画像引用:恋はDeepに|日本テレビ
基本情報
石原さとみさんが演じる、海を愛する魚オタクの海洋学者の渚海音と、綾野剛さん演じる、ロンドン帰りのツンデレ御曹司・蓮田倫太郎の2人が、巨大マリンリゾートの開発をめぐり出会う。
渚海音は海を守りたいがため、巨大マリンリゾート建設を何とか止めようとするが、一方の蓮田倫太郎はそのマリンリゾート計画の陣頭指揮を任され人生をかけることに。
このように住む世界がまるで違う2人だったが、やがて運命的な恋に落ちる。
ここでは『恋はDeepに(恋ぷに)』6話、ネタバレ感想などを紹介していきます。
登場人物・キャスト
渚海音 … 石原さとみ
蓮田倫太郎 … 綾野剛
鴨居忠 … 橋本じゅん
宮前藍花 … 今田美桜
染谷醍醐 … 高橋努
椎木拓真 … 水澤紳吾
蓮田光太郎 … 大谷亮平
蓮田榮太郎 … 渡邊圭祐
蓮田太郎 … 鹿賀丈史
鶴川優作 … 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
山内可憐 … 筧美和子
風間みどり … 松熊つる松
Mr.エニシ … 福山翔大
ウツボ … 若本規夫
詳しい登場人物やキャストについてはこちらをご覧ください。

6話ゲスト
亀田君 / 緒方恵美
蓮田トラストリゾート開発本部で飼われている亀。光太郎が海洋学者にデータを改ざんしてもらうという内容の話を聞いていた。
『恋はDeepに(恋ぷに)』6話 ネタバレ
鴨居教授が海音を発見した当時、ウツボが海音にくっついて車の中にいたという。
海音にどうするかを尋ねると「彼は、友達で…。一緒に、置いてもらえませんか?」とお願いされたため、鴨居教授は飼うことにしたのだ。
海音は蓮田家に!
鴨居教授が警察に連行され、一人になってしまった海音を、鴨居教授の自宅まで送ってきた倫太郎だったが、心配だったため海音を蓮田家に招待する。
その頃、鴨居教授が逮捕されたことを聞いた光太郎は電話を掛け「ええ、今聞きました。ご苦労様でした。」と話すのだった。
一方、蓮田家に招待された海音は、倫太郎から水をもらい、倫太郎が心配するくらい大量の塩を入れてから一気に飲み干すと「ハア…。少し落ち着きました。」と口にするのだ。
するとそこに、ちょうど遥香を連れた榮太郎も帰って来たため、思わず海音はテーブルの陰に隠れてしまう。
光太郎に会いに来たという遥香と親しげに話す倫太郎との声をテーブルの陰で聞いていた海音は、倫太郎と遥香の親しげな姿に、ほのかに嫉妬する。
一方、遥香は光太郎からメッセージを受け、外で会うことになったため、光太郎が待つレストランを訪ねる。
遥香は光太郎に「さっき、光太郎たちの家族写真見たよ。懐かしかった。また、みんなで遊べたらいいのになぁ。」と話すと、「みんな?」と訝しげな顔をする光太郎。
「倫太郎の事、まだ許せないでいるの?あの海の、事故の事…。」と尋ねる遥香に「そんなことは、もうとっくに許してるよ。」と光太郎は答えるのだった。
そんな中、蓮田家には、海音のことを心配した藍花たち研究室の仲間が押しかけてきた。そんな仲間の暖かさに嬉しくなる海音。
倫太郎の告白
その時、海音のスマホに鴨居教授から釈放されたと電話が入り、海音は仲間と一緒に倫太郎の家にいることを告げると、鴨居教授は安心して、研究室に泊まると告げ電話を切る。
一方藍花は、コソコソと椎木とやりとりする榮太郎が気になっていて、海音たちに「いっつも誰かと深刻な話してて、私が来たら、パッと隠すんです。」とグチるのだった。
食事を終えた倫太郎は、海音に「小さい頃から、俺は…、父親に、なにも期待されてなかったし、この家にいたら何もできない気がしてた。」と告げる。
「この家にいたら、何もでいない気がしてた。居場所がなかったっていうか。」
「それでロンドンに?」と海音。
「まぁ、結局、逃げただけなんだけどね。うん。」
「でも、お父様が呼んだのは、倫太郎さんに期待してたからじゃないんですか?」
「う~ん…。父さんが何を考えてるかは、分からないけど…」
「呼ばれたからじゃなくて…。」 「うん」
「母との約束を果たして、自分を取り戻すためにここに帰ってきた。」
「うん…。海中展望タワー」 「うん」
「でも、君に出会って…、予定が狂った。」 「私だって。」
そう告げた倫太郎は、海音の手を取る。
「俺は君が…。海音が好きだ…。」
「私も好きです…。」
そう話す海音を倫太郎は抱きしめるのだ。
そんな中、海音と鴨居教授はそれぞれ初めて研究室にやってきたことや診断の結果、あと3か月くらいしか地上にいられないこと、仲間たちと楽しくワイワイやっていたことなどを思い出していた。
海音の肩を借りて眠りに落ちていた倫太郎は、そのまま倒れ込み海音の膝を枕にする。海音が顔に手をやると、無意識に手を払いすこしすると目を覚まし海音に「ごめん」と謝る。
倫太郎はその態勢のまま海音の顔を抱き寄せキスをし、その後「しょっぱいな。塩水、飲みすぎなんじゃないのかな?」と口にするのだった。
海洋資源開発に固執する光太郎
翌朝会長室に顔を出した倫太郎は、父・太郎に海中展望タワーの件を考えてくれたかを訪ねると、光太郎が倫太郎をリゾート開発のプロジェクトに戻ることを反対する。
太郎は後日改めて、2人の星ヶ浜海岸に対する思いを聞かせてもらい、その結果リーダーを決めると伝えるのだった。
一方、海音の経歴詐称疑惑の記事を巡り、鴨居教授は大学側からきつく注意を受け、海音の経歴を証明する書類の提出を求められると共に、大学内で研究室の統廃合が進んでいる中に、鴨居研究室も対象だと伝えられる。
そんな中、リゾート開発室では、光太郎がまだプロジェクトの予算に海中展望タワーの予算が入っていることや、不利な海底資源開発のための環境データを出してきたことに怒りを露わにし、誰が作ったかを問いただす。
すると榮太郎が名乗り出て「ちょっと焦りすぎじゃないですか?海洋資源の調査は時間がかかるし、リゾート開発とは分けて考えないと計画がぐちゃぐちゃになると思いますよ。」と告げる。
そんな榮太郎に光太郎は「資源の開発とリゾート計画は密接に関係する。勝手に切り離すな。」と言い放つのだ。
その後2人っきりになったところで、榮太郎は光太郎に告げる。
「確かに海洋資源は見つかったらすごいと思うよ。」
「でも、倫っちゃんの開発計画には、入ってなかったじゃない。」
「だから?」光
「倫ちゃんが復帰したら、またひっくりかえるでしょ?」
「倫太郎がプロジェクトに復帰することはない。あんなヤツのことは忘れろ。」
「あんなヤツって…。」
「お前は、いいよな。俺も、責任がないところで、好き勝手にやりたいよ。」
榮太郎の企み?
一方、蓮田トラストのリゾート開発部でのその日の仕事を終えた海音は鶴川に、鴨居研究室の契約が解除されることを尋ねると、鶴川はまだ承認されていないと教えてくれた。
続けて倫太郎がいつ戻ってくるのかを海音が訪ねると、鶴川は会長次第だと答え、光太郎と関係がありそうな変な記者につけられていないかと尋ね、なにかあったら言ってと告げ帰って行った。
海音は、何か倫太郎のためにもできることがないかと考えていると、開発室に置いてある水槽の亀田君が《海音さん、海音さん、何か困ってる?》と声を掛けて来たのだ。
そんな中、ご飯に行く約束をしていたのに、榮太郎から連絡が来ない藍花は、研究室から榮太郎に電話をかけ、まだ仕事中なのかを訪ねる。
榮太郎は仕事が忙しく、今日は厳しいからまた今度と藍花に告げると、研究室のテントの中にいた、椎木が何度かクシャミをする。
すると、藍花の電話に榮太郎の電話を通して椎木のクシャミの音や、椎木がテントのファスナーを開け閉めする音が聞こえてきたため、藍花は不審に思うのだった。
丁度その時、デリバリーを頼んだ椎木と配達員がもめて話し込んでいたため、藍花はそっと椎木のテントへ行き、ヘッドフォンで音声を聞くと、榮太郎の声で「じゃあ、残りの株も売っちゃいます。これで、そちらが大株主ですね。いや~、みんなビックリするだろうなぁ。これで何か変わってくれるといいんだけど。」という話が聞こえて来たのだ。
光太郎の裏工作を亀田君が暴く
一方リゾート開発室にいた亀田君は、光太郎と海洋学者が、開発による環境への影響はパラメータさえいじってしまえば数字はどうにでもできる、条件次第では海底資源の開発には問題ないとすることもできると話していたのを聞いていたのだ。
翌朝、亀田君から報告を受けた海音は、倫太郎が通りかかったため呼び止め「光太郎さん…、科学者の方に、データを改ざんさせて、海底資源の発掘を強引に進めようとしてるみたいなんです。」と告げる。
「それは君が聞いたの?」と倫太郎が訪ねる。
「亀田君が教えてくれました。」 「えっ、亀田君?それはどういうことかな」
そう倫太郎が訪ねると、海音は「何の証拠にもならないですもんね。」と口にする。
そして謝る海音に倫太郎は「報告してくれて、ありがとう。必ず戻るから。」と告げ、会議へと向かって行ったのだ。
海洋プロジェクト指揮は光太郎?倫太郎?
会議の席で倫太郎は、会長に海中展望タワーの素晴らしさや、環境に配慮しながら造ることの難しさを話し、プロジェクトチームのメンバーと必ずやり抜くと訴える。
すると光太郎が、倫太郎は不正の疑いがある研究者に対する個人的な感情に振り回されているから、リーダーとして失格だと言い、海中展望タワーより、海底資源開発で得られる効果の方が高いと訴える。
その時、会議室のドアがノックされたため、倫太郎が出てみるとそこには誰もおらず、星ヶ浜水族館のイベントを訪れた子供たちが描いた手紙が詰められた箱が置いてあった。
会長の太郎が「なんだそれは」と尋ねたため、倫太郎は「子供たちの手紙です。」と答えると、太郎は見せるようにと倫太郎に告げる。
その手紙には、子供たちからの星ヶ浜の未来に夢が膨らみ、魚がもっと好きになったことや、海中展望タワーがすごく楽しみだということが数多く綴られていた。
その手紙を読んだ太郎は話す。
「昔、家族と行った星ヶ浜のことを思い出すねぇ。」
「私は、また、あのワクワクした気持ちを味わいたくて、リゾートを造ろうと思ったんだよ」
「海底資源は、必ずいつか尽きてしまう。」
「しかし、リゾートに来る人々の幸せ、その記憶は…」
「親から子供へ、子供から孫へと、何世代にも渡って引き継がれていくものだ。」
「私は星ヶ浜については、目先の利益よりも、より長く続く価値に賭けてみようと思う」
海音の異変
プロジェクト復帰が決まった倫太郎は、海音と2人で会い、お礼を言う。
「倫太郎さんが戻ってきたということは、これでまた正々堂々と海中展望タワーに反対できます。」と海音。
「安心しろ、十分、環境に配慮する。」と倫太郎。
「配慮する程度では、ダメです。」 「はい。」 「はい。」
「相変わらずだな。 ねぇ、海音、俺、本気だから。」
「星ヶ浜の海も、どんな事情を抱えて洋画、海音も、必ず守る。」
倫太郎はいい天気だなと言いながら海に近づいて行く。
そんな倫太郎を見て、海音は「ここに、いたい…。」とつぶやくのだ。
その後倫太郎が一人で歩いていると鶴川から電話が入り、蓮田トラストの株が買い占められていると告げたため、倫太郎は急いで会社へ戻る。
一方家に戻った海音は、ウツボに餌を与えながら話しかけるが、ウツボからはブクブクという音しか聞こえない。
海音は魚たちの声が聞こえなくなってしまったのだ。
『恋はDeepに(恋ぷに)』6話 感想
今回は物語のストーリーを進める(進んでないわけではないが)というより、海音と倫太郎の関係が深まっていくのを見せる内容に重きを置いていたような感じがした。
というか、今回の前半は海音のために加湿したり、塩水を用意するだけでは収まらず、自分でも塩タップリの水を飲んだり、大盛りワカメを食べたりとただただ海音にデレ続ける倫太郎を見せ続けられてたけど…
まあ綾野剛さんのデレが見たい人たちへの、ファンサービスという面もあるんだろうね。
それと、石原さとみさんとのキスシーンも増やして、2人がどんどんお互いに惹かれ合って親密さを増しているように描かれていたけど、肝心の物語の方が…
構図としては、環境破壊をしてもリゾート開発と資源開発とを同時に進める光太郎 vs. 環境を守りながら海中展望台を作りたいという倫太郎の争いとなり、今回は会長の一声で倫太郎の海中展望台計画が進められることになったが、先になぜこの兄弟がここまでいがみ合っていたのかをちゃんと描いていた方が、海中展望台に決まった時にもっと素直に視聴者も喜べたのではないだろうか?
ここまでなんとなくぼんやりと、兄弟の母親が亡くなったのは、倫太郎が海にビーチボールを流し、それを母親が取りに行ったからと言う事だろうというのが想像できる内容までは描かれていたが、それで光太郎が倫太郎をそこまで憎むだろうか?
遥香にはとっくに恨んでいないと言っていた光太郎だが、どこからどう見ても恨んでいるというか、憎んでいるようにしか見えないのだが。
それとも意表をついて、光太郎は倫太郎の方が優秀だと考えて嫉妬してるのだろうか?
さらに、倫太郎が母親の死に責任を感じたとしても、ロンドンへ旅立つくらい倫太郎が居場所がないように感じたり、孤独を感じるまで、ほかの兄弟や父親がそこまで倫太郎を追い詰めたようにはどうも思えないのだが。
というか、仮に光太郎が倫太郎を追い詰めたとしても、今回を見る限り父親の太郎は常識人のようなので、きっと兄弟の仲を元に戻そうとしてただろうから、ロンドンへ旅立つ動機としては弱いように感じる。
***
また、更にミステリアスな部分を増やそうと、今度は榮太郎までなんらかの工作活動に関わっているかのようなストーリー展開にするのもどうなんだろうか?
まあともかく、この作品は色々奇をてらおうとして、石原さとみさんの人魚?的な設定や、これがツンデレ?と思わされる綾野剛さんのよくわからないツンデレ設定、リゾート開発をめぐる陰謀的なものや、魚たちの声を聞きながら危機を乗り越えていくとか、わざわざ海音の経歴詐称疑惑が表に出るように行動する鴨居教授や、仕事しているのかどうなのかよく分からないと思っていたら、いつの間にか榮太郎と手を組んでいる椎木とか、株を売ってなにかをしようとしている榮太郎とか、あまりにも物語や人間関係がゴチャゴチャしすぎて、このドラマで本当に描きたいことに焦点が定まっていないように感じる?
これこそここ最近日テレドラマが低迷している理由なんじゃないかと感じるのだけど…
ここまで前半こそ、ファンタジーとしてそれなりに面白く見ていたけど、一度登場人物を整理して、素性を明らかにしてから、環境汚染問題へ倫太郎と海音がどう取り組んでいくのかや、残り少ない海音の地上生活に倫太郎と海音の2人がどのように歩んでいくのかをしっかり描いた上で、別れに向かうのかハッピーエンドに向かうのかでハラハラさせてくれた方が面白いと思うんだけどね。
とりあえず次回は、光太郎out、榮太郎inで、蓮田トラスト vs. 香港の会社のような構図になるようなんだけど、それって本当に必要? by 慎森
全話感想ネタバレはこちら。

『恋はDeepに(恋ぷに)』7話予告・あらすじ
魚たちの話す言葉が突然理解できなくなってしまった海音(石原さとみ)。一方、開発プロジェクトのリーダーに復帰した倫太郎(綾野剛)は、記者に追われる海音の身が心配で……。さらに、海音の怪しい経歴をめぐって、鴨居研究室は大学内で存続の危機に立たされてしまう!
一方、蓮田トラストでは香港の会社に株を買い進められていることが発覚。このままでは会社を乗っ取られてしまうが……。大量の株を売却していたのは、榮太郎(渡邊圭祐)だった。
そんな中、海音を心配する倫太郎が研究室に迎えにくる。倫太郎が向かった先は会社ではなく、遊園地!自分を元気付けようとする倫太郎の優しさを感じる海音。倫太郎は<海中展望タワー>が環境を壊さないよう、大きさや形まで真剣に考え直そうとしていた。
その夜。榮太郎の行動をめぐって蓮田家には険悪なムードが。また、海音は研究室の仲間にこれ以上迷惑をかけないため、自ら身の潔白を証明しようと、“危険な作戦”に出ようとしていた…。
引用:https://www.ntv.co.jp/deep/story/
『恋はDeepに(恋ぷに)』見逃し配信
『恋はDeepに(恋ぷに)』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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