知れません。
ただ単に自分のプライドを守るためと、原島にヤキモチを焼かせて引き戻したかったのかもしれませんね。
それが、「どうするかは梨沙にまかせる」と原島に言われてしまったため、引くに引けなくなってしまい、離婚に至ってしまったということではないでしょうか。
まあ想いが爆発して、生霊となるくらいにまでに、一度心が壊れてしまったのですから、黄泉醜女の言う通り、今さらもう元通りに戻ることはできないでしょうけどね。
そういった意味では、今回、澪がちょいちょい復縁を勧めるのがイラッとしました。
もちろんそれ以外にも面白いところはいっぱいありました。特に今回は、いつも以上に細かいネタを色々とブチ込んでいたのが非常に面白かったです。
ぬらりひょんのノリ突っ込みとか、澪が「しょんべん垂れてませんよ。」と言ったあとずっと股間付近を押さえていたりとか、ちょいちょい妖怪たちをディスる衛さんとか…
プロポーズについて
さて、今回ラストで澪が水岡譲と原島響人の2人からプロポーズをされていました。
8話で終了なので仕方がないのですが、欲を言えば、12~3話くらいやって、澪との譲と原島それぞれの恋愛に至るエピソードをもっとちゃんと描けていれば、もっと重みのあるプロポーズになったのにと思うと少々残念です。
まあ譲に関しては、澪を妖怪化から守ろうとシェアハウスを追い出そうとしたり、上司だがと言う原島に張り合って「神主だが!」と主張したり、澪の次の恋にさりげなく自分をアピールしていたので、好きなんだろうなとは思っていましたが、やはり結婚は唐突ですね。
一方原島は、確かに2話で既にセクハラ編集者の所へ澪を迎えに行っているものの、その時点で既に気があるとは少々考えにくいですし、4話から「しらはま」として応援してたのかも知れませんが、まだ恋愛感情のようには感じられませんでした。
そして、今回のプロポーズですが「一緒にどんどん面白いモノをつくろう。俺と一緒に…、暮らさないか?」という話しぶりからすると、結婚しようと言っているワケではなく、単に一緒に暮らして一緒に作品作りをしようという話かもしれません。
さらには、本当にプロポーズだとしても15歳も年下の女性に、離婚したばかりの男が、いきなり何の前置きもなくプロポーズするのもどうかと思います。
さて次回で最終回となってしまうワケですが、妖怪にならないために、澪は原島と譲のどちらを選ぶのでしょうか?
澪は妖怪になるのか?
個人的には譲を希望しますが、最終的にはどちらも選ばず、妖怪になる道を選ぶというのも、しっかりと自立した女性を目指していた、当初の澪の目標からするとあるかもしれません。
しかし予告映像では、澪の白無垢姿が映っていましたね。
いや、それは誰かの空想かもしれませんので、妖怪になってみんなとシェアハウスで暮らすというラストも少し期待したいですね。
いずれにしろ、次回で終わりだというのは、非常に寂しいです(T^T)
『妖怪シェアハウス』8話あらすじ
どんどん妖怪化が進む澪(小芝風花)は、妖怪たちのテレパシーでの会話も聞こえるまでに。
水岡譲(味方良介)の父・衛(福田転球)に、このままでは妖怪になってしまうと言われ、それを止めるためには一つの方法を取るしかないと告げられる。
その矢先、譲と原島(大東駿介)から驚きの告白を受けてある選択肢を迫られることになり、澪は悩み苦しむことに。
そんな澪を見かねた座敷童子(池谷のぶえ)は妖怪たちに声をかけ、意を決して井戸の奥にある大鳥居に鎮座する天狗大王(声・福田転球)の元へ向かう。
妖怪たちはそこである物と引き換えにお札を手に入れ、出かけようとする澪にお守りとして渡す。
そのお札を持って外出した澪は、歩きながら悩み考えているうちに突然カラスの大群が襲ってきて、真っ暗な場所に迷い込んでしまい、黒い煙に巻き込まれる。
体が自由に動かず、息苦しくなった澪は、ある人の名前を叫びながら助けを求め…。
引用:https://www.tv-asahi.co.jp/youkai/story/0008/
『妖怪シェアハウス』動画配信サイト
2020年8月14日現在『妖怪シェアハウス』はTELASA(テラサ)で配信されています。
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