引用:火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』|TBSテレビ
金沢に帰る潤之介の奥さんとなり、ついていくつもりの奈未だったが、編集者になることが夢だと気付いてしまった。
そんな奈未は、潤之介に婚約指輪を返し、別れることを選択したのだった。
ここでは『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(ボス恋)10話 最終回ネタバレあらすじ感想などを紹介していきます。
9話ネタバレあらすじ感想はこちら

『ボス恋』10話 最終話・あらすじ
潤之介と別れ、一晩中泣き明かした奈未は、重度の潤之介ロスに襲われ、幻まで見るようになってしまっため編集部の仲間に心配される。
一方、潤之介は、父・勝之介と共に取引先との挨拶回りや商談など、忙しくスケジュールをこなしていた。
麗子が辞め、麻美が編集長となったMIYAVIは、3つのブランドからの広告掲載見送りの申し出があった。
責任を感じた麻美は宇賀神に「とにかくMIYAVIに必要なのは麗子よ」と言い残し編集長から退いていった。
宇賀神は麗子に「備品整理が終わったらMIYAVIに戻ってきませんか?」と打診するが、麗子からは「私は、責任を取ることでしか生きられない人間なんです。」と断られてしまった。
そんな中、次号の表紙となる予定だった、有名女優・海老沢紗英の娘 hinataの写真がネット上に流出していることが発覚したのだ。
前情報は一切出していなかった極秘企画だったのに、既にインスタにまで上がっていたため編集部は大慌てとなった。
このピンチを乗り越えるべく、奈未らは麗子に助けを求め頭を下げるのだが私には関係ないと断られてしまう。
その夜、編集部員一同は最悪のトラブルを抱えつつも居酒屋に集まっていた。
臨時で編集長となった半田の就任祝いかと思いきや、そこに現れたのは!
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』登場人物・キャスト
鈴木奈未 … 上白石萌音
宝来麗子 … 菜々緒
潤之介 … 玉森裕太
中沢涼太 … 間宮祥太朗
和泉遥 … 久保田紗友
尾芦一太 … 亜生(ミキ)
和田和美 … 秋山ゆずき
加賀栞 … 太田夢莉
高橋麻美 … 高橋メアリージュン
半田進 … なだぎ武
日置健也 … 犬飼貴丈
鈴木義郎 … 橋爪淳
鈴木多未 … 山之内すず
鈴木真未 … 宮崎美子
潤之介の母・香織 … 高橋ひとみ
蓮見理緒 … 倉科カナ
登場人物の詳細については以下を参照ください。

10話 最終回ゲスト
海老沢紗英 / 霧島かれん
有名女優で、娘 hinataのモデルデビューを密かにMIYAVIで飾ろうと計画するが、撮影したグラビア写真がネット上に流出してしまったため、激怒する。
hinata / 小野莉奈
有名女優・海老沢紗英の娘。モデルデビューのグラビア写真が流出してしまったが、本人は母親ほど怒っていない。
ラーメン店「百麺」店員 / 昴生(ミキ)
潤之介が中沢に誘われて行ったラーメン屋の店員。
『ボス恋』10話 最終話ネタバレ
MIYAVI編集部員たちが集まっていた居酒屋にやってきた人物は、金沢にいるハズの潤之介だった。
その席で潤之介は「俺じゃなかったんだよな、ホントは父さんが会社継がせたかったの…。奈未ちゃんも仕事 頑張ってね。」と言い店を出て行ったのだ。
翌日、奈未と麻美は写真流出の件で hinataに直接謝るが、本人は今回の写真流出により自分がやってるバンドのチケットが完売したので、いい宣伝になったと怒っておらず、母親の海老沢紗英にとりなしてくれるというのだ。
編集会議の席で、奈未は流出したことを逆に宣伝に使うことを提案し、その流出した写真で新たなサプライズを仕掛けることを考え出すことになったのだ。
「ネタバレ」中沢と遥
その日の夜、仕事が終わって帰っていく遥に「和泉、お疲れ。」と言い中沢が自転車で走り去ろうとしているところに、遥は「中沢さんって、ドMですよね。」と声を掛ける。
「だって、そっちにm言ったら報われないって、自分で分かっているのに、報われない方、報われない方ばっか行って。」
「いや、それは 自分に対してもドSっていう説もあるだろ。」
「じゃあ、もし私とデートしてクソつまんなかったら、ドSの中沢さんは嬉しいですね。」
「はあ?何だそれ。じゃあ、もしクソ楽しかったら?」
「問題あります?」 「和泉、お前なかなかやり手だな。」
麗子MIYAVIに戻るのか?
その次の日、 hinata の再撮影で出来上がった顔を隠した写真を見た麻美は「顔を隠せば隠すほど、新星モデルの存在感も増す。トラブルを逆手にとった大胆で面白いコンセプトだと思う。」と口にするのだ。
その翌朝 麗子が出勤してくると、奈未たちが徹夜で仕上げたMIYAVIの校正紙が麗子の机の上に乗っていた。
麗子はその校正紙を見ずに、MIYAVI編集部に返して戻ろうとすると奈未は麗子を引き留める。
「私も小さいですけど、記事 書かせてもらいました。編集長に教えてもらったこと、全部込めました。どうしても読んでもらいたいんです。お願いします。」
奈未はそう麗子に告げ再び校正紙を麗子に手渡したのだ。
その後麗子が、備品管理部へ戻るために、エレベーターに乗ると、宇賀神が「自分一人で責任を取らずに、みんなに分けてあげてください、時には周りに頼ることも必要です。ちなみに、僕ならいつでも頼ってくださいね。」と声を掛ける。
備品管理部で自分のデスクに座った麗子が、奈未が渡してくれたMIYAVIの次号校正を開いてを見ていると、やがて過去の自分とオーバーラップした麗子の目から涙があふれてくる。
新しいMIYAVIを読んだ麗子はMIYAVI編集部へ現れ、雑誌の作り手の情熱を褒め、再びみんなと一緒にやりたいと申し出る。
MIYAVI編集部は再び麗子の元で生き生きと働き、新生MIYAVI創刊号は編集長チェックを終え責了となったのだ。
潤之介、自分の生き方を決める
一方理緒の手術に付き添った潤之介に、理緒は「私はプロとしてもう難しいかも。でも後悔してないよ。」と告げる。
「ジュンちゃんは後悔してない?ジュンちゃんも もっとわがままになっていいんだよ。ねっ、頑張れ宝来潤之介。」
そんな中、潤之介へ尾芦から着信があったため電話に出ると、相手は奈未だった。
奈未は「お願いがあります。私の彼氏になってください。フリでいいんで。明日一日だけ。」と告げる。
翌日、純粋にデートを楽しんだ潤之介を、奈未は最後にレンタル倉庫へ連れて行く。
そこには尾芦が捨てることができなかった潤之介の写真が全て置いてあった。
奈未は「潤之介さんには、笑ってて欲しい。」と告げる。
「もしかしたら夢って、いつかいっぱい笑いたいから、今困難でも見てしまうんじゃないかな。」
「私は…、あなたの笑った顔が大好きです。」
自分の夢を追いかけることを決めた潤之介は、金沢の実家で、勝之介に自分は写真の道へ進みたい、全然うまくいかないかもしれないけど、もう挑戦することから逃げたくないと告げる。
そこに麗子が現れ、潤之介の後押しをすると、勝之介は「うまくいかなくても、無駄じゃない。」と麗子の言葉を口にし潤之介を許してくれたのだ。
新たなる旅立ち
その後麗子は、新生MIYAVIが軌道に乗ったからと宇賀神に辞表を提出し、自由に作りたい雑誌を作っていくと話す。
そして宇賀神に「これからはちゃんと 人に頼ることもしていこうと思っています。あなたを頼らせてください。」と告げ悪魔の微笑みを浮かべるのだった。
その後麗子は、編集長室で奈未に「潤之介、今日 日本をたつ。宝来製紙の後は継がない。カンボジアでカメラマンになるって。」と伝える。
慌てて空港に向かおうとする奈未を和美たちが引き留めると、そこへ潤之介が現れ「奈未ちゃん、カンボジアのNGOの広報カメラマンとして活動しながら、写真の道進もうと思う。」と告げる。
「ありがとう奈未ちゃん。俺もう逃げないよ。」
「それからね…、やっぱり俺、奈未ちゃんと一緒に笑っていたい。」
「だから、奈未ちゃんのところに帰ってくる…。待っててくれる?」
「ずるい…。潤之介さんはいつもずるいです。」
「待ってるにきまってるじゃないですか。いつまでだって待ってます。」
潤之介が旅立ってから3年後
この間にMIYAVIの編集長は和美になっていた。
その日の編集会議の時に、奈未は「3年半という短い間でしたが、皆さん本当にお世話になりました。」と退職の挨拶しMIYAVIを去っていった。
その後、奈未は社長を務める宇賀神と麗子が興した出版社で「編集長のアシスタントは私だけですから。」と働き始めた。
その日、一人歩きながら奈未は思う。
《普通が一番だと思ってきた私。でも何だか普通って、気付けばそこにあるし。》
《追いかければ遠くに逃げていく。そんな気が、今はしてる。》
《夢なんかないと思っていた私。それがいつか笑いたいと夢を見て》
《そして、今は夢を見ることで笑っている。》
一方、龍之介は3年前のあの日、奈未に指輪をくれてカンボジアに旅立った後、なんの連絡もないという。
《待ってるとは言ったけど、さすがに待たせ過ぎでは?》と奈未は思う。
その日、東京での部屋探しをするため上京してきている多未が待つ家へ帰る奈未。
多未は、公認会計士を辞めてYouTuber目指している奈未の幼馴染の健ちゃんのチャンネル動画を奈未に見せると「これどこだろう?」と尋ねる奈未。
渋谷だと聞いた奈未は家を飛び出し渋谷へ行き、動画の背景に移りこんでいたカンボジアの看板に目をやると、そこには潤之介の名前が記されていたため、奈未は「やっぱり」とつぶやく。
その後2人が出会ったベンチを訪れると、潤之介が現れ「奈未ちゃん驚かそうと思ったのに、ここで会えるなんて。」と告げる。
その後潤之介は奈未に優しくキスし、奈未を抱き上げ再びキスをするのだった。
『ボス恋』10話、最終話 感想 / 『ツン恋』最終回ネタバレ
色々紆余曲折はあったものの、奈未は仕事も恋も手に入れ、絵にかいたようなハッピーエンドでラストを迎えましたね。
結局潤之介も自分の夢を追いかけ、上手く行き始めたし、麗子も自分の進みたい道を一緒に歩んでいきたい宇賀神と一緒に進むこともできたようです。
奈未自身も、一番影響を受けた麗子の元で仕事を続けることもできたし、潤之介とも再び一緒にいることができたのだから。
ただ、宝来製紙の行方が気になってしまって…
この先宝来製紙は、勝之介の代で他人の手に渡ってしまうのだろうか?
まあでも、ペンキ塗りたてのベンチに奈未が座るところから始まって、ペンキ塗りたてのベンチに奈未と潤之介が座って終わるというのもなかなかですね。
個人的には、一番気になっていた中沢と遥の関係ですが、本編では3年前に遥が中沢に対していい感じのアプローチをしていたのが好印象でした。
「ツン恋」最終回ネタバレ
さらには、スピンオフの「ツン恋」では、3年後も中沢と付き合っていない遥に和美が迫り、中沢とは世界一の友達を目指しているという遥に、中沢ががカルチャー部に移動することになったと伝える。
編集部のみんなの応援で、中沢に告白することになったが、遥の告白を遮った中沢が話題をすり替えちゃったため、告白することが出来ずに…
そんな中沢に、遥は「この3年、いろんな映画見たり、ライブ行ったり。私たちの関係ってなんなんですかね?趣味の合う友達ですかね?」と尋ねると「そうじゃね?それが一番しっくりくるかな。」と中沢。
そんな中沢に和美は、遥に中沢がカルチャーに移動することを言っちゃったと伝える。
中沢とのこれまでのことを思い出す遥…
つい涙をこぼす遥。そこにやってきた中沢がハンカチを差し出すが、遥は「私、大丈夫ですから。」と告げる。
すると中沢は、遥を後ろから抱きしめる。
「ごめん。大丈夫じゃないの俺なんだよ。あと、さっき嘘ついたわ。
「お前が趣味の合う友達だって言ってたから、ちょっと動揺して。」
「でも、俺本当はもう、友達とは思ってないから。」
「和泉、俺、お前のこと好きだよ。世界一。フフッ。」
「私も、好きです。ずっとずっとずーーっと。」
3年もかかったとはいえ、紆余曲折あったけど中沢もただの当て馬で終わらず、ずっと応援し続けてきた2人が恋人同士になれて、これで心置きなく見終えることができました。
全話ネタバレ感想はこちら。

『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』見逃し動画配信サービス
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』の見逃し配信及び、スピンオフドラマ『その恋もう少しあたためますか』の配信はParaviでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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