ここでは『監察医 朝顔2』9話のネタバレあらすじ感想などを紹介していきます。
8話のネタバレあらすじ感想はこちら

『監察医 朝顔2』9話・あらすじ
朝顔(上野樹里)は、つぐみ(加藤柚凪)と一緒に保育園の運動会に参加する。楽しそうなつぐみの姿を見つめる朝顔。
同じころ、藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)たちは、マンションの前で死亡していた21歳の大学生・小湊真由(愛甲ひかり)の解剖を行っていた。
真由は、全身を11ヵ所も刺されており、死因は背部刺創による出血性ショックだった。
真由が雑誌の人気読者モデルだったため、SNS上にはこの事件に関するさまざまな情報が流れていた。
その中には、真由と親交があったモデル仲間の吉永明日花(水野瑛)や、かつて交際が噂された橘凛太朗(宮内伊織)の犯行を疑う声も上がっていた。
そんな折、高橋(中尾明慶)と牛島(望月歩)が解剖室の掃除をしていると、突然解剖台横の水道が壊れ、水が噴き出す事態が発生。
そのせいで、予定されていた解剖は別の大学に依頼することになってしまう。
翌日出勤した朝顔は、真由の事件について調べるという光子を手伝おうとした。
だが茶子(山口智子)は、修理が終わるまで休んで有休を消化するよう朝顔に指示する。
あくる日、朝顔は、つぐみを連れて仙ノ浦に向かい、平(時任三郎)と再会する。
その後、体調を崩して入院中の浩之(柄本明)を見舞う朝顔たち。
そんな中、朝顔は、母・里子(石田ひかり)と中学・高校の同級生だったという美幸(大竹しのぶ)と出会う。
一方、桑原(風間俊介)は、発砲した件で刑事部長から臨時の審議会への出席を命じられていて……。
引用:https://www.fujitv.co.jp/asagao2/story/story09.html
『監察医 朝顔2』登場人物・キャスト
万木朝顔 … 上野樹里
万木平 … 時任三郎
桑原真也 … 風間俊介
桑原つぐみ … 加藤柚凪
嶋田浩之 … 柄本明
万木里子 … 石田ひかり
夏目茶子 … 山口智子
藤堂雅史 … 板尾創路
藤堂絵美 … 平岩紙
安岡光子 … 志田未来
高橋涼介 … 中尾明慶
牛島翔真 … 望月歩
奥寺美幸 … 大竹しのぶ
山倉伸彦 … 戸次重幸
桑原忍 … ともさかりえ
愛川江梨花 … 坂ノ上茜
森本琢磨 … 森本慎太郎(SixTONES)
岡島浩司 … 斉藤陽一郎
丸屋大作 … 杉本哲太
伊東純 … 三宅弘城
沖田宗徳 … 藤原季節
渡辺英子 … 宮本茉由
若林 … 大谷亮平
登場人物の詳細は以下を参照。

9話ゲスト
小湊真由 / 愛甲ひかり
マンション前で死亡していいた21歳の大学生。雑誌の人気読者モデル。全身を11か所も刺されていた。
吉永明日花 / 水野瑛
小湊真由と親交のあったモデル仲間。容疑者の一人。
橘凛太朗 / 宮内伊織
小湊真由とかつて交際が噂されていた。容疑者の一人。
三浦 / 田中要次
神奈川県警の刑事部長。
『監察医 朝顔2』8話・ネタバレ
解剖室の水道トラブルで解剖が出来ない上、茶子から有休を取らされたため、仙ノ浦に到着した朝顔たちが、平の元へ向かうと、朝顔たちを驚かそうとしていた桑原から電話が入り、神奈川の家に到着したという。
そんな桑原に、また電話かけるねと告げ、電話を切る朝顔。
朝顔とつぐみ、仙ノ浦へ行く!
その後、平と共に、大じいじの浩之を見舞いにいくと、浩之は里子と書かれたハンカチを取り出し、その中の歯を朝顔に調べてほしい、調べるか調べないかは朝顔に任せると言って預ける。
朝顔は平に浩之から預かった歯を見せ、「おじいちゃん調べてもいいって。」と話し、「どうしたらいい?」と尋ねるが、「朝顔はどうしたい?」と平が訪ねたため、「分からない。お父さん持ってて」と話す。
その日は、父・平に代わり朝顔が沼の捜索に出る。沼にはスポーツセンター建設の看板が立てられており、既に測量も始まっていて、作業員たちは寒くなる前に作業を始められたらいいなどと話していた。
お昼になり、朝顔が地べたに座って休憩していると、そこに美幸が平に頼まれたといって弁当を持ってきた。
美幸は朝顔に「平さんって、いつまでこっちにいるのかな?ずっとこっちにいて欲しいな。」と口にする。
続けて美幸は「あんな風に、毎日来てくれるお客さんなんて、なかなかいないでしょう。」と言葉を濁すのだった。
桑原、第一回目の臨時審議会へ臨む
臨時の審議会へ出席した桑原へ、三浦刑事部長は桑原の発砲を咎める発言をしたため、桑原は規範に則って適正に銃を使用したと答える。
しかし「君が状況を甘く見たことで、発砲の必要が生まれたんだろう。被疑者と一般市民2名が死亡。警察官として、君の発砲が誰を救ったというんだね」と三浦刑事部長からきつく咎められる。
三浦刑事部長は「正式な処分については、本部長も出席される、懲戒審査会で下される。ただ、その前に、君が心から反省を示せる方法が一つある。」と告げる。
「君は、確か、階級は巡査部長だったね。こんな騒動を起こして、そのままでいいのかね?」と暗に自主降格すべきと匂わせる刑事部長だった。
新たな遺体が見つかる
法医学教室に新たな遺体が運び込まれた。
遺体は先日亡くなった小湊真由刺殺事件の重要参考人で、モデル仲間の吉永明日花だった。
遺体は今朝5時ごろ、南町の公園で亡くなっているところを発見されたという
朝顔はいつものように「教えてください。お願いします。」と口にし解剖を始める。
背面には数多くの刺創があり、凶器の刃渡りは20cmほどと小湊真由の事件と同じくらいだった。
朝顔が背面7か所の刺創の写真を撮影するように牛島に告げると、牛島は「こんな残酷な目に遭わされて、犯人が憎いです。」と涙を流しながら訴えるのだった。
解剖の結果、死因は背部刺創による出血性ショックで、刺創は背面に集中し、切られている向きは全て左から右であったため、犯人は左利きだと考えられた。
傷や出血の具合、そして刃渡りの長い凶器など、何もかもが先に発見された遺体・小湊真由の時と同じだった。
その後現場に臨場した朝顔は、光子に「小湊真由さんも、吉永明日花さんも、似た場所を刺されてると思ってたけど、そうじゃない。医学的には、全く同じ場所をさされてる。」と話す。
「致命傷は腎動脈を傷つけられていて、この傷もこの傷も、大きな血管を傷つけられている。それでも、現場に血痕は少なく、腹腔内に血液が溜まっていた。」
そんな朝顔に光子は「犯人は、やみくもに刺したわけじゃないってことですか?」と話すのだ。
拳銃強奪被害者、山田巡査部長死亡
その時、朝顔に電話が入り、呼び出された。
朝顔が向かった先は、拳銃強奪事件で拳銃を強奪された山田直人巡査部長の家で、死亡していたのは本人の山田直人45歳。奥さんがパートから戻った12時に発見されたとのこと。
朝顔は桑原に電話をかけ、山田巡査部長が審議会に出る準備してたら、家で倒れてそのまま死亡したことを告げ「私、人ごとご思えなくて、凄く悔しいよ。」と口にする。
その後山田巡査部長に「教えてください。お願いします。」と告げたあと、解剖に入る。
解剖の結果、外傷性の遅発性脳内出血が見られた。妻に話を聞くと、医師はちょっと早いと言ったものの、自発的に退院したという。
朝顔は「このような、頭蓋内出血は、すぐに発症しないこともあります。ご本人も、周りの方も、その予兆に気付くのはかなり困難だと思います。どうか、ご自分を責めないでください」と伝える。
山田巡査長の妻は「夫が言ってました、犯人に襲われた時、拳銃を手に取ったって。でも、撃たなかった。警察官が撃ったら問題になる。だから打てなかった。あの時、あの人が自分の身を守ることを考えてくれたら。」と訴えるのだ。
その様子を見ていた忍は、審査会に向かう桑原に声を掛け、「山田巡査部長、解剖の結果、他殺だった。警察官は銃を撃ってはいけない。そう思ったみたい。ねえ、真也。山田巡査部長、殉職扱いになるよね。」と訴えるのだった。
桑原、二回目の臨時審議会へ臨む
審査会で桑原は、刑事部長に山田巡査部長が殉職したことを伝える。
病死だろ?と話す刑事部長に、解剖で犯人に頭を殴られたことが死因だと判明したため、殉職だと訴える。
しかし刑事部長は「巡査部長が警部になって、なんの意味がある?だいたい、彼が銃を奪われなければこんなことにはならなかったんだ。」と吐き捨てる。
桑原は「山田巡査部長には、武器は警棒しかありませんでした。なぜなら、日本の警察官は、発砲するように訓練されていないからです。」と訴える。
「訓練されていないから?発砲しないと決めたのは、彼自身ではないのか?」と問いただす刑事部長に桑原は訴える。
「では、撃つも撃たないも、現場の責任ということですか?その結果、彼は命を落としました。」
「その家族と…、あなたのおっしゃる、取るに足りない昇進だけを残して。」
「私にも家族がいます。家族を守るためにも、死ぬわけにはいかないんです。」
「単独行動と報告義務を怠ったのは認めます。ですがそれ以外の判断は、間違ってたとは思いません。」
「どんな職務に就く人間にも、自分とその命を守る権利がある!」
「お願いです命を軽く見ないで頂きたい。」
すると「これは査問委員会ですか?」と言いながら五十嵐監察官が入って来た。
五十嵐は「桑原巡査部長の処遇を決める会議が、内々に行われていると、小耳に挟みまして。なぜ、取り調べを担当した、監察官の私が外されてるんでしょうか?」
「まさか、部下に自主降格を促しておいて、ご自分たちの責任を逃れるための、密談ではないですよね?」と五十嵐。
「そうであれば、警察官の不祥事を調べる監察官として、見過ごすわけにはいきませんが。」と五十嵐が告げると、桑原は「私、桑原真也は、自主降格は、いたしません。」と力強く訴えるのだった。
第一容疑者の死
一方、小湊真由と吉永明日花の刺殺事件では、テレビ報道でもネットでも、真由の元交際相手の橘凛太朗が犯人だと断定し、彼の家の前にはマスコミが張り付いていた。
その時、橘凛太朗の家の異変に気付いた森本と忍が彼の家へ踏み込むと、橘凛太朗は練炭自殺をしていて、テーブルの上には自分をエゴサーチしたのか、彼に対する罵詈雑言が書かれたページが表示されていた。
橘凛太朗を解剖した結果、彼は一酸化炭素中毒の反応が見られた。伊東は罪の重さに耐えかねて命を絶ったのではと言い、山倉係長はもっと早く逮捕するべきだったと悔やむ。
橘凛太朗の家からは、凶器らしき刺身包丁も見つかったことから、山倉係長たちは署に戻って行った。
朝顔に浩之危篤の連絡が入る
その時、朝顔のスマホに浩之が危篤だという電話が平から入った。あわてて朝顔が仙ノ浦へ向かい、祖父の病院に到着すると、浩之は元気だった。
浩之は朝顔に、歯が誰のものか分かったかを尋ねるが、朝顔は調べていないという。浩之は、歯が里子のものだったら、自分の骨壺の中に入れて欲しいとお願いする。
その後朝顔と平は、美幸の店へ行く。暖簾はかかってるが営業しているかどうか分からないため、とりあえず店をのぞいてみる朝顔と平。
その時、美幸は店の緑電話でだれかと電話をしていて、「すいません、お電話中だったのに。」と謝る朝顔に「ううん、これ電話してないの。かけたくなっちゃうのよ。つながらないって分かってるんだけど。変でしょ。」と美幸。
今日は娘の誕生日だという美幸と一緒に朝顔と平は食事をし、誕生祝のケーキを一緒に食べることにする。
帰り道、朝顔は平に、どっちの結果になっても、おじいちゃんガックシいきそうだから、まだ調べないと平に告げるのだった。
情報に踊らされた結果
その頃法医学教室で橘凛太朗の遺体の写真を隠し撮りした牛島が、友人に犯人の写真だと言って見せる。
友人はこいつの顔晒してやるからと牛島に写真を転送するように依頼し、牛島が転送すると、早速ネット上にアップする。
その画像を見た大勢の人がさらに拡散し、ネットニュース上でも、その写真がどんどん拡散されていった。
その時、興雲大学法医学教室の茶子先生に、理事長から流出した遺体写真の件で話を聞きたいと連絡が入った。
その頃野毛山署でも、遺体写真流出の件で強行犯係内は騒ぎになっていた。その情報は長野の桑原の元へも届いていた。
その時、朝顔がその写真の画像の右下にパソコンの時計が写っていることから、解剖室のパソコンを写したモノではないかと推測し、光子がその画像を良く見ると、パソコンの画面を撮影した人物の顔が写り込んでいた。
法医学教室に呼ばれた牛島に、写真を撮ったのかと尋ねると、牛島はそのことを認める。どうしてと尋ねると「あの犯人が、どんな顔してるのか気になって。」と答える。
牛島は、アップしたのは自分ではないが、自分が友達に送り、友達が自分の目の前でアップしたと答える。
みんなが呆れる中、牛島は自分の思いを訴える。
「僕、そんなに悪いことしました?あの人殺人犯ですよね。しかも2人も殺してるんですよ。」
「それなのに、顔も名前も伏せたままっておかしくないですか?」
「殺された女の子たちなんて、写真だけじゃなくて、どうやって殺されたとか、プチ整形してたとか、そんな関係ない私生活のことまで、面白おかしく暴かれてたんですよ。」
「犯人だけが守られて、被害者は何でもありって、そんなの理不尽すぎます。」
「あんなに刺されて、痛い思いして殺されて。裸にされて、解剖されて、全部みんなに見られて。」
「それで終わりなんですか?僕はみんなが知りたかったことを広めただけです。」
「それの何が悪いんですか?」
そんな牛島に朝顔は告げる。
「みんなが知りたかったことって何?犯人が、どんな顔で亡くなったかって事?」
「それを、あなたが世間に伝えて、誰が救われるの?橘さんが犯人だって言う証拠ある?」
「橘さんは、犯人じゃないと思う。確かに彼は左利きだった。」
「でも、左手の傷痕が気になって病院に問い合わせたら…後遺症があることが分かった。」
「彼の左手じゃ、何度も身体を貫くほどの力で刺せない。」
「それと、殺害されたお二人の刺創を調べたら…、犯人は全て正確に人間の急所を刺してた。」
「そして何より…。再解剖で分かったことなんだけど、最初にアイスピックのような、
ほとんど傷痕が残らない、細いもので頭を突き刺して、即死させてた。」
「おそらく犯人は、人間の構造を知り尽くしている人だと思う。」
「じゃあ、あの人は…。」と牛島。
「橘凛太朗さんはこの事件と、関係ない。あるとすれば、ネットの誹謗中傷に命を奪われた事。」
「一時的な気持ちで、SNSに橘さんの写真をアップしたことが…どれほどよくない事か分かる?」
「今、死ぬことを踏みとどまって頑張って生きてる人の姿…ご遺族の姿、想像できた…?」
「私たちは、死と向き合うからこそ、生きることの尊さを、深く知っていなければいけないと思う。」
「あながた、そのことを、もう少し、分かってたら…。こんな真似、絶対にできなかったはず…。」
「私たちは、決して……途中で誤った憶測や情に流されて判断してしまっては、いけないんだよ。」
「悲しいなら死因を突き止めて、命を奪われた人たちのために、出来る限りのことをやるの。」
「悔しいなら、確固たる証拠をつかむの。」
さらに朝顔は続ける。
「橘さんのご遺体は、傷痕が一つもない状態だったよね。」
「でも、目に見えるナイフだけが凶器じゃない。」
「橘さんの、そのつらさ、傷の深さ…、きっと私たちには、分からないよね。」
「橘さんは、彼女たちと同じ、いくつもの傷を負った被害者だったんだよ。」
牛島は泣きながら朝顔に「先生…。俺、どうすれば…。」と尋ねる。
朝顔は「亡くなってしまった人の命はもう、二度と戻らない。あなたは、拡散するネットの世界に、罪もない人の最後の姿を載せてしまった。ご遺体の尊厳も、ご遺族のプライバシーも。法医としての秩序も、いとも簡単に奪ってしまった。自分のしてしまったことの罪の深さ…。よく覚えといて。」と伝えるのだった。
事件の結末とその後
それから後、朝顔や藤堂夫妻、光子や高橋を呼び出した茶子は、みんなにダージリンティーを振舞う。
小湊真由と吉永明日花の2人を刺殺した犯人は、警察の捜査により逮捕された。
犯人は2人に関係ある医師で、2人が登録していたデートクラブで目を付けられたようだった。
橘の家にあった刺身包丁は、本人も刺身包丁だと認識しないまま家においてあったのかもしれないと想像する光子。
理事長室に呼ばれた茶子は、なんの問題もなかったようだ。絵美が牛島のことを心配すると、茶子は牛島を呼ぶ。
みんなに謝る牛島に「牛島君。これからも、ここで法医を目指しませんか?自分の罪を悔いるのであれば、失敗から学んで、死者から託された命を生きてください。未来を自分の手で変えてってください。命が尽きるその日まで、何度だって何度だってやり直せばいいんです。」と伝える茶子。
お咎めはないですかと尋ねる藤堂に、茶子はおとがめということではないが、自分は辞職すると伝え、新たな冒険の旅に出るとみんなに話す。
朝顔は牛島に続けてもらいたいと告げる。
その様子を見た茶子は「それでも皆様ご機嫌よう。そして、さようなら。」とだけ告げて去って行った。
朝顔は、茶子が辞めて行ったことを平に伝え、電話を切ろうとすると切り際、平が朝顔に何かを伝えた。
電話を切った朝顔は桑原に電話し「桑原君…。お父さんが変で……。さっき、電話してたんだけど…、切る時に言ったの…。」
「じゃあな里子…。朝顔によろしくって。」
『監察医 朝顔2』8話 感想
えーっ!最後の平さん何なんだろう?まさか認知症とかじゃないよねー!それはさすがにイヤだなー!
もう、ただでさえ大じいちゃんの浩之の具合が悪く、いつ旅立ってしまうかわからないって時に、平さんまで認知症になったら、朝顔は救われないよ。
平は認知症なのか?
そういえば、つぐみと一緒に出掛けた平が、道に迷っちゃったというのも、最初は別の伏線かと思ったけど、今思い返すと平さんの認知症に対する伏線だったんだね…。
さすがにここまで描いちゃって、次回から全く触れないなんてワケはないだろうから、やはり平さんは認知症で、今後認知症が進んでいく様子が描かれるのかなぁ。
でもそうなると、平さん1人を仙ノ浦に残しておくワケにはいかないだろうから、東京へ戻ってくる可能性もあるかも。
もしかしたら、仙ノ浦で美幸が平さんの面倒を見ながら、一緒に治療していくかも知れないよね。
美幸が里子に電話していた件
ところで、前回、美幸が里子に電話していた件だけど、どうやら里子に電話しているつもりになっていただけだったようだね。
そしてその背景にあるのは、美幸も夫と娘を東日本大震災で夫と娘を失っている過去を持っていたからって、悲しすぎる理由です。
今回の物語た伝えたかった事
さて、今回も犯人については、ラストで少し触れただけで、その犯人というのも、結局最後まで一度も登場しなかった、デートクラブで被害者2人が接触した医師だとは…
まあ、今回の物語で一番訴えたかったことが、犯人のことではなく、ネットで安易に他人を叩くことに対する警鐘なんだろうからね。
また、犯人だと思って叩いてみたら、今回自殺した橘のように、ネット上での誹謗中傷によって傷つけられただけの人ということもありえるから、物事の真偽をしっかり確かめてから情報として発信する必要があるということですよね。
このことについては、いろんなドラマなどでも描かれているけど、ネットをやる上で、嘘を嘘と見抜く力は絶対に必要だろうし、不確かな情報を安易に拡散すべきではないですよね。
今回で言えば、牛島は全く擁護ができないですね。
いくら女性2人を刺殺した犯人が憎いと言えど、自分の職場から勝手に情報を持ち出し、それを勝手に第三者に渡し、結局ネット上に拡散させてしまったのだから、これは社会的に許されることではないですよね。
それなのに、結局許されて、再びアルバイトとして働くことが出来るっていうのは、メルヘン以外のなにものでもないけど、まあそれはドラマだから次回以降はなかったことになってそう。
それでも、やっぱりこのドラマは、色々なことを考えさせられるから、やっぱり面白くて好きですね。
さて、次回は新春スペシャルということで、これまで描かれなかった妊娠中の朝顔や、朝顔の初めての執刀助手時代も描かれるようです。
普段と違う朝顔の様子が見られそうなので、これも楽しみですね。
新春SPのネタバレあらすじ感想はこちら

全話あらすじ・ネタバレ感想は以下から。

『監察医 朝顔2』新春SP・予告あらすじ
次回の『監察医 朝顔』は、2021年1月11日(月)よる9時~10時48分の放送で『監察医 朝顔 新春SP』をお届けします。
このスペシャルは全編新撮で、朝顔(上野樹里)と桑原(風間俊介)との出会いや、朝顔がつぐみを身ごもってから生まれるまでのことなど、これまで描かれることのなかった朝顔たちの宝物のような物語を描いていきます。
さらに、初めて執刀助手として解剖に臨んだ朝顔のエピソードも明かされます。初めての執刀助手ということで緊張する朝顔たちのもとへ運ばれてきた遺体は、特殊造形の作家をしている男性で、第1発見者は小学2年生の男児。遺体は発見時、体中に砂糖がふりかけられているという異様な状況で、遺体の発見現場にあった砂糖ケースからは、なんと男児のものらしき指紋が検出されます。
この男児が事件とどのように関わっているのか。そして、解剖の結果は?
引用:https://www.fujitv.co.jp/asagao2/story/
『監察医 朝顔2』見逃し動画配信サービス
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