引用:火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』|TBSテレビ
『恋はつづくよどこまでも』に続いて上白石萌音さんが主演を務めるTBS火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』が1月12日にスタートしました。
安定志向の奈未、子犬のような潤之介、ドSな鬼編集長の麗子たちはこれからどんな物語を繰り広げていくのでしょうか。
ここでは『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』1話のネタバレあらすじ感想などを紹介していきます。
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』1話あらすじ
東京で暮らす幼馴染で片思い中の日置健也 (犬飼貴丈) を追いかけ、地方の田舎町から上京してきた就活中の鈴木奈未 (上白石萌音) 。
安定志向の奈未は、大手出版社・音羽堂出版の備品管理部の求人募集を見つけ面接を受けることに。
面接までの時間を潰そうとしていた矢先、ひょんなことから潤之介 (玉森裕太) と知り合う。
あるアクシデントに見舞われるが、潤之介との運命的な出会いによって、なんとか面接を乗り切った奈未は、無事採用されたものの、配属されたのは備品管理部ではなく新設されたファッション雑誌編集部だった。
初出社当日、社内で迷子になってしまった奈未は、通りかかった宇賀神慎一 (ユースケ・サンタマリア) に助けてもらい、無事に編集部に辿り着く。
そこでは編集部の面々が慌ただしく荷物を移動しており、何も分からないまま立ち尽くす奈未は、やって来た上司の半田進 (なだぎ武) から急いで青山へ行くように命じられる。
指定されたレストランに着くや否や、ある女性から大量の荷物を持つよう言われる奈未。
やっとの思いで編集部に戻ると、そこには中沢涼太 (間宮祥太朗) や和泉遥 (久保田紗友) 、和田和美 (秋山ゆずき) 、加賀栞 (太田夢莉) をはじめとした編集部のメンバーが勢揃いしており、その中心には先ほどの女性・宝来麗子 (菜々緒) の姿も。奈未は、麗子が新たに創刊したファッションモード誌「MIYAVI」の編集長であることを聞かされるのだった。
そして、事態が飲み込めない奈未に与えられたのは、その超ストイックな編集長の雑用係という仕事で…。
引用:https://www.tbs.co.jp/BOSSKOI_tbs/story/ep1.html
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』登場人物・キャスト
鈴木奈未 … 上白石萌音
宝来麗子 … 菜々緒
潤之介 … 玉森裕太
中沢涼太 … 間宮祥太朗
和泉遥 … 久保谷紗友
尾芦一太 … 亜生(ミキ)
和田和美 … 秋山ゆずき
加賀栞 … 太田夢莉
高橋麻美 … 高橋メアリージュン
半田進 … なだぎ武
日置健也 … 犬飼貴丈
鈴木義郎 … 橋爪淳
鈴木多未 … 山之内すず
鈴木真未 … 宮崎美子
潤之介の母・香織 … 高橋ひとみ
蓮見理緒 … 倉科カナ
登場人物の詳細についてはこちら。

『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』1話ネタバレ
かくして音羽堂出版の「MIYAVI」編集部の編集長・宝来麗子の雑用担当となった鈴木奈未の仕事は、毎日編集長の出社に合わせてコーヒーを用意したり、移動のための新幹線や飛行機のチケットの予約、移動時のカバン持ち・荷物運び、発言の伝達など、編集長の奴隷のような仕事だった。
毎日が雑用に追われ、いつでも麗子から呼び出しがあるため、時間が不規則で結婚を意識している相手・健也と会う時間も取れない日々。
そんな中 週末、友達が集まるという健也の誕生日パーティーに「こういう機会でもないと、中々みんなに紹介できないから。」と誘われた奈未。
「まあ、一応のけじめっていうか。」と話す健也に、奈未は自分が紹介されるんだと「嬉しい。うん行く。絶対行く。」と答えるのだった。
健也との電話を終えて、道端で浮かれて小躍りしている奈未に、たまたま通りかかった和泉遥が声を掛けてくる。
「私は幼馴染と結婚して、普通に幸せで、安定した生活を手に入れたいんです。急に、仕事入ったりしないですよね。」と週末の急な仕事を心配する奈未に、遥は「さあ?私は会社に行くけど。私は何が何でも、あの人に食らいついていく。」と告げる。
そして「ねえ、結婚までの腰掛なら、もっと楽な仕事いくらでもあるんじゃない?この仕事ってさ、ちゃんと目標持ってる人じゃないと、務まらないと思う」と奈未に意見する遥だった。
健也の誕生日パーティー当日、奈未が会場に入ると、健也が近くに呼び寄せ「紹介するよ。」と口にする。
そして向こう側にいる女性を指して「今度結婚する、彼女のサリ。俺の働いている会計事務所の所長の娘さん。」と奈未に婚約者を紹介するのだ。
ショックを受け落ち込んでいる奈未に、麗子から雑用の呼び出しの連絡が入ったため、麗子の元へ向かう。
男性と一緒の麗子が「車は?」と尋ねると、奈未は「その前にお話があります。」と告げる。
男性が自分でタクシーを拾って去っていくと、奈未は堰を切ったように話し出す。
「こんなの仕事じゃないじゃないですか。新人だから雑用はします。」
「でも編集長の荷物持たされたり、着る服取りにいったり、彼氏のタクシー捕まえたり、ただの召し使いじゃないですか。」
「私は、人並みでいいから、普通の仕事がしたいんです。」
そう訴える奈未に、麗子は笑いながら話す。
「人並み?人並みでいいっていうのは、平均以上の能力やステータスがある人間が使える言葉。」
「あなたは普通や人並みがどれだけのものか分かってない。」
「この1週間、雑用すらできないあなたが、普通や人並みなんておこがましいんじゃない?」
その言葉に奈未は「分かりました。もう辞めます。」と答えると、麗子は「何の信念もない、衝動もない、人並みの根気すらないのね。」と言い放つのだった。
健也との恋も、「MIYAVI」での仕事も上手くいかず、面接前に立ち寄った公園を訪れ、ベンチに腰掛け健也へのプレゼントのケーキの箱を開け涙を流す奈未。
そこに偶然にも潤之介が現れたため、面接のお礼を言い、これまでの状況を話し、会社を辞めることも告げる。
潤之介は落ち込む奈未を自分のバイクの後部座席に乗せ、気分転換に千葉の海岸までドライブする。
おしるこを食べ「どう?元気出た?」と尋ねる潤之介に自分の片思いと彼に婚約者がいてフラれた話をする。
「私、何やってんだろう?田舎から出てきて、みんなみたいに夢もやりたいこともない。私だけこの世界から取り残されたみたいで。」
「夢ってさ、なきゃいけないのかな?別になくたっていいんじゃないかな。夢に縛られたりとらわれたりして、それで笑えなくなったら意味なくない?」
その時、同僚の和泉遥から電話が入り、奈未から受け取ったスケッチが編集長が書いたものかと確認する。
そうだと奈未が答えると、遥は編集長に頼まれたバラの花が、プレゼント用の花束ではなく、表紙に使うモデルの背景用の大量のバラの花だと言い「私クビだ…」と力を落とす。
遥がこの仕事に対して一生懸命なことを知っている奈未は「私、バラ買って帰ります。」と言い、大急ぎで潤之介に送られて戻るが、他の編集部員たちが買ってきたものと合わせても全然足りない。
奈未は「すいません、私のミスです。私が忘れてました。」と遥のミスを自分のせいにして謝る。
そして副編集長に、バラの花を集めるのではなく、潤之介とのドライブの時に見かけたバラ園で撮影することを提案する。
翌朝、奈未たちはバラ園の権利者の女性と交渉するが、過去にテレビ取材であちこち踏み荒らされてからこの手の話は全て断っているという。
その時、奈未たちが振り返ると、後ろで麗子が土下座をしていた。
麗子は権利者の女性に対し、バラの花を咲かせる苦労をねぎらい、マリー・アントワネットというバラの品種を持ち出し、「バラの名前にもなったマリー・アントワネットが、心血を注いだのがベルサイユ宮殿の庭園づくりでした。自らの手を土で汚し、毎日手塩にかけて育てていたそうです。」
「高飛車で、贅沢三昧といったイメージですが、本当の彼女は花を愛し、自然を愛した女性だったんです。そうあなたのように。」
「ファッションとは、夢の一瞬を提供すること。あなたのバラには、その力があります。」
「このバラで、世界中の美を愛する女性に、夢の世界を贈らせていただけませんか?どうか力を貸してください。」
麗子の土下座と熱弁は権利者の心を動かし、撮影許可を得ることができ、無事に撮影は終了したのだ。
その撮影の際、奈未は見覚えのある男性を見かけていた。麗子が一緒に食事をしていた男性だった。
その男性は世界的に活躍している染色家で、麗子は彼とデートをしていたワケではなく、メディア嫌いの彼の作品を雑誌の表紙に使うため説得していたのだ。
そのことを知った奈未は《遊んでたわけじゃなかったんだ》と思うのだった。
後日出来上がって来た表紙の写真を目にした奈未は、その出来栄えに圧倒され「この写真が表紙になって、本屋に並ぶとこ見てみたいです。」と口にする。
そして奈未は仕事を辞めることを辞めることにしたのだ。
その後奈未は麗子に「こないだ、バラ園の方にしたマリー・アントワネットの話、感動しました。」と告げる。
すると麗子は「マリーアントワネットが土いじりしてたなんて聞いたことがない。あの表紙の写真1枚で5000万の広告料が入ってくる。5000万なら私の土下座も安いものでしょ。もしあなたが5000万の広告出してくれるなら、あなたにも土下座してあげる。」と言い放つのだ。
後日、奈未は潤之介に会い「色々とありがとうございました。ピンチの時に現れて助けてくれるから、ヒーローみたいですね。」とお礼を告げる。
すると潤之介が「じゃあ、今度は俺のお願い聞いてくれる。?」と尋ねてきたため、奈未は「もちろん。」と答える。
潤之介は「俺の彼女になって。俺の彼女になって欲しい。」と口にする。
「えっ?えっえっえっ」と驚く奈未。
「あっ、いや、フリでいいんだけど。」
「えっ、えっ、フリっつったって、彼女ですよね、えっ、彼女のフリ?フリ?」
「お見合い断る口実に、つい、親に付き合ってる子がいるって言っちゃったの。」
奈未が1日でいいならと引き受けると、潤之介は「俺の姉ちゃんを味方につければ、親も説得できるはずだから、俺の姉ちゃんと会って。」とお願いする。
その後奈未を姉の家に連れて行き、潤之介が紹介した姉は……麗子だった!
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』1話・感想
まあ最終的には、主人公の奈未が仕事に目覚め、この編集部でこれまでの普通から一生懸命に仕事をするようになると共に、恋も上手くいき、一挙両得というエンディングにはなるんだろうけど。
しかし、1話にして早くも潤之介の姉が麗子だという飛び道具を出してくるとは…
道理で公式サイトに潤之介にも潤之介の母・香織にも苗字がないワケですよね。
物語としては、1話目にしては話のテンポもいいし、役者さんたちの演技も良かったけど、肝心の脚本にところどころあれっ?と思うような箇所が…。
奈未がわざわざ東京まで健也を追いかけて来たので、てっきりこれまで遠距離恋愛をしていたのかと思って見てたら、まさかの奈未の片思いだったとは…
まあ、両想いだと思わせておいて実は奈未の片思いでしたっていうのを表現したかったのかもしれないけど、片思いだったと知った時点で、奈未が思い込みの強い危ない女性に見えてきちゃった…
そして初っ端から潤之介もちょっと変じゃない?
いいとこの御曹司みたいだから、普通の人と金銭感覚が違うのかもしれないけど、228,000円の服選んで、奈未が自分で払うと言ったからって、そのまま放置していなくなっちゃうもん?
奈未が自分で払うからって言った時に、228,000円だけどって一言あってもいいんじゃない?
それでも、その金額にもひるまずに、最終的に支払っちゃう奈未も十分凄いけどね。
そしてなんと言っても、麗子の設定がスゴすぎる…
確かに才能はあるように描いていたけど、編集長として優れた人間なら、編集部内の人間を上手く働かすことができなくちゃダメじゃない?
奈未は別にしても、他の編集部内の人間と上手くコミュニケーションが取れていないから、バラの花束事件だって起きたんだろうし、なにより大切な創刊号の表紙に使う素材なんだから、もっと細かく指示を出すべきじゃないの。
もしかしたら、このドラマの登場人物はみんなどこかしら変な人だという前提で見なくちゃいけないのかもしれないね。
っていうか、結局最終的にそういう目で見たら、最後まで楽しく見ることができました。
そして次回の予告・あらすじを見る限り、増々変な方向へ進んで行きそうで楽しみです。
2話ネタバレ感想はこちら。

全話ネタバレ感想はこちらから。

『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』2話 予告・あらすじ
お見合話を断る口実として潤之介 (玉森裕太) の彼女役を引き受けた鈴木奈未 (上白石萌音) は、潤之介から「姉ちゃんに会って」と頼まれる。しかし、姉として紹介されたのはなんと鬼上司の宝来麗子 (菜々緒) だった。最悪の状況に焦った奈未はその場しのぎに麗子にいろんな嘘をついてしまい、より事態は複雑な状況に……。
翌日、『MIYAVI』の編集部では創刊号の企画会議が行われ、中沢涼太 (間宮祥太朗) が提案した漫画家とのコラボ企画が採用された。さらに麗子の発言で人気漫画家・荒染右京に依頼することが決定する。
何かを企んでいる様子の麗子は、前日についた“奈未の嘘”がきっかけで奈未に荒染との交渉の席につくよう命令。交渉の大役を押し付けられてしまった奈未は、潤之介にSOSを求め……。
引用:https://www.tbs.co.jp/BOSSKOI_tbs/story/
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』見逃し動画配信サービス
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配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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